2019年09月28日公開
2019年09月28日更新
【ドラゴンボール】兎人参化の最強説・能力を検証!月を破壊されて死亡した?
ドラゴンボールで最強の能力を持っていると言われている兎人参化というキャラクターをご存知でしょうか?兎人参化は孫悟空が幼少期に出会ったキャラクターで、能力を武器にうさぎ団のボスとして街を支配していました。そこで今回は初期に登場した懐かしのキャラクター兎人参化について、最強説や能力を検証していきます。また戦いに敗れて月で生活していた兎人参化の生死についても触れていきます。
兎人参化とは?
今回はドラゴンボールで最強説が囁かれている兎人参化というキャラクターを紹介します。兎人参化は孫悟空が幼少期に出会ったキャラクターで、うさぎ団のボスとして登場しました。孫悟空も驚かせた特殊な能力を持っていて、実は最強説が浮上しているキャラクターの1人です。そこで今回は兎人参化について、最強説や能力を検証していきます。まずはドラゴンボールの作品概要と兎人参化のプロフィールを説明します。
ドラゴンボールの概要
ドラゴンボールは冒険・バトル・SF漫画のレジェンドとも言える作品です。週刊少年ジャンプに連載されていた鳥山明の漫画が原作で、爆発的な人気を集めてアニメ化やゲーム化もされています。また日本だけでなく海外でも高く評価されており、ハリウッドでは実写映画も制作されました。2018年公開のアニメ映画も130億円の興行収入を記録し、今もなおアニメ業界を牽引し続けている名作です。
ドラゴンボールは「友情」「努力」「勝利」を描いたジャンプを代表する作品です。サイヤ人の少年である孫悟空が、7つ集めると願いが叶うドラゴンボールを探しに旅する物語です。冒険の先々で仲間やライバル達に出会い、幼かった孫悟空は次第に成長していきます。また地球を脅かす強敵も出現し、孫悟空は仲間達と共に死闘を繰り広げていきます。
兎人参化のプロフィール
最強説が浮上している兎人参化は、孫悟空少年編で登場した悪役キャラクターです。元々は「とにんじんか」という読み方でしたが、アニメでは「うさぎにんじんか」と呼ばれています。ウサギの姿をしているので可愛らしくもありますが、うさぎ団のボスとして悪さを働いている悪役です。基本的にはグラサンをかけた2人の部下を引き連れて行動しています。
兎人参化はエイジ698生まれです。「DRAGONBALL 徹底全激闘史 男の履歴書」や「DRAGON BALL 冒険SPECIAL」によるとピッコロ大魔王編では51歳になっており、身長159cm・体重61kgと紹介されています。小柄な成人男性ぐらいの体格なので、うさぎ団の部下と比べても一際小さい背丈をしています。登場回数の少ないキャラクターですが、餅が嫌いという細かな設定もあります。
兎人参化の能力の最強説
最強説が浮上している兎人参化について、まずはドラゴンボールの作品概要と共にプロフィールを紹介しました。兎人参化の魅力が少し伝わったところで、本題である兎人参化の最強説について触れていきます。初期に登場した脇役にも拘わらず、最強と謳われている理由とは一体何なのでしょうか?それでは早速、兎人参化の能力を説明していきます。
兎人参化の能力の最強説の理由
うさぎ団のボスである兎人参化は、戦闘力は極めて低く最強説が浮上するようなキャラクターではありません。実際にまだまだ未熟だった孫悟空相手に、いとも簡単に敗れてしまいます。しかし兎人参化には、驚くべき特殊な能力が備わっています。その名も人参化(にんじんか)と呼ばれる技で、触った相手を人参に変えてしまう事が出来るのです。この技こそが、兎人参化が最強だと言われている理由となっています。
作中ではブルマに握手を求めて能力の発動条件を満たし、ブルマを人参に変えてしまいます。ブルマを人参にされてしまい、孫悟空は困惑していました。しかしその後ヤムチャとプーアルの登場により、形勢を逆転されてしまいます。人参から元の姿に戻す事も可能で、謎の解除動作を行いブルマを元の姿に戻していました。あくまで人参化は、使い方や駆け引きが重要となってくる能力なのです。
戦い方にZ戦士は対応できる?
Z戦士とは、孫悟空を含む仲間の戦士を総称している言葉です。物語が進むにつれて入れ替えはありますが、メンバーは戦闘力が並外れているキャラクターで構成されています。Z戦士という言葉は原作漫画には登場しておらず、ゲーム版をきっかけにアニメでも使用されファンの間でも使われるようになりました。どのキャラクターも高い戦闘力で地球や宇宙を守ってきた強者ばかりです。
最強クラスの強さを誇るZ戦士は、うさぎ団のボスである兎人参化の能力に対応する事は可能なのでしょうか?人参化の最大の弱点は発動条件を満たす事です。もし情報が無ければ孫悟空などの単純なキャラクターは兎人参化の罠にかかってしまうかもしれません。しかしピッコロ大魔王などは警戒心が強いので、情報が無かったとしても危険を察して対応出来る可能性が高いと考えられます。
兎人参化は月を破壊されて死亡した?
うさぎ団のボスである兎人参化について、プロフィールと最強説の説明をしてきました。使い方次第ではZ戦士にも匹敵する能力だという事が、お分かり頂けたのではないでしょうか?続いては兎人参化が登場した話や、兎人参化のその後に関わる話を紹介します。月に送られて死亡したと言われているので、死亡説の真相についても掘り下げていきます。
経緯①孫悟空に敗れる
ドラゴンボールを探す旅に出た孫悟空は、うさぎ団が根城にしていた街を訪れます。孫悟空と遭遇したうさぎ団は子供だと甘く見ていましたが、いとも簡単に部下2人は倒されてしまいました。これではうさぎ団の名が廃ると、ボスである兎人参化は急いで現場に駆け付けます。そして兎人参化は、微笑みながらブルマに握手を求めます。しかし不審に思ったブルマは、兎人参化の手を払いのけました。
直接触れるという発動条件を満たした兎人参化は、ブルマを人参に変えて人質に取ります。しかし物陰から様子を窺っていたヤムチャが、プーアルを使って人参になっているブルマを救出しました。ブルマの安全が確保されて自由に戦えるようになった孫悟空は、兎人参化に触れないように如意棒を使って倒しました。アニメではプーアルも人参に変えられそうになりますが、兎人参化に変身して対抗していました。
経緯②月へ行くウサギ団
孫悟空に敗れた兎人参化は、ブルマを元の姿に戻すなら助けてやると言われます。謎の解除動作でブルマを元の姿に戻した兎人参化でしたが、うさぎ団の部下と共に縄で一纏めにして拘束されてしまいます。兎人参化の容姿から孫悟空は、ウサギは月で餅をつくものだと主張します。そして孫悟空は如意棒を伸ばし、うさぎ団を月へと送ってしまいました。
月に送られてしまったうさぎ団の画像に注目して下さい。兎人参化やうさぎ団の部下が月で生活している事に、多くのファンが疑問を抱いています。月に生息しているウサギが描かれているので、ドラゴンボールの世界では酸素があるという設定なのかもしれません。また杵と臼をどのようにして用意したのかも不明です。連載当初のドラゴンボールはギャグ要素が強かったので、このような理屈に合わない謎も存在しています。
経緯③生き返った描写がない?
ドラゴンボールには神龍という種類のドラゴンが登場します。ナメック星人の龍族が生み出したキャラクターで、7つのドラゴンボールを全て集めると呼び出す事が出来ます。願いを叶える力があり、死亡したキャラクターを生き返らせる事も可能です。ただし同じキャラクターを2度生き返らせる事は出来ません。叶えられる願いの数は個体によって異なり、シェンロンは1つでしたがポルンガは3つ叶える事が出来ました。
作中では死亡したモブキャラクターも、ドラゴンボールで生き返る事が多々あります。しかし一部の死亡したキャラクターは、生き返っている描写がありません。例えばラディッツやベジータに命を奪われた一般人は、そのままになっています。また月に送られてしまったうさぎ団ついても、ドラゴンボールで生き返っている描写はありませんでした。つまり兎人参化は、死亡していないという事が暗に示されているのです。
経緯④亀仙人に月を破壊され死亡?
ドラゴンボールの主人公である孫悟空には、様々な秘密が隠されています。サイヤ人の下級戦士として地球に送り込まれましたが、事故で頭部を強打してサイヤ人としての責務を忘れていました。幼少期には尻尾が生えており、掴まれるとたちまち力が抜けてしまいます。また満月を見ると大猿に変身して、意識を失った状態で暴走してしまいます。
第21回天下一武道会の決勝で孫悟空と亀仙人が戦っていると、孫悟空は満月を見て大猿に変身してしまいました。被害拡大を防ぎ孫悟空を元の姿に戻すために、亀仙人はかめはめ波で月を破壊しました。この事からうさぎ団は死亡したと考えられていましたが、「DRAGONBALL 徹底全激闘史 男の履歴書」や「DRAGON BALL 冒険SPECIAL」には宇宙空間を彷徨いながら生きていると書かれています。
兎人参化と魔人ブウの違い
うさぎ団のボスである兎人参化について、最強説や死亡説を説明してきました。ここからはドラゴンボールの最強キャラクターの魔人ブウと比較しながら、兎人参化の能力を更に掘り下げていきます。兎人参化の能力は魔人ブウの能力と似ていると言われていますが、どんな違いがあるのでしょうか?それでは早速、魔人ブウの能力と人参化との違いを紹介していきます。
魔人ブウの能力とは?
魔人ブウは魔導士ビビディが生み出した史上最悪のキャラクターで、ドラゴンボールZのラスボスとして登場します。惑星の破壊や界王神を吸収・惨殺していくので、手に負えなくなったビビディは魔人ブウを封印しました。しかしビビディの息子のバビディによって、500万年後に復活し再び世界を恐怖に陥れました。魔人ブウは性格の異なる複数のフォルムが存在しており、様々な能力を使いこなします。
魔人ブウの主な能力は、強靭な回復能力と特殊な魔術と吸収能力です。この魔術というは触覚から光線を出し、生物・無生物問わず何でもお菓子などに変えてしまう能力です。太っているフォルムの時には、お菓子に変えている描写が多く見られます。お菓子に変えた後は食べて体内に取り込み、相手の力や知性を吸収します。食べ物以外にも粘土や簡易トイレなどに変えているシーンもありました。
兎人参化と魔人ブウの能力の違い
孫悟空とベジータが合体した姿であるベジットを、魔人ブウが飴玉に変えたシーンがあります。この時ベジットは自我を保ち、魔人ブウに反撃していました。一方人参に変えられてしまったブルマは、動いてもおらず元の姿に戻っても人参に変えられていた事にさえ気付いていませんでした。対象がサイヤ人と一般人で違っていたという理由も考えられますが、人参化の能力の方が上なのかもしれません。
兎人参化に関する感想や評価
うさぎ団のボスである兎人参化について、死亡説や能力について説明してきました。それでは最後に兎人参化に関する世間の感想や評価を紹介します。兎人参化は登場回数が少なくともインパクトの強いキャラクターですが、世間ではどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?
ですよねー!✨
— なんり (@nan_suki) September 8, 2019
ちなみに僕は子どもの頃、兎人参化がとにかく恐怖でした
あの触ったら人参にされてしまう能力が恐ろしすぎて、何度も夢に見ては泣きながら目覚めてましたよ…😭
こちらは幼少期に兎人参化の能力に恐怖したという内容のツイートです。触れただけで人参に変えてしまうというのは、ドラゴンボールの中でも上位に入る恐ろしい能力でした。子供にとって人参化という技は、夢に見てしまう程のインパクトだったようです。
兎人参化って能力バレてなければフリーザとかより強いんじゃんと思ったけど飴玉に変えられたベジットを鑑みるに強ければ人参になっても自我を保ちそれなりに動けて強い可能性がある
— 九咫つくね (@kuta_tsukune) September 4, 2019
こちらは兎人参化の能力について考察しているツイートです。使い方によっては最強なのではないかと考えているようです。ベジットが魔人ブウに飴玉に変えられたシーンから、人参化の能力を考察しています。このツイートでは人参に変えてもZ戦士クラスであれば、対抗されてしまうという考えに至っているようです。
あとやってほしいドラゴンボールスピンオフは兎人参化が世界制覇を目指す異能力バトルもの。
— スパークJOY太郎 (@OtOkOIV) August 20, 2019
こちらは兎人参化の活躍を心待ちにしているという内容のツイートです。兎人参化は今後作中で登場する可能性が、極めて低いというのが現状です。しかしスピンオフ作品であれば、作者の鳥山明の意向によっては登場する可能性があります。兎人参化の登場する異能バトルものというのも、違う角度で描いたドラゴンボールとして話題になるかもしれません。
兎人参化の最強説まとめ
うさぎ団のボスである兎人参化の最強説を説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?兎人参化は能力の高さだけでなく、容姿の可愛さや笑いを誘う立ち位置でも人気があるキャラクターです。初期の登場キャラクターが今もなお愛されているドラゴンボールという作品を、この機会にご覧になってみてはいかがでしょうか?