2019年09月18日公開
2019年09月18日更新
リヴァイ班のメンバーまとめ!精鋭の強さや役割・最後は全滅した?【進撃の巨人】
大人気漫画『進撃の巨人』。巨人との過酷な戦いを描いた作品で、実に様々なキャラクターが登場します。しかし、予想外のところで魅力的なキャラクターが死んでしまうことも。今回紹介するのはそんな『進撃の巨人』に登場したリヴァイ班について。リヴァイ班は主人公であるエレンも一時期所属していましたが、女型の巨人との戦闘の末、なんと全滅してしまいます。今回はそんなリヴァイ班の役割やメンバーについて、強さ等を中心に紹介していきます。
リヴァイ班とは?
今回の記事では『進撃の巨人』に登場する「リヴァイ班」について紹介していきます。リヴァイ班というのは作品の中でも「人類最強」と言われるキャラクター「リヴァイ」が中心となったチームです。メンバー1人1人が高い戦闘力を持つ精鋭班であり、『進撃の巨人』の主人公であるエレンも一時期所属していました。今回はそんなリヴァイ班の役割や、メンバーの強さについて紹介していきます。
進撃の巨人の作品情報
進撃の巨人の概要
リヴァイ班について紹介する前に『進撃の巨人』という作品について、まず紹介していきます。『進撃の巨人』というのは別冊少年マガジンに連載されている漫画で、人類と巨人の戦いを描いた作品として連載が始まりました。連載開始直後から話題沸騰となった人気作で、2019年現在、連載10周年を迎えた作品としてますます注目を浴びています。
進撃の巨人のあらすじ
既に触れていますが、『進撃の巨人』とは巨人と人類の戦いを描いた作品です。『進撃の巨人』の世界には巨人が実在し、人間を捕食する生き物として登場します。また、巨人には異様な回復力が備わっており、たとえ体を損傷してもすぐに回復します。その為、一般人では巨人に太刀打ちできません。そんな巨人から逃れるため、人類は自由とは引き換えに、高さ約50mもの壁の中に街を作り、そこで生活していました。
出典: https://abema.tv
人類の平和はおよそ100年程続きますが、ある日街を守っていた壁よりも大きな突如巨人が出現。なんと壁の一部を破壊してしまいます。壁を壊した巨人はその直後姿を消しますが、壁の穴から無数の巨人が次々に街へと侵入。主人公であるエレンの母は、エレンの目の前で巨人に食べられてしまいます。
母を巨人によって殺されてしまったエレンは「1匹残らず巨人を駆逐する」と決意。巨人を討伐する兵士として成長します。そして5年後、再び街へと巨人が大挙。エレンは兵士として巨人に対抗しますが、ある事をきっかけに自分も巨人になる能力を手に入れ…これが『進撃の巨人』のあらすじとなっています。
リヴァイ班の目的
あらすじ部分で触れていますが『進撃の巨人』の主人公であるエレンは、ある事をきっかけに、巨人化する能力を手に入れます。しかし、その能力はエレン自身どうやって手に入れたのか、また巨人化する為の条件について分からないという制御不能なものでした。更に、他の人間にとっては巨人化するエレンは脅威そのもの。リヴァイ班はそんなエレンを監視し、いざという時には討伐するという役割を与えられていました。
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しかし、リヴァイ班の役割はそれだけではありません。エレンの能力は当初未知数の部分が多く、危険視されていました。しかし同時にエレンの能力を上手く使えば巨人に対抗することも可能です。いわばエレンは人類にとっての切り札。エレンには伝えられていませんでしたが、リヴァイ班はエレンの監視と同時に、エレンの命を守るという役割を与えられていました。
リヴァイ班のメンバーの強さや役割
リヴァイ班のメンバー①リヴァイ兵士長
エレンの監視・保護を行うリヴァイ班。ここからはリヴァイ班のメンバーについて紹介していきます。まず紹介するのはリヴァイ兵士長。兵士長という立場に立っていますが、通常「リヴァイ兵長」と呼ばれています。具体的な巨人討伐数は原作で明らかにされていませんが、その強さは「1個旅団並み」。つまり兵4000人と同等とされており、「人類最強」と言われています。
常人とはかけ離れた身体能力を持っており、実際作中で何体もの巨人を討伐しています。あまり表情に出さない為、どこか冷たい印象がありますが、実際にはかなり仲間想いな人物。その為人望も厚く、リヴァイ班のメンバーからはとても慕われています。
リヴァイ班のメンバー②エレン・イェーガー
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続いて紹介するメンバーは『進撃の巨人』の主人公であるエレンです。104期生出身で、兵士としては突出した強さがあるわけではありませんが、巨人討伐にかける意志の強さは尋常ではありません。巨人1匹残らず駆逐するという目標を抱き、努力を積み重ね実力を伸ばしました。
その結果、訓練兵104期生218名の内、第6位という成績で卒業しています。訓練兵団卒業後は調査兵団への配属を希望していましたが、その前に巨人化の能力が開花。リヴァイの監視下に置かれるという形でリヴァイ班へ配属されました。
リヴァイ班のメンバー③オルオ・ボザド
3人目として紹介するリヴァイ班のメンバーはオルオ。リヴァイに命を救われた過去から、リヴァイに心酔しており、リヴァイの口調や髪型を真似ています。しかしながら同じくリヴァイ班のペトラからは「全く似ていない」と不評でした。エレンがやって来た時には兵士の心得を言い聞かせようとしていましたが、途中で舌を噛んでしまうという事態に。
リヴァイ班の中ではどこかコミカルな役割を果たしていたキャラクターですが、その強さは本物。巨人討伐数は39、討伐補佐が9という戦績を残しており、リヴァイ班の中でも巨人討伐数は突出しています。
リヴァイ班のメンバー④ペトラ・ラル
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続いて紹介するメンバーはペトラ。リヴァイ班の紅一点となっています。女性でありながらも男性に負けない強さを誇っており、巨人討伐数10、討伐補佐48という驚異的な成績を残しています。しかしながらそうした成績をひけらかすことなく、組織力を重視する謙虚な性格。オルオと同じくリヴァイに心酔しており、父親への手紙の中で「リヴァイ兵長に全てを捧げるつもりだ」と記してたことが明らかにされています。
リヴァイ班のメンバー⑤エルド・ジン
次に紹介するメンバーはエルド。オルオやペトラよりも先輩であるようで、作中、ペトラ達が初めて壁外調査にあたった際の様子をエレンに語っていました。穏やかで冷静な性格をしており、リヴァイが班から離れた際には代わって指揮を執る事も。リヴァイ班の中では副官的な役割を果たしていました。
もちろん指揮だけではなく、戦闘にあたっての強さもやはり本物。エレンがリヴァイ班に配属された時点で巨人討伐数は14、討伐補佐数が32という戦績を残しています。アニメ版では恋人がいたことも明らかにされていました。
リヴァイ班のメンバー⑥グンタ・シュルツ
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最後に紹介するメンバーはグンタ。真面目で寡黙なところのある人物ですが、おしゃべりをしていたエレン達に「ピクニックに来ているのか?」と注意したり、エルドと同じくペトラ達の過去を語ってみせたりとお茶目な部分もあるキャラクターとなっています。
やはり他のメンバーと同じく兵団の中でも突出した強さを持っており、巨人討伐数7、討伐補佐数40という戦績を残しています。討伐数よりも討伐補佐数が突出して多いところから、ファンからは「仲間と連携を取る時には補佐の役割を果たすことが多かったのでは?」と言われていました。
リヴァイ班の最後は全滅した?
リヴァイ班の女型の巨人との戦い
エレンを守る役割を与えられていたリヴァイ班。兵士の中でも突出した強さを持つ精鋭として登場しました。では、作品の中ではどういった場面で活躍したのでしょうか?『進撃の巨人』の原作漫画で実際にリヴァイ班の戦闘場面がはっきりと描かれたのは、女型の巨人と交戦する場面でした。
エレン達の初の壁外調査で現れた女型の巨人。当初は奇行種と考えられていましたが、その後知性を持っていることが判明します。その後1度調査兵団に捕らえられた女型の巨人ですが、エルヴィンでさえ予想していなかった方法で脱出。人間の姿に戻った女型の巨人の正体にあたる人物は移動中のリヴァイ班を強襲しました。グンタのうなじを切り裂き、その後再び女型の巨人の姿になってエレン達の前に立ち塞がったのです。
リヴァイ班はエレン以外死亡した?
グンタが襲われ、女型の巨人を討伐することを決意したリヴァイ班。しかし、残念ながらリヴァイとエレンを除くメンバーは、女型の巨人との交戦の末、全滅してしまいます。オルオとペトラ、そしてエルドの3名は最初女型の巨人の視力を奪い、更に足の腱を攻撃。座り込んだ女型の巨人の腕の筋肉を削ぎ、最後にうなじを狙いました。しかしうなじを狙ったエルドが上半身を食いちぎられ死亡してしまいます。
エルドが殺されてしまった事で動揺したペトラとオルオ。次に犠牲となったのは攻撃後、態勢を整えられなかったペトラでした。態勢を整える前に女型の巨人に踏みつぶされてしまったのです。最後にオルオが女型の巨人のうなじに切りかかりましたが、女型の巨人がうなじを硬化させたため刃は通らず。動揺した一瞬の隙にオルオは女型の巨人の蹴りをまともに受けてしまい、リヴァイ班はエレンを残して全滅してしまいました。
リヴァイ班のメンバーが選ばれた理由や信じたもの
リヴァイ班のメンバーが選ばれた理由
精鋭集団であったリヴァイ班。残念ながらエレン以外は全滅してしまいましたが、その強さは本物でした。では、リヴァイ班のメンバーは強さを基準に選び抜かれたのでしょうか?実はそうではありません。リヴァイ班のメンバーの選抜基準はエレンが巨人化の実験に参加した際、リヴァイの口から明らかにされました。エレンの巨人化能力は当初発動条件が不明で、制御不能なもの。実験は必要不可欠でした。
そんなある時、エレンは意図せずして部分的に巨人化してしまいます。それを見たリヴァイ班のメンバーは直ちに戦闘態勢に移行。その後騒ぎは収まったものの、エレンは「あそこまで信用されていなかったとは」とリヴァイにこぼしました。するとリヴァイは「そういう奴らだから選んだ」と応えたのです。
リヴァイ班含む調査兵団は死亡率がとても高く、生きて帰ってくることすら困難です。そんな環境に置かれた兵士は常に最悪の事態を想定して動くことが重要視されていました。突如巨人化したエレンを疑ったリヴァイ班のメンバーの行動は正にこれに当てはまるもの。リヴァイは「慎重さ」を基準にメンバーを選んでいたのです。
リヴァイ班のメンバーが信じていたもの
慎重で疑り深い部分を持つリヴァイ班のメンバー達。では、そんなリヴァイ班のメンバーが信じていたものとは一体何だったのでしょうか?それは「組織力」だとされています。女型の巨人の捕獲作戦は、当初ごく一部の兵にしか明かされていませんでした。その為、リヴァイ班へと女型の巨人が迫ってきた時にエレンは巨人化して応戦したいとリヴァイに話したのです。
しかし他のリヴァイ班のメンバーはそれを良しとしませんでした。次々と兵が女型の巨人に殺されていく中、自分たちが所属する調査兵団が何かしらの策で女型の巨人を捕獲するのだと信じていたのです。詳しく作戦を聞かされていなかったリヴァイ班ですが、調査兵団の組織力に絶対的な信頼を置いていたのだとされています。
リヴァイ班に関する感想や評価
調査兵団の中でも精鋭だとされながら、全滅してしまったリヴァイ班。その為、克訳の様子が描かれた場面はそれ程多くありません。しかしながらリヴァイ班のメンバーはファンからとても人気があります。ここからは、ファンからどのような感想があげられているのか見てみましょう。まず最初に紹介する感想は『死んでほしくなかった』という感想です。
やっぱりペトラ死んで欲しくなかった...けどそれを言ったら旧リヴァイ班も死んで欲しくなかった,元祖リヴァイ班もエルヴィンもモブリットもナナバもゲルガーもミーナもエレンの母ちゃんも全員死んで欲しくなかった...
— アスパラ×梓=ラディアン (@asupara_azusa) September 7, 2019
もうこれ以上キャラが死んで欲しくない←#進撃の巨人 #ペトラ pic.twitter.com/k9rxdhPXeX
女型の巨人と交戦し全滅してしまった為、リヴァイ班が戦闘で活躍した話数は限られています。しかし戦闘とは別の部分でもリヴァイ班は読者にとって印象深いものになったようです。『進撃の巨人』の物語から退場したリヴァイ班ですが、その人気はかなり根強いものとなっています。
第2推しのオルオさん死んだ時は辛かったなぁ。初期リヴァイ班の全滅エピは本当トラウマ。だけど未だに印象的なシーンではある。
— 🎀葉月 揚羽🎀 (@ageha_h0828) September 10, 2019
続いて紹介する感想は『全滅のエピソードがトラウマになった』というものです。女型の巨人と戦闘したリヴァイ班。交戦開始直後はリヴァイ班がペースをつかんでいた為、リヴァイ班が勝利すると考えていたファンは少なくありません。その為、リヴァイ班が全滅するまでの描写にショックを受け、トラウマとなってしまったファンも多いようです。
このリヴァイ班の活躍をもっと見たかったな... pic.twitter.com/Y34kf77pVT
— 紅蓮の灯 (@f_shingekiworld) March 19, 2019
最後に紹介する感想は『リヴァイ班の活躍をもっと見たかった』というものです。戦闘の末全滅してしまったリヴァイ班ですが、その人気は根強く彼らの戦闘場面やその他活躍をもっと見たかったというファンは少なくありません。活躍の場は限定されていたものの、リヴァイ班のメンバーはとても魅力的で、それぞれのキャラクターのファンになったという方も。魅力的なリヴァイ班をもっと見ていたかったという方はとても多いようでした。
リヴァイ班のメンバーまとめ
今回はリヴァイ班について強さやその役割等を紹介しました。残念ながらリヴァイとエレン以外のメンバーは全滅してしまいましたが、その実力は本物。更にファンからの人気の根強いキャラクターとなっています。物語本編からは退場してしまいますが、回想シーンなどで登場する可能性もあります。これからも『進撃の巨人』から目を離さないようにしましょう。