【ドラゴンボール】クリリンの最終的な戦闘力はいくつ？公式数値や推移まとめ

ドラゴンボールは、鳥山明が描く少年漫画が原作であり、1990年代に少年ジャンプで連載されていました。当時の子供たちから非常に人気を集め、アニメ化、ゲーム化と様々なメディアへの進出が決まりました。鳥山明といえば、ドクタースランプアラレちゃんやドラゴンクエストのキャラクターデザインなどで有名です。

そんなドラゴンボールは現在でもアニメが放送され、漫画も売れ続けています。現在では大人から子供まで人気の作品へとなっております。ドラゴンボールには実に多数のキャラクターが登場しており公式でも何キャラクター登場しているのか数え切れていないのではないかというほどです。そんな中でも今回はクリリンに焦点を当ててその魅力や戦闘力について考察していきます。

ドラゴンボールに登場するクリリンとは、登場当初は主人公である悟空のライバルとして登場していました。幼少期の悟空と共に亀仙人の元で修業を励むのですが、最初はずる賢い性格で悟空を出し抜き勝負に勝ったりしており、嫌な性格をしていました。

そんなクリリンは多林寺という拳法を、登場している時点で8年習っています。最初こそ悟空の敵として登場しているクリリンですが、途中からは悟空と共に修業に励み、天下一武道会に挑戦することを目標とするよき仲間となっています。クリリン自身が作中で「最初は悟空のことなんか大っ嫌いだった」と証言してるように、最初はお互いに敵視していました。

そんな二人の関係に変化が現れたのは、亀仙人の家での修行です。切磋琢磨しながら天下一武道会に出場するという大きな目標で共に厳しい修行をこなしていきます。初めての天下一武道会ではお互いに優勝はしないまでも好成績を残し、2回目ではなんと悟空とクリリンが戦いました。

悟空とクリリンとの天下一武道会での戦いでのクリリンのセリフは、「悟空！手抜きで戦ったりしやがったらオレは一生うらむからな」と言っています。この一言だけでも二人の絆がどれほど強いものなのかがわかります。そんなクリリンの強さは、地球人の中では一番強いとヤムチャが公言しています。事実、ヤムチャや天津飯が戦わなかったベジータやフリーザとクリリンは戦っています。

クリリンの登場としては、ヤムチャやブルマ、ウーロンたちが悟空と最初のドラゴンボール探しを終えて、悟空が亀仙人の元で修業する時に登場しているため、ヤムチャやブルマよりも悟空との付き合いは短いのですが、その後に悟空と共に様々な難題を乗り越え、一番の親友へとなっています。クリリンは年齢が悟空よりも1才年上で当時の悟空が12才でクリリンが13才でした。

そんなクリリンは髪の毛を剃り落として丸めており、多林寺拳法に通う生徒に見られるような額に6つの点の印があります。また、鼻がないことで強烈な匂いを放つバクテリアンというキャラクターに天下一武道会で勝利しています。

クリリンは戦いに赴くために気を引き締めるために頭を丸めていましたが、魔人ブウ編では、敵である18号と結婚をして子供も産まれ、戦うことをやめて髪の毛を伸ばしています。漫画ではご飯がクリリンのあまりの変わりように読者にこのことを説明するシーンもあります。

しかしながら映画ドラゴンボール「復活のF」以降で、クリリンは戦いに赴く際に頭を丸めて気を引き締めています。クリリンが殺された時には悟空はあまりの怒りに亀仙人の命令を聞かないなど、悟空にとって大きな存在であるのがわかります。また、フリーザによってクリリンが殺されたことで悟空はスーパーサイヤ人へと変身することができるほど存在は大きいです。

そんなクリリンの強さは戦闘力の高さだけではありません。クリリンの最も大きな強さはコミュニケーション力だと言われています。急な展開にも臨機応変に対応ができるクリリンは例えばまだまだ未熟だったご飯に合わせてサポートしたり、初めて見た悟空の元気玉を持ち前の気のコントロールできちんとした形にするなど、その場の臨機応変力は非常に長けています。

今まで敵であったピッコロやベジータ、フリーザともみんながうまくやっていけるような、緩衝材のような役割としても担っています。人当たりがよく、ご飯からも信頼されておりかつ、子供の頃のご飯に友達なら僕たちがいますと言われているほどに信頼されています。その後の悟天やトランクスとも良好な関係を築けるなど、ドラゴンボールのキャラの中で最も人間関係が誰とも良好なキャラです。

そんなクリリンの戦闘力・強さにおいて特筆すべき点は、気のコントロールが上手いという点です。前述したように、急に悟空に渡された元気玉を完成させるほどのコントロール力を持ち、追尾型のエネルギー弾や拡散型のエネルギー弾など、意表をつくような攻撃を多数持ちます。

亀仙人の弟子の中では一番早くに舞空術を習得するなど、気のコントロールが上手なのが作中でも描かれています。また、地球人でありながら宇宙一強いフリーザに果敢に立ち向かったり、強敵を倒す活躍はしないまでも1戦闘1戦闘に確実に爪痕を残しています。特にフリーザの尻尾を切ったのはクリリンの強さを語る上では外せないシーンと言えます。何しろ、戦闘力100万は確実に超えているフリーザの第二形態の尻尾を切った地球人だからです。

そんなクリリンの声を担当する声優は田中真弓です。忍たま乱太郎のきり丸役やワンピースのルフィ役でおなじみの田中真弓の代表的な役と言えます。

ドラゴンボールのストーリーは非常に多岐に渡ります。映画やGT、超などを入れると強さのインフレももはや解説するのが不可能なほどに長く人気のあるストーリーとなっています。漫画でのストーリーでの解説をしてみると、幼少期編がありアニメドラゴンボールが同時期のストーリーです。サイヤ人編の手前までをひとくくりとする人が多く、ここまではそこまで戦闘漫画という感じではなく、まだパワーインフレもそこまでしていませんでした。

サイヤ人編より、キャラクターの強さを戦闘力という数値化するシステムを導入されます。強さを数値化することによって一目で戦闘力の差がわかるようになりますが、このシステムが結果的にパワーインフレを起こすことになってしまいます。初めてサイヤ人であるラディッツが登場した時、銃を持ったおじさんを戦闘力が測れる機械『スカウター』で測り「戦闘力たったの5か…ゴミめ」という名セリフを残しています。

そんなラディッツの戦闘力は1200であり、ラディッツが地球に来た時の悟空の戦闘力は416です。ラディッツを倒したと思ったら更に強力なナッパとベジータが地球にやって来ます。なんとか倒した後は、宇宙一強いフリーザとの戦闘が待っています。これがフリーザ編です。フリーザ編のあとはセル編、魔人ブウ編へと繋がっていきます。

クリリンの戦闘力の強さを必殺技から検証する1つ目は、拡散エネルギー弾です。サイヤ人が襲来してきた時に、ベジータが栽培マンを使ってゲームをした際に、複数の栽培マンを一気に倒した大技です。当時のクリリンは全力パワーでこの攻撃を行いましたが、ベジータとナッパは無傷でした。

この技は、スピードは遅いのですが威力が非常に高く、当時最強キャラクターだったピッコロですら、凄まじい気だと評価していました。そんなスピードのない気功派を放った後、上空へと方向転換させ、無数のスピードのあるエネルギー弾として雨のように降らせる技です。

クリリンの戦闘力の強さを必殺技から検証する2つ目は、かめはめ波です。ドラゴンボールを代表する技ですが、実は打てる人数は少ないです。幼少期の悟空が亀仙人を真似て放ったことから2人目のかめはめ波が打てる人物となりますが、その後の修行でクリリンもかめはめ波が打てるようになり、悟空を驚かせます。つまり、悟空もクリリンもかめはめ波を幼少期から打てることになります。

しかしながらクリリンはその後、様々な技を開発しかめはめ波を打つ機会は極端に減ります。ちなみにくりりんの技の多さはドラゴンボールキャラの中でも1、2を争うほどで、ご飯もクリリンの技の多さに驚いています。かめはめ波はベジータの必殺技『ギャリック砲』と全く同じ技です。

クリリンの戦闘力の強さを必殺技から検証する3つ目は、気円斬です。クリリンの代表的な技で、フリーザの尻尾を切ったり、ナッパに傷を負わせるなど驚くべき性能を誇っています。フリーザも似たような技を使っていますが、クリリンの気円斬の方が性能としては上のようです。

また、様々な強敵に対しても気円斬は有効です。かなり戦闘力が離れている敵に対しても有効な技は気円斬くらいかもしれません。このような技を編み出せる点もクリリンの強さが分かります。

クリリンの戦闘力の強さを必殺技から検証する4つ目は、残像拳です。元々は亀仙人が変装するジャッキーチュンが使用していた技で、もの凄いスピードで自分の残像をその場に残し、その残像はあたかも本物のように相手に思わせることができるというものです。忍者の変わり身の術に近い技です。

幼少期には、悟空の得意技として使用されていましたが大人になるにつれて使われなくなった技です。クリリンも何度か幼少期に使用しています。

クリリンの戦闘力の強さを必殺技から検証する5つ目は、太陽拳です。発光することによってめくらましをして、相手の視界を奪う技です。元々は天津飯の技ですがクリリンや悟空も使っています。太陽拳は難しい技ではなく、誰でも真似できるとクリリンが言っています。

クリリンの戦闘力の強さを必殺技から検証する6つ目は、舞空術です。気のコントロールを上手に行って空を飛ぶ技です。初めこそ空を飛ぶのに筋斗雲や飛行機などの乗り物が必要だったドラゴンボールでしたが、この舞空術が登場してからというもの、自分の力で好きな場所へ移動できるようになりました。また、舞空術は気をたくさん使うので相手にも自分の位置がバレてしまうことがあるようです。

クリリンの最終的な戦闘力の推移を公式・非公式から考察する1つ目は、サイヤ人襲来前に関してです。悟空のライバルとして登場したクリリンは、その当時の強敵であるピッコロを追い詰めたり敵として登場した餃子を破ったりと非常に重要な活躍をしています。サイヤ人襲来前のクリリンの最終的な戦闘力は206だと推察されます。

クリリンの最終的な戦闘力の推移を公式・非公式から考察する2つ目は、サイヤ人襲来時です。ちょうどベジータやナッパが現れた時期です。戦闘力1200の栽培マンを倒していることから1200以上は確実です。ギリギリで倒しているので1210程度だと推察されます。

クリリンの最終的な戦闘力の推移を公式・非公式から考察する3つ目は、ナメック星到着後です。サイヤ人襲来前とそこまで変わっていないので戦闘力に大きな変化はないと考察されます。ご飯とのイメージトレーニングなどによって多少パワーアップしたとして1500程度だと推察されます。

クリリンの最終的な戦闘力の推移を公式・非公式から考察する4つ目は、ギニュー特戦隊戦です。ナメック星人の最長老に潜在能力を引き出してもらい一気にパワーアップしています。クリリンのこの時の戦闘力は13000ほどだと推測されます。

クリリンの最終的な戦闘力の推移を公式・非公式から考察する5つ目は、フリーザ戦です。ギニュー達との戦闘で多少の戦力アップが予測されます。また、戦闘力100万以上の第二形態のフリーザにくし刺しにされても死なない点からもこの時期のクリリンの最終的な戦闘力は75000程度だと予測されます。

クリリンの最終的な戦闘力の推移を公式・非公式から考察する6つ目は、クリリンの最終的な戦闘力です。人造人間編から魔人ブウ編ではクリリンの戦闘力は130万ほどだと言われています。漫画の中ではこの数値がクリリンの最終的な戦闘力だと断定できます。

クリリンの最終的な戦闘力の推移を公式・非公式から考察する7つ目は、クリリンの戦闘力がおかしいと話題になっている点についてです。初代の漫画では魔人ブウ編で終了しているため、クリリンの戦闘力も130万ほどだということになります。フリーザ第二形態よりも強いということになります。しかし、ドラゴンボール超では、通常状態の悟空と普通に組手をしているシーンが描かれています。

また、スーパーサイヤ人1人となら同等に戦えるほどの戦闘力を持っていることも描かれており、クリリンの戦闘力もインフレを起こしているようです。これには、戦いによる恐怖から克服した『無我の境地』を習得したから得られた戦闘力のようです。

ドラゴンボールの戦闘力・強さ一覧の1人目は、悟空の強さです。もはやどのくらい強いのかわからない人物です。純粋悪の魔人ブウの戦闘力が240億なのを参考にすると、スーパーサイヤ人3で対等に戦えるかやや押され気味なのを考慮すると、この時期の戦闘力は240億前後であることが推測できます。

ドラゴンボールの戦闘力・強さ一覧の2人目は、ベジータの強さです。ベジータは最初こそ悟空を殺す敵として現れ、悟空に圧倒的なパワーで勝っていました。その後は悟空のライバルとして悟空を超えようと努力しますが今一歩のところで及んでいません。しかしながら常にナンバー2を維持しているので、戦闘力としては200億くらいだと予想されます。

ドラゴンボールの戦闘力・強さ一覧の3人目は天津飯の強さです。天津飯はもはや戦闘シーンがほとんどなく、その強さを測ることができませんが、栽培マンを一撃で倒すシーンなどが描かれていることから、ベジータ戦当初は1500程度の力はあったと推測されます。

ドラゴンボールの戦闘力・強さ一覧の4人目は、ピッコロの強さについてです。その強さは現在も尚健在であり、ブロリー戦では繊維を失ったベジータを引っ張って退場させるなど、少々お笑い要素のあるキャラクターですが、神様と同化したことでフリーザの第二形態と同等の戦闘力であることから、100万ほどである可能性があります。

ドラゴンボールの戦闘力・強さ一覧の5人目は、フリーザの強さについてです。初期の段階で戦闘力53万であり、第二形態で100万を超えています。復活のFで登場したゴールデンフリーザは1京を超す戦闘力を持っています。

ドラゴンボールの戦闘力・強さ一覧の6人目は、ヤムチャの強さについてです。ヤムチャはドラゴンボールの世界では完全なかませ犬のような扱いを受けています。最終的には戦闘にすら参加しません。栽培マンに負けている点を考慮して戦闘力は1200以下だと考えられます。

ドラゴンボールの戦闘力・強さ一覧の7人目は、18号の強さについてです。人造人間ということもありスタミナが尽きることはありません。また、痛みを感じることもありません。その戦闘力は当時のベジータを圧倒したものでした。フリーザを瞬殺した未来のトランクスに勝てる程の実力者であることがわかります。セルが35億の戦闘力なので、それは低いということを踏まえると10億程度の戦闘力だと推測されます。

クリリンに対する感想や評価の1つ目は、クリリンが強いという評価です。やはりクリリンは非常に強いという感想が多いです。ファンの中ではフリーザの尻尾を切ったという事実がその強さの象徴のようです。

クリリンに対する感想や評価の2つ目は、クリリンは死にすぎだということです確かにクリリンは漫画の中でも3回死んでいます。ドラゴンボールGTで1回死んでおり、自他認める死にすぎ王者です。まさに不死身のキャラクターです。死んでも何度でもドラゴンボールで復活します。

クリリンに対する感想や評価の3つ目は、18号とクリリンのカップルがお似合いだという意見です。当初は一方的にクリリンが18号に恋をしているような面がありましたが、ブウ選ではクリリンが海王神を追っていくところで18号が「死ぬんじゃないよ」と言っています。夫婦仲は非常にいいようです。

いかがですか？ドラゴンボールに登場するクリリンについて紹介、解説していきました。今回の記事を参考にしてクリリンの魅力を再確認してドラゴンボールをもう一度見てみましょう。