杉田智和(声優)の人気キャラランキング！代表作に銀魂などアドリブも上手い？

【銀魂】の銀さんや【ジョジョの奇妙な冒険】ジョジョことジョセフ・ジョースターなどアニメに出てきたキャラクターの声を聴いて「あのキャラは杉田智和さんだよね！」とわかる方も多いのではないでしょうか。それほど特徴のある声をしていらっしゃる杉田智和さんは様々なアニメの個性豊かなキャラクターを演じていらっしゃいます。

けれども「銀魂の銀さんとかジョジョの奇妙な冒険のジョジョとか声は知っているけどどんな人なの？」「杉田智和さんはどうして声優になったの？」など疑問をお持ちの方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。ここではそんな杉田智和さんの経歴や声優になったきっかけ、デビュー作についてお話していきます。

杉田智和さんは1980年（昭和55年）10月11日生まれのてんびん座、血液型はB型で埼玉県のご出身です。デビュー作に出演されていた当初はミューラスという芸能事務所に所属されていましたが、事務所の解散によりフリーとして活動されたのち、現在はアトミックモンキーという事務所に所属されています。

またアニメやゲームのキャラクター声優としてだけでなく、歌の作詞や脚本の執筆なども手がけるなど作家としての活動もされていて、他の声優さんに作品の出演依頼をご自身で行うなどバイタリティにあふれていらっしゃいます。最初にお話したように「心地よく安定感のある低音ボイス」が特徴で、杉田智和さんの声を聴いて「イケボ」と思われる方も少なくないでしょう。

杉田智和さんが「声優」を知ったのは小学生の頃に、当時放送されていたアニメ【DRAGON QUEST -ダイの大冒険-】のヒュンケルというキャラクターを見たときでした。「原作を読んで想像していたイメージより声が低い、それでもかっこいい」と思ったそうですがヒュンケルが必殺技を叫んだ瞬間その声が、アニメ【聖闘士星矢】に登場するフェニックス一輝と声が一緒だということに気づいたそうです。

さて、そんな杉田智和さんですが中学生だった頃はテニス部に所属していて部長を務めたり、高校時代には少林寺拳法部に所属するなど非常に活動的な学生だったようです。学生時代の杉田智和さんは、学校行事で発表する舞台の脚本を担当することになり、自分の声を録音して曲を流してみたり、効果音をつけたりしていました。

その時杉田智和さんのお兄さんに声や喋りの仕事を勧められたのがきっかけで声優という職業を目指すことになったそうです。その後２回の声優養成所のオーディションを受け、高校３年生の時にオーディションに合格された杉田智和さんは、一旦は大学受験のために予備校生活に専念していたものの、その間にデビュー作に出演、大学に合格してからは学生生活を送りながら声優としてのお仕事も一緒にされていました。

杉田智和さんの声優としてデビューされたのは、予備校での生活を送っている最中でした。デビュー作については次の項目で詳しくお話させていただきますが、1998年にラジオドラマ【魔装機神サイバスター】のシンジ・キリハラ役でデビューし、またテレビアニメ版【魔装機神サイバスター】でも南光次役として出演されました。

その後様々なテレビアニメ作品に出演され2006年、少年ジャンプで根強い人気のあった作品【銀魂】がアニメ化され、杉田智和さんは「銀さん」や同時期に放送されていた【涼宮ハルヒの憂鬱】、【ジョジョの奇妙な冒険】のジョジョなどの作品に出演されたことで、知名度が上がったと言われています。実際に【銀魂】の「銀さん」や【ジョジョの奇妙な冒険】のジョジョから杉田智和さんの名前を知った方も多いのではないでしょうか。

2008年に開催された第３回声優アワードでは助演男優賞を受賞され、現在もその実力を余すことなく発揮されていらっしゃいます。

【銀魂】の「銀さん」坂田金時や【ジョジョの奇妙な冒険】のジョジョなど様々なテレビアニメ作品に出演された杉田智和さんですが、アニメ声優としてのデビュー作は前述した南光次というキャラで【魔装機神サイバスター】は、ゲーム【スーパーロボット大戦シリーズ】に出てくるロボットの派生作品でした。

杉田智和さんのデビュー作でもある【魔装機神サイバスター】は、ファンの間で派生作品という点で賛否両論あったようでしたが、遠藤正明さんが歌う主題歌【戦士よ、立ち上がれ！】は熱い名曲として今でもファンの間で根強い人気があり高く評価されています。

デビュー作から現在にいたるまで多種多様なキャラクターの声を担当されていた杉田智和さんですが、「どのキャラクターが人気あるの？」「好きなキャラの人気ってどれくらいなんだろう」と気になる方もいらっしゃると思います。ここでは杉田智和さんが演じたキャラクターの人気をランキング形式で20位から11位まで、順番に紹介いたします！

杉田智和の人気アニメキャラランキング第20位は【ハチクロ】の愛称でおなじみ、アニメ【ハチミツとクローバー】の真山巧（まやま たくみ）でした！【ハチミツとクローバー】は美術大学を舞台に繰り広げられる登場人物一人一人に焦点を当て、彼らが繰り広げていく青春を描いた作品です。

真山巧は、主人公竹本祐太（たけもと ゆうた）の先輩であり、優秀で面倒見もよいことから女子に人気の人物です。常識人でもあり宥め役やツッコミに回ることも多い優しいキャラクターですが、恋愛模様はかなり複雑です。感情的になることもある真山巧が、杉田智和さんの声によってより重みが伝わってきました。

杉田智和の人気アニメキャラランキング第19位は【BACCANO! -バッカーノ!-】のグラハム・スペクターがランクインしました！作品のタイトルでもあります「バッカーノ」は、イタリア語で「馬鹿騒ぎ」という意味を持っています。

1930年代に禁酒法時代のアメリカで起きた300年前の不老不死になるといわれた酒を求めて個性豊かで魅力あふれる様々なキャラクターが活躍する作品です。作品内の年代は2000年代にまで広がっていますが、杉田智和さんが演じたグラハム・スペクターの活躍は1930年代、放映されたアニメもこの時代をピックアップした作品になっています。

そんなグラハム・スペクターは、シカゴを拠点とするマフィア【ルッソ・ファミリー】の一味であり大きなモンキーレンチを持った青いつなぎの男性というインパクトのある風貌ですが、博識でありそれ故のクレイジーさも持ち合わせているというキャラクターです。詩人めいた語りを始めたと思ったらおもむろに物を破壊しながらハイテンションになるという流れを、杉田智和さんは実に楽しそうに演じているようです。

杉田智和の人気アニメキャラランキング第18位はアニメ【マクロスF（フロンティア）】からレオン・三島でした！大統領府首席補佐官というポジションの若きエリートでクールな表情の中には大きな野望を秘めております。なんといっても目を引くのがその髪型ですね。マクロスFファンの間では「キノコ」という愛称で呼ばれています。

大統領府首席補佐官としてのレオン・三島は淡々と問いかけるような声色に対し恋人でもある秘書官のキャシーと話すときはどこか男性特有の色っぽさを醸し出していて、それすらもレオンの演技のようです。レオン自身の心中を語る際は、こちらでは悟りきれない妖しさがあるように思えてなりません。クールなキャラクターだからこその細やかな演技は、さすが杉田智和さんだと言えます。

杉田智和の人気アニメキャラランキング第17位は「超次元サッカー」というキャッチコピーでおなじみ、アニメ【イナズマイレブン～世界への挑戦編～】から登場したキャラクター、エドガー・バルチナスでした！エドガー・バルチナスはイギリスのサッカー代表チーム「ナイツオブクィーン」のキャプテンです。中学３年生で、ポジションはFW（フォワード）を務めています。

彼は自身を紳士ではなく「騎士（ナイト）」と名乗っており、イギリスのお国柄もあってか女性に対しては紳士的に振舞いますが、自分が格下と判断した相手に対しては見下した態度を取るなど非常にプライドが高いキャラクターです。

試合の際は主人公である円堂守（えんどう まもる）を労うようでプレッシャーを与えたり、必殺技「エクスカリバー」を使用する際のセリフにはその自信の強さがうかがえます。そして円堂守が世界一を目指していると発言した際には「世界一ということ」の大きさ、重さを説き、問題を提起して負けないと宣言します。

エドガー・バルチナスは発言に余裕を含んでいる中で、状況や言葉によって重さの変化を感じられるのは、杉田智和さんの声の特徴でもある「重厚な低音」が活かされているからではないでしょうか。

杉田智和の人気アニメキャラランキング第16位は、荒川河川敷で生活する常識外れの人々が繰り広げるアニメ【荒川アンダーザブリッジ】から星（ほし）がランクインしました！非常に目を引く見た目をしていますが、彼は星形のマスクを着用しておりミュージシャンとして生活しています。

星は同じ荒川河川敷の住人でもあり主人公リクルートこと「リク」の彼女でもある、ニノのことが大好きなのですが、ニノとリクが付き合うことになったときは対抗心むき出しになっていました。

それでもフェミニストである星の普段の女性や子供に対する気遣いのシーンや、リクとなんだかんだで仲良くなって打ち解けていく関係などは杉田智和さんの声によってより安心感が出ています。リクが荒川河川敷で仕事についていないと知り、ニノを取られた悔しさを表現した歌も注目どころです。

杉田智和の人気アニメキャラランキング第15位は、アニメ【SKET DANCE】のスケット団（学園生活支援部）のメンバーであり書記を担当する笛吹和義（うすい かずよし）こと「スイッチ」がランクインしました！

笛吹和義こと「スイッチ」は、冷静で表情が顔に出てくることがほとんどないですが、常にノートパソコンを持ち歩いており、音声合成ソフトで会話をするという非常に個性的なキャラクターです。アニメでは杉田智和さんの声を加工して演出されており、ある意味杉田智和さんのケロケロした声を聴けるという貴重な作品でもあります。

冷静沈着な彼でありますが、非常にボケたがりで計算しながら笑いを取っていったり、体を張ってツッコミを入れるなどユーモアにも溢れています。また凄まじいオタクでもあり、アニメやゲームに対して造詣が深くSNSやメールなど文字を使用する際はアスキーアートを駆使するなどしています。

後ほど詳しくお話させていただきますが、杉田智和さんもアニメやゲームが大好きだそうですので「スイッチ」に共感したところなどもあったのではないでしょうか。

杉田智和の人気アニメキャラランキング第14位は、アニメ【マギ】に登場する国シンドリア王国の「八人将」と呼ばれる八人の戦士のうちの一人、ドラコーンでした！

「人間じゃないの？！」と驚かれた方もいるかもしれませんが、シンドバッド曰く元は人間でとても綺麗な奥さんもいらっしゃいます。ちなみに「ドラグル・ノル・ヘンリウス・ゴビアス・メヌディアス・パルテヌボノミアス・ドゥミド・オウス・コルタノーン」が本当の名前であり、とても長いためシンドバッドから「ドラコーン」と呼ばれるようになりました。

1人の将軍として威厳を備えていますが、性格はとても誠実で部下からの信頼も厚いという、理想の上司のような人物です。また奥さんをとても大切にしているところも、彼の人柄が伺えます。杉田智和さんの落ち着いた声のトーンで安心感と信頼感、優しさが伝わってくるまさに頼れる男性を表現されています。

杉田智和の人気アニメキャラランキング第13位、アニメ【K】に登場する「第四王権者・青の王」宗像礼司（むなかた れいし）がランクインしました！【K】は少し違った歴史を歩んだ現代日本というパラレルワールドが舞台の作品で、特殊な能力を備えた7人の「王」と集まった人間たちとの交流や戦いを描いた作品です。

宗像礼司は「青のクラン・セプター4」を率いる人物で風貌通りの知性あるキャラクターですが、物腰おだやかであるがゆえに相手を不快にさせるという性格をしています。普段の一人称は「私」となっている宗像礼司ですが、対立している「第三王権者・赤の王」の周防 尊（すおう みこと）の前だと「俺」になるなど、気兼ねなく話せるなど認めているところもあるようです。

杉田智和さんが演じたキャラの中でも比較的より低い声でキャラクターを演じており、淡々とした口調の中に王としての威厳が醸し出されています。

杉田智和の人気アニメキャラランキング第12位は、アニメ【男子高校生の日常】に登場する男子高校生ヒデノリでした！【男子高校生の日常】は、その名のとおり男子高校生の日常をおもしろおかしく描かれ、恋愛模様や部活動などの描写が一切なく日常にだけ焦点を合わせて作られたギャグ中心の作品です。

「運動は得意ではない」と言いつつも助走もつけずに5メートルの距離を飛んだり、視力は2.0もあるのに何故かメガネをかけていたり、遅刻しそうなときにラーメンを食べながら走って登校するという実に不思議なキャラクターとなっています。

杉田智和さんの演じるヒデノリは、男子高校生らしくちょっと高めのトーンですがかっこつけたいときには熱血キャラのような喋りになったり妄想やときめきを感じたときは隠せない下心がにじみ出ていたりと、男子高校生特有の目まぐるしい感情を杉田智和さんが見事に表現していらっしゃいます。

杉田智和の人気アニメキャラランキング第11位は、【妖狐×僕SS】（いぬぼくシークレットサービス）より青鬼院蜻蛉（しょうきいんかげろう）がランクインしました。【妖狐×僕SS】は「妖館（あやかしかん）」と呼ばれるマンション「メゾン・ド・章樫（あやかし）」が舞台です。このマンションで暮らしている住人は妖怪の先祖返りであり、純血の妖怪から狙われないよう一世帯に1人のSSがついて守っているという作品になっています。

杉田智和さん演じる青鬼院蜻蛉は鬼の先祖返りで、目元を隠しているという一見表情が読み取れなさそうな人物ですが放浪癖があり、「妖館」にはあまり帰らないようです。観察眼が鋭く一目見た相手の性質を見抜くことが出来ます。またとてもよくしゃべり周囲を困惑させるという個性豊かな人物でもあります。

そんな彼にも思うところがありシリアスになるシーンなどは、普段の饒舌な雰囲気とは打って変わって切ない感情が伝わってくるなど杉田智和さんの重みのある低音により、言葉が響いているように思います。

杉田智和の人気アニメキャラランキング第10位は、アニメ【ダンガンロンパ3】の「超高校級の飼育委員」、封印されし田中でした！その名前にふさわしくみたや見た目や言動からは「厨二病」の気質がひしひしと伝わってきます。ですが「超高校級の飼育委員」の称号のとおり、動物に対する愛情や責任は並々ならぬものがあり、また絶滅危惧種の生き物の繁殖を成功させたりと、その能力は確かなものでもあります。

周囲を困惑させそうな言い回しを恥ずかしげもなく高らかに話す田中ですが、その真意を探っていくととても優しさにあふれた人物でもあります。普段のセリフは活き活きと話しているのに対し、友人に褒められると年頃の男の子らしく恥ずかしくもきちんとお礼を告げたり動物に対する想いを話すときは、杉田智和さんの声がさらに活かされて心にぐっとくるセリフを感じさせます。

彼の本名に関してですが、気になる方は是非ゲーム【スーパーダンガンロンパ２】を遊んでみてはいかがでしょうか。何故アニメでは本名が伏せられたのか「もしかして」と思われるかもしれません。

杉田智和の人気アニメキャラランキング第9位は、アニメ【クラシカロイド】からベートーヴェンがランクインしました！クラシック音楽「運命」などで知られる音楽家、「ベートーベン」をモチーフとされた「クラシカロイド」で主人公たち音羽歌苗（おとわ かなえ）と最初に出会い、それ以来歌苗が管理する「音羽館」に住み着くようになりました。

性格はとても偏屈であり頑固なキャラクターですが、裏を返せば逆境に強く妥協をしないという熱意にあふれたキャラでもあります。

音楽と餃子に異常なこだわりを持っていて、とくに餃子に関しては「ギョーザー」と呼び自身で創意工夫をこらしながら、焼き上げるほどその熱意を注いでいます。そして自身が探し求めていた餃子にたどり着いた際には、感動のあまりクラシカロイドが持つ特殊能力「ムジーク」が発動しました。

この時のセリフ「Spielen wir unsere Musik.（さぁ、音楽を奏でよう）」は、普段のベートーベンの熱意や衝動的な口調とは打って変わって、威厳がありながらも落ち着きある言い回しであり杉田智和さんの細やかな演技が伺えます。

杉田智和の人気アニメキャラランキング第８位は男の子に絶賛人気の【新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION】から主人公、速杉ハヤトの父親で速杉ホクトが入りました。普段は鉄道博物館の職員で残業続きの毎日、そして休日は家でゴロゴロしていて約束も忘れてしまうという世の中のお父さんを代表していそうなキャラクターです。

一見だらしないお父さんではありますが「新幹線超進化研究所東日本指令室」の指導長としての顔も持ち合わせ、家族に対する愛情は深く熱いキャラクターです。特に息子であるハヤトを当初は「子供は親が守ってやらないと」と父親としての責任を話していましたが、ハヤトの成長を目の当たりにして「親子で共に戦う」というとても理解のある父親でもあります。

冴えない一面や家族に振り回されているシーンも、実にお父さんらしいのですが、この理解ある一面や本当に家族を大切に思っているところが人気の理由かもしれません。
父性溢れるキャラクターと杉田智和さんの優しく安心感のある声が合っているキャラクターです。

杉田智和の人気アニメキャラランキング第7位は【七つの大罪 戒めの復活】の「強欲の罪（ライオット・シン）」エスカノールでした！「麗しきの暴食亭」という酒場のマスターで、物腰が柔らかく一見気弱な人物に見えます。実際に自身の悲しい過去もありネガティブな一面も持ち合わせているところもあります。

しかしその力は、騎士団「七つの大罪」で最強と言われるほど高く騎士団長でもあるメリオダスに勝利するほどだと言われています。彼の魔力「太陽」の名のとおり、太陽が昇れば昇るほどその力は増していき、陽が沈むほどネガティブになっていきます。パワー溢れる一面と気弱な一面は、表裏一体で人間味のあるキャラクターでもあり杉田智和さんの演技によってよりリアリティのあるキャラクターとして人気が高いのもうなずけます。

杉田智和の人気アニメキャラランキング第6位にランクインしたのは、【PERSONA5 the Animation】に登場する「都立洸星高校」美術コースの特待生、喜多川祐介（きたがわ　ゆうすけ）でした！【PERSONA5 the Animation】はある事件をきっかけに、特殊能力でもあるもう一人の自分「ペルソナ」を駆使して「怪盗」に扮した主人公たちが事件を起こして歪んだ社会への「世直し」をしていくという作品です。

喜多川祐介は神秘的な佇まいで、女性から人気の高そうなキャラクターですが、どこか浮世離れしている印象も受けます。

「怪盗団」としての喜多川祐介は、その高い芸術スキルを活かして「予告状」のデザインなどを手掛けています。怪盗としてのコードネームは「フォックス（イナリ）」で、狐面を着用しているところも人気の理由の一つかもしれません。クールな風貌とは裏腹に非常に仲間想いで曲がったことが大嫌いな一面も持ち合わせています。熱情を秘めているキャラクターというのが、杉田智和さんが演じたキャラクターには多い印象を受けますね。

杉田智和の人気アニメキャラランキング第5位は、女性から圧倒的な人気を誇るアニメ【ヲタクに恋は難しい】から、主人公たちの務める会社の先輩でもあり良き友人でもある樺倉太郎（かばくら たろう）がランクインしました！見た目も怖く、周囲も「怒らせたらヤバい」と言われるほどの風貌を持っているキャラクターで、とくに同じ会社の小柳花子（こやなぎ はなこ）とは犬猿の仲でもあります。

ですが実際二人は交際しており、中々素直になれない小柳を気遣ったりまた泣いている彼女を受け止めたりと頼りがいがあり器の大きな人物でもあります。登場人物の中では比較的浅い方ではありますが、彼自身も漫画やゲームが好きで「ライトなほうだ」と言いながらも作中ではヲタクの部類に加わっています。

小柳とケンカしながら血管を浮かび上がらせ怒りに震えているキャラクターでもありますが、二人きりのときはイチャイチャしたりそれを気づかないうちに写真に収められ動揺しながら言葉にならない怒りを醸し出す、などいわゆるツンデレキャラとしても人気が高く、杉田智和さんの声質や表現によってよりコミカルさが出ているキャラクターです。

杉田智和の人気アニメキャラランキング第4位は【ポプテピピック】第５話（史上最速の再放送）のピピ美でした！【ポプテピピック】は、ポプ子とピピ美という女の子２人が繰り広げるとてつもなくシュールで視聴者から「問題作」と呼ばれるギャグアニメでもあり、わかる人にはわかってしまうネタが満載の作品です。アニメでは話数ごとに、そして前半、後半ごとに声優が変わるという他に類を見ない流れを組みこんでいました。

そんな【ポプテピピック】に杉田智和さんが出演されたのは第5話の後半で、大の仲良しでもある中村悠一さんとの共演でもありました。作品の途中で雑談のような会話のやりとりが始まってしまい「普通に雑談が始まった。」「仕事そっちのけでアドリブが始まった。」と視聴者の困惑する声も上がってしまうほどの内容でした。

詳しくは後ほどお話いたしますが、杉田智和さんと中村悠一さんの仲の良さや杉田智和さんの得意なアドリブが活かされておりました。
ある意味素の杉田智和さんがわかる貴重な作品とも言えます。

デビュー作から様々な作品に出演された杉田智和の人気アニメキャラランキング10位から4位の発表をさせていただきました。「【銀魂】の銀さんは？」「【ジョジョの奇妙な冒険】のジョジョが入っていない。」と思われた方もいらっしゃると思います。お待たせいたしました！続いて第３位から、第１位まで杉田智和の人気アニメキャラランキングを発表いたします！

杉田智和の人気アニメキャラランキング、主題歌「ハレ晴レユカイ」のダンスや8話連続ほぼ同じ話が繰り返された「エンドレスエイト」で話題を呼んだ【涼宮ハルヒの憂鬱】で主人公の「キョン」が第３位に選ばれました！

【涼宮ハルヒの憂鬱】はヒロインでもある涼宮ハルヒが設立した、世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団略して「SOS団」での活動を、主人公のキョンの視点で描かれる現実と非現実の作品です。

同じクラスの涼宮ハルヒに興味本位で声をかけてしまったことにより、彼女の奇想天外な思いつきに巻き込まれることになったのが作品の主人公でもあり、どこにでもいる普通の男子高校生キョンです。ハルヒの非現実的な考えや活動に頭を抱えているキョンですが、「SOS団」に集まってしまった特殊な仲間たちのおかげで余計に頭を抱えることになったことからその苦労性が伺えます。

杉田智和さんの表現で、友人達に声をかける日常的な場面では素朴な気遣いが読み取れますが、非現実的なことが起きてしまい頭を抱える場面では、笑いをこらえきれない方も多かったのではないでしょうか。

先日行われたライブイベント「ランティス祭り」では、なんと12年ぶりに「SOS団」のメンバーが出演し、主題歌「ハレ晴レユカイ」のダンスを披露されました。当日のニュースになるほど話題になり、今でも絶大な人気があることがよくわかります。

杉田智和の人気アニメキャラランキング第２位は、「次におまえは〇〇と言う！」のセリフでお馴染み【ジョジョの奇妙な冒険】でジョースター家で最強ではないかとささやかれている第２部「戦闘潮流」のジョジョこと破天荒な性格のジョセフ・ジョースターがランクインしました！

ユーモアあふれる「ジョジョ」ことジョセフ・ジョースターですが、彼は作品の主軸でもある「ジョースター家」の中でも異質と言われています。「ジョースター家は短命」と言われていながら作品内で青年時代から老人の時代まで描かれていたり「ジョースター家は生涯一人の女性しか愛さない」という常識を覆したりと、非常に型破りな人物でもあります。

とても饒舌なジョジョで、相手を翻弄する戦闘スタイルで困惑させながら戦うシーンは激しくもありましたが、杉田智和さんのコミカルな演技によって楽しめた方も多いのではないでしょうか。また頭の回転が非常に早く、仲間を見捨てて逃げるふりをして敵を油断させ仲間を救ったり、ジョジョが怒りや悲しみの感情を叫ぶシーンはその正義感の強さや優しさが杉田智和さんの表現でより強く表現されていました。

杉田智和の人気アニメキャラランキング、堂々の第１位は先日惜しまれつつも15年の連載に幕を閉じたジャンプ作品でシーズンごとのアニメ化でも人気を博した【銀魂】の主人公、「銀さん」こと坂田銀時でした！

【銀魂】宇宙から侵略してきた「天人（あまんと）」と呼ばれる宇宙人によって支配された江戸を舞台に、腰から「洞爺湖」と書かれた木刀を下げ、甘い物の食べ過ぎで糖尿病寸前というジャンプ主人公としてはだらしない方の「銀さん」こと坂田銀時を筆頭に繰り広げられる人情コメディです。

「銀さん」こと坂田銀時は【銀魂】第１訓で、のちに万屋の仲間になる志村新八がバイトしている店でパフェがこぼれてしまった悲しみと怒りのあまりその場にいた「天人」に攻撃するなどの破天荒っぷりが目を引きました。また、犬猿の仲でもありライバルでもある土方十四郎 (ひじかたとうしろう)には「死んだ魚のような目しやがって」と言われてしまうなど散々な扱いを受けています。

ですがその強さはやはり折り紙つきで、普段のギャグ満載の話からは予測もつかないカッコ良さが男女問わずに絶大な人気を誇っていたと言えます。

「【銀魂】の銀さんほど杉田智和の声に合っているキャラはいない！」「【銀魂】の銀さん＝杉田智和」という意見も上がっているほど、大人気の【銀魂】の銀さんこと坂田銀時と杉田智和さんの親和性は高いこともあり、ランキング１位であることも納得できます。
なんといっても一番の魅力はギャグとシリアスで発生する「ギャップ」と言われる方も多いのではないでしょうか。

かっこいいだけでなく、面白いだけでもない。この「ギャップ」こそが【銀魂】の「銀さん」こと坂田銀時の醍醐味でもあり、杉田智和さんだからこそ【銀魂】の「銀さん」にふさわしいギャップを表現できたと言っても過言ではありません。

イベントでは【銀魂】の「銀さん」を扮した杉田智和さんでしたが、そのあまりの違和感のなさに「まんま銀さんじゃないか」「杉田智和さんは銀さんだった」と一部の視聴者から喜びの声があがるほどでした。杉田智和の人気アニメキャラランキング第１位は、【銀魂】の「銀さん」でした。【銀魂】の世界観やストーリーは支持がとても高く作品も15年と長い期間続いていたのも納得できます。

杉田智和さんはデビュー作から様々な作品の様々なキャラクターの声を担当されましたが、ランキングの順位の通り「杉田智和さんの声だから合っていた」というキャラクターも多いのではないでしょうか。ここから先はそんな声優、杉田智和さん自身に焦点を合わせてお話させていただきたいと思います。

アニメ声優としてのデビュー作から様々な作品に出演されて、その高い演技力や細やかな表現が評価されている杉田智和さんですが「普段の杉田智和さんはとても面白い」と他の声優さんや一部の方から言われています。普段の杉田智和さんはいったいどのような人なのでしょうか？

「アドリブの天才」と呼ばれている杉田智和さんですが、その本領は前述したアニメ作品だけではなく自身がパーソナリティを務めるラジオ番組で発揮されています。作品のあらゆる場面で小ネタを挟んだり、自由度の高い発言が見受けられるため、視聴者からは「どこからがアドリブでどこからが台本なのかわからない」と意見が上がっています。

杉田智和さんの長所でもあります「長所を長所と悟られないところ」が惜しみなく発揮されているあたり、やはり杉田智和さんは「アドリブの天才」だと言えるでしょう。

また杉田智和さんはモノマネも得意だと言われていて、ラジオ番組では豊富なバリエーションのモノマネも披露されています。キャラクターや他の声優さんなど漠然としたものだけでなく、細やかなシチュエーションまで設定されたものや、独りで作中のキャラクター数人を演じてしまうなど耳を疑ってしまうようなモノマネも披露されています。

「フリーダム杉田」の愛称で呼ばれることもある杉田智和さんは、その自由度の高さも人気の理由だと言われています。一見落ち着いた物腰や、柔らかい声からは想像もつかない言動で視聴者や共演者を困惑させているのも特徴です。番組では基本的にボケを担当していることが多く、ボケを重ねたりして共演者のツッコミが追いつかないなどそのフリーダムっぷりが伺えます。

またボケだけでなくツッコミもできることから「万能型」とも呼ばれ真面目なことを言った際には共演者に驚かれてしまうなど、一風変わった持ち味が「フリーダム杉田」としての日常を示しています。

声優デビュー作品から様々なキャラクターを演じられた杉田智和さんですが、中にはオタクなキャラクターを演じられていたこともありました。杉田智和さん自身もアニメや漫画、ゲームなどが大好きで、ツイッターや自身の番組でもキャラクターや作品の愛を熱く語るほど、オタクであるということがわかります。

杉田智和さんは先輩でもある声優、桑島法子（くわしま ほうこ）さんの大ファンだそうで桑島さんの出演された作品のキャラにお相手がいると判明した際は「桑島さんの相手役誰だ!」と本音が飛び出してしまうほどなんだそうです。杉田智和さんの番組で、桑島さんからビデオレターをいただいたときには感激のあまり「映像持ち帰っていいですか？」と尋ねていました。

また後輩の声優でもある早見沙織（はやみ さおり）さんの大ファンでもあり、最初は声を聴いて「罵ってほしい」などストレートな感情を口にしていましたが、「優しくて思いやりがある」と早見さんの人柄に対しても高い評価をするなど、その思い入れの強さがうかがえます。

早見さんと共演した際には仕事中に関わらず「一緒に居たい」という気持ちを本人に告げたりするなど、早見さんへの想いが並々ならぬものだということが伝わってきます。

杉田智和さんと仲の良い声優さんと言えば、やはり中村悠一（なかむらゆういち）さんでしょう。お二人のイニシャル、SとNから「磁石コンビ」と視聴者から命名されるほどの仲良しで、一緒にレギュラー番組を進行されていました。杉田智和さんと中村悠一さんが初めて出会ったのは、杉田智和さんの初主演作でもあり中村悠一さんのデビュー作でもあります【電脳冒険記ウェブダイバー】での共演がきっかけだったそうです。

中村悠一さんを当初は先輩だと思っていた杉田智和さんですが、中村悠一さんが同い年だと判明したことと趣味がほとんど一緒ということがわかってから仲良くなり、現在に至ります。中村悠一さんのデビュー作でもある【電脳冒険記ウェブダイバー】が放送されてから約18年ほどですが、杉田智和さんにとってはとても大切な友人であり仲間であるということがよくわかります。

杉田智和さんのファンの間でも人気なのが、愛犬の直司（なおじ）くんです。杉田智和さんが言うには「自分がもう１人いるようだ」ということで、たびたびラジオ番組などで話題となりました。何と直司くんのフィギュアが発売されたり様々なメディアに取り上げられたりとファンの間でも直司くんはとても人気がありました。

杉田智和さんが「できるだけそばにいたい」というほど大切な存在だった直司くんは、残念ながら2018年9月6日に17歳で亡くなられました。その報告を受けたファンや共演者からは「本当に幸せだっただろう」と言われるほど直司くんは杉田智和さんだけでなく、ファンからもたくさんの愛情を受けていたことがわかります。

様々なネタを持ち合わせている杉田智和さんですが、時には自虐ネタに走ってしまい共演者を困惑させてしまうこともあります。特にデビュー作から現在までの様子を比較されることが多々あり、ネットでは髪の毛に関して言及する意見が多数上がっていました。
その後杉田智和さんが自身の髪の毛についてツイッターでつぶやいた際には、ファンからの暖かい声援が届くなど、自虐に走っていても杉田智和さんの人気の高さがうかがえます。

杉田智和さんがデビュー作から現在にいたるまで、実にいろんなキャラクターを演じていらっしゃいました。また作品の中では、キャラクターに扮して歌を歌ういわゆる「キャラソン」と呼ばれるものも多く参加されてきました。ここでは杉田智和さんが歌われたおすすめのキャラソンをご紹介いたします！

杉田智和さんのおすすめの「キャラソン」1つ目は【涼宮ハルヒの憂鬱】で主人公のキョンが歌う「倦怠ライフ・リターンズ！」です。作中で涼宮ハルヒを始め様々なキャラクターに振り回されるキョンが、平和な日常に想いを寄せながら嘆きつつ、あきらめかけているという心中を歌った歌です。歌だけでなくセリフもたくさん収録されており、めまぐるしい感情の表現が実におもしろおかしく伝わってきます！

杉田智和さんのおすすめの「キャラソン」2つ目は【イナズマイレブン】から「栄光へのエール！」です。この歌は杉田智和さんだけでなく、中村悠一さんや下野紘さん、間島淳司さんが参加されています。スポーツアニメらしくさわやかでありながら、決意を抱いているような応援ソングのような仕上がりになっています。チームで戦うという一体感が聴いていると伝わってくるキャラソンです。

デビュー作から多岐にわたる作品に出演された杉田智和さんですが、作品の中ではキャラクターを意識しすぎて歌ったあまり、お母様から「智和、もっとちゃんと歌いなさい」と言われてしまったなど、歌に関するエピソードもファンの間では有名です。

杉田智和さんはデビュー作から現在まで、様々な作品に出演されたりラジオなどのトークでは自由度の高い魅力あふれるキャラクターとして男女問わずに人気の高い声優だということは、ここまでの段階でお話させていただきました。

そして杉田智和さん自身のデビュー作から出演された様々な作品に対する想いや演技に対する姿勢、杉田智和さん自身の人柄を理解されている方も非常に多いことが見受けられます。

杉田智和さんの声やトークだけでなく、人柄や姿勢に惹かれた方がいるからこそ、人気のある声優だということがわかります。

いかがでしたか？杉田智和の人気アニメキャラランキング20位から1位までの発表、そして杉田智和さんの心温まるエピソードや人柄についてお話させていただきました。多種多様なキャラクターを演じられた杉田智和さんですが、様々な作品の節目を迎えてこれからまたどのようなキャラクターを演じていくのか、楽しいお話がたくさん出てくるであろう杉田智和さんの今後の活躍から目が離せません。