ダンまちのサンジョウノ・春姫はかわいい新メンバー！魅力や正体・声優まとめ

ダンまちに登場するキャラクター「春姫」について、かわいい魅力や画像、そして声優が誰なのか、担当声優の出演作品とともにご紹介いたします。また、春姫は当初主人公のベルとは別のファミリアに所属しておりますが、物語が進むにつれて明らかになる彼女の正体に関しても併せて解説いたします！

まず初めに、ダンまちの作品情報からご紹介してまいります。そもそもよく聞く「ダンまち」とは略称なのか正式名称のタイトルなのか、そしてどのような物語なのか。ダンまちの作品概要、加えてダンまちのあらすじも簡単に記載いたします。

ダンまちとは正式名称「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」であるライトノベルです。2013年にGA文庫から刊行され、2015年にはアニメ化もされています。また、2019年には映画「劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか -オリオンの矢-」も上映され、さらには同じく2019年からダンまちアニメ2期も放映開始予定です。

外伝作品も続々と誕生しており「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 外伝 ソード・オラトリア」は小説と漫画、そしてアニメ化し、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー」も漫画として展開されるなど、主人公であるベル・クラネル以外にも魅力的なキャラクターが満載の物語となります。

地下に存在し、どこまで深いのかは誰でも分かっていない通称「ダンジョン」を中心とした迷宮都市オラリオが舞台です。亡くなった祖父と生前交わしていた会話から、ダンジョンでの出会い（主に異性）を夢見てオラリオにやってきた少年ベル・クラネルがダンまちの主人公です。彼はヘスティア・ファミリアに所属して冒険の第一歩を踏み出しますが、ある日ミノタウロスと遭遇して命の危機に瀕します。

そのピンチを「剣姫」アイズ・ヴァレンシュタインに救われ、突然の出来事からお礼も言わずにその場を脱兎のごとく逃げ出してしまいます。そのことを後悔するベルでしたが、アイズに対して彼女に強い憧れと恋慕を抱くようになります。この出会いがきっかけでベルにはとあるスキルが発現します。

そのスキルの名は憧憬一途（リアリス・フレーゼ）、アイズへの想いが強ければ強いほど成長に飛躍的な補正がかかるという、オラリオ中を見渡しても例を見ないほどのとんでもない効果のスキルでした。そのスキルの影響でベルは目覚ましい成長を遂げていきます。彼の冒険生活は大きく変わっていき、仲間との出会いや強敵との闘いなど、ベル自身も大きな物語のうねりに巻き込まれていくこととなるのでした。

サンジョウノ・春姫（はるひめ）は小説第7巻から登場する、狐人（ルナール）と呼ばれる種族のかわいい少女です。金髪と翠のキレイな瞳が特徴であり、貴族の家柄の出身でした。極東からオラリオにやってきており、同郷となるタケミカヅチ・ファミリアの桜花（おうか）や命（みこと）、千草（ちぐさ）らとは幼い頃からの仲となっております。

ダンまちという作品の概要やあらすじ、春姫の簡単なプロフィールに触れたところで、次は春姫のかわいい魅力、春姫の画像をご紹介してまいります。春姫はダンまちのアニメ1期には登場しておらず、2期から本格的に登場します。そのため、ダンまち2期放映前の2019年6月時点では春姫のアニメ画像は貴重です！

春姫がいる所は迷宮都市オラリオの歓楽街で、初心なベルが間違っても足を運ばない場所です。ベルはタケミカヅチ・ファミリアの命と千草の後を付けて歓楽街まで来てしまい、春姫とも出会うことになります。しかし、最初の出会いでは春姫の名前をベルが知ることはありませんでした。

春姫はイシュタル・ファミリアに所属しておりますが、このファミリアは変わった特徴があります。オラリオに存在するファミリアは、ダンジョンを目的とした探索系ファミリアが多いのですが、イシュタル・ファミリアは歓楽街を管理する娼館ファミリアとなります。そのため、ファミリア所属の多くが娼婦であり戦闘もこなすアマゾネスになります。

ファミリアの主神であるイシュタルは、同じく美の神でありライバルとなるフレイヤを目の敵にしております。フレイヤ・ファミリアの妥当を目論んでおりますが、フレイヤ・ファミリアはオラリオ最強とも言われる戦闘力を有しています。最強に喧嘩を売ろうとしていることからも、イシュタル・ファミリアの団員も実力者揃いだということがうかがえます。

ダンまち世界でのステイタスとは、神から恩寵（ファルナ）を受けて発現した能力を、いわゆるパラメータとして整理された数値のことです。「力」「敏捷」「魔力」といった基本アビリティや、魔法、スキルなどがあり、それらを総合化した尺度としてレベルが存在します。

春姫のステイタスはレベル1…つまり一番下であり、直接戦闘という点ではほとんど戦力にはなりません。それでもイシュタルが春姫を抱えている理由は、単なる娼婦としての役目とは他にあります。これは春姫の正体に大きく関わってくることとなりますので、後の項目で詳しくご説明いたします。

ここまでダンまちの春姫に関して、かわいい魅力と画像をご紹介してきましたが、これだけでは娼館に囚われているヒロインという立ち位置しか見えません。ここからは春姫の正体についてもっと掘り下げていき、過去や春姫の秘められた力からその正体に触れてまいります。

春姫が極東の貴族だということは既に述べた通りですが、11歳の頃に父親から勘当されてしまい、家を出ざるを得なくなってしまいました。理由は家に訪れた客である小人族（パルゥム）の神饌（しんせん）を食べてしまったからだと言うのですが、本人の自覚がないこともあり、それが仕組まれたことなのか、真相はダンまち劇中でも明らかになってはいません。

その後は身売りのような形でオラリオに流れ着き、イシュタルらの管理する娼館に半ば監禁という形で捕らわれることになるという、辛い過去の正体が物語で明らかになります。極東にいる頃は外の世界を夢見ていましたが、冒険者の闊歩するオラリオでもまた自由のない日々を送ることになってしまっているのは、なんとも皮肉な話です。

男の裸を見ると気絶してしまうほど初心で、娼婦としての価値が低い春姫をイシュタルがわざわざファミリアに所属させている最大の理由は、彼女の発動可能な魔法にあります。ウチデノコヅチと呼ばれるその魔法の効果は階位昇華（レベル・ブースト）、一時的に対象のレベルを1つランクアップさせることができる、ダンまち世界においてかなり強力かつ貴重な補助魔法になります。

そもそもダンまちのランクアップは、RPGのように経験値が貯まると自動的にレベルが上がるものではありません。一定の経験値（エクセリア）を得ることは勿論、自分の限界を超える敵を倒すといった偉業を達成することも条件の1つになります。その状態でなおかつ、神によってステイタスを更新してもらうことで初めてランクアップを実現することができます。

このように複雑な過程を経るため、ランクが1上げるには長い時間が必要になります。神がステイタス更新すうる時間も必要になりますので、ダンまちでは戦闘中にランクアップするという現象はそもそも発生すること自体があり得ません。このことからも、ウチデノコヅチの効果が規格外ということが分かります。

更に、ウチデノコヅチは1人にしか使用できませんが、春姫にはもう1つの魔法「ココノエ」があります。こちらは、一緒に詠唱する魔法の効果を複数回に増やせるというものになっています。これを併用することで、複数名をランクアップさせることも可能となり、ますます春姫の存在が敵対勢力にとってはチートになってしまいます。

ウチデノコヅチという希少さゆえに、イシュタル・ファミリアから娼館に幽閉されていた春姫ですが、ベルと出会ったことで運命が激変します。ベルが春姫を連れ出そうとした一連の騒動の中で、イシュタルがベルにちょっかいを出したことが神フレイヤの逆鱗に触れ、イシュタル・ファミリアはフレイヤ・ファミリアからの襲撃を受けてしまいます。

その結果、イシュタルは天界に強制送還されてファミリアは消滅します。晴れて自由になった春姫は、助けてもらったことへの恩と、何より好意を抱いたベルに報いようとヘスティア・ファミリアに入団することになるのでした。

春姫のかわいい魅力や画像がチェックできたところで、今度はダンまちアニメで春姫を演じる声優である千菅春香（ちすが はるか）に関して、プロフィールと声優としての主な出演作をご紹介いたします！

千菅春香は岩手県盛岡市出身の声優です。マクロスの30周年記念イベント「ミス・マクロス30コンテスト」に応募したことがきっかけで、同シリーズのゲームで主題歌を担当することになります。アニメの声優活動としては、2014年放映の「SHIROBAKO」で本格的に役付きのキャラクターを演じ始めます。

続いて、声優としての出演作品のご紹介です。上記画像の「SHIROBAKO」では坂木しずか役を演じ、その後は「ソウルイーターノット!」主人公の春鳥つぐみ（はるどり つぐみ）、「アクエリオンロゴス」の綺声神心音（きこがみ ここね）、「少女たちは荒野を目指す」の黒田砂雪（くろだ さゆき）などで声優を担当しております。

ダンまちの春姫に関する感想や評価をTwitterの投稿からピックアップいたしました。ダンまちファンは春姫のことをどのように見ているのでしょうか。

2019年7月からいよいよ始まるダンまち2期、原作小説を読んでいるファンからすると満を持しての春姫登場となります。春姫推しが多数いることが、同様の投稿が他にもあることからも分かります。

ダンまちは冒険者主体の物語となるため、いわゆる捕らわれのお姫様タイプのヒロインは春姫が初めてとなります。そのため、ダンまち小説の各物語の中でも、春姫が初登場する7巻が好きというファンは多いです。

春姫のウチデノコヅチ×ココノエによる集団ランクアップのコンボは、読者側からしてもチートだという評価を受けています。ちなみに、ウチデノコヅチでランクアップ中に得られる経験値は通常の半分以下になるというデメリットも存在しますが、そのデメリットを補って余りある効果です。

ダンまちの春姫について、かわいい魅力や画像、声優についてまとめてまいりました。お姫様系ヒロインとして、何をやるにもからっきしで、ただ助けられるだけの存在、というのが最初に登場した頃の春姫の印象でした。それが、春姫の発動できる魔法などの正体が明らかになることで、実はファミリアに存在するかどうかで戦力に大きな影響を与える、戦略級の存在感だったというギャップが彼女の魅力を大きく引き上げることになります。

ウチデノコヅチとココノエでベルやヘスティア・ファミリアにとって大きな力となる春姫ですが、春姫はまだまだ成長する余地を残しています。ココノエで同時発動できる魔法の回数は、詠唱中に発現する光の尾の数に比例しますが、狐人（ルナール）だからかその尾の上限は9つとなっております。

15巻時点でのスペックになりますが、5つが限界の春姫が、恐ろしいことに同時に9人までランクアップさせることができる可能性を秘めているのです。チートな能力が更にチートな効果を発揮してしまいます。それは良い面だけでなく、かつてのイシュタル・ファミリアのように、今度はヘスティア・ファミリアが周りのファミリアから狙われ、春姫が再度危険に晒されるリスクも内包しています。

実際にダンまちでそのような展開が今後起こりうるかは不明ですが、例えそうなったとしても、ベルたちヘスティア・ファミリアのメンバーがきっと春姫を守ってくれます。ダンまちの物語においては、お姫様状態だった春姫が冒険者としてどのように成長していくかも楽しみの1つになります。