【転生したらスライムだった件】ヴェルグリンドまとめ！皇帝ルドラとの関係は？

竜種ヴェルグリンドが登場する転生したらスライムだった件は2013年からWEB小説投稿サイト「小説家にななろう」で連載されていた小説を基に、2014年からマイクロマガジン・GCノベルズで制作された伏瀬によるライトノベル作品です。ライトノベル作品転生したらスライムだった件は「オーバーロード」などの有名作品に強い影響を受けて制作された小説であり、いわば異世界を舞台にした「なろう系」作品となっています。

転生したらスライムだった件は2015年に漫画も連載されることになり、2017年には累計発行部数200万部を記録しました。この人気から転生したらスライムだった件は2018年にアニメ化されることになり、ライトノベルでは史上最速といわれる累計発行部数1000万部を突破する大ヒットを記録しました。転生したらスライムだった件は「なろう系」作品を代表する作品となり、2019年現在も多数のメディアに取り上げられています。

本記事の主役である竜種ヴェルグリンドは転生したらスライムだった件の作中に登場する東の帝国を統べる皇帝ルドラの側近にあたるキャラクターです。竜種ヴェルグリンドは蒼色の美しい髪を持つ美女であり、近衛兵の指揮権を持つなど皇帝ルドラに次ぐ権力を持っています。実はそんなヴェルグリンドの正体は人類が最も恐れる天災級の竜種であり、灼熱竜とあだ名される竜種の中でも最速の速さを持つ存在です。

竜種ヴェルグリンドにとって同じ竜種であるヴェルザードは姉であり、ヴェルドラは弟にあたる存在です。ヴェルグリンドは緻密な行動が苦手なものの、非常に器が大きい竜種であり、自身と互角に渡り合った弟ヴェルドラを認めました。ヴェルグリンドは転生したらスライムだった件の作中で最強と謳われるリムルに敗北したものの、姉ヴェルザードに次ぐ実力を持つ強さを秘めています。

転生したらスライムだった件のキャラクター達は世界に自信の成長を認められると、スキルといわれる能力が与えられます。このスキルの能力はキャラクターそれぞれ違う能力を持っており、「共通能力（コモンスキル」・「特別能力（エクストラスキル）」・「特殊能力（ユニークスキル）」・「究極能力（アルティメットスキル）」という4つの部類に分けられています。もちろん竜種であるヴェルグリンドにもスキルが付与されています。

竜種ヴェルグリンドの姉である竜種ヴェルザードは防御に特化した究極スキル「正義之王（ミカエル）」を保有しています。一方竜種ヴェルグリンドは姉ヴェルザードと全く逆の能力を秘めた「救恤之王（ラグエル）」という究極スキルを保有しています。この「救恤之王（ラグエル）」は戦闘に特化した能力となっており、熱を操ることで自身の運動量を強制的に増幅させたり加速させたりなど、自在に操ることが出来る能力となっています。

大人気異世界もの小説転生したらスライムだった件の作中においてヴェルグリンドは皇帝ルドラの側近として東の帝国編で初登場します。その際ヴェルグリンドは皇帝ルドラの側近を務める絶世の美女という情報しか判明しておらず、近藤やダムラダすらも正体を知らない謎に包まれた人物でした。その後竜種であるヴェルグリンドは復活した弟ヴェルドラを皇帝ルドラのスキルで配下にするため戦うことになります。

元々弟である竜種ヴェルドラは姉であるヴェルザードとヴェルグリンドに及ぶ強さを持っておらず、姉二人にいじめられる生活を送っていました。しかしヴェルドラは物語の最初にリムルに捕食されたことで強くなり、姉ヴェルグリンドと互角の勝負を繰り広げます。弟のヴェルドラが強くなったことでヴェルグリンドは驚きと怒りを感じるのですが、最終的にヴェルドラの力を認め、認識を改めました。

現在転生したらスライムだった件の作中において東の帝国を統べる皇帝ルドラですが、元々は勇者という立場でした。勇者であったルドラは魔王であるギィと、自身の手駒だけを使役して世界の覇権を巡る一種のゲームのような賭けを行います。この戦いは皇帝ルドラが調停者など必要ではないと考えていたことが発端でした。この一種のゲームのような賭けが行われた際、魔王ギィはヴェルドラの姉であるヴェルザードと行動していました。

一方ヴェルグリンドは皇帝ルドラと魔王ギィの賭けに興味がありませんでした。しかしこの賭けは人間である皇帝ルドラが一方的に不利な状況となっており、それを見たヴェルグリンドは皇帝ルドラの味方となって行動を共にすることになります。そして皇帝ルドラは共に行動することになったヴェルグリンドの能力を使用し、世界の平和のために転生を繰り返します。しかし転生を繰り返したことで皇帝ルドラは勇者の名を失ってしまいます。

ヴェルグリンドの弟であるヴェルドラはテンペストに姉であるヴェルザードが来ることを察知し、逃げ出しました。しかし運悪くヴェルドラは皇帝ルドラ達と遭遇してしまい、ヴェルグリンドはヴェルドラを仲間にすれば皇帝ルドラが賭けに勝つと考えます。そしてヴェルドラはヴェルグリンドと戦うことになります。すると主人公であるリムルが参戦し、ヴェルグリンドはヴェルドラとリムルの前に敗北します。

そして敗北したヴェルグリンドは交渉を行うことになり、皇帝ルドラを輪廻から救うことを条件にリムルと協力することになります。またヴェルグリンドは自由組合の総帥であるユウキ・カグラザカや異邦人である伊沢静江と関係が深いです。また他にもリョウタ・セキグチやクロエ・オベール、ゲイル・ギブソンなど伊沢静江が心残りにしていた5人の子どもたちとも非常に深い関係を持っています。

星王竜ヴェルダナーヴァは転生したらスライムだった件の世界で最古で最強と謳われた存在の竜種です。魔王ギィは過去に世界最強を自称しており、最古で最強の名を持つヴェルダナーヴァに戦いを挑みました。しかしヴェルダナーヴァにとってギィは敵ではなく、魔王ギィを討ち破ります。そしてヴェルダナーヴァはギィに魔王として世界の調停者になって欲しいと依頼し、ギィは世界最古の魔王に君臨することになりました。

暴風竜ヴェルドラはヴェルグリンドの弟にあたる竜種です。ヴェルドラは姉2人にいじめられる日々を送っており、姉2に対して苦手意識を持っています。そんなヴェルドラはかつて勇者に無限牢獄というスキルで洞窟に封印されます。そこでヴェルドラはリムルと出会い、ヴェルドラはリムルに名前を与えて捕食されます。捕食されたことでヴェルドラは復活して人型になれるようになり、リムルと行動を共にすることになりました。

白氷竜ヴェルザードはヴェルグリンドの姉にあたる竜種であり、氷の女帝という名を冠しています。その実力はピカイチであり、ヴェルグリンドを遥かに超える強さを持っています。そんなヴェルザードは魔王ギィと行動しており、魔王ギィはヴェルザードに好意を寄せます。そして魔王ギィは最終決戦の祭でヴェルザードに告白し、元から好意を寄せていたことを知っていたと返答して帰郷しました。

護衛竜ヴェルガイアは最古の竜種ヴェルダナーヴァが子であるミリムに与えた竜種です。ヴェルガイアはミリムが魔王となったことでカオスドラゴンに変貌し、封印されてしまいます。封印はユウキによって解かれるのですが、魔王レオンによって殺されてしまいます。しかしヴェルガイアはルミナス曰くカオスドラゴンになる前の状態で蘇生が可能となっており、最終的に護衛竜ヴェルガイアとして復活しました。

転生したらスライムだった件に登場するヴェルグリンドに関する感想ではヴェルグリンドが竜種で一番好きという感想が非常に多く寄せられていました。ヴェルグリンドは美しい髪を持つ美貌と強さを兼ね備える竜種であり、竜種の中でも特に魅力が多いキャラクターです。これにより、ヴェルグリンドは多数のファンから支持されるキャラクターとなりました。

転生したらスライムだった件に登場するヴェルグリンドに関する感想ではヴェルグリンドが可愛いという感想も多く寄せられていました。竜種であるヴェルグリンドは美しい蒼髪を持つ美女であり、皇帝ルドラの側近として初登場した際は、その美しさで多くの読者を魅了しました。

転生したらスライムだった件に登場するヴェルグリンドに関する感想ではヴェルグリンドの強さに注目した声も多数見受けられました。ヴェルグリンドは転生したらスライムだった件の作中でリムルに敗北してしまい、あまり強い印象を与えません。しかしこれはリムルが規格外なだけであり、本当は暴風竜ヴェルドラを圧倒する強さを持っています。

本記事では転生したらスライムだった件に登場する竜種ヴェルグリンドについてプロフィールや皇帝ルドラとの関係などをまとめてご紹介しました。ヴェルグリンドは竜種の一人として主人公リムルと激突し、敗北します。しかしヴェルグリンドは暴風竜ヴェルドラを遥かに超える強さを持つ竜種であり、転生したらスライムだった件の登場人物の中でもトップクラスに位置する存在といわれています。