2019年06月20日公開
2019年06月20日更新
【オーバーロード】シャルティアの声優は上坂すみれ!鮮血の戦乙女の魅力も紹介
オーバーロードの可憐な吸血鬼、シャルティアを演じるのは声優の上坂すみれです。声優としての彼女のプロフィールをご紹介いたします。何やら実家がすごいとの情報も…?また、シャルティア自身の魅力にも焦点を当て、シャルティアが鮮血の戦乙女として最強格キャラと称される理由や、事あるごとにヤツメウナギと呼ばれているシャルティアの真の姿がどのようなものなのかも徹底的に迫ります!
シャルティアとは?
オーバーロードに登場する吸血鬼であるシャルティアについて、アニメ版の声優を担当した上坂すみれの出演作品を調査いたしました。シャルティア自身がどのようなキャラクターなのか、何故ヤツメウナギなのか、そして鮮血の戦乙女と呼ばれる彼女の魅力についてもたっぷり迫ってまいります!
オーバーロードの作品情報
オーバーロードは丸山くがねによるライトノベルで、VRMMORPG「ユグドラシル」をプレイしていた主人公モモンガ(後にアインズと名称変更)が、ゲームの世界から異世界へ転移してしまうという一風変わった異世界転移ものの作品です。また、転移後の世界では完全に魔王ポジションになってしまっているのも特徴になります。
元はただのプレイヤーであるアインズが、かつての仲間ともにキャラメイクし、今ではアインズへの忠誠心が限界突破しているNPC(ノンプレイヤーキャラクター)たちからの期待に応えるべく、頑張って支配者たる威厳を保つ努力をします。いきなり中間管理職になってしまった人物の、見本がない中の悪戦苦闘ぶりを応援するような楽しみ方もできる作品です。
シャルティアとは
シャルティア(フルネームはシャルティア・ブラッドフォールン)は、アインズたちの本拠地であるナザリック地下大墳墓に属するNPCになります。まずはシャルティアのナザリックにおける役割や、キャラクターとしての種族についてをご紹介いたします。
第1~3階層守護者
ナザリック地下大墳墓は地下第10階層までで構成させる広大な拠点であり、第8階層までは侵入者を迎撃する様々な仕掛けやキャラクター・モンスターが配備されています。そして、各階層を管轄する階層守護者が存在します。階層守護者は、ナザリックのNPCにおける最上級の地位を与えられています。
シャルティアも階層守護者の1人であり、第1~3階層である「墳墓」エリアの階層を任されています。場所的には、ナザリックへと侵入する者を最初に迎撃する役目であり、そのことから戦闘においては信頼がおける立場となっております。
正体は吸血鬼
ユグドラシルでは種族と職業それぞれのレベルを積むことでキャラクタービルドをすることができ、シャルティアは吸血鬼(ヴァンパイア)のレベルを持っています。大元の種族としては異業種(アンデッド)に分類されます。また、それだけではなく真祖(トゥルーヴァンパイア)のレベルも有しており、これは吸血鬼の上位版に該当します。劇中では他にも吸血鬼は存在しますが、それらの中でもかなり強力な存在となっております。
シャルティアの声優は上坂すみれ!
オーバーロードのアニメ版では、上坂(うえさか)すみれがシャルティアの声優を担当しております。上坂すみれはどのような声優なのか、プロフィールや出演作品から迫ってまいります。また、何かと話題になる上坂すみれの実感についてもご紹介いたします。
上坂すみれのプロフィール
上坂すみれはスペースクラフト・エンタテインメントに所属する声優で、神奈川県の出身です。2012年のアニメ「パパのいうことを聞きなさい!」で声優業をスタートします。そして、声優だけでなく音楽活動もおこなっており、自身が出演するアニメ作品の楽曲を歌うケースもあります。
また、ロシア人キャラを演じられるほど、大のロシア好きでロシア語にも精通しています。外国が好きだからといって、その国のキャラを母国語レベルで演じられる声優はそうそういません。上智大学外国語学部を卒業しており、もちろん当時の専攻はロシア語でした。
上坂すみれの実家
上坂すみれの実家がたびたび話題になることありますが、それは「実家が金持ちすぎる!」ということに起因します。螺旋階段の先にはちゃんとしたバルコニーがあり、照明には豪華なシャンデリアが使われているほどです。
上坂すみれの出演作品
上坂すみれが、シャルティア以外に声優として出演している作品・キャラクターをご紹介いたします。「クロスアンジュ天使と竜の輪舞」のモモカ・荻野目モモカ・荻野目(おぎのめ)、「パパのいうことを聞きなさい!」の小鳥遊空(たかなし そら)、「中二病でも恋がしたい!」の凸守早苗(でこもり さなえ)などで声優を担当しております。
また、「スター☆トゥインクルプリキュア」でキュアコスモ役となったことで、平成最後かつ令和最初のプリキュア声優ということになります。
シャルティアこと鮮血の戦乙女の魅力
それでは、シャルティアのキャラクターとしての特徴から、その魅力を細かく見てまいります。シャルティア自身が吸血鬼であることは既にご説明しておりますが、異名である鮮血の戦乙女と呼ばれる所以についてもチェックいたします!
魅力①かわいい
シャルティアに限らず、ナザリック陣営の女性メンバー大半に言えることですが、転移後の世界では想像を絶する美貌と称されるキャラクターばかりです。自由にキャラメイクできる結果とも言えますが、シャルティアの場合は美しいよりもかわいいが勝る容姿となっております。
フリルやリボンが目立つ衣装に、銀色の髪と深紅の瞳は、大変に人目を惹く存在感です。そして、それらの洋風な外見とは裏腹に、人前では「ありんす」といった廓言葉(くるわことば)を使うギャップもかわいさを演出しています。
魅力②残念な子
外見のかわいさは文句ないレベルなのですが、彼女を総称すると「残念な子」という表現がピッタリになってしまいます。廓言葉についても不測の事態になるとすぐ素の言葉に戻ってしまったり、先を見据えた行動も苦手です。ナザリックの主要メンバーには思慮深い者が多いため、シャルティアの残念さがことさら強調されてしまうという、本人のせいではないにせよ悲しい点も拍車をかけています。
魅力③最強
そんな残念な子であるシャルティアですが、戦闘では他の追随を許さない最強ランクの強さを持ち合わせています。ナザリックの上位陣であるアインズや階層守護者たちはみなレベル100…いわゆるカンスト状態です。かといって強さが横並びというわけではなく、キャラクターを構成する職業やスキル、魔法、その他ステータスにより向き不向きや相性が存在します。階層守護者はそれぞれ、特定の状況において最強と定義されます。
例えば同じ階層守護者のアルベドなら防御で最強、マーレは広範囲の殲滅力が最強、コキュートスは武器戦闘で最強、といった具合です。その中でシャルティアは、1対1を想定した際のガチなキャラ構成がされており、個人戦闘能力では最強の守護者となっております。よーいどんで戦えばアインズすら勝ち目がありませんが、最強ゆえに駆け引きをすることもないため、そのあたりに最強といえど付け入る隙があると言えるでしょう。
魅力④ヤツメウナギに変身
そんな可憐で最強なシャルティアですが、真祖(トゥルーヴァンパイア)として吸血鬼の本性が露わになると、ヤツメウナギのような姿へと変貌します。あくまでヤツメウナギと称される外見なだけで、ヤツメウナギが真の姿というわけではありません。シャルティアは「血の狂乱」というスキルをもっており、血を浴びれば浴びるほど攻撃力が増大していく特性があります。ヤツメウナギ形態でも吸血鬼なのでもちろん吸血します。
それだけなら最強に拍車がかかるだけなのですが、デメリットとして理性を失うことで暴走状態となってしまい、ヤツメウナギの姿へと変貌してしまうのです。そのため、ナザリック陣営が緻密な作戦を遂行する際には、残念ながらシャルティアの行動は作戦に組み込まれにくくなります。普段のかわいい姿だけでなく、ヤツメウナギのように醜い姿も併せ持つギャップも、シャルティアの魅力の1つと言えるでしょう。
魅力⑤鎧姿がカッコイイ
シャルティアがガチ戦闘モードになると、深紅の鎧を全身に纏った装備に移行します。正に鮮血の戦乙女と呼ばれるに相応しい外見です。この時の武器はスポイントランスという神器級(ゴッズ)アイテムで、与えたダメージに対して一定割合の体力を回復させる効果を持つ、吸血鬼を彷彿とさせるものです。ダメージを与えながら一方的に回復する戦法で、1対1の戦闘をかなり有利に運ぶことができる武器となっております。
魅力⑥コンプレックス
全身絵では身長の割に豊かな胸を持っているように見えるシャルティアですが、実は貧乳で胸にコンプレックスを抱いています。パッドを入れて普段はカバーしているのですが、周りにはバレバレです。創造主であるペロロンチーノによって、貧乳を恥じるがゆえにパッドを入れているという悲しい設定を盛り込まれてしまったことによるコンプレックスです。
魅力⑦椅子にされて喜ぶ
オーバーロードの物語中、シャルティアはとあるアクシデントから精神支配を受け、アインズと対峙してしまうことになります。最強の個人戦闘力を持つシャルティアにアインズは辛くも勝利しことなきを得ますが、主に歯向かってしまったことについてシャルティアは大きなショックを受けてしまいます。
何とかシャルティアの罪悪感を払拭できないかと考えたアインズは、強烈な罰を与えることにします。それはシャルティア自身がアインズの椅子となることでした。しかしアインズのためになることは、シャルティアにとって罰ではなくむしろご褒美と認識されてしまったようで、喜びながら椅子になることを受け入れるシャルティアがそこにはいました。
シャルティアとキャラの関係
出典: https://ciatr.jp
元は自我を持たないNPCではあるものの、今では思考や性格も様々なナザリックの面々。シャルティアは他のキャラとどのような関係を構築しているのか、オーバーロードにおいて特に絡む描写が多いアルベドとアウラに焦点を当ててご説明いたします。
関係①アルベド
シャルティアとアルベドは、共にアインズの正妻を狙っているライバル同士です。互いに「大口ゴリラ」「ヤツメウナギ」と呼び合うほど仲が良い(?)関係です。しかしながら、死体愛好癖(ネクロフィリア)のシャルティアにとっては、アインズが骨だけのアンデットであることに好意を向けている可能性があります。
アルベドの声優
表の顔と裏の顔を巧みに使いこなすアルベドを、声優の原由実が担当しております。アイドルマスターシリーズの四条貴音(しじょう たかね)役で注目を集めました。その他、2018年に活動休止をしてしまいましたが、歌手としても活動をしておりました。
関係②アウラ
アルベドが恋敵ならば、アウラとは腐れ縁のような友人の間柄です。これには2人の創造主が大きく関係しており、アウラの創造主であるぶくぶく茶釜とペロロンチーノは実際の姉弟でした。設定上は仲の悪い2人ですが、アウラは姉のような立場でシャルティアに接している節があります。
アウラの声優
アウラの声優は加藤英美里です。声優として出演する作品は、「魔法少女まどか☆マギカ」のキュゥべえ、「らき☆すた」の柊かがみなど、主役ではないですが非常に存在感のあるキャラクターを演じることが多くなっております。
シャルティアの声優に関する感想や評価
様々な魅力があり意外な面も見えてきたシャルティアですが、Twitter上において、シャルティアの声優は感想・評価がどのようになっているのでしょうか。実際の声をピックアップしてまいります。
オーバーロード見始めて、内容もいいけど声優さん達がすごくいい。
— けいじ (@keiji_0512) October 27, 2018
特にシャルティアとかシャルティアとか良いでありんす。
シャルティアに限らず濃いキャラクターが多いオーバーロードですが、その魅力は声優による演技も要因の1つです。その中でもシャルティアは特徴的な言葉遣いなため、印象にも残りやすくなっております。
オーバーロード面白い。
— 🔰カムチー🔰 (@Kamui_pink) February 8, 2018
シャルティアの声優も女としては大変なキャラ任されたな
シャルティアを声優として演じる場合の大変なところは、廓言葉を用いる可憐な吸血鬼だけでなく、素が出て言葉が荒げる時、ヤツメウナギになって面影が一切残らない暴走状態も演じることです。下世話なセリフもあるため、確かに大変なキャラを任されている感はあります。
ドイッチュラント見ててなんか聴いたことある声だなぁと思ったらシャルティアと同じ声優さんだった😳
— t-moni (@t_moni_2nd) May 25, 2019
お姫様抱っこよ!がお姫様抱っこでありんす!に脳内変換されるw#アズールレーン#上坂すみれ さん pic.twitter.com/KVZ9bYi7SI
声優がどのキャラクターを演じているか詳しくなると「え?このキャラとこのキャラ一緒?」となることがあります。上坂すみれが演じるキャラが、シャルティアのイメージに引っ張られてしまい…ということが発生しております。
シャルティアの声優や魅力まとめ
オーバーロードの鮮血の戦乙女ことシャルティアの声優である上坂すみれや、シャルティア自身の魅力についてまとめてまいりました。吸血鬼から暴走するとヤツメウナギの姿となったり、ガチンコ戦闘では最強クラスなのに頭の方は残念であったりと、色んな面でギャップがあるのがシャルティアの魅力です。
残念ながら、転移後の世界にナザリック陣営と同様レベルのキャラクターが少ないことから、シャルティアが全力で戦える機会はあまりありません。しかしながら、アインズとの一戦は肉弾戦あり魔法の打ち合いありと小説・アニメともに迫力満点なので是非チェックしてみてください!