2019年06月07日公開
2019年06月07日更新
ナルトの猿飛アスマの魅力と強さは?アスマ班や最後の言葉「玉」の意味も紹介
『NARUTO -ナルト-』に登場するキャラクターの1人「猿飛アスマ」の魅力とアスマ班について今回は紹介をしていきます。アスマ先生と第10班のメンバーに慕われていました。ナルトにチャクラの性質変化を助言したこともあります。しかし、アスマは「暁」の飛段に致命傷を負わされてしまい死んでしまいます。アスマが死んだ後に婚約者の夕日紅との間に子供が誕生しています。その子供は猿飛ミライです。アスマがシカマルたち教え子に「先生」として残した最後の言葉とは?「玉」の意味とは?
目次
ナルトの猿飛アスマとは?
ナルトに登場する男性キャラクターの猿飛アスマは、「アスマ先生」とナルトたち主要メンバーから呼ばれており自分の班員だけでなくたくさんの忍に慕われています。漫画には、登場することが多いキャラクターでもありますが、戦闘シーンなどはあまりないキャラクターです。アスマは、残念ながら「暁」との戦いで死んでしまいます。アスマが最後に託した言葉「玉」の意味についても詳しく見ていきましょう。
「玉」とは、果たして何を指しているのか?そしてアスマは会うことができなかった夕日紅との間に生まれた子供についても少しだけ紹介をしていきます!先生としても慕われているアスマの魅力とは何なのか?それではさっそく猿飛アスマについて見ていきましょう!
NARUTO (ナルト)の作品情報
- 漫画タイトル:『NARUTO -ナルト-』
- 作者:岸本斉史
- 連載雑誌:週刊少年ジャンプ
- 話数:全700話
- 漫画巻数:全72巻+1巻の番外編
- 連載期間:1999年43号から2014年50号
ナルトは、漫画だけでなくテレビアニメやゲームなどでも話題になりました。現在もスマホゲームがリリースされておりたくさんのファンに愛されている作品となっています!
NARUTO (ナルト)の概要
忍同士が「忍術」や「仙術」を使い戦いをするバトルアクション漫画です。ナルトの世界は、民話や言い伝え、そして宗教などをうまく取り入れて物語の軸が構成されています。主人公のナルトとその仲間たちとの友情・師弟関係の絆、家族・裏切りや復讐などを中心に描かれています。忍の歴史なども含めてストーリー展開が広げられて行っています。
ナルトの青年期には、主人公が戦うだけでなく、敵と「対話」をしながら忍の世界に平和をもたらそうとしています。少年漫画だと、戦って負けるなどの展開が多く含まれていますが、ナルトに関しては、復讐を希望するも敵と和解するシーンなどもあります。ファンで最も支持が熱いのは「ペイン戦」です。ここでは、師弟の自来也先生を殺した敵と和解するシーンがあります。
NARUTO (ナルト)のあらすじ
ナルトは、大きく分けて「少年編」「青年編」と2つに分けられます。「少年編」では、木の葉の里の仲間たちとアカデミー時代から下忍、サスケの里抜け、中忍試験などを中心に描かれています。師匠(先生)と共に強くなろうとするナルトたちの姿が描かれています。「青年編」では、ナルトが里に帰還し「暁」との戦いを中心に描かれていき、大切な人の死なども描かれる重い展開などもあります。
「暁編」「ペイン編」「ナルトとサスケの最後の戦い」「ナルトの結婚」など見どころがたくさんあります。ナルトは、最後まで見逃せない展開が多数含まれているのがポイントです。長く連載をしていた作品ではありますが、飽きることなくどのストーリーも楽しむことができるのがポイントです。
猿飛アスマのプロフィール
- 名前:猿飛 アスマ(さるとび あすま)
- 忍者登録番号:010829
- 誕生日:10月18日
- 血液型:O型
- 身長と体重:190.8cm/81.6kg
- 性格:ぶっきらぼう・楽天家
- 好きな食べ物:とろろそば・ソーセージ
- 趣味:将棋
第十班(アスマ先生の班)の担当上忍。髭を生やしておりタバコをよく吸っています。忍らしくない態度ではありますが、ナルトに登場するキャラクターの中では、カカシ同様に実力があり天才だと言われています。一時期里を離れ、【守護忍十二士】として活動をしていました。里に戻り現在は「上忍」兼「アスマ先生」として彼ら(玉)を見守っています。
猿飛アスマの父はヒルゼン
猿飛ヒルゼンは、3代目火影であり、4代目火影・ミナトが死んだあとにもう一度火影に戻っています。ミナトが残した子供・ナルトをなぜか守り切れていないところ、伝説の三忍(自来也・綱手・大蛇丸)の担当上忍であったが、大蛇丸の里抜けを止められなかったことなどを受けファンからよく指摘されてることもあるようです。最後は、木の葉崩しを仕掛けた大蛇丸の力と共に死んでしまいます。
猿飛アスマの父は、三代目火影の猿飛ヒルゼンです。木ノ葉丸の祖父でもあります。三代目火影である猿飛ヒルゼンとは一時期は仲たがいをしている時期もあったようです。しかし父のヒルゼンのことを理解できるようになったアスマは「猿飛一族でよかった」というような言葉を残しています。
ナルトの猿飛アスマの魅力
猿飛アスマの魅力とはいったい何なのでしょうか?最後は、敵に致命傷を負わされてしまい死んでしまうアスマ先生を忘れないためにもしっかりと紹介をしていきます。ここでは、性格などに注目してみていきましょう。それではご覧ください。
魅力①親しみやすい性格
アスマは、いつもタバコを吸っています。とても優しい人物であり「頼れる兄貴」のような存在であることが分かります。アスマの教育方針は、班員を自由にさせていくことと自分で考える力を養うことを目的としていたようです。教え子であるシカマル・いの・チョウジとは相当、深い「絆」があると思われます。大人になり離れても忘れないようにということでピアスを授けました。
そして自来也から離れたナルトに対しての修行もアスマが教えたことがあります。ナルトにチャクラの性質変化について教えたのもアスマです。風の性質変化を持つことに気が付けたのもアスマのおかげと言っていいでしょう。
魅力②上忍としての行動
猿飛アスマは、上忍としてもカカシ同様に実力ある力を披露しています。第一部では、木の葉崩しが描かれていましたがその時にシカマルを囲んでいた音忍たちを一瞬で仕留める姿などが描かれていて相当高い実力を持っていることが判明しています。シカマルは、この時にピンチを迎えていましたがアスマに助けられ命が救われたといってもいいでしょう。
また、自由奔放な上忍ではありますが、仲間との絆はとても深いです。第十班のメンバーが中忍に昇級したことで自分のもとから離れるときには、ピアスを贈っています。きちんと育てていないようでしっかりと彼らを忍として成長をさせています。自分のもとから巣立つこの時までアスマにとっては「玉」だった彼らを立派にさせました。
魅力③夕日紅との関係
夕日紅との関係もアスマを語る上では外せません。ナルトの物語上で紅とアスマの恋愛について少しだけ描かれています。第1部のナルトでは、恋愛が少しばかり描かれていて、第2部では、紅がアスマの婚約者になっています。火影や第十班・紅班の第八班のメンバーも2人については公認状態にあったとされています。アスマが、紅に花を贈るときにはいのに「アスマ先生、紅先生にですか?」と茶化される場面なども描かれています。
ナルトの猿飛アスマの強さ
アスマのチャクラ性質変化は「風」と「火」です。アスマはどんな忍術を使うのか早速ですが紹介をしていきますので見ていきましょう。
猿飛アスマの強さ①チャクラ刀
アスマのチャクラ刀は、メリケンサックとチャクラ刀が一体になっている不思議な形をしています。接近戦に有利なチャクラ刀として使われています。このチャクラ刀に風の性質を送り込むことで戦うことができます。岩を貫通させるほどの力を持っているアスマです。
猿飛アスマの強さ②火遁 灰積焼
チャクラ性質変化で「火」を持っているアスマ。アスマが使える火遁系の術の一つ「火遁 灰積焼」です。この術は、口から体内のチャクラを高熱の灰にしたものを吐き出すものです。爆発させることもできるのですが、周りも被害が出てしまう恐れがあると言われている術のようです。
猿飛アスマの強さ③風遁 風塵の術
チャクラ性質変化で「風」を持っているアスマ。アスマが使える風遁系の術の一つ「風遁 風塵の術」です。この術は口から大量の塵を混ぜた風を敵に向けて吹き付ける術になっています。風遁系の術の中でも難易度などは分かっていない様子です。
ナルトの猿飛アスマのアスマ班メンバー
猿飛アスマは、アカデミーを卒業した、奈良シカマル・山中いの・秋道チョウジの担当上忍として任務を行います。このメンバーからは、アスマ先生と呼ばれており慕われています。アスマ先生と第十班のメンバーについて詳しく紹介をしていきますので見ていきましょう!
アスマ班とは?
「アスマ班」とは、奈良シカマル・秋道チョウジ・山中いのからなる3人と上忍アスマからなるメンバー構成になっています。アスマ先生の班は、各々の能力を組み合わせる連係プレーを得意としている班グループになっています。アスマ先生の班は、「猪鹿蝶トリオ」と呼ばれることが多いです。
この名前の由来は、3人の親の代から親交がありその子供たちが、奈良シカマル・秋道チョウジ・山中いのです。下忍の頃は父親からそれぞれ受け継いだピアスをしています。そして、中忍試験に合格すると、アスマ先生より”猿飛一族としてピアスを渡す”という風習があったことにより、新しいピアスを授与されます。そして、彼ら3人が子供を持つようになり、シカダイ・いのじん・チョウチョウにピアスは渡されています。
アスマ班メンバー①奈良シカマル
奈良シカマルは、誰よりも早く同世代の中で中忍になった人物でありアスマを一番に慕っていた人物です。奈良一族の人物になり、奈良一族秘伝忍術を得意とする忍です。メンバーの中ではめんどくさがり屋な性格で口癖は「めんどくせぇ」とよく言っています。しかし、戦いや任務となるとIQ200を持っているため頭脳で攻め立てます。将棋と同じような戦い方をしているのが特徴的です。
洞察力・戦況の判断などは瞬時にできるため第十班での活躍がみられます。アスマが死んだあとすぐさま敵討ちに行こうとする行動力なども持ち合わせています。アスマが残した大切な「玉」の師匠になることをアスマの墓の前で誓うシカマル。ナルトの最後でシカマルは、テマリと結婚をして一児の父となっています。シカマルの子供の名前は、シカダイ。シカマルにそっくりなところが受け継がれいるようです。
アスマ班メンバー②秋道チョウジ
秋道チョウジは、秋道一族であり、秋道一族秘伝忍術を使うことができます。メンバーの中では大食いのためしょっちゅうアスマ先生を困らせていた人物でもあります。「デブ」と呼ばれることは大嫌いで、自身のことを「ぽっちゃり系」だと言っているところがあります。木の葉の里の中では誰よりも優しい人物であり仲間を傷つけることが大の苦手です。たくさん食べるのは、秘伝忍術のための貯えだとされています。
秘伝忍術を使うと、カロリー摂取が激しいため痩せて男前になります。倍化の術を得意としているため打撃系の攻撃は誰よりも強いという特徴があります。チョウジの体形は、秋道一族の遺伝といわれています。ナルトの最後でチョウジは、雲隠れの里のカルイと結婚をして娘が生まれています。チョウジの子供の名前は、チョウチョウ。チョウジにそっくりなところがしっかりと受け継がれいるようです。
アスマ班メンバー③山中いの
山中いのは、山中一族であり、第十班の紅一点です。実家が花屋ということで植物に詳しいという特技を持っています。山中一族秘伝忍術である「心転身の術」を得意とする忍者です。この術は、人の精神に入り込むことができ、乗っ取ることができる忍術です。成長するとさらに「美人」になっています。さくらとはライバルであり友達。言い争いが絶えないこともありますが、中忍試験を経て仲良くなっています。
山中一族の秘伝忍術と医療忍術の両方が使える忍に成長をしています。第4次忍界大戦の時は、戦いながらそして父が亡くなった後は、伝え役として大きな成果を残しています。ナルトの最後では、サイと結ばれてており一児の母となりました。子供の名前は、「いのじん」です。いのじんの性格は、ほとんどが父のサイに似ているところがあります。しっかりと2人の忍道が受け継がれているようです。
ナルトの猿飛アスマの最後の言葉「玉」の意味
ナルトに登場するキャラクターの猿飛アスマ先生が「暁」の飛段と角都との戦いで敗れたことは知っている人も多いでしょう。その時にシカマルをはじめとする第十班の いの・チョウジにも最後の言葉を残して亡くなっています。そして、シカマルに残した言葉「玉」についても見ていきましょう。
猿飛アスマと飛段との戦い
猿飛アスマに関しては、キャラクターとして登場することは今までにもたくさんありましたが、任務などでも戦っている様子はあまり描かれていないのです。「木の葉の里」に「暁」としてうちはイタチと鬼鮫がやってきたときにカカシの援護という形で戦闘にやってきたことはありました。この飛段の戦いは、猿飛アスマ史上の熱い戦いになっています。結果的に力の差でアスマは、死んでしまいますが…
アスマの戦闘能力の高さはカカシ同様に上忍クラスですので高いです。シカマルとアスマで飛段を倒すために戦いますが、この飛段の力が特殊な能力ということで苦戦を強いられてしまいます。飛段の力は、「不死身の肉体」であり、身体にどんな傷ができても死なないという恐ろしい能力がありました。相手を一方的に傷つけて死なせるという力があり、アスマは最終的に心臓を突きさされ死んでしまいます。
最後の言葉「玉」の意味
いのとチョウジは、急いでアスマのもとへやってきます。そしてイノは医療忍術をアスマに施しますが、その甲斐なく、アスマは死んでしまうのです。そして、アスマは、自分の教え子に最後の言葉を一人ずつに贈ります。
「玉」とは、”木の葉の里をこれからになっていく子供たちのこと”だといいます。大人から子供へ受け継がれていく様子がしっかりと伝わってくる言葉です。シカマルは、この意味をしっかりと理解し「玉」を守っていくことを誓います。そして、ナルトの師匠である自来也の死でふさぎ込んでいたナルトに対してもこの言葉を伝え、立ち直らせることに成功しています。
「今・・・紅のお腹の中には・・・オレと・・・紅の・・・子供がいる・・・。お前達に・・・俺の”玉”を・・・託す・・・!!」
猿飛アスマの死後に子供が生まれる
シカマルは、アスマに最後に託されたことがありました。「紅のお腹には子供がいる」と託されています。シカマルは、紅にシカマル自身がアスマの戦死報告をしています。紅の子供を託されたシカマルは、紅とアスマの大切な子供を「玉」として次の世代の担い手として守っていくことを誓ったのです。アスマの意志はきちんとシカマルが受け継ぎ「玉」を大切にしているということが伝わります。
夕日紅は無事に子供を出産しています。その子供の名前は”猿飛ミライ”です。猿飛姓を名乗っているのは、猿飛の名を守るためでもあります。かわいい女の子の子供です。シカマルを師匠にして、アスマのチャクラ刀を受け継ぎ、母の幻術も使える忍のエリートに成長をしたようです。アスマの子供であるミライについて詳しく知りたい方は、『NARUTO -ナルト- 木ノ葉新伝 湯煙忍法帖』をご覧ください。これは小説です!
ナルトの猿飛アスマに関する感想や評価
アスマと紅の子供について
猿飛アスマと紅さんの子供で木の葉丸のいとこのミライ
— 千歳 大阪遠征💨 (@silent_crazy_) December 20, 2017
めっちゃ成長してるじゃんww#NARUTO #ナルト #BORUTO #ボルト pic.twitter.com/06DkYDMCr8
アスマと紅の子供がしっかりと成長している姿に感動しているファンも多いようです。父のアスマに似て立派な中忍になっていることと、アスマの形見のチャクラ刀を使いこなしているところがボルトでは描かれているようです。
アスマについての感想とは?
ナルトの好きなキャラは猿飛アスマとシカマルの師弟コンビなので、アスマが暁最弱の角都飛段に殺されたのは納得できない。
— 中田獅童 (@nakadashi_net) December 27, 2018
でも、アスマの死ぬシーンは鋼錬のヒューズが死ぬシーンくらいエモい。
ナルトに登場すキャラクターの中で、シカマルとアスマのコンビが好きな人がTwitterをしている人の中にたくさんいることが判明しました。「暁」の中では、最弱と言われていた角都や飛段に致命傷を負わされてしまい死んでしまうことに納得がいかないという方もいるようです。アスマの出番は、あまりなかったものの好きな人が多かったキャラクターでもあったので悲しみに暮れている人がたくさんいたようです。
NARUTOの猿飛アスマの死ほど泣けるシーンはない
— ぱるさ🎲 C組 (@palusa_bemani) May 2, 2019
ナルトのアスマ先生が死ぬところはとても泣けるシーンとして話題です。アニメでは、とてもきれいに描かれているのが印象的だというファンもいました。紅が花に水をあげているとき、突如風が吹き花が落ちてしまうところでアスマの死を連想させる演出となっていたようです。帰りを待つ紅の様子などがとてもさみしそうに描かれていて話題になっていたようです。
猿飛アスマが好きすぎて…
— ゆい★ (@yuinnie) September 11, 2015
好きすぎて…
アスマ先生の死を見れなくて手放したんだった_(:3>∠)_
猿飛アスマ先生が好きすぎて、死んだことを受け止めきれないというファンもいるようです。ナルトを読んでいるとわかるかもしれませんが中盤あたりからキャラクターが死ぬ展開がたくさんあります。これは戦いの世界に生きているナルト達だからこそこの当時の忍世界は「死」が当たり前のように描かれていました。アスマ先生だけでなく自来也などの死も受け入れられない人が多くいたようです。
ナルトの猿飛アスマの魅力まとめ
ナルトに登場するキャラクターの1人・猿飛アスマについての魅力を紹介しました!紅との間に生まれてきたミライに会えなかったアスマに残念な思いなどを寄せている人もいるでしょう。きっと天国から見守っていることでしょう。また、アスマ先生が残した「玉」という言葉の意味についてもわかったことです。この「玉」は、シカマルたち忍が受け継ぎ、ナルトにも届いています!
ボルトになっても、シカマルは「玉」の意味を紅の子供のミライに問いかけています。そういった場面も描かれているボルトも必見です!アスマが最後に残した「玉」の活躍にも注目されることでしょう!今後とも作品を応援していきましょう!