スレッガー・ロウの名言や名シーン・声優は?ミライとの関係や指輪についても考察!

「機動戦士ガンダム」の登場キャラクターの中で隠れた人気があると言われているのがスレッガー・ロウです。スレッガー・ロウは物語の中盤から登場したキャラで出演シーンも少ないですが印象的なシーンが多いと評されています。ここではスレッガー・ロウの名言や名シーン、専用機や最後について紹介していきます。また、演じた声優紹介やミライとの関係と指輪についても考察していきスレッガー・ロウの魅力に迫っていきます。

スレッガー・ロウの名言や名シーン・声優は?ミライとの関係や指輪についても考察!のイメージ

目次

  1. スレッガー・ロウとは?
  2. スレッガー・ロウの名言や名シーン
  3. スレッガー・ロウとミライとの関係
  4. スレッガー・ロウの声優
  5. スレッガー・ロウに関する感想や評価
  6. スレッガー・ロウの名言や名シーンまとめ

スレッガー・ロウとは?

「機動戦士ガンダム」は1979年に放映されたいわゆるガンダムサーガの記念すべき第1作目です。ガンダムがブームになりシリーズ化された要因は数多くありますが、その中の一つに魅力的なキャラクターが沢山いたことを挙げる人が多いと言われています。魅力的なキャラクターとして隠れた人気があると評されているのがスレッガー・ロウです。

スレッガー・ロウは「機動戦士ガンダム」の中盤に登場しました。出演した回数は少ないものの目立つ機会も与えられその性格や名言がファンの心を掴んでいると評されています。ここではスレッガー・ロウの名言や名シーンを紹介していきます。さらに専用機やミライとの関係、指輪のエピソードや最後に至るまで取り上げてスレッガー・ロウの魅力に迫っていきます。

スレッガー・ロウのプロフィール

ここではスレッガー・ロウのプロフィールを紹介していきます。スレッガー・ロウは地球連邦軍の軍人で階級は中尉です。ラテン系の陽気な外見をしています。初登場はテレビ版第31話です。スレッガー・ロウはジャブローで第13独立部隊に最後のメンバーとして配属されました。年齢は不詳ですが館長であるブライト・ノアが敬語を使っていることからホワイトベース隊の中では最年長ではないかと言われています。

スレッガー・ロウは航空航宙機のパイロットで、優れた射撃能力と操縦能力を有しています。女性好きとみられ、セイラ・マスやミライ・ヤシマにアプローチするなどお調子者ですがひとたび戦闘になるとその卓越した能力を遺憾なく発揮します。また、カツ・レツ・キッカからは死んだリュウさんみたいだと慕われ、アムロ・レイやカイ・シデンら少年兵に対しても見下すことなく接し、すぐにホワイトベースになじみました。

スレッガー・ロウの魅力

ここではスレッガー・ロウの魅力について紹介していきます。スレッガー・ロウの大きな魅力はその底抜けの明るさ・飄々としたお調子者の部分と、戦闘の時の真剣さのギャップにあると言われています。セイラやミライに言い寄ってみたり、ブライトに軽口を叩いてみたりとマイペースな人間ですが、決してホワイトベースの本質的な雰囲気を壊すことなく自分を出すスレッガー・ロウが好きなファンは多いと言われています。

また、ホワイトベース隊が10代の少年少女中心に構成されている部隊である中、物語の中盤唯一の大人の男として仲間に加わったスレッガー・ロウにそれまでのホワイトベースメンバーになかった大人の魅力を感じたというファンも多いと言われています。最後にはその輪の中に上手に溶け込んだスレッガー・ロウは魅力的な人物であると評されています。

スレッガー・ロウの専用機体

ここではスレッガー・ロウが搭乗した専用機体について紹介していきます。テレビアニメ版と劇場映画版でスレッガー・ロウが搭乗した専用機が違っていることはよく知られています。彼はどのような専用機に搭乗していたのでしょうか?

テレビアニメ版「機動戦士ガンダム」でスレッガー・ロウの専用機となったのはGファイターです。Gファイターはガンダムのサポートメカニズムでガンダムと合体することでGアーマーになり、その他にもGブル・Gスカイなど様々な形態になりますが劇中で最も多く登場したのはGファイターです。2機配置され、セイラとスレッガーの専用機となりました。

劇場映画版「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編」におけるスレッガー・ロウの専用機はコアブースターです。ガンダムなどのモビルスーツのコクピットにして戦闘機としての機能も有しているコアファイターにブースターユニットを付けることで戦闘力・移動力を増大させたものです。テレビアニメ版同様2機ホワイトベースに配置されセイラとスレッガーの専用機体となりました。

スレッガー・ロウの専用機がGファイターからコアブースターに変更となった理由は総監督の富野由悠季がテレビ版のテコ入れとして導入されたGアーマーに不満を持っていたからだと言われています。劇場映画版の3作目は大幅な作画の描き直しが行われたことでも知られていますが、ここでいわゆるおもちゃっぽいデザインではないコアブースターを専用機にしたのではないかと言われています。

スレッガー・ロウの最後

ここではスレッガー・ロウの最後について取り上げていきます。スレッガーの最後の戦闘となったのはソロモンでの巨大モビルアーマー、ビグ・ザム戦でした。スレッガー・ロウはこのソロモンの攻防戦が自分の最後の戦闘になるのではとあらかじめ感じていたのではないかと言われています。出撃前いつものように飄々としていながらもどこか諦念のような雰囲気を感じさせていたというファンも多いです。

スレッガー・ロウの最後について紹介します。Gファイター(劇場版ではコアブースター)に乗り込み次々とジオン軍を撃破しました。機体損傷で一度帰還した時にミライに指輪を託しました。再出撃で戦況を変えたソロモンにいるビグ・ザムに一目散に向かって行き、半ば特攻のような形でビグ・ザムと戦闘を交わしました。

スレッガーの最後の紹介です。特攻を仕掛けたスレッガーでしたが、ジオン軍の中将ドズル・ザビが搭乗するビグ・ザムの攻撃力は凄まじくビグ・ザムのクロー攻撃がスレッガーのコクピットを直撃し、彼はそのまま宇宙空間に投げ出され最後を遂げたのでした。ビグ・ザムは同行していたアムロのガンダムによって撃破されました。スレッガーの最後からビグ・ザム撃破の流れはガンダムの中でも名シーンとして語り継がれています。

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スレッガー・ロウの名言や名シーン

ここではスレッガー・ロウの名言や名シーンを紹介していきます。「機動戦士ガンダム」の登場キャラクターの中で隠れた人気があると言われている彼にはその登場シーンの少なさの割には多くの名言・名シーンが存在していると評価されています。スレッガー・ロウの名言や名シーンはどのようなものがあるのでしょうか?

名言・名シーン①「悲しいけどこれ戦争なのよね。」

スレッガー・ロウの名言・名シーンと聞いて多くのファンが真っ先に思い浮かべるだろうと言われているのがテレビアニメ版第36話「恐怖!機動ビグ・ザム」で彼が言ったセリフです。難攻不落に見えるビグ・ザムに対しスレッガーはガンダムに対してGアーマーに合体するように言いました。この時点で彼は特攻する決意を固めていたのだと言われています。そのことを象徴する名言・名シーンだと評されています。

名言・名シーン②「いいねぇ、ブライト中尉…」

「機動戦士ガンダム」テレビ版第31話「ザンジバル、追撃!」で言ったスレッガー・ロウの名言です。続けてスレッガーのホワイトベースでの初戦闘はホワイトベース内での主砲砲撃でした。砲撃を完璧に行うためには艦首を敵方向に向けることと判断した彼はブライトに要請します。一度は渋りましたが、ブライトはスレッガーに応じました。それを受けてスレッガーはブライトを「あんたはいい」と高く評価したのでした。

名言・名シーン③「俺にとっちゃあ…少尉は…」

ソロモン攻防戦で一度帰艦したスレッガーはミライと心を通わせました。母親の形見である指輪を渡したのもこのシーンです。その前にスレッガーは気持ちを伝えようとしたミライに対して「少尉は眩し過ぎる」と言い、想いを逸らそうとしました。結局はミライを受け入れ指輪を託したのですが、彼の人間味が伝わる名言だと言われています。

俺にとっちゃあ…少尉はまぶしすぎるんだ。世界が違うんだよな…

名言・名シーン④「そうだよ。カムランさん…」

「機動戦士ガンダム」テレビアニメ版第34話「宿命の出会い」での名シーンです。婚約者カムラン・ブルームを侮辱したミライを殴ったスレッガーに対してカムランが何て野蛮なことをするんだと言ったことに返した言葉が「そう気合の問題なんだよ」というものでした。カムランは優男ですが、ミライに対する想いが本気であることをスレッガーはわかっていたのです。

名言・名シーン⑤「なぁ~んてお上手…」

テレビアニメ版第36話での名言は「なぁ〜んてお上手なんでしょ!僕!」です。ジオン軍を撃破した時に自分の技術を自画自賛したものだと受けとめられていますが、逆にこうしないと自分が撃たれてしまうという戒めの意味も込められているのではないかと分析するファンもいます。

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スレッガー・ロウとミライとの関係

ここではスレッガー・ロウとミライとの関係について取り上げていきます。最初の出会いはあまり良いものでなかったはずなのに最終的に指輪を託す関係にまでなった2人の経緯を紹介します。

ミライはスレッガー・ロウが好き?

ミライがスレッガーに抱いていた印象は当初軟派な男というものだったと言われています。しかし、婚約者カムランや上司ブライトらミライに気がある男性たちと囲まれているうちに次第に2人にない魅力をスレッガーに感じて好きになっていったのではないかと考えるファンが多いです。

ミライには指輪を渡している

ソロモンへ再出撃する前にスレッガーとミライは心を通わせました。その象徴と言われているのがスレッガーがミライに渡した指輪です。彼は指輪が母親の形見だと言い、なくしたら困るから持っていてくれと指輪を彼女に託しました。この時点でスレッガーは特攻するので戻れないから指輪を自分の形見として渡したのではないかと推察する人も多いです。

スレッガーの母親は生きている?

スレッガー・ロウは指輪を母親の形見だと言ってミライに託しました。しかし、彼の母親は生きているのではないかという説があります。日本サンライズが発行した公式の設定集「機動戦士ガンダム記録全集」第3巻にキャラクターデザインを担当した安彦良和が描いた物語を補完するイラストがあります。そこにスレッガー親子が描かれ、安彦が息子の死を知っても気丈に生きていくでしょうというコメントを加えているからです。

ミライ・ヤシマのプロフィール

ミライ・ヤシマは18歳で、名家ヤシマ家の令嬢です。避難したホワイトベースが脱出した際操縦する者がいなかったことでスペースグライダーの免許を持っていた彼女が以降は操縦を担当しました。「ホワイトベースのお袋さん」と呼ばれるほど面倒見が良く、温和な性格で誰からも慕われていました。一年戦争終結後ブライトと結婚し息子ハサウェイと娘チェーミンをもうけました。

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スレッガー・ロウの声優

ここではスレッガー・ロウを演じた声優を紹介していきます。スレッガーはテレビアニメ版と劇場映画版で声優が異なっていることで知られています。その2人の声優のプロフィールと主な出演作品を取り上げていきます。

アニメ版

「機動戦士ガンダム」テレビアニメ版のスレッガー・ロウを演じたのは玄田哲章です。玄田はスレッガーの他にもリード中尉やモブキャラも演じています。そしてガンダム劇場版3部作ではドズル・ザビを演じました。

玄田哲章のプロフィール

声優玄田哲章のプロフィールを紹介します。東宝芸能アカデミー卒業後野沢那智の主宰する劇団薔薇座に入団後1972年に「科学忍者隊ガッチャマン」で声優デビューしました。独特の低音を生かした声優演技には定評があり、アニメ作品のみならず多くの映画吹き替えでも活躍しています。

玄田哲章の出演作品

玄田哲章の声優としての出演作品でよく知られているのは「シティーハンター」の海坊主役です。また、吹き替えではアーノルド・シュワルツェネッガーが持ち役として知られており、シュワルツェネッガー本人から永久専属として公認されています。

劇場版

「機動戦士ガンダム」劇場版でスレッガーを演じた声優は井上真樹夫です。ガンダムシリーズでの出演はスレッガー・ロウのみとなっていますが、1960年代より活躍している声優の草分け的存在として知られています。

井上真樹夫のプロフィール

井上真樹夫はもともと舞台役者でしたが、生活のために声優活動を行いそちらが本業となっていきました。1961年にテレビドラマ「あすをつげる鐘」で俳優デビューし、声優としてのデビューは1963年「鉄腕アトム」でした。富山敬・神谷明とともに「声優御三家」と呼ばれるほどの人気声優となりました。

井上真樹夫の出演作品

井上真樹夫の代表作と多くの人が挙げるだろうと言われているのが「ルパン三世」2ndシリーズ以降の石川五ェ門役です。足かけ33年に渡る五ェ門役でした。また「巨人の星」の花形満役や「宇宙海賊キャプテンハーロック」のハーロック役など数多くのアニメ作品で重要な役を演じています。

スレッガー・ロウに関する感想や評価

ここではスレッガー・ロウに関する感想や評価について取り上げていきます。Twitterでの感想や評価を紹介します。スレッガー・ロウはTwitter上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

スレッガー・ロウがお調子者キャラから二枚目キャラへ変貌を遂げたところがカッコ良いと思っている方のツイートです。「悲しいけど、これ戦争なのよね」の名言のインパクトについても語っておられます。

スレッガー・ロウの名言は「悲しいけど…」の他にもまだあるという方のツイートです。名言が多いスレッガーのセリフの重みについても詳しく言及されています。

「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編」でのスレッガー・ロウの死が印象に残っているという方のツイートです。言葉を排して画像のみを挙げていることでより印象に残っていることが伝わってきます。

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スレッガー・ロウの名言や名シーンまとめ

スレッガー・ロウの名言や名シーン、専用機やミライとの関係、指輪に関するエピソードなどを紹介してきました。「機動戦士ガンダム」の中で数少ない大人の男であるスレッガーの魅力に是非一度触れてみてください。

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