けいおんの田井中律がかわいい！前髪を下ろさない理由や声優・キャラソンも紹介

『けいおん』は社会現象を巻き起こした人気アニメであり、女子高生にバンドブームを到来させた作品でもあります。その中でも田井中律は男勝りな性格とドラムをカッコよく演奏する姿で女子人気が高いキャラクターとなっています。ここでは『けいおん』の人気キャラクター・田井中律に魅力について見ていく前に『けいおん』や田井中律の基本情報を紹介していきましょう。

田井中律の登場する『けいおん』は4コマ漫画が原作となっており、女子高生の軽音部での日常をコミカルに描いた大ヒット作品となっています。ユルい日常を描いた作品としては異例の大ヒットを記録し、劇場版アニメも制作されるなど社会現象となりました。同級生の唯・澪・律・紬に加えて、後輩・梓が加わったバンド『放課後ティータイム』はCDをはじめ、声優たちが実際にライブ活動を行うなどアニソンとしても大ヒットしました。

アニメ『けいおん』は2009年4月に第1期が放送されました。第1期が大ヒットしたために、第2期が2010年4月から放送されてました。第1期、第2期ともに深夜アニメとして放送されましたが、その内容が大きな話題となり原作漫画を始めとして作中に登場する楽器なども品薄になるという社会現象を巻き起こします。テレビアニメのヒットを受けて、劇場版『けいおん』も公開し、興行収入19億円の大ヒットを記録しました。
 

平沢唯は平凡な高校生として特に目的もないままに過ごしていました。そんな日常を変えるために『軽い音楽をやる部活』と勘違いして、『軽音部』に入部します。軽音部には同級生の田井中律、秋山澪、琴吹紬の3人しかおらず、4人しかいない『軽音部』の活動がスタートしました。途中からは新入生の中野梓も加わり、5人組のバンド『放課後ティータイム』として活動を始めます。

田井中律は初登場時は桜が丘高校一年生であり、『放課後ティータイム』でドラムを担当しています。身長は154cmと小柄であり、茶色のショートカットで黄色のカチューシャがトレードマークとなっています。使用している機種は『ヤマハ・ヒップギグ』で、シンバル類の機種は『Zildjian』とされています。大雑把な性格をしていますが、ボタン付けが得意であったり手料理が上手かったりと家庭的な一面も持ち合わせています。

時に真面目に、時にコミカルに頑張る田井中律の魅力にやられてしまったファンも多くいます。『放課後ティータイム』のメンバーの中では女性ファンが圧倒的に多く、物語の中でも常に話の中心となっています。軽音部の部長であったり、女の子には大変なドラムを始めたりと様々な魅力を見せてくれる『けいおん』の田井中律のかわいい魅力を紹介していきましょう。

田井中律は黄色いカチューシャでいつも前髪をあげている元気キャラであることで知られています。「容姿端麗、頭脳明晰。さわやか笑顔で幸せを運ぶみんなのアイドル」と本人はふざけて自己紹介をしていますが、その実態は真逆のキャラクターです。『放課後ティータイム』の中では律はボケもツッコミもこなす器用なキャラクターであり、常にハイテンションで唯一緒にふざけているムードメーカーとなっています。

田井中律は意外にも軽音楽部の部長を務めています。桜ヶ丘高校軽音楽部は部員がいないために、一年生の律が部長をしており、『文化祭』などのイベントごとの時は部長らしくリーダーシップをとることもあるなど意外としっかりした面をもっています。その一方で合宿では率先して練習をさぼったり、出さなければならない書類を提出していなかったりとポンコツぶりも発揮し、部員を困らせることもしばしばあります。

普段の練習でも平沢唯と一緒にのんびりと過ごしたり、梓をからかって遊んだりとおよそ部長とは思えないほどテキトーな面も見せています。しかし卒業の時などにはしっかり顧問に挨拶をしたり、海外に行った際にはライブを成功させるなど部長として有能なところも多くあります。

田井中律は『放課後ティータイム』ではドラムを担当しています。ここでは田井中律がドラム担当になった理由を見ていきましょう。バンドをやる際に、あまり目立たないドラムを選んだことを不思議に思う人も多くいます。田井中律曰く、ドラムを選んだ理由は『ちまちましたことが嫌だから』らしくギターやベースの練習が面倒だったというのが理由だったと語っています。

『けいおん』の田井中律といえば、茶髪に黄色いカチューシャがトレードマークとなっています。おでこが常に見えており、元気な女の子というイメージが強いキャラクターとなっています。実は田井中律が前髪を上げている事には理由があるとされています。ここでは『けいおん』の田井中律が前髪を下ろさない理由について見ていきましょう。

いつもカチューシャで前髪を上げている田井中律ですが、前髪を下ろさない理由は『唯に似ているから』とも言われています。田井中律の髪の色は茶色であり、平沢唯も同じ色をしています。また髪の長さも同じくショートカットなので前髪を下すと田井中律と平沢唯はそっくりになってしまいます。ごく稀に前髪を下すこともありますが、ファンでも見分けがつかなくなってしまうために前髪を上げていることが多いとされています。

田井中律は前髪を下ろした姿もかわいいと話題になっています。しかし田井中律本人は前髪を下した時の姿に自信を持っていないことが明かされています。そのため学校ではカチューシャを常につけて、自宅ではゴムを使って前髪を縛っているなど徹底的に前髪を上げています。そのため、たまに見せる前髪が上げられた姿はかなりレアな姿になっており、『かわいい』とファンにも好評です。

田井中律の前髪エピソードといえばニメ一期第13話「冬の日」です。このエピソードは律の家のポストにラブレターが入っており、姿のわからない相手に戸惑いながらも『恋愛』について考える律の姿が描かれます。この手紙は澪が描いた『冬の日』という歌詞だったというオチになるのですが、このエピソードで前髪を下した律が初登場し多くのファンが魅了されてしまいました。

アニメ『けいおん』で田井中律役を担当した声優もこの作品をきっかけに大ブレイクを果たしています。ここではけいおんの律役を務めた女性声優の佐藤聡美や彼女が田井中律に扮して歌ったキャラクターソングについて見ていきましょう。

佐藤聡美は『FAIRY TAIL』のウェンディ・マーベルや『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』の田村麻奈実などのキャラクターを演じており、おとなしい女性であったり穏やかでおしとやかな女の子を演じることに定評がある女性声優です。そのため元気いっぱいな高校生である『けいおん』の田井中律役に起用されたときは本人も含め、ファンや周囲の人も驚かせました。ここからは佐藤聡美のプロフィールなどを見ていきましょう。

佐藤聡美は多くの人気声優が所属する青二プロダクション所属の声優で、東京アナウンス学院を卒業して声優としての基礎を築きました。身長153センチと小柄な女性としても知られていて、穏やかな少女や女性を演じることが多くなっています。宮城県仙台市出身であり、常盤木学園高等学校時代には『NHK杯全国高校放送コンテスト宮城県大会朗読部門』で優勝したこともあります。

佐藤聡美は数多くの作品でヒロインやメインキャストを務めるトップ声優のひとりです。2007年に『かみちゃまかりん』のミッチリアン3役でデビューを果たすと、2008年の『地獄少女 三鼎』で御景ゆずき役を担当。2009年には『けいおん』の田井中律に抜擢され、知名度を大きく上げました。彼女の近年の代表作に『フルーツバスケット』や『氷菓』などがあります。

『けいおん』の第1期での田井中律のキャラソンを見せましょう。田井中律のキャラソンに収録されている楽曲は『 Girly Storm 疾走 Stick』、『 目指せハッピー100%↑↑↑』、『レッツゴー』 (律Ver.)の三曲で疾走感あふれる楽曲となっています。

『けいおん』の第2期での田井中律のキャラソンを紹介していきましょう。第二期のキャラソンには『Drumming Shining My Life』、『夕空ア・ラ・カルト』、『Come with Me!!(律Ver.)』の三曲が収録されており、りっちゃんファンにはたまらない楽曲ばかりとなっています。

『けいおん』の田井中律は『軽音部』の部長であり、能天気なように見えて名言も多いキャラクターとなっています。ここでは田井中律のかわいい名言を紹介していきます。

この名言は高3になり進路調査票の提出が迫った律が唯と共に悪戦苦闘した末に放った名言です。何を書けばいいのか分からず、困っている唯に対する励ましの一言でもあり能天気で優しい田井中律らしい名言となっています。

この名言は『けいおん！』2期最終話で軽音楽部顧問を務めた山中さわ子に送った言葉です。普段はお笑い担当のようなポジションですが、最後は部長としてしっかり感謝の言葉を伝えるしっかり者の一面が垣間見える名言です。

『けいおん』はアニメ界でも横綱級の人気を誇り、アニメが終了した今でも高い人気を保っています。ネット上でも人気の高い作品のため、田井中律についても多くの感想や評価が挙がっています。ここではそんな『けいおん』の人気キャラクター・田井中律に関する感想や評価を紹介していきます。

『けいおん』の田井中律はかわいいというよりもカッコいい女子高生というイメージが強いキャラクターです。ドラム担当という事もあり、演奏中の田井中律のカッコよさに魅せられてしまったファンも多くいます。ネット上でも『律ちゃんすげぇカッコいい』という感想や『普段はかわいいけどドラム叩く姿は最高にカッコいい』という声が挙がるなど、田井中律のカッコよさに惚れたという感想が多くなっています。

前髪を決して下ろさないことでも知られている田井中律ですが、どんな髪型でも似合うという声が多く挙がっています。めったに見れない前髪ありの田井中律もかわいいと話題であり、ネット上にも『田井中律っちゃん、髪おろしてるのヤバイくらいかわいい』という声や『どんな髪型でも似合うりっちゃんは、やっぱりかわいい』という声など田井中律のかわいさに悶絶する人が増えています。

元気いっぱいな女の子として知られる田井中律なので、彼女のキャラソンも元気いっぱいな内容となっています。そのため彼女のキャラソンは勇気が出るキャラソンとして人気が高く、ネット上は『りっちゃんのキャラソンはいつでも元気出る』という声や『りっちゃんの歌に癒される』という声が多く挙がっています。

田井中律の担当声優である佐藤聡美への感想も多く挙がっています。佐藤聡美はおしとやかな女性を演じるイメージがありますが、元気いっぱいな田井中律がはまり役だったという感想も多く、ネット上でも『りっちゃんが佐藤聡美ってのがヤバい』という声や『りっちゃんって佐藤聡美のはまり役』という声が挙がっています。

『放課後ティータイム』でドラムを担当している田井中律は『けいおん』ファンに大きな影響を与えています。『けいおん』に影響されて楽器を始めたという人が多く、『田井中律きっかけでドラムを始めた』という声が多く出ており、田井中律の人気の高さを表しています。

今回は『けいおん』の人気キャラクター・田井中律を紹介してきました。『放課後ティータイム』ではドラムを担当しており、女子人気が高いメンバーとなっています。前髪を下した律や部長として頑張る律に魅了されたファンも多く、律が軽音部に入らなければ『放課後ティータイム』もなかったので、そういった意味でも重要な役割を担っています。まだまだファンの多い『けいおん』の田井中律に注目してみてください。