僕たちがやりましたのヤング役は桐山漣!ホームレスのゲイを原作画像と比較

2017年にドラマ化され話題になった「僕たちがやりました」でホームレスでありゲイでもある名脇役「ヤング」を演じたのは桐山漣さんでした。原作の「僕たちがやりました」でも人気脇役だったヤングを桐山漣さんがいかに演じるか、ファンの間でかなり注目されていました。この記事では原作とドラマの「僕たちがやりました」の「ヤング」を比較しながらあらすじ等も交えて紹介していきます。

僕たちがやりましたのヤング役は桐山漣!ホームレスのゲイを原作画像と比較のイメージ

目次

  1. 「僕たちがやりました」原作漫画の内容紹介!
  2. ドラマ「僕たちがやりました」でヤングを演じる桐山漣さんについて
  3. 原作版「僕たちがやりました」のヤングとの出会い
  4. 漫画版「僕たちがやりました」夜の河川敷にてヤングの名シーン
  5. 漫画版「僕たちがやりました」ヤングとの再会
  6. ドラマ「僕たちがやりました」でのヤングのエピソードはちゃんと映像化されているのか?
  7. 「僕たちがやりました」の人気キャラヤングの原作とドラマの相違点は?
  8. ドラマ「僕たちがやりました」のヤング役桐山漣さんの放送後の評価は?
  9. 原作「僕たちがやりました」の作者2人の他作品は?
  10. 僕たちがやりましたの人気脇役キャラのヤングが愛される理由は様々だった!

「僕たちがやりました」原作漫画の内容紹介!

「僕たちがやりました」は2015年に連載開始!

「僕たちがやりました」の原作漫画は2015年にヤングマガジンにて連載が始まりました。原作者の金城宗幸さんと作画担当の荒木光さんのタッグで連載された「僕たちがやりました」は連載開始からヤングマガジン誌上で人気があった作品です。両者ともに連載前から実績がありファンを得ていましたので連載前から「僕たちがやりました」は注目されていました。

「僕たちがやりました」の原作あらすじ

「僕たちがやりました」の主人公トビオは、高校2年で同級生のマルと伊佐美、OBで金持ちの小坂(パイセン)と共にそこそこ楽しい日常を送っていました。ある日不良校の矢波高校に目をつけられたマルがボコボコにされてしまい復讐を誓います。夜間の矢波高校に忍び込みプラスチック爆弾を各場所に設置し、翌日に爆弾を起動させ矢波高校はパニックになりますが、プロパンガスに誘爆し死傷者を複数人出す大惨事になってしまいます。

事件後はトビオを中心にそれぞれの状況が描かれます。現実逃避の快楽に溺れたり、罪悪感による自己嫌悪に陥ったり、掴まったりと様々です。トビオには復讐した相手の不良グループの元リーダー格の市橋との間に友情が芽生えたり、その後に悲劇が待っていたりと悲惨な出来事が多々起こります。そして「僕たちがやりました」作中で起こる逃走劇の中で出会う人物こそがこの記事のテーマの一つであるホームレスでゲイのヤングです。

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ドラマ「僕たちがやりました」でヤングを演じる桐山漣さんについて

ヤング役の桐山漣さんのプロフィール

ドラマ「僕たちがやりました」でヤング役を演じる桐山漣さんは現在33歳、身長175cm、出身地は神奈川県です。桐山漣さんの役者デビューは2006年の「ミュージカルテニスの王子様」です。2009年には「仮面ライダーW」で菅田将暉さんとW主演で有名役者となりました。桐山漣さんは子供の頃から仮面ライダーを演じることが夢だったそうです。近年ではドラマ「コードネームミラージュ」の主演を演じました。

ドラマ「僕たちがやりました」のヤング役をオファーが来た後の本人コメント

桐山漣さんは「僕たちがやりました」のヤング役のオファーが来た際に「ホームレス役もゲイ役も初めてで、撮影が楽しみでなりませんでした」というコメントを残しています。かなりクセのあるホームレスでゲイという役は今までにない役だったようですが、桐山漣さんは撮影中を楽しく演じることが出来たようです。

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原作版「僕たちがやりました」のヤングとの出会い

「僕たちがやりました」主人公トビオの逃亡生活

「僕たちがやりました」4巻にて、トビオは今宵の家で匿ってもらっている時に爆破事件の被害者である不良グループのリーダー格の市橋達にバレて、今宵の家を包囲されます。トビオはその場から何とか逃げ延びますが、急いでいたために今宵の父の奇抜なTシャツとパンツ一枚の姿で一人になってしまします。

トビオは建物の間の狭い空間で、ドーナツ店で捨てられた残飯を食料にして3日間過ごしました。そのホームレス生活に慣れてきたころに、ドーナツ店の店員に通報されてしまい警察を呼ばれてしまいます。トビオは警察から逃れるために、せっかく慣れてきたその場所を離れることになります。そして警察を撒いたトビオに「なんでパンツなの?主義?」と話しかけてくる一人のホームレスが現れます。

そのホームレスこそが「ヤング」だった!

自分を「ヤング」と名乗るそのホームレスはズボンも靴も履いていないトビオに、快く衣類を渡します。続けてヤングは「歯、磨けてる?」とトビオに尋ねます。トビオはヤングに連れられコンビニへ着いていきます。ヤングは店内を少しフラつきすぐに店を出ます。一緒に居たトビオも気づかないほどの早さで歯ブラシ道具を万引きしヤングはそれらをトビオに与えます。

ヤングはその後、トビオにホームレスとして生きていくためのノウハウを教えます。ヤングから空き缶集め、薬の売買、暑さを凌ぐための出入り自由な公共の場所、高級料亭の残飯ゴミ等々。どれもホームレスにとって貴重な情報であり、トビオにとってヤングは救世主の様な存在となります。

僕たちがやりました | 関西テレビ放送 KTV

漫画版「僕たちがやりました」夜の河川敷にてヤングの名シーン

ヤングの衝撃的なカミングアウト!

トビオとヤングは夜中に河川敷で2人で横になりながら話をしています。トビオはヤングに感謝の気持ちを伝えると、ヤングは「喰いたい時喰って、寝たいとき寝る。それでいい。」という自論を語ります。その言葉でトビオは「カッケー!ヤングさん!」と尊敬をしているようで、トビオはヤングについていくことを決め、ヤングもそれに同意してくれます。そしてここからまさかの急展開となります。

ここでヤングは自然にとんでもない発言をします。ヤング「うっし、やるか」と言い出します。トビオは「はい!なんスか?」という反応を見せたところ、ヤング「ケツ貸せ」と言う言葉でトビオにゲイ行為を迫ります。突然トビオに馬乗りになりズボンとパンツを強引に脱がせ始めると言った展開が描かれています。

ヤングとの別れ

トビオは必死に抵抗しますがヤングは「ヤッたことないのに否定するのか?」と止まりません。ヤングは「視野を広げろ!自分を解放しろ!お前はまだ世界の半分しか知らない!」とトビオをゲイの世界へ誘おうとします。その時トビオは幼なじみの蓮子を無理矢理抱こうとした時の事を思い出し「こんな気持ちだったのかなぁ。謝んなきゃ。」と呟きます。その言葉を聞きヤングの動きが止まります。

トビオは「俺、アイツに、会いたいっス。」と続け、ヤングは「こっちの世界に来るには、お前にはまだ早いみたいだ。やりたい時に、やりたいことをやるだけだ。会いたいなら行けばいい。後ろが嫌なら前に行け。そしてまた戻ってきたら、ヤろう。」とさりげなく次に会った時の約束を決めようとしますが、トビオに「嫌っす!」と拒否されてしまいます。こうしてトビオはヤングの元を去って行ったのでした。

漫画版「僕たちがやりました」ヤングとの再会

ヤングと再会を果たすが

「僕たちがやりました」7巻にてヤングとトビオは再会します。ヤングは橋の下で雨をしのぎながら知らないおじさんと性行為をしていました。一方トビオは雨の中で傘を持っているのにささずにトボトボと歩いています。ヤングの居る場所にトビオはやってくるとヤングは「トビオ、ついに戻ってきたか。新世界を知りに!」と喜びますが、トビオはヤングの姿が見えていないかのようにスルーします。

トビオは不良グループのリーダー格だった市橋との間に友情が芽生えました。しかしその市橋が自殺してしまいます。殺人の罪を忘れて生活しようとしていたトビオでしたが、市橋の自殺により再び罪悪感の中で絶望していたのです。そのトビオの姿はヤングさんにはまるで別人の状に映ります。

ヤングがトビオを助ける!

「僕たちがやりました」8巻にてトビオ達は自首をするための行動を開始し始めました。自分たちの罪が力を持った大人達にもみ消されないように、街中で大がかりなビラ配りを強行したのです。その近くで別団体がデモ活動をしている集団の中に、ヤングの姿もありました。

ヤングはその時に、必死にビラを撒いているトビオを発見します。一方トビオ達は人ごみの中での大騒動を巻き起こした原因を作った為に、警察に捕まりビラ配布活動を中止させられそうになります。その時ヤングが現れます。ヤングは警察を後ろから取り押さえ見事にトビオを助けたのです。

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ドラマ「僕たちがやりました」でのヤングのエピソードはちゃんと映像化されているのか?

原作の「僕たちがやりました」が割と忠実に再現されている!

トビオとヤングが出会い、ヤングがトビオにホームレスの世界の生き方を教える流れなどは原作「僕たちがやりました」に近い形です。コンビニでの歯ブラシセット万引きシーンもしっかりと収録されています。桐山漣さん演じるヤングの雰囲気が男前で、ヤングのアニキ肌な魅力が十分に出ています。

問題の河川敷でのシーンは映像化出来るのか?

桐山漣さんは人気のある俳優さんなので、ゲイシーンをどこまで演じることが出来るのか放送前から注目されていました。そしてドラマ版「僕たちがやりました」ではしっかりと、ゲイのカミングアウトからトビオのパンツを下ろすシーンが放送されました。撮影後「パンツを後ろから脱がすカットは何度も何度も撮りました。お尻の形を当てられるくらい」と桐山漣さんは発言しています。

「僕たちがやりました」の人気キャラヤングの原作とドラマの相違点は?

「僕たちがやりました」主人公のトビオがホームレスになる課程

原作の「僕たちがやりました」では不良グループに追われた末にホームレスになりますが、ドラマ版「僕たちがやりました」では学校爆破事件の真犯人疑惑のある教員の家に向かい、その後警察に追われます。警察に追われたトビオがフェンスを越えるときにズボンを捕まれますが、脱皮するようにズボンを残して逃げ切ります。

ヤングとの出会い方

原作「僕たちがやりました」では建物の間で生活している時に警察に見つかり追われますが、ドラマ版「僕たちがやりました」では建物の間にヤングが登場します。その後の流れは大体原作と同じです。補足ですがドラマ版「僕たちがやりました」ではトビオのホームレス生活の期間も原作「僕たちがやりました」よりも多少短い期間になっています。

ドラマ「僕たちがやりました」のヤング役桐山漣さんの放送後の評価は?

高評価が多かった!

桐山漣さんが演じたので「ヤングさん、カッコいい」という声が多かったです。表情なども原作のヤングに寄せている感じが出ていて高評価でした。「僕たちがやりました」がドラマ化するにあたって、放送前からホームレスでゲイのヤング役への期待は高かったため、その状況の中でキッチリと高評価を得ることが出来る桐山漣の演技力やルックス、脚本や撮影時の演出などを手掛けるスタッフの力が十分に発揮されていたようです。

原作「僕たちがやりました」の作者2人の他作品は?

「僕たちがやりました」原作者の金城宗幸さんの他作品

「僕たちがやりました」の原作を手掛けた金城さんは基本的に作画担当の漫画家とコンビを組み作品を堕しています。その中でも有名な作品は「神さまの言うとおり」という、漫画業界で少し前から人気のあるジャンルである「デスゲーム」ものです。この作品は「僕たちがやりました」の前からシリーズ連載されていて、見事にヒットしました。

そして現在は「ジャガーン」というSF作品を手掛けていますが、この作品はSFものでありながら「僕たちがやりました」の世界観を見事に引き継いでいます。日常の中で突然起こる非日常という構図は両作品に共通します。主人公が苦悩する姿や、下衆に等しい存在感のある脇役の存在など「僕たちがやりました」が好きでしたらこの「ジャガーン」もオススメです。

「僕たちがやりました」作画担当の荒木光さんの他作品

「僕たちがやりました」の作画担当の荒木さんは「僕たちがやりました」の前に自分のみの名義でヤングマガジンで連載をしていました。「ヤンキー塾へ行く」とその続編である「塾生、碇石くん」を連載していて誌上で人気を得ていました。「僕たちがやりました」でも多いコメディ要素はこの両作品でも十分に披露されています。

「僕たちがやりました」連載終了後は「あしたのジロー」というボクシング漫画を原作者付きで連載しています。この作品はヤングチャンピオンと漫画アクションという二つの異なる出版社の合同企画となっていて、2誌で交互に掲載されていくという、業界内でもとても珍しいスタイルでの連載作品です。

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僕たちがやりましたの人気脇役キャラのヤングが愛される理由は様々だった!

ホームレスでありながらイケメン!

原作「僕たちがやりました」でもヤングはカッコよく描かれていました。ホームレスとは思えないくらいイケメンな表情が描かれたりもしています。ドラマ版「僕たちがやりました」で人気俳優である桐山漣さんが抜擢されたのも納得です。

性格までもイケメン!

トビオに対して衣類や歯ブラシセットなどを提供したり、ホームレス生活の秘訣を色々と教えたりしてトビオから尊敬のまなざしを向けられます。トビオにした親切を誇示しないスマートさもあり、発言も何だか頭が良さそうです。読者もトビオ目線で状況を捉え、ヤングの頼れる兄貴っぷりに心が惹かれていきます。

そしてゲイであるというギャップ!

イケメンで性格も良いなんて普通の生活で女性にモテモテになれるんじゃないかと思いますが、ヤングはゲイでした。きっとその性癖で苦労を散々してきたはずです。ある種の悟りの様なものを開いている様子もあるヤングですが、そのオチとも言えるギャップにネット上でヤングを称える声が非常に多くなりました。そのヤングを株を落とさずしっかりと演じきった桐山漣さんも流石です。

「僕たちがやりました」は他のキャラも魅力がたくさん!

この記事ではヤングというキャラを中心に紹介しましたが、「僕たちがやりました」には他にも魅力的で個性的なキャラがたくさん出ています。トビオの仲間であるマル、伊佐美、パイセンの3人もそれぞれキャラが濃く作品を盛り上げてくれます。矢波高校の不良グループもかなり個性的で独特な怖さがあります。後半に出てくるヤクザも同様に独特でリアルな怖さを感じるのがこの作品の演出力の高さでしょう。

トビオの幼馴染である蓮子は、純粋にトビオを想ってくれる女の子です。下衆な脇役が多い「僕たちがやりました」作中の良心と言えます。一方、伊佐美の彼女でありトビオとも関係を持ってしまう今宵は、包容力がありつつも隙があり、男好みされそうな体形と雰囲気を持つ女の子です。今宵は芸人のケンドーコバヤシさんがかなり押していたキャラであり、同じように今宵に惹かれた男性読者は非常に多かったようです。

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