【マギ】ジュダルはわがままだけど魅力的？アリババ・アラジンとの戦いの後は？

本記事では漫画マギに登場する悪役ジュダルについて過去やアラジン・アリババとの戦いを交えながら魅力を画像付きでご紹介していきます。またジュダルに関する感想もまとめましたので、漫画マギの読者の方は必見です。ではまずジュダルの魅力や過去を画像付きでご紹介する前に、ジュダルが登場するマギの作品情報や作者、漫画マギのアニメ情報などを画像付きでご紹介していきます。

漫画マギを手掛けた作者は日本の漫画家である大高忍です。大高忍は2003年に開催された漫画大賞「第2回エニックスマンガ大賞」において「芥町」で大賞を受賞することになり、一躍漫画家として注目されることになりました。そして大賞を受賞した大高忍の漫画「芥町」は2003年に「ガンガンパワード2003年秋季号」で連載されることになり、大高忍は漫画家として本格的にデビューを果たしました。

その後大高忍は「ヤングガンガン」で「すもももももも～地上最強のヨメ～」を連載し、アニメ化したことで大ヒットを記録しました。そして大高忍は2009年に「週刊少年サンデー」に移行することになり、本作の漫画「マギ」を連載しました。このマギはサンデーのランキングで2位を記録し、サンデーの看板作品となっています。今現在大高忍は「週刊少年マガジン」に移行し、2018年から漫画「オリエント」を連載しています。

マギは2009年から2017年の間「週刊少年サンデー」で連載されていた漫画作品です。漫画マギはアラビアンナイトで知られる「千夜一夜物語」をモチーフにした作品であり、登場人物達は全てアラジンやアリババなどアラビアンナイトの名前が付けられています。この「千夜一夜物語」をモチーフにした漫画マギは非常に面白い冒険活劇が描かれている漫画であり、小学館漫画賞少年向け部門を受賞することになりました。

また漫画マギは累計発行部数2300万部を超える大ヒットを記録し、「週刊少年サンデー」に連載されている作品で人気ランキングナンバー2にランクインすることになりました。この人気から漫画マギはゲームやアンソロジーなどの派生作品が多数制作されることになり、「週刊少年サンデー」を代表する漫画として今現在も多数の人気を集めています。

漫画マギは大ヒットを記録したことから2012年にアニメ化が決定し、放送前に特別番組として「話題沸騰！！マンガ「マギ」に魅せられた人、大集合SP」が放送されました。この特別番組にはSKE48の松井玲奈や鈴木奈々など多数の有名人が出演することになり、放送前から注目を集めることになりました。そして2012年の10月7日から2013年の3月31日まで原作の「シドニア編」を描いたアニメが放送されました。

アニメマギは「おそ松くん」の放送から45年ぶりの「週刊少年サンデー」連載漫画原作のアニメ作品となっており、「小学館創業90周年記念企画」として制作されました。またアニメマギはアニメ史上初といわれるTwitter連動機能を施し、随時感想が表示されるというリアルタイム機能を搭載しました。その後アニメマギは人気を集めることになり、2013年の10月6日から2013年の3月30日まで続編にあたる第2期が放送されました。

ここからは漫画マギに登場するジュダルの魅力について画像付きでご紹介していきます。ではまず初めにジュダルのプロフィールを簡単にご紹介します。漫画マギに登場するジュダルは黒い髪を後ろでくくり、おへそを出した服装に身を包んだ少年です。ジュダルは小悪魔的な性格をしており、子供っぽいわがままな姿を見せてくれます。

そんなジュダルは不遇な過去から曲がった価値観を身につけてしまい、悪役となってしまいます。そしてジュダルはこの辛い過去を受け入れ、マギの世界で暗躍します。しかしジュダルは悪役ながら人懐っこい性格をした憎めないキャラクターであり、多くのファンから愛されています。

漫画マギにおいてジュダルが初登場したバルバット、霧の団編でジュダルは紅玉と行動を共にしています。当初マギを見ていた人達からはジュダルと紅玉がセットとして扱われていました。紅玉は皇女という立場であり、友達が出来ませんでした。その中で紅玉は自分に対し気軽に接してくれるジュダルと仲良くなります。またマギのおまけ漫画ではジュダルが紅玉と部下たちを引き連れ観光する様子が描かれていました。

ジュダルは漫画マギの世界で三人しかいないとされる魔術師「マギ」の一人にあたる人物です。この三人しかいないマギという魔術師は特別な権力を持った魔術師であり、国の政治や軍事に大きな影響を与えています。また普通の魔術師であれば体内にあるルフといわれる魔力しか使用できないのですが、マギは世界中のルフを吸収して使用することが出来ます。

世界中の魔力を吸収して使用できるマギは普通の魔術師を凌駕する強さを秘めています。このことで魔術師マギは魔法や精霊であるジンの金属器の力を使用して戦う戦争で大きな戦力となっています。

煌帝国の練白龍を王に決めたジュダル。しかしジュダルが王と決めたジンの金属器使い白龍は堕落することになり、暗黒面に落ちた悪の王となってしまいます。実はジュダルは白龍が持つ復讐心に燃える心を気に入っており、最初から目を付けていたのです。そして堕天した王となった白龍はより一層復讐に燃える心を身につけるのでした。

世界に3人しかいないとされる魔術師マギは世界の王になるべき人間を一人決め、導くという使命を持っています。また精霊であるジンも同じように自分の力を王となる人間の候補に与えています。ジュダル以外のマギ達は王の候補を決めておらず、ユナンは放浪の旅を、シェヘラザードは死んだ王のために国を守っています。一方ジュダルは白龍の復讐心に惚れこみ、自らの王に白龍を選びました。

玉艶はアルマトランでアルバという別名を持つアルサーメンのリーダーです。玉艶は女性に乗り移って皇帝の妻となり、煌帝国の権力を手中に収めようと企みます。白龍とジュダルは野望を掲げる玉艶を打倒するために白龍の能力を宿した兵士を率いて攻め入ります。白龍は義理の兄である紅炎によって敵意や憎しみを持つと頭痛を起こす魔法をかけられていましたが、玉艶を倒すために全霊を捧げます。

しかし玉艶はアルマトランを滅ぼすほどの強さを持った魔術師であり、白龍やジュダルは苦戦を強いられます。そして深い復讐心を持つ白龍はジュダルと協力することによって、ついに玉艶を倒すことに成功するのでした。

ここからはジュダルがアリババ・アラジンと戦った後の物語をご紹介します。ジュダルは玉艶を倒した後、玉艶と協力していたと思われる紅炎の派閥と戦います。そこで主人公であるアラジンとその王アリババは戦火が広がることを防ぐため、ジュダルの説得を行います。しかしジュダルはアラジンとアリババに逆上し、戦うことになります。そして壮絶な戦いを繰り広げ、ジュダルはアラジンとアリババによって討たれてしまいます。

この激闘でジュダルは宇宙に飛ばされ、アリババも魂を切り取られたことで死亡したと思われていました。しかしジュダルとアリババは別次元に飛ばされ、生きていました。ジュダルとアリババは白龍とアラジンが待つ現世に帰るため、協力します。実はジュダルとアリババが飛ばされた世界は元の世界と繋がっているとされる暗黒大陸だったのです。

ジュダルとアリババは暗黒大陸から元の世界に戻るために冒険を行います。この暗黒大陸という世界はソロモンの魔法で作られた世界であり、アルマトランに元々住んでいた種族が暮らす土地でした。そして協力関係となったジュダルとアリババは何とか元の世界に戻ることが出来ます。

元の世界に戻ったジュダルは肉体を失うことなく現実世界に飛ばされました。しかしアリババは暗黒大陸で魂のみの存在で過ごしていたため肉体が衰えてしまいます。そこで二人は魔法で生命維持が保管されているユナンの元に向かいます。しかしジュダルはアリババを置いて白龍を探しに行ってしまいます。アリババはリハビリの中で3年の時が経っていることに気付きます。そしてアリババはそこで驚くべき真実を知ることになるのでした。

3年の時が流れたことで世界は七海同盟が前身となった国際同盟という組織によって軍事力は解体され、商人が中心となっている世に変わっていました。そのことで金属器の所有を禁じられることになり、世界に対応できず制作失敗をした白龍は王を退位させられていました。これにより白龍やアラジンたちは姿を消してしまいます。このアラジンたちの行方はユナンやシンドバットさえも知っていませんでした。

ここからはジュダルの過去についてご紹介していきます。元々ジュダルはアジアにある小さな村で心優しい両親の元で生まれました。しかしジュダルが住む村がある日アルサーメンによって攻撃され、ジュダルは強奪されてしまいます。そしてジュダルはアルサーメンによって堕天されてしまい、悪の道を歩むことになったのでした。

過去に堕天されたジュダルはアルサーメンの手先として煌帝国に忍び込みます。その際ジュダルはマギとして煌帝国で暗躍しており、煌帝国の王子である紅炎や皇女の紅玉と親しくなります。しかし紅炎と紅玉は同じく国でありながら敵同士であり、ジュダルには本当の友達といえる人物が存在していませんでした。アルサーメンに強奪された過去がきっかけでジュダルの運命は大きく変わってしまったのです。

アニメ版マギにおいてジュダルを演じた声優は日本の男性声優である木村良平です。木村良平は視聴者をキャラクターに共感させるほどの演技を持つ人物であり、日本の声優界から好評な評価が付けられています。そんな木村良平はアニメマギのジュダルでも非常に優れた演技を発揮し、視聴者を釘付けにしました。ではここからはアニメマギでジュダルを演じた声優の木村良平についてご紹介します。

声優の木村良平は1984年の7月30日に東京で生まれ、3歳の頃から劇団ひまわりで活動を行っていました。木村良平は劇団ひまわりで役者として活躍する一方でアニメの声優としても活動していました。そして木村良平は2012年にアニメ「東のエデン」で初主演を務め、その後優れた演技力が評価されたことによって2012年に声優アワード助演男優賞に輝きました。

また木村良平はテレビアニメ以外にもOVAや劇場版アニメの声優も務めており、これまで多数の作品に出演しています。今現在木村良平は「魔入りました！人間くん」や「八月のシンデレラナイン」などの作品に出演するなど声優として活動を続けています。

木村良平はフジテレビの「ノイタミナ」作品に多数出演しており、「東のエデン」の滝沢郎や「坂道のアポロン」の西見薫などを演じています。木村良平は「ノイタミナ」作品以外でも声優を務めており、「黒子のバスケ」の黄瀬涼太や「テイルズオブゼスティリア」のスレイなど数多くの有名作品で声優を務めています。

ジュダルを演じた木村良平はジュダルの人気から2014年に「黒い太陽」というタイトルでキャラソンを制作しました。このキャラソンではジュダルが過去にとらわれず自らの狂気に身を委ねる姿が描かれており、非常にジュダルの気持ちが伝わるキャラソンとなっています。ジュダルファンの方にはたまらないキャラソンとなっていますので、是非チェックしてみてください。

ここからはマギに登場するジュダルに関する感想をご紹介していきます。ジュダルは悪役ながら非常にかっこいい容姿と性格をしており、人気がとても高いキャラクターです。上記の感想の通りジュダルは漫画マギを代表するキャラクターの一人といえるでしょう。

ジュダルに関する感想ではジュダルのビジュアルが非常にいいという感想も見受けられました。ジュダルは生意気でワガママな性格が伝わる服装と見た目をしており、初めて見た方にも分かるビジュアルとなっています。またジュダルの他のキャラクターもビジュアルセンスが優れており、このビジュアルの良さも漫画マギの魅力となっています。

ジュダルは上記でご紹介した感想の通り、漫画マギの中でトップクラスに入るほどの人気を誇っています。そのことでジュダルには多数の熱烈なファンが見受けられました。熱烈なジュダルファンはジュダルへの愛でイラストを多数投稿しており、是非ジュダルファンの方はファンが描いたイラストもチェックしてみてください。

本記事では漫画マギに登場するジュダルについて魅力や過去などをまとめてご紹介しました。ジュダルは敵に対しても無邪気に接する悪役とは思えない性格をしており、その可愛さからどこか憎むことが出来ないキャラクターです。またジュダルには多数の魅力があり、マギの中でも非常に人気が高いキャラクターとなっていました。漫画マギを読もうと考えている方は是非ジュダルに注目して漫画マギをお楽しみください。