マギの最終回をネタバレ!シンドバッド・アリババのセリフに感動!

週刊少年サンデーにて長期連載していた大人気漫画マギが2017年10月についに完結、最終回を迎えました。8年もの間続いた物語はどう終結へ向かったのでしょうか。"マギ"であるアラジンが選んだ王の器アリババの結論、そしてシンドリアの王シンドバットの決断とは?ダビデとシンドバッドの決着は如何に?最終回までのネタバレを交えながら感動のシーンを一つ一つ振り返っていきましょう。

マギの最終回をネタバレ!シンドバッド・アリババのセリフに感動!のイメージ

目次

  1. 大人気漫画マギは遂に最終回を迎える!
  2. マギのネタバレ!最終回に向けて見えたアリババの強い意志
  3. マギのネタバレ!最終回に向け決着を迎えるシンドバッドの戦い
  4. マギのネタバレ!崩壊しても止まらぬ聖宮の使者
  5. マギのネタバレ!最終回向け出したアラジンの答え
  6. マギのネタバレ!選ばれし王の器アリババが出した結論
  7. マギのネタバレ!変わらないアリババの信念
  8. マギのネタバレ!最終回で明らかになる戦いの結末
  9. マギのネタバレ!最終回で描かれたその後の世界
  10. マギ最終回で描かれたアリババとモルジアナの結婚式
  11. マギ最終回は打ち切り?
  12. 人気漫画マギの最終回と打ち切りの可能性

大人気漫画マギは遂に最終回を迎える!

週刊少年サンデーにて連載され、2017年末に最終回を迎えた人気少年漫画マギ。「千夜一夜物語」をモチーフとした架空の世界が舞台になっており、広大な世界と細かな人間模様が魅力的です。アニメ化や、シンドバッドに焦点を当てたスピンオフなどもあり、少年漫画ですが男女隔たりのない人気です。

最終回はモルジアナとアリババが結婚したり、世界のあり方が変わったりと盛りだくさんの内容でした。駆け足気味で打ち切りの可能性が囁かれる最終回でしたが、今回はそんなマギの最終回をネタバレを含みつつ詳しく解説していきます。

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マギのネタバレ!最終回に向けて見えたアリババの強い意志

聖宮の中でシンドバッドと戦っていたダビデの魔法により世界中の人々がルフへと還る、つまり死ぬことを望む中、アリババはそんな人々を守るため望まれぬ戦いを続けます。そんな中紅明による転送魔法陣でアリババを止めるべく集った国際連盟の援軍。その中には煌帝国の第八王女であり、アリババの友人である紅玉の姿がありました。

ルフを操られている紅玉達は、全世界の人々が持つ同じ目的を止めようと戦うアリババを止めに入ります。絶対に殺し合いなどしたくないという強い想いから、自分の持つ金属器を捨ててまでアリババと話し合おうとする紅玉ですが、操られたまま「一緒にルフに還りましょう…!」と言葉にした彼女に、ルフには還らず、みんなとこの世界で行きていくとアリババは自分の主張を叫びます。

その答えを聞いて攻撃に入る国際連盟の援軍達ですが、その攻撃を躱し、自分がボロボロになって尚聖宮の使者のみと戦わんとするアリババの姿に心を動かされる紅玉。しかしダビデの力によりアリババに極大魔法を打つ手を止めることは出来ません。

紅玉達を止める練紅炎の力

そこに煌帝国第一皇子であり、煌帝国で処刑され死んだとされていた練紅炎が現れ、紅玉たちの極大魔法を止めます。圧倒的な力で戦う紅炎ですが、人々のルフに還りたいという願いは以前変わりません。紅炎の存在に動揺するシンドバッドの操り人形と化してしまった紅玉達に活を入れます。

TVアニメ「シンドバッドの冒険」公式サイト

マギのネタバレ!最終回に向け決着を迎えるシンドバッドの戦い

アリババ達が地上で聖宮の使者を止めている間、聖宮内でダビデと戦いを続けるシンドバッド。神の序列を幾度となく入れ替え、聖宮での主導権争いを続けますが、聖宮の魔法を止めることも出来ず、ダビデの大きな力を前に防戦一方となってしまいます。

そんなシンドバッドに再び私の手を取れと声をかけるダビデですが、その主導権争いこそがシンドバッドの狙いでした。聖宮の魔力を使い、限界まで大魔法を打ち続けることによって聖宮そのものをパンクさせ破壊するため、敢えてダビデと何度も序列の入れ替えを試みていたのです。

シンドバッドの想い

世界を救うために聖宮へと辿り着こうとしたシンドバッドですが、ここで聖宮に固執するあまり夢を見すぎていたのだと言います。自分の夢に目が眩んだのだと、そしてそれはダビデも同じだと主張します。運命のまま生きることが自分の望みだと考えていたシンドバッド。

ですが、実際は自分の意志だけでは無く、仲間や家族、他人との関わりの中で誰かの意志に突き動かされながら生きていたのだと主張します。そしてダビデ自身も特異点という役割に執着したこの行いは、本当に自分のやりたかったことなのかとダビデに問いかけます。

それに答えることの出来ないダビデを前にし、他人と完全に無関係ではいられないこと。それでも自分で考え続け、変化していく自分の願いに目を凝らし続けなければいけないのだと言葉にします。その言葉を聞いてどの神よりも残酷だと揶揄するダビデですが、シンドバッドは固い意志を持って、「その過酷で自由な道を、俺は課す」と真っ直ぐな瞳で答えます。

これまで運命に縛られ続けていたシンドバッドが、自分のだけの意志ではっきりと世界のあり方を決めた瞬間でした。シンドリアの王として皆を引っ張っていくその立場に悩み続けた彼だからこそ、重みのある魅力的な台詞です。

裏サンデー | マギ シンドバッドの冒険

マギのネタバレ!崩壊しても止まらぬ聖宮の使者

シンドバットのおかげで聖宮が崩壊し、ルフの書き換えは解け正気に戻る世界の人々ですが「世界の真理は逆流した」というダビデの言葉と共に激しさを増す攻撃と、各地に出現する世界を崩壊させる巨大な迷宮の塔。焦りを見せるアリババですが、正気に戻ったモルジアナや金属器使い達が各地で戦いを初めます。

ルフが書き換えられていた時の自分の行動を省みて動揺する紅玉に、アリババが声を掛け「世界をルフに返す魔法」を止めようと試みます。魔法陣を解除すべく、各地に現れている迷宮の巨塔を金属器使い達が壊しに向う中、アラジンは大峡谷の最奥でダビデと対峙することになります。

マギのネタバレ!最終回向け出したアラジンの答え

既に聖宮の魔法はダビデの手を離れ、世界をルフに還す装置と化していることを伝え、自分は運命のままに正しい世界へ導いたのだと豪語するダビデ。それに対し、何故そんなことをしたのか、誰から選ばれ特異点となったのかと繰り返し問いかけるアラジン。支離滅裂に答えるダビデ自身、自分の存在に疑問を持ち始めます。

そんなダビデを他人との関わりを持つことがなく、自分が出来上がらなかった悲しい人と評するアラジンは、運命に頼りきり自分で決断をしなかったダビデは臆病だと言葉にします。真っ直ぐな瞳で言葉を紡ぐアラジンにダビデは高らかに笑います。アラジンの言葉を聞いて尚、自分は特異点であり、お前はマギだろうと問うダビデ。

問いに対しアラジンは自信を持って、今はマギということ以外にも沢山の生きる意味があると笑顔を見せます。それでも意志を曲げないダビデでしたが、ダビデのルフの中にいたシンドバッドがアラジンに力を貸すように言います。

マギのネタバレ!選ばれし王の器アリババが出した結論

一方地上で迷宮の巨塔を壊していくアリババ達は、モルジアナや白龍達とも合流しましたが、魔法陣の輝きは強くなり続けています。そこにアラジンのソロモンの知恵で世界中にシンドバッドのルフが送られ、聖宮の魔法は一旦停止しますが、それはマギであるアラジンの魔法が効いている間だけだとシンドバッドはアリババ達に伝えます。

世界中の迷宮の塔を壊す暇は無いが、金属器の力を一つにすれば道はあるとシンドバッドは続けます。地上にある18個全ての金属器の力を束ねれば迷宮の塔を封印するにはそれしか無いと提案します。しかし肝心の金属器を束ねる方法は、王の器を一つに絞ること。一人の王の器に全員が力を譲渡する、つまりこの場にいる15人の金属器使いのうち14人が死ぬということでした。

そしてシンドバッドはその一人の王の器はアリババが良いと進言します。紅炎はそれに反対しますが、シンドバッドは迷宮の塔を全て完全に破壊してしまうと、マギシステムそのものが消滅し、マギ同様にジンや金属器も全て消え去っってしまうことを明らかにします。

この世界にとって金属器が無くなることとは?

今までは聖宮によって、憎しみに囚われた黒いルフは堕転という形で世界の流れから排除されていましたが、それが無くなることで、全てのルフが野放しになり、結果戦争が増えることになるとシンドバッドは話します。

混乱を収めるためには大きな力が必要不可欠であり、それに必要な金属をこの世界に残す為次元をこじ開けそこに迷宮の等を封印するしか無いというのがシンドバッドの意見でした。聖宮の中でシンドバッドはアリババの意見に動かされここまで来たので、アリババを王に進言したのでしょう。

シンドバッドが周りの人間は全て自分より劣っていると考えていた頃とは大きく変わったのが、ここでよくわかります。金属器が無くなるという事は争いが増えるということ。煌帝国もシンドリアもそれを防ぐべく天華の統一を目指し、唯一の王が世界を一つにと志して来ました。それは今の状況と何ら変わりはありません。

それは今の状況と何ら代わりはありませんが、だからこそ、その場にいる全員、虚しいと感じ後悔します。

マギのネタバレ!変わらないアリババの信念

唯一の王が世界を統べるしか無いと結論を出す紅炎達の言葉を聞き、アリババに最後を託すシンドバッド。全員の視線がアリババに集まる中、シンドバッドにコクリと頷き返したアリババは一言、「イヤです」と答えます。

予想外の答えに全員が唖然とする中、アリババは今後の世界の可能性について意見します。シンドバッドの言うとおりにして失敗する可能性、唯一の王が暴君になる可能性、また別の驚異が出る可能性。そしてそうなった時、皆自分が決めたことではないのに、と不満を抱くことになるとアリババは言います。

誰かの思う通りに生きていれば、いざ手を離された時にどうして良いかわからない。だから自分のやりたいことは自分で決めようと説得するアリババ。そして白龍、ジュダル、紅玉、モルジアナもそれに続いて、それぞれ自分で選ぶ世界について意見します。

呆気にとられる皆の前で、アリババは混沌とした世界がこれからどうなるかなど誰にもわからないと続けます。王族も奴隷も貴族も金属器使いも何も関係ない世界。それがアリババの出した今後の世界の結論でした。

カシムの死や他人との価値観の違いに苦悩し続け、それでも信念を曲げず進み続けたアリババだからこそ導き出せた答えでした。他人と自分の違いに苦しんで来たのにもかかわらず、最後まで信念を曲げないところがアリババの最大の魅力であり、王の器である所以でしょう。

最終回で見えたアラジンとアリババの固い絆

シンドバッドの問いに対し、アリババがそう答えるのはわかっていたのだろうと問うシンドバッドに、アラジンは頷き、「だから君は…アリババくんなんだよね!」と笑顔を見せます。アリババの近くでマギとしてではなく友達としてあり続けたアラジンとの絆が伺えるワンシーンです。

マギのネタバレ!最終回で明らかになる戦いの結末

金属器使いを一人に束ねること無く、迷宮の塔を壊しに行くアリババやモルジアナ達の自信に満ちた戦いぶりを見て、紅炎達も心を動かされます。ティトスやユナンも集い、全ての金属器使い達、そして煌帝国やバルバットの兵士たちも参戦します。

皆が一つの目的に向かって戦いを続ける中、アラジンはダビデとの戦いを続けていました。そこにシンドバッドが現れ、自分を犠牲にダビデを止めようとします。そこにアリババは半ば強引気味に戻ってきますよね、とシンドバッドに声を掛け、「こんなとこで消えるような人じゃないでしょう?」と発破を掛けます。

それに対し笑顔で必ず戻ってくると伝えるシンドバッド。そして全ての金属器使いが極大魔法で、アラジンがウーゴ達に支えられ最後の一撃を放った所でシーンは切り替わります。

マギのネタバレ!最終回で描かれたその後の世界

アリババがモルジアナにプロポーズするも即刻断られる、というギャグシーンから始まる最終回。戦いは終わり、瓦礫だらけの新居と復興を理由に指揮は延期にしようというモルジアナの提案に血涙を流し渋々納得するアリババも描かれています。

悲しみに暮れながら仕事に没頭しようと決めるアリババは、今や金属器使いでもなんでもないいち商人であることが明かされます。物語は先の戦いから二ヶ月立っており、アリババはアリババ商会にて世界の復興に協力する様が描かれています。

マギ最終回で明かされた大きく変わった世界

迷宮の塔を壊し、世界をルフに還す魔法が解けた瞬間、なんと世界中の地形が変わっていたのです。山や海、天空までもがごちゃまぜになり、浮島や大きい谷が目立つ風景が描かれています。各国の長は民達の生活を安定させることを目標に、利害関係などなしに協力して復興に尽力しています。

聖宮内でシンドバットやアリババ達が話していた、次元の壁を壊す魔法を魔道士達が協力して研究し始めており、未来では自分の知らない世界の住人と話すときがくるだろうと、カシムの墓の前で話すアリババ。もしそうなったとしても、今はもう違いがあることを悲しいとは思わない、と告げ、その場を立ち去ります。

マギ最終回で描かれたアリババとモルジアナの結婚式

カシムの墓の後にし、家に帰ったアリババの目に移ったのは、結婚式用のドレスを身に纏ったモルジアナの姿がありました。白龍やヤムライハ達大勢が手を尽くしてモルジアナとアリババの結婚式の用意をしていたのです。そしてそれを頼んだのはアラジンでした。アリババに笑いかけるアラジンに感動するアリババも描かれています。

最終回は全員笑顔で大団円

宴が始まり、アラジンとアリババ、モルジアナは大勢に囲まれて楽しそうに笑う姿が描かれています。最後に、聖宮と共に大峡谷が消え、暗黒大陸との行き来が可能になったことが明かされています。そして謎に包まれたままの暗黒大陸へと旅をするアリババ達の姿を最後に、物語は完結しました。

マギ最終回は打ち切り?

アリババやシンドバッド達の答え、遂にモルジアナとアリババの結婚式が感動的だったマギの最終回ですが、読者の間では密かに打ち切りではないかと言われています。過去に出ていた神の多重構造、アルバに声をかけていた声の主など、結論が出ずに終わっている部分が少なからずあり、打ち切りと判断する読者も多いです。

マギの回収されていない伏線!打ち切りの可能性はここに

マギでの回収されていない伏線は幾つか指摘されており、打ち切りだと言われる所以はここにあります。マギ317夜で伏線が張られている最初のシンドリア王国が滅びた理由や、髪の多重構造やアルバに語りかける声の主の存在なども明かされておらず、打ち切りと言われる理由の一つになっています。

加えて微かに仄めかされていた紅玉に対するアラジンの気持ち等も一切触れること無く終わっています。最終的に色々な問題を解決すること無く駆け足気味に終わってしまったのも、打ち切りと言われる原因の一つでしょう。

他にも回収しきれていない伏線や、シンドバッドとダビデの決着に対し、自分のためでなく周りの為に行動してしまった結果という結末に、悪行が目立つダビデにそれが当てはまるのか納得がいかない読者もいるようです。以上の点から満足出来ない読者が打ち切りの可能性の指摘しています。

人気漫画マギの最終回と打ち切りの可能性

ここまでネタバレを含みつつ、上記でマギ最終回の様子を紹介しました。長くこの漫画のテーマになっていた、世界と王のあり方に、アリババなりのアリババらしい結論が描かれており、綺麗にエンディングを迎えましたが、少々速歩な最終回に物足りなさを感じ、打ち切りの可能性を指摘する読者もいました。

上記で指摘した通り幾つかの伏線が回収されないままとなっているので、長く読み続けていた読者にとっては謎のまま終わり不完全燃焼の部分も無いわけではありません。しかしマギはスピンオフで回収している伏線も多く存在します。

打ち切りというわけでなく、続編やスピンオフに繋がるエンディングだった可能性も指摘されており、今後どこかで回収しきれなかった物語をスピンオフや続編に期待したい作品となっているようです。

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