【東京喰種】高槻泉の正体はエトで隻眼の梟?カネキに継がれた真の目的とは?

東京喰種(トウキョウグール)は石田スイ先生の大人気漫画です。2017年に実写映画化され、大ヒットしたのも話題となりましたが、2019年には続編の公開も予定されています。今回は、主人公の金木君ではなく、作品の登場人物である小説家・高槻泉(タカツキセン)にスポットライトを当てていきます。高槻泉と言えば謎多きキャラクターですが、物語のキーパーソンである事は間違いありません。隻眼の梟(せきがんのふくろう)、エト、有馬貴将と言った謎の多い登場人物との関係や、正体にも迫っていきます!

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目次

  1. 高槻泉とは?
  2. 高槻泉の正体はエトで隻眼の梟?
  3. 高槻泉が死亡?真の目的を考察
  4. 高槻泉の名言集
  5. 高槻泉に関する感想や評価は?
  6. 高槻泉の正体まとめ

高槻泉とは?

東京喰種(トウキョウグール)は石田スイ先生の大人気漫画です。今回は、主人公の金木君ではなく、作品の登場人物である小説家・高槻泉(タカツキセン)にスポットライトを当てていきます。高槻泉と言えば謎多きキャラクターですが、物語のキーパーソンである事は間違いありません。隻眼の梟(せきがんのふくろう)、エト、有馬貴将と言った謎の多い登場人物との関係や、正体にも迫っていきます!

東京喰種の作品情報

今回はアニメ化もされた漫画「東京喰種」に登場する「高槻泉」についてまとめていきます。「高槻泉」について詳しく紹介する前に、まずは漫画「東京喰種」の概要を解説します。

東京喰種概要

『東京喰種トーキョーグール』は石田スイ先生のデビュー作です。週刊ヤングジャンプ(集英社)にて2011年41号から2014年42号まで連載されました。全14巻の作品となっており、シリーズ作品として『東京喰種トーキョーグール:re』が発表され、全16巻の作品となっています。その人気は日本のみに留まらず、2018年9月時点でシリーズ累計発行部数が全世界で3700万部と、世界で愛されている作品です。

東京喰種のあらすじ

舞台は人間を食べ物とする喰種(グール)が蔓延する東京。上井大学に通う大学生、金木研(カネキケン)は女性喰種である神代利世(カミシロリゼ)に一目惚れをしてしまいます。この事をきっかけに半喰種となってしまった金木は喰種の世界へと足を踏み入れていきます。

様々な苦悩と葛藤の日々を送る中、喫茶店あんていくの仲間と出会い、喰種としての道を歩み始めます。しかし、喰種を取り締まる喰種対策局(CCG)や、喰種の集団であるアオギリの樹との戦い等金木には過酷な日々が待っていました。

自分を喰種にした医師嘉納(カノウ)の目的、神代利世という喰種の存在、隻眼の梟と呼ばれる喰種の謎 。自らを取り巻く様々な出来事に苦しみ、葛藤し、時に癒されながら懸命に戦う金木から目が離せない作品です。

東京喰種:reのあらすじ

東京喰種の新編となる『東京喰種トーキョーグール:re』は前作のクライマックスである、「20区隻眼の梟討伐戦」後の物語です。今作はCCG捜査官である佐々木排世(ササキハイセ)が主人公です。しかし、彼の正体は記憶を無くした金木研その人なのです。

佐々木拝世はCCGによるクインクス計画の実験体集団を率いる指導官として奮闘する日々を送っています。クインクス計画とは、「有馬貴将を超える捜査官を作る」という目的から、人工的に喰種の力を宿した捜査官を育成するものになります。拝世率いる、他4人のクインクス捜査官と喰種との新たな戦いが始まります。

今作にも、前作同様にあんていくの仲間である霧嶋董香(キリシマトウカ)や、アオギリの樹の笛口雛実(フエグチヒナミ)等が登場します。前作キャラクターのその後の姿も垣間見る事ができ、シリーズを通して楽しめる作品となっています。

高槻泉は人気小説家

それでは、今回の主人公である小説家、「高槻泉(タカツキセン)」についてご紹介していきます。彼女の名前はまず、金木研が好きな小説家として登場します。喫茶店で神代利世と知り合う際に、高槻作品を話題に盛り上がります。金木や利世の他にも、彼女の作品のファンは多く、サイン会が開催されれば、その人気は一目瞭然と言った所でしょうか。

高槻泉が執筆した小説

実際に高槻泉が執筆した小説をピックアップしてみましょう。「拝啓カフカ」(処女作)、「黒山羊の卵」、「小夜時雨」、「虹のモノクロ」、「なつにっき」、「ルサンチメンズ」、「吊るしビトのマクガフィン」、「王のビレイグ」と作中に登場するだけでも、かなりの数になります。

「黒山羊の卵」は金木と利世の出会いのきっかけとなり、「小夜時雨」「虹のモノクロ」によって笛口雛実(フエグチヒナミ)との仲が深まっています。物語のきっかけに高槻泉の小説が関係している事が多いようです。

TVアニメ『東京喰種トーキョーグール』公式サイト

高槻泉の正体はエトで隻眼の梟?

高槻泉の正体はエトで隻眼の梟

表の顔は人気小説家の高槻泉ですが、その正体はCCGから最高レートであるSSS級駆逐対象に位置付けられ、最も恐れられている喰種「隻眼の梟」です。喰種である芳村功善(ヨシムラクゼン)と、人間の女性との間に生まれた半喰種で、本名は「芳村愛支(ヨシムラエト)」と言います。

半喰種である為、金木と同様に、右目のみ赫眼が発現します。彼女は佐々木拝世らによって、喰種である容疑がかけられます。担当編集者の塩野の証言もあり、喰種容疑が決定付けられ、CCGに拘束されてしまいます。世間が困惑する中、彼女は逃げも隠れもせずに会見を開き、自らが喰種である事を明かしました。

高槻泉として活動していた理由

正体を隠し小説家「高槻泉」を演じる事が、人間社会に溶け込む為のカモフラージュだけではなく、エトにとって大切な意味がありました。後にエトは、「これは王に捧げるものであり、グールたちの希望のしるべになるものだ」と作中に書いています。この事から、エトは喰種と人間双方の為に小説を書いていたのではないかと言われています。

高槻泉(エト)の年齢・性別

エトの性別は作中で描かれている描写として、女性とされています。年齢は明確な記載はありません。10代で小説家としてデビューし、数々の作品を発表されている事から、20代〜30代前後かと推測されています。

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高槻泉が死亡?真の目的を考察

高槻泉(エト)がカネキに倒され死亡?

喰種として相当な強さを誇るエトは、覚醒したカネキ(拝世)と激戦を繰り広げます。圧倒的な力を見せつけるカネキによって、赫者状態からエト本体を引き剥がされてしまいました。そして、カネキの赫子により身体を両断され、ビルから転落してしまいます。これにより、エトは死んだと思われました。

高槻泉(エト)は生きていた!

しかしあれ程の強さを誇るエト…やはり生きていました。身体を真っ二つに両断されても生き長らえ、失った身体まで再生してしまいました。これにより、エトは他の喰種に比べて、圧倒的な力を持っている事が分かります。

隻眼の王は高槻泉(エト)ではなく有馬貴将

有馬貴将とはCCGに所属する、エリート喰種捜査官です。彼は、「CCGの死神」と呼ばれる程圧倒的な力を持っています。その強さには多くの逸話があり、特に有名なものが、新人時代にSSS級レート喰種である「隻眼の梟」を駆逐する際に大きく貢献したという事でした。

そんな有馬貴将の正体が実は、アオギリの樹のリーダーである「隻眼の王」だったのです。過去に、最高レートのSSS級駆逐対象として恐れられている喰種「隻眼の梟」エトが有馬貴将に敗北しました。その時に、目的を「この世界をめちゃくちゃに直してやる」と語りました。これに有馬貴将が賛同し、アオギリの樹が結成されたのです。

高槻泉(エト)と有馬貴将の真の目的

捜査官として命を奪うばかりの人生を送っていた有馬は、そんな自分を嫌悪していました。そして、エトと交戦した際に、彼女の語った目的に共感を覚えます。そこで、「自分を殺しうる実力を持つ隻眼の王を作る」という目的の下で二人は協力関係を結ぶ事にしました。

そんな中、「20区隻眼の梟討伐戦」で自身にかすり傷を負わせ、さらに、クインケである[IXA](イグザ)を金木に破壊されます。有馬は、金木を「隻眼の王」になりうる存在と見込み、彼を殺さずに捕獲しました。

隻眼の王を受け継ぐカネキ

有馬は、自らが育て上げたカネキと交戦し、敗北します。カネキはそんな有馬に感謝を伝え、看取ります。有馬とエトの真の目的を知ったカネキは彼らの築き上げてきた王座を受け継ぎ、「隻眼の王」を名乗ると決めました。

一連の戦いにより、アオギリの樹は崩壊します。そして、新たに「隻眼の王」を受け継いだカネキは、「喰種とヒトが理解し合える世界」を作る為に「黒山羊(ゴート)」を結成します。黒山羊は、残された喰種達の最後の拠り所となりました。

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高槻泉の名言集

高槻泉の名言①「ヒナちゃんにはなんにも…」

高槻泉の名言を紹介します。カネキの安否を確かめたがっていたヒナミに高槻泉が言ったセリフです。一見冷たく聞こえてしまう言葉ですが、そうではありません。ヒナミは「周囲に愛される人」であり、カネキは「誰かに愛されたい人」だと言うのです。どこか励ましの様に聞こえるその言葉は、読者から名言とされています。

ヒナちゃんにはなんにも出来ないと思う

高槻泉の名言②「キタ」

梟討伐直後に出現した「隻眼の梟(エト)」。そこへCCG最強の死神、有馬貴将が現れた時に放った言葉です。その表情は、とても嬉しそうで、楽しそうに笑っています。この反応は、二人がただの敵同士ではない事を表しているのではないかと言われています。

高槻泉の名言③「私、あなたの事が好きに…」

次に紹介するエトの名言はカネキとの戦闘の散り際に放った言葉です。元々カネキには興味を持っていた様子でしたが、カネキの圧倒的な強さに、思わず込み上げてくるものがあったのでしょうか。

「私、あなたのことが好きになったわ!わたしたちとても似ているもの!」

高槻泉に関する感想や評価は?

東京喰種のキャラクターの中でも、「エトが好き」と言う方が多いです。強く、気高い姿に心打たれると言う感想です。また、「隻眼の王」として悲しい宿命を背負った有馬貴将も、同様に読者に愛されるキャラクターのようです。

高槻泉、エト、隻眼の梟と3つの顔を持つ彼女の謎は、読者を惑わしていました。物語終盤になるにつれて、徐々に高槻泉の謎が明らかになり、東京喰種のストーリーは盛り上がりをみせました。

読者の間で、「高槻泉の正体がエトではないか」と憶測が多く飛び交っていました。謎が多く描かれていた「エト」「隻眼の梟」の正体が作中で明かされた際は、「やはりそうだった」と喜んでいる声が多く聞かれました。

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高槻泉の正体まとめ

物語の中で、謎とされていた「隻眼の梟」正体が明かされました。高槻泉と言うキャラクターは、「高槻泉」「エト」「隻眼の梟」と三つの顔を持ち、その全てが物語において重要な役割を担っています。彼女はカネキと同じ、人間と喰種の子供として生まれ、過酷な境遇の元育ちました。世界を憎んでいましたが、彼女の名前「愛支(エト)」には、「多くの愛がこの子を支えてくれますように」という願いが込められています。

誰よりも強かった彼女は、自分の理想の世界を作る為、戦っていました。「この世界をめちゃくちゃに直してやる」と言う信念の元、有馬と出会い、手を組み、カネキに全てを託しました。そんな強くて、気高い彼女だからこそ、読者から愛されるキャラクターとなっていきました。

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