【スラムダンク】神宗一郎の魅力とは？海南高校の努力の天才の名言も紹介

スラムダンクには、多数の個性的で魅力的なキャラクターがいます。今回はスラムダンクの多数のキャラクターの中から、神宗一郎の魅力を紹介します。神宗一郎とは、一体どんな人物なのでしょうか？この記事では神宗一郎にについて深く掘り下げていきますが、まずはスラムダンクの作品情報と神宗一郎のプロフィールについて紹介します。スラムダンクをご存知ない方も、この機会にスラムダンクという作品の素晴らしさを知って下さい。

スラムダンクは、集英社の週間少年ジャンプの1990年の42号から1996年の27号にかけて全276話にわたり連載されていた少年漫画です。作者は井上雄彦で高校バスケットボールを題材にしており、略称はスラダンで親しまれています。週間少年ジャンプの中でも特に人気が高くドラゴンボールや幽☆遊☆白書と共に1990年半ばのジャンプ黄金期を築き上げ、アニメやゲームも製作されています。

スラムダンクのあらすじは不良少年だった桜木花道がバスケットボール部の主将の妹の赤木晴子目当てで入部します。桜木は練習や試合を通してバスケットボールの面白さに気付き、長身と高い身体能力を活かして急速にバスケットボールの才能を開花させていくというものです。桜木の入部の動機は不純ですが王道のスポ根マンガで、バスケットボールをあまり知らない方でも読みやすい笑いあり涙ありの名作です。

神宗一郎は海南大付属高校2年で背番号は6番です。神宗一郎は身長189cmの体重71kgで身体能力は高くありませんがシュートの精度が非常に高く、スラムダンク屈指のスリーポイントシューターです。元々のポジションはセンターでしたが、1年の時にはベンチ入り出来ませんでした。毎日500本のシュート練習を続けて技術を磨き見事スタメンの座を獲得し、主将の牧とは海南の最強コンビと言われるまでとなりました。

神宗一郎が所属している海南大付属高校は、過去16年連続インターハイ出場を果たし前年度はインターハイベスト4にもなっています。「神奈川の王者」と呼ばれている全国的にも有名な強豪校で、練習の質も量もハードなので1年が終わる頃には入部した新入生の2割も残りません。「神奈川の王者」に相応しく「常勝」という横断幕を掲げ、主人公の桜木の所属する湘北高校とはインターハイ予選決勝リーグの初戦で戦いました。

海南大付属高校の主な選手と言えば、まずは主将で神奈川ナンバー1プレイヤーと名高い牧紳一です。次に有名なのはルーキー離れした高い能力で、1年でありながらスタメンを獲得した清田信長です。他のスタメン選手には万能プレイヤーの高砂一馬やフォワードの武藤正がおり、控えの宮益義範もシュート能力の高い選手で非常に選手層の厚い強豪校です。

スラムダンクという作品の素晴らしさと、神宗一郎が過酷な環境でも努力を惜しまず成功を勝ち取ったキャラクターだという事はお分かり頂けた事でしょう。ここからは神宗一郎の簡単な経歴だけではなく人柄や、ここまで成長した経緯についても説明していきます。それでは早速シュートの美しさと、神宗一郎の大人しそうな外見とは相反するバスケットボールへの情熱的な内面の魅力について迫っていきます。

神宗一郎は作品屈指のピュアシューターで、理想的なシュートフォームで海南大付属高校のスタメンとして大量得点を上げます。神宗一郎のシュートの美しさは興奮醒めぬ熱い試合の中でも時が止まっていると感じてしまう程で、その滑らかなシュートは一度入りだすと止まりません。湘北高校との試合でも22得点を獲得し、インターハイ予選では湘北高校の流川を抑えて驚異の1試合平均30.3得点という記録で得点王になりました。

神宗一郎は身体の線も細く運動能力も高くなかったので、全国的な強豪校の海南大高校でスタメンになる程の突出したものはありませんでした。元々センター志望でしたがチームメイト相手に当たり負けてしまうので、監督からはセンターとしては到底無理だと言われてしまいます。しかし神宗一郎は腐る事無く毎日500本のシュート練習を続けます。つまり強さの源は、バスケットボールに対する想いと弛まぬ努力だったのです。

海南大付属高校と言えば、低身長の1年でありながら高い能力でスタメンの座を獲得している清田信長も有名です。清田信長は礼儀知らずで自信家で目立ちたがり屋なので、非常に癖のある性格の持ち主です。しかし神宗一郎はそんな清田を邪険にする事無く、破天荒な後輩を可愛がっています。先輩として優しく接する温和な性格の神宗一郎は後輩の大型ルーキーの清田にもシュートを賞賛されており、いい信頼関係を築いています。

週間少年ジャンプを代表するスポ根マンガであるスラムダンクには、沢山の名言が存在しています。特に湘北高校の安西先生の名言は有名です。神宗一郎の強さとその秘密について説明してきましたが、続いては神宗一郎の名言について紹介します。努力の天才でバスケットボールに対して情熱的で温和な性格の神宗一郎は、どのような名言を残しているのでしょうか？それでは早速、神宗一郎の名言の中でも有名な3つの名言を紹介します。

この名言は正式には「いいリズムで打っていますね…今は外す気がしないでしょう」です。単行本の第11巻の4ファウルという話で、神宗一郎が発した名言です。湘北高校には、中学時代にチームを県大会優勝に導きMVPを獲得した天才スリーポイントシューターの三井がいます。そんな三井のシュートを見た神宗一郎が発した名言で、同じスリーポイントシューターとして三井の調子を感じ取っているようです。

この名言は正式には「一度入りだすと止まらなくなるタイプじゃないかな」です。先程の名言に続けて発しており、三井のタイプの分析をしています。この後に「オレと同じタイプかな」と続けているので、暗に神宗一郎自身のタイプも仄めかしていると考えられています。この発言だけだと神宗一郎はシュートに対してかなり自信家のようですが、その自信に見合うだけのシュート練習を日々こなしてきました。

この名言は正式には「抜いたと思っても…シュート体勢に入ってるうちにもう前にいるんだ」です。単行本の第19巻のリバウンド王・桜木奮闘という話で、インターハイ予選の湘北対陵南戦を観戦中の神宗一郎が発した名言です。この後に「あれは思い出したくないな…」と発言しているので、桜木のフェイスガードに苦戦し得意のシュートを封じられた過去は神宗一郎にとってトラウマになっているようです。

神宗一郎のプロフィールや名言について紹介しましたが、続いては神宗一郎の声優にも触れていきます。担当声優の演技は素晴らしく、神宗一郎というキャラクターを際立たせていると言っても過言ではありません。スラムダンクでも人気の高い神宗一郎の声優とは、一体誰なのでしょうか？様々な役柄をこなすベテラン声優でありながら、更に声優業だけでなく歌手活動なども行っている神宗一郎の声優について紹介していきます。

神宗一郎の声優は、神奈延年です。以前は本名である林延年という名前で活動していましたが、2000年1月1日付で芸名を神奈延年に改めました。芸名の由来は職人が木を削る時に使用する鉋で、演技や自分に磨きをかけるという意味が込められています。最終的に神奈というのは姓名鑑定で決まりましたが、他には蔵門（くらかど）などの苗字が候補に挙がっていました。

神宗一郎の声優である神奈延年は、幼少期は子役として活動していました。日本児童・副多事務所を経て劇団青杜から青二プロダクションへと移籍しました。幼少期に自作のストーリーを作りミニカーで遊んでいた姿を見た母親が、劇団に入れたら面白いだろうと入団させました。中学時代は一時休業していましたが、大学受験に落ちた際に劇団青杜のチラシを見た事がきっかけで芸能の世界へ再度足を踏み入れました。

その後声優デビューを果たした神奈延年は、海外ドラマ・洋画の吹き替えやナレーションとしても多く出演しています。また田中一成と音楽の趣味が合い、LIPPERSというバンドを組んでいました。また声優業での縁で友達となった福山芳樹と福神というユニットを結成したり、緑川光と石川英郎と置鮎龍太郎と阪口大助と共にE.M.Uというユニットも結成しました。

神奈延年は1991年に「ドラゴンクエスト」のフランク王子役で声優デビューを果たすと、同じ1991年には「機甲警察メタルジャック」の神埼ケン役としても出演しました。メインキャラクターとして1992年に「伝説の勇者ダ・カーン」のホークセイバー役や1993年に「蒼き伝説のシュート」の白石健二役、「ムカムカパラダイス」の加山大将役、「若草物語ナンとジョー先生」のダン・キーン役を演じてきました。

その後も1994年に「マクロス7」の熱気バサラ役、1995年に「ふしぎ遊戯」の翼宿役、1998年に「ジェネレイターガウル」のガウル役、1999年に「COLORFUL」の広川役と「天使になるもんっ!」のガブリエル役、2001年に「PROJECT ARMS」の高槻涼役、2005年に「AIR」の柳也役、2007年に「NARUTO 」の薬師カブト役など数々のメインキャラクターを演じてきました。

神宗一郎のプロフィールや名言や声優など様々な事を説明したので、神宗一郎の魅力を十分お分かり頂けた事でしょう。スラムダンクの中で人気上位の神宗一郎ですが、世間には一体どのような感想や評価があるのでしょうか。それでは次は、神宗一郎の世間の感想や評価について紹介します。

神宗一郎のモデルはレジー・ミラーだと話題にしてるツイートです。スラムダンクにはキャラクターのモデルが存在します。例えば流川はマイケル・ジョーダン、桜木はデニス・ロッドマン、宮城はケビン・ジョンソン、赤木はデビッド・ロビンソンだと言われています。神宗一郎のモデルのレジー・ミラーは歴代NBAプレイヤーの中でも屈指のピュアシューターでシュートレンジの広さとシュート力は凄まじいものがありました。

好きなキャラクターについて書いてあるツイートです。るろうに剣心の緋村剣心や銀魂の神威などイケメンキャラクターが名を連ねる中、スラムダンクからは神宗一郎と流川楓の名前が挙がっています。他校の選手でありながら主人公の桜木のチームメイトでスタープレイヤーの流川と肩を並べており、神宗一郎がとても魅力的なキャラクターであるという事が表れています。

スリーポイントシューターの話題のツイートです。バスケットボールのマンガで、今もなお不動の1位のスラムダンクのキャラクターを例に挙げています。このツイートでも神宗一郎は努力の天才と称されており、世間的にも神宗一郎の努力が評価されているという事がお分かり頂けるでしょう。恵まれた能力が無くとも努力で海南大付属高校のスタメンを獲得する神宗一郎は、やはり偉大です。

神宗一郎を推しているという内容のツイートです。スラムダンクも素晴らしい作品ですが、スラムダンクという作品以上に神宗一郎への情熱が感じ取れるツイートとなっています。神宗一郎は努力家で強豪・海南大付属高校のスタメンで、インターハイ予選の得点王にもなるイケメンキャラクターです。そんな神宗一郎は、作品という枠を飛び越えて人を惹き付ける魅力を持っているキャラクターなのです。

神宗一郎についてプロフィールや名言や声優など様々な魅力を説明してきましたが、いかがでしたでしょうか？神宗一郎が強豪校で生き残る為に、こんなに努力して今の地位を確立した事に驚いたのではないでしょうか。ただの穏やかなイケメンではなく心に闘志を燃やしている神宗一郎が、素敵なキャラクターだとお分かり頂けた事でしょう。この機会にスラムダンクを観て、神宗一郎という人物をもっと知ってみてはいかがでしょうか？