フェアリーテイル・ハッピーの魔法とその正体を考察！【画像あり】

フェアリーテイルは2006年から2017年まで「週刊少年マガジン（講談社）」にて連載されていました。2009年からはテレビアニメが放送され、2018年秋にはファイナルシリーズが放送される予定です。魔導士に様々な仕事を仲介している魔導士ギルドの中でもお騒がせギルドである「妖精の尻尾（フェアリーテイル）」の冒険ファンタジーです。

炎を自在に操る滅竜魔導士（ドラゴンスレイヤー）のナツを始め、ナツの相棒で喋って翼を使い飛ぶ猫のハッピー、星霊魔導士のルーシィなどの様々な魔導士たちが登場します。今回はフェアリーテイルでマスコット的存在であるハッピーについて、ハッピーのプロフィールや正体を画像と共に詳しく解説していきます。

フェアリーテイルのハッピーのプロフィールを紹介していきます。ハッピーの年齢は6歳、身長は48.6cm、声優は釘宮理恵さんが担当しています。背中に緑色の紋章があり、いつも緑のネッカチーフを首に巻いている翼の生えた青い猫です。好きなものは魚（焼き魚はあまり好きではないので生魚のみ）、嫌いなものは犬（ルーシィの星霊プルーを除く）です。背中に背負っている風呂敷にはいつも魚がたくさん入っています。

自分のことを「おいら」と呼び、口癖が「あい」「あいさ」です。喋り方は可愛らしいですが、涼しい顔で言葉の節々にトゲのあることをいい、毒舌気味のボケを言います。男女を恋愛関係で見る癖があり、「どぅえきてる〜」などと巻き舌でからかうことが多いです。

自分の正体を知らなかったハッピーでしたが、エドラス編にて自分の正体が、ナツたちが暮らす世界（アースランド）の平行世界である「エドラス」からきたエクシードの1人であることを知ります。6年前に「ドラゴンスレイヤーの抹殺」という使命を与えられアースランドに送り込まれました。「エクシード」は翼を使って飛ぶ以外の力は持っておらず戦闘力はほぼありませんが、エドラスで神聖な存在とされ、恐れられています。

「エクシード」の正体は、エドラスの浮遊島に「エクスタリア」に棲み、親の身長と同じくらいの大きさの卵から産まれる猫にそっくりな種族です。エクシードの女王シャゴットは、魔法の力もあまり強くなく人間に比べて、弱い生き物であるエクシードを守るために彼女の予知能力を利用して、人間たちにエクシードの正体を「人間の死を決定する神」であると信じませることで王国の平和を守っていました。

そのためエドラスではエクシードは、天使に等しい扱いであり、人間から聖獣として崇められていました。「エクスタリア崩壊」の未来を見て恐怖した女王シャゴットは子供達を卵（計100個）の状態でアースランドに逃しました。

その卵から産まれたのがハッピー、シャルル、レクターフロッシュ、レギオン隊のサミュルだったのです。シャゴットが悪者になり、ハッピー達を卵の状態でアースランドに送った名目が必要だったため「ドラゴンスレイヤーの抹殺」という使命を与えたのです。しかし命令は「ドラゴンスレイヤーをエドラスに連れて帰る」という内容に書き換えられました。

エクシードの中には、パンサー・リリーやサミュエルのように人間に似た戦闘モードに変身でき、ずば抜けた強さや魔法を発揮する個体も存在します。また本人は気付いていませんが、シャルルは翼（エーラ）以外にも予知能力を操ることができます。その他にもシャルルは修行の成果により変身魔法を覚え、人間の姿になることもできるようになりました。

フェアリーテイルのハッピーと同じエクシードの登場人物のプロフィールを画像と共に紹介していきます。天空の滅竜魔導士ウェンディのパートナーでハッピーと同じ6歳の白色の猫で尻尾に赤いリボンを付けています。

シャルルの初登場は、ニルヴァーナ編で闇ギルド「六魔将軍（オラシオンセイス）」に対抗する連合軍に「化け猫の宿（ケットシェルター）」の代表として参加しました。任務完了後、ケットシェルターが失われたため、ウェンディと共にフェアリーテイルに移籍しました。

左目に傷のある、黒豹似た黒猫で背中に白い紋章があります。元はエドラス王国軍の第1魔戦部隊隊長を務めていました。その後、フェアリーテイルに入り「鉄竜のガジル」の異名を持つ鉄の滅竜魔導士ガジルのパートナーになります。

「剣咬の虎（セイバートゥース）」に所属する第3世代の滅竜魔導士スティング・ユークリフのパートナーです。13歳で赤茶色の毛をした猫で背中に紋章があります。「〜！ハイ」が口癖で、周りの者を君付けで呼んでいます。

スティングと同じセイバートゥースに所属する最強の5人の1人であるローグ・チェーニのパートナーです。性別と年齢は不明でピンク色のカエルの服を着た緑色の猫で、背中にギルドの紋章があります。一人称は「フロー」で、口癖は「フローもそー思う」です。

ハッピーは「翼（エーラ）」という背中の翼で空を飛ぶ魔法が使えます。エクシードは生まれた時に既に翼が生えているのですぐに飛び回ることが可能です。大人1人ほど（ハッピー曰く2人目はさすがに無理）運ぶことができます。

いつもは自分だけで魔法を使い飛んでいることもありますが、ナツを運ぶことも多いです。しかし、「ルーシィは重たいから嫌」と言って、いつも若干嫌がっています。翼（エーラ）の他にもミラジェーンに変身魔法を教えてもらいましたが、あまり上手ではありません。

ハッピーは、ナツがまだ少年だった頃に森で拾った拾ってきた不思議な卵から産まれました。それまでは荒々しかった妖精の尻尾ですが、ハッピーが産まれた瞬間に皆が笑顔になり、それを見たナツが幸せという意味で「ハッピー」と命名しました。

フェアリーテイルのハッピーは、名付け親であるナツと仲がとても良く、家の表札を「NATSU & HAPPY」と書いてあり、いつも一緒に行動しています。ちなみにナツは初めの頃、ハッピーのことをドラゴンと思っていたようです。

動くものの上に乗っているだけで乗り物酔いをしてしまうドラゴンスレイヤーであるナツですが、ルーシィが「どうしてハッピーと空を飛んでも酔わないの？」とナツに聞いたところ、「ハッピーは乗り物じゃなくて仲間だろ！」と答えました。ナツとハッピーは本当に仲が良く固い絆で結ばれています。

それまで自分と同じエクシードに出会ったことがなかったハッピーは、初めて見た自分と同じ猫の姿をしたシャルルに一目惚れをしてしまいます。自分が大好きな魚を贈ったりと、積極的にアタックしていましたがシャルルはハッピーに冷たい態度で、名前を呼ばずに「オス猫」と呼んでいました。

シャルルがハッピーを遠ざけていた理由は、エドラスの記憶が残り苦しんでいたシャルルにとって記憶がなかったハッピーの振る舞いがとても能天気に見えてしまっていたからです。シャルルはシャルルなりに悩んでいたようです。

そんな冷たい態度をとっていたシャルルですが、エドラス編にてハッピーが「おいらはフェアリーテイルの魔導士だ！」と怒るシーンで初めてハッピーを名前で呼びます。それ以来、オス猫と呼ぶのをやめ、ハッピーを度々心配している素振りを見せるほどになりました。エドラスの一件で距離が徐々に近づいているようです。

フェアリーテイルのハッピー可愛い口癖を画像と共に紹介していきます。ハッピーの口癖である「あい！」は元々はギャグ路線のタイミングに使われていましたが、最近ではシリアスなシーンで使われることも多くなり、涙を流しながら「あい！」と言うハッピーには思わず読者までじーんとしてしまいます。いつもは「あい！」と言いながら肉球も見せてくれるので、とても癒されます。

巻き舌で男女をからかう時に言うこの台詞、「でぅえきてる〜」は初めの頃にハッピーがルーシィーに対してからかう時によく使ってました。ハッピーにからかわれた後に、ルーシィが「だから巻き舌で言わないで！」というシーンがよく見られていました。

いかかでしたでしょうか。ハッピーのプロフェールと魔法のまとめを画像と共に紹介しました。ハッピーのプロフィールや過去を知り、ますます彼のファンになった方もいるのではないでしょうか？フェアリーテイルの中でも特に人気が高いハッピーは可愛いだけではなく仲間想いでとっても優しいナツ達の大切な仲間だということが分かりました。これからのフェアリーテイルと、ハッピーとシャルルの関係の進展にも注目です！