アイシールド21の名言集！心に響く名セリフをランキングで紹介

アイシールド21は2002年から少年週刊ジャンプで連載をされ、2009年に全333話で完結をしたアメリカンフットボールを題材にした作品です。原作者は「稲垣理一郎」さんで週刊少年ジャンプで連載されているDr.STONEの原作などを手掛けています。作画は「村田雄介」さんで、となりのヤングジャンプで連載されているワンパンマンの作画などを手掛けています。

アイシールド21は日本人にはあまりなじみのないアメリカンフットボールを題材にしていますが、作品を読んでいくうちに細かいルールも理解できるようになり、この作品がきっかけでアメリカンフットボールに興味を持った方もいるのではないでしょうか。アメリカンフットボールが理解できなくても、魅力的なキャラクターたちの熱い戦いや友情が描かれ楽しめる作品です。

アイシールド21のテレビアニメは2005年4月から2008年3月まで全145話で放送をされました。それではアイシールド21の名言・名セリフをランキング形式で紹介します。名シーンの画像も合わせて紹介するのでチェックしてください。

見た目は老けていますが泥門高校2年の武蔵厳は、「ムサシ」という愛称で蛭魔や栗田とは中学時代からの友人です。荒々しいが抜群の飛距離を誇るキックは、高校トップクラスで泥門デビルバッツに欠かせない選手です。泥門高校に入学した後、蛭魔たちとともにアメフト部で活動をしますが、父親が大けがをし家業の工務店を継ぐために高校を退学しました(蛭魔によって退学に変更)。

全国高校アメフト選手権東京大会準決勝の対西部戦で苦しむ泥門デビルバッツで、父親の説得を受けて復帰をした武蔵厳。その後はチームのキッカーとして活躍をしました。見た目通り武士のような性格で、蛭魔や栗田とともに上級生としてチームを支えます。

武蔵厳の名言「俺の友達の為に泣いてくれ」は、全国高校アメフト選手権東京大会準決勝の対西部戦でチームに復帰をするときに行った名セリフです。大けがをした父親の代わりに、会社を支えていた武蔵厳は父親の後押しもありチームへの復帰を決めました。自分が離れれば会社のメンバーにも迷惑をかける、しかしチームのために進んでいくという決意の言葉です。

父親や会社の社員、そして泥門デビルバッツのメンバーすべてを思いやる武蔵厳の強さとやさしさがあらわされた名セリフです。父親が息子をアメフトに復帰させるために言った「チームのために試合に行け」というセリフと合わせて、親子の絆の強さが表現された名シーンです。この画像のようにアイシールド21でもトップクラスに渋い、人気キャラクターです。

アイシールド21の主人公である小早川瀬那と同級生の雷門太郎はプロ野球の集英ベアーズのキャッチの名手である本庄勝に憧れ、野球部に所属していました。しかしキャッチ以外の能力が低すぎて、野球部では3軍で1軍で出場できるレベルではありませんでした。瀬那の説得と蛭魔の策略でアメフト部に加入、野球部では補欠だった雷門太郎はレシーバー不在の泥門デビルバッツのレシーバーとして欠かせない戦力となります。

雷門太郎は先ほど説明した通り、プロ野球選手の本庄勝にあこがれていました。その本庄のグローブに向かって、野球ではなくアメリカンフットボールでヒーローになると宣言した言葉です。雷門太郎にとって、野球はそれまで最も大切だったもの、アメリカンフットボールでのキャッチの技術も本庄にあこがれたからこそ身についたものです。野球への気持ちを断ち切り、アメリカンフットボール一筋で頑張るという雷門太郎の熱い気持ちが込められた名言でです。

アイシールド21の作品中でも、こちらの画像のようにキャッチでは絶対に負けないという気持ちを強く持ち続け活躍をした雷門太郎。チームに欠かせないレシーバーとして数々の名シーンを生み出しています。主人公の小早川瀬那の親友として、2人の友情が描かれた名シーンも多いです。ムードメーカーとしても欠かせない、アイシールド21で愛されているキャラクターです。

泥門デビルバッツ創設者の1人の栗田良寛は、画像のようにインパクトがある巨漢で、リアルな画風のアイシールド21の中では珍しく、コミカルなキャラデザインになっています。見た目のとおりの和やかな性格な栗田良寛ですが、その巨体から繰り出される怪力で泥門デビルバッツのラインマンとして大活躍をします。

チームメイトから愛される栗田良寛ですが、普段の気弱な性格はピッチに出ると一変し、アメリカンフットボールにかける情熱は人一倍です。泥門高校1年の小結大吉は栗田良寛に憧れて弟子入りをしました。蛭魔妖一とは正反対の性格ですが、2人の相性はよく、どちらが欠けても小早川瀬那が入部する前に泥門デビルバッツ自体が消滅していたかもしれません。

白秋ダイナソーズの峨王力哉は身長200センチ、体重が131キロという怪物で、相手チームのクォーターバックを全員負傷退場させたという怪物です。そんな峨王力哉に対抗できるのは泥門デビルバッツでは栗田良寛だけ。普段は気弱で穏やかな栗田が、画像のような真剣な表情でチームメイトに告げた名言が「その前に僕が峨王君を倒すから」です。

その気合の入った一言で、泥門デビルバッツのメンバーの士気が一気に上がる名シーンです。このほか、栗田良寛は中学時代からの相棒の蛭魔妖一と武蔵厳との信頼関係がうかがえる名言や名シーンがたくさんあります。アイシールド21の作品中には、数多くのコンビやトリオがいますが、この3人の絆はアイシールド21でもトップクラスです。

アイシールド21で屈指の人気キャラクターの蛭魔妖一は、画像のような見た目のとおり悪魔的な性格で、自分の目的を達成するためにはどんな手段でも取るキャラクターです。主人公の小早川瀬那をはじめ、蛭魔妖一の作戦で入部した選手も数多くいます。普段からマシンガンや火炎放射器など重火器を持ち歩き、恐怖で泥門デビルバッツのメンバーを縛り付けているようにも見えます。

同級生の栗田良寛や武蔵厳ととても仲が良く、この2人を脅すことはありません(栗田に対しては言いたい放題ですが)。そして、顔には出しませんがチームメイトのことをしっかりと考え、チームメイトのことを思っていることがうかがえる名シーンも数多くあります。アイシールド21で最もインパクトのあるキャラクターであることは間違いありません。

アイシールド21の中でも、名セリフが数多くある蛭魔妖一。その中でも蛭魔妖一らしさが出ている名セリフが「0.1秒縮めんのに一年かかったぜ!」です。アイシールド21の作中で関東大会で無敗、春秋合計9連覇という圧倒的な力を誇る神龍寺ナーガ。クォーターバックの金剛阿含はアイシールド21でトップクラスの才能を持ち「100年に一人の天才」と呼ばれています。

2人が一騎打ちの場面で、金剛阿含は蛭魔妖一を追いかける形になります。そのとき金剛阿含は蛭魔妖一の足の速さが40ヤード5.2秒であると知っており、追いつけると判断。しかし蛭魔妖一は1年間の努力で、0.1秒縮めることに成功していました。天才である金剛阿含に凡人の蛭魔妖一が努力で勝利をしたという、蛭魔妖一のかっこいい姿が描かれたアイシールド21屈指の名シーンです。

アイシールド21の主人公小早川瀬那は、幼いころからパシリとしていじめられていました。力も弱く自分に自信がない小早川瀬那でしたが、そのパシリ人生のおかげで40ヤード4秒2というNFLでもトップクラスの驚異的な脚力を身に着けました。その脚力を見込まれ、蛭魔妖一の策で泥門デビルバッツに入部をしました。驚異的な脚力をほかの部活に目を付けられないため、試合中はアイシールドを装着し、謎のデビルフットボーラー「アイシールド21」を名乗りランニングバックとして活躍します。

アイシールド21では最初は気弱ないじめられっこだった小早川瀬那が、アメリカンフットボールやチームメイト、友人たちとの交流で成長する姿が見ることができます。アイシールド21の終盤では、本物の「アイシールド21」である大和猛との対決を制して、真の「アイシールド21」になりました。

アイシールド21のラストの世界戦のアメリカ戦で、小早川瀬那は生まれ持った才能の差に悩みます。しかし、アメリカ代表のパンサーの走りをブロックをしました。アメフトを通じて一生超えることができないのが分かっていても、戦い続ける「雄の生き方」を選んだ名セリフです。最初はいじめられっ子だった小早川瀬那が成長した姿が描かれる名シーンです。

アイシールド21の名言ランキングと名シーン、画像を紹介しました。今回紹介したもののほかにも、数多くの名言や名シーン、魅力的なキャラクターがいます。名言、名シーンがたくさんあるアイシールド21を楽しみましょう!