【SAO】ユージオは死亡した?生き返る可能性とヒロインと呼ばれる理由を紹介

大人気アニメ、『ソードアート・オンライン』のアリシゼーション編に登場するユージオはSAOシリーズの男性キャラクターでキリトに次ぐ人気を得ています。アリシゼーション編において、主要登場人物であるユージオは途中で死亡してしまいます。今回はそんなユージオの死亡した理由や生き返る可能性についてを探っていきます。また、アニメ版での声優さん情報についてもお伝えしていきます。

【SAO】ユージオは死亡した?生き返る可能性とヒロインと呼ばれる理由を紹介のイメージ

目次

  1. ユージオはどんなキャラ?
  2. ユージオが死亡?生き返る可能性を考察
  3. ユージオがヒロインと呼ばれる理由はキリト?
  4. ユージオの声優
  5. ユージオに関する感想や評価は?
  6. ユージオ・SAOまとめ

ユージオはどんなキャラ?

ユージオのプロフィール

ユージオはアンダーワールドにおけるキリトとアリスの幼馴染です。アンダーワールドとは、ラースの菊岡が作った仮想世界です。現実世界と変わらないクオリティ、人間同然の豊かな感性を持つNPCたちが住むこの世界はボトムアップ型人工知能開発計画である「プロジェクト・アリシゼーション」のために作られました。そのため、ユージオは現実世界における人間ではありません。

アンダーワールドには天職と言われる、個人個人の仕事が割り振られています。基本的にはその仕事に生涯励むこととなります。ユージオの天職は木こりでした。超硬度の漆黒の巨木「ギガスシダー」を斬るという役目ですが、その木は何代もの木こりが斬ってもほとんど斬れていないほどの強度です。本来一生かかっても終わらない天職でしたがキリトの助けもあり、斬り倒すことができるのでした。

ユージオの過去

ユージオにはある辛い過去がありました。幼い頃アリス、キリトと仕事の合間にお昼休憩をとっている際、氷を取りに行こうという話になります。安息日に行くということ、洞窟にあるということで禁忌目録に触れてしまうと怯えるユージオでしたが、キリトとアリスに諭され一緒に洞窟へと向かいます。

無事に氷のある洞窟の奥までたどり着きますが、帰り道が分からない状態になってしまいます。直感で進んでいく3人でしたが、洞窟の先、立ち入ってはならないと禁忌目録に記されているダークテリトリーに出てしまいす。間一髪で外には出なかった3人でしたが外では騎士が戦っていました。そして目の前に落ちてきた騎士を助けようと、アリスはダークテリトリーに出てしまうのでした。

その瞬間、頭上にある顔が現れます。その顔はすぐに消えますが、アリスが禁忌を犯したことはバレてしまっていたのです。アリスは整合騎士によってカセドラルに連行されてしまいます。その光景を目の前で見ながらも、ユージオはアリスを助けるために足を踏み出すことができませんでした。その後悔もあり、アリスの妹のセルカに合わせる顔もなく、ほとんど笑わなくなってしまっていたのでした。

ユージオの強さ

アリスが居なくなったとこで無気力になり、天職に励むだけの日々でしたがキリトとの出会いでユージオは変わっていきます。事件のあと、持ち帰っていた「青薔薇の剣」は当初重すぎて持つこともままならない状態でしたがキリトから教えを受け、使いこなせるまでになります。

また、ノーランガルス帝立修剣学院ではアリスの時の後悔を繰り返さずにロニエとティーゼを助けるために、禁忌目録を破りウンベールの腕を切り落とします。そしてここからは今までの心優しいだけのユージオとは異なり、違反指数が上昇したこともあって今までの禁忌目録に対する盲信は薄れて正義のためには感情的になることも増えていきます。

また、キリトから「アインクラッド流剣術」を習っておりその上達スピードや内に秘める才能は、SAOで黒の剣士と呼ばれたキリトを戦慄させるほどでした。キリトは「自分がシリコンCPUならユージオはダイヤモンドCPU」と語るほどなのです。また、「青薔薇の剣」の能力は周囲を凍りつかせ氷の薔薇が咲き捕らえた者の天命を放出するという美しさと儚さが合わさった、ユージオらしさもあるものです。

ユージオが整合騎士を目指すまでの経緯

天職である、木こりの役目を終えた後、アリスを救い出すために騎士となる旅を始めます。修行を重ね、ノーランガルス帝立修剣学院の上級修剣士となりますが禁忌目録を破ったことで捕まってしまいます。しかし、彼らを連行したのはアリスであり、意図せずに最短ルートで再会することが叶うのでした。罪人として投獄されますが、キリトと共に脱獄をします。そしてセントラル・カセドラルの頂点を目指すのです。

そんなユージオに幾度もの試練が待ち受けます。頂点を目指す途中、キリトと離れ離れになってしまいます。しかしユージオは諦めずに彼らの生存を信じて上へと昇り詰めていきます。ようやく上った先で整合騎士長ベルクーリを倒しますが、アドミニストレータに出会ってしまいます。そこでユージオの心の底にあった寂しさ、嫉妬心などに入り込まれ「ユージオ・シンセシス・サーティツー」としてシンセサイズされてしまいます。

整合騎士としてキリトとアリスの前に立ちはだかるユージオですが、シンセサイズされてから時間がたっていなかったこと、シンセサイズ自体も今までの整合騎士とは異なり記憶を奪ったのではなく、もともとあった記憶の穴に敬神モジュールを埋め込まれただけであり、すぐに正気に戻ることができるのでした。

ユージオとアリスの関係

幼いころから一緒にいたアリスのことをユージオは密かに想っていました。そんな大切な女の子が目の前で連行されてしまう光景はトラウマになり、助けられなかった自分への自己嫌悪はとてつもないものでした。やっと再会した彼女は幼い頃の無邪気さはなくなり、冷たい「アリス・シンセシス・サーティ」へと変化していました。それでも彼女を救いたい、大切だという気持ちは変わらず最後まで想い続けたのでした。

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ユージオが死亡?生き返る可能性を考察

ユージオが死亡した経緯

「ユージオ・シンセシス・サーティツー」から正気に戻ったユージオは、再びアドミニストレータに立ち向かいますが彼女が作り出すゴーレムたちに歯が立ちません。さらにはカーディナルもユージオを守り致命傷を負ってしまいます。そんなカーディナルに、秘策として自分と青薔薇の剣を融合してもらうのです。見事ゴーレムを倒したユージオはアドミニストレータのレイピアと彼女の腕を斬る致命傷を与えることに成功します。

しかし、その引き換えに融合した青薔薇の剣も真っ二つに斬られてしまいます。その後剣から離れ戻ってきたユージオですが、剣が真っ二つになったことでユージオ自身の体も斬れてしまっていたのです。そしてユージオは後のことをキリトに託し、死亡してしまいます。

ユージオがキリトの心の中で生き返る

アドミニストレータとの決戦後、キリトはユージオの死亡という事実から立ち直れず、心神喪失状態でした。そんなキリトをアリスは匿いながら世話をします。しかしアンダーワールド内ではさらなる戦いが起ころうとしていました。さらに現実世界でもラースのあるオーシャンタートルが襲われ、アリスを狙おうとする海外の勢力もでてきます。そこで今まで見守っていたアスナ、シノン、リーファもダイブすることを決めます。

3人が現れてもなお、キリトが目覚めることはありませんでした。しかし、ある1人の呼びかけによってキリトは目覚めるのです。その呼びかけをしたのはユージオでした。「さあ、行こう、一緒に、どこまでも」というユージオの言葉に目を覚ましたキリトは窮地を脱することに成功します。そして自分の剣とユージオの青薔薇の剣の2つを携え、ボス戦へと向かっていきます。

ユージオが生き返る可能性

アリシゼーション編完結後のムーンクレイドル編にて、ユージオが生き返る可能性について言及されています。術式で疑似的な魂を呼び出すことも不可能ではないとされるのですが、キリト自身はそうして呼び出した魂は本物のユージオとはいえないと語ります。SAOでは今までのストーリーの特性上ゲーム内での死亡も現実世界の死亡と同等に扱うことから安易に生き返るというストーリーすることは考えにくいのです。

しかし、マザーズ・ロザリオ編で病気により現実世界で死亡してしまったユウキも映画『オーディナルスケール』にてアスナがユウキから受け継いだスキル、マザーズ・ロザリオを使用した際に登場しました。キリトもユージオの青薔薇の剣を使用することもありますので、ユージオは生き返るのではなく、心の支えとして登場する可能性は大いにあると言えます。

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ユージオがヒロインと呼ばれる理由はキリト?

ヒロインと呼ばれる理由①キリトとの絆

ユージオは男の子ながら、SAOのヒロインと言われることもしばしばあります。その理由の1つは、キリトとの絆の強さです。キリトとユージオはアンダーワールド内での時間で2年以上一緒にいました。木こりの仕事中も、その後剣術学校に入るまで、そして入った後も常に一緒にいたのです。SAOのメインヒロインであるアスナも、途中離れていた期間もありアスナがKOBにも入っていたため常に一緒ではありませんでした。

また、ユージオはキリトという親友・相棒をもったことを心から誇っており、息を引き取る間際キリトに対して「さあ立って、キリト。僕の親友、ぼくの英雄。」という言葉を残します。いかにユージオがキリトを大切に思っているか分かる言葉です。キリトを心神喪失から立ち直らせたのもアスナではなくユージオでした。そんなシーンからもユージオはヒロインと言われているのです。

ヒロインと呼ばれる理由②主人公タイプ

また、ユージオには主人公としての属性もあるのです。ユージオは過去のトラウマから笑顔はなくなり、ただ淡々と天職を全うするだけの日々を送っていました。そしてキリトとの出会いから変わっていきます。心優しく真面目で臆病な部分もあった少年が、鍛錬をしていく中で頭角を現していきます。整合騎士を打ち破るまでになり、仲間を守るために死亡してしまいます。しかしキリトの心の中では生き返るのです。

アリシゼーション編はそんなユージオ自身の成長の物語でもあるのです。しかしキリトという絶対的な強さを持った主人公がいるため、もう1人男の子が主人公となることはできません。そのため、主人公属性を持ったヒロインとも言われているのです。

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ユージオの声優

ユージオの声優は島崎信長

ユージオの声優さんは島崎信長さんという方です。声優界の小池徹平さんと言われるほどユージオにも負けない甘いマスクのイケメン声優さんです。大のゲーム、アニメ好きで「ラブライバー」としても知られています。また、TYPE-MOON作品のファンでもあり、スマートフォンゲーム、『Fate/Grand Order』の生放送などにも出演しています。『テニスの王子様』の跡部景吾の大ファンで、毎年彼の誕生日を祝ってもいます。

また、実はSAOのユージオを初めて演じたのはアリシゼーション編のアニメ放映がされる前、SAOのゲームである『ホロウ・リアリゼーション』が最初でした。その際はまだアリシゼーション編の放映は告知されていなかったのですが、このゲーム内での登場によって、SAO3期がほぼ決定だと盛り上がりました。

島崎信長のプロフィール

島崎信長さんは小学校高学年の頃、『新機動戦記ガンダムW』の再放送を見て主人公のヒイロ・ユイを演じた声優の緑川光さんがきっかけで、声優という仕事を意識するようになります。高校2年の時、母親が申し込んだ芸能プロダクションのタレントオーディションを受け最終まで進みますが落選し、普通の生活へと戻ります。高校卒業後は歯科医を目指して勉強に励みますが、本当にやりたいことではない、と気が付きます。

2007年に声優オーディションを受け、最終選考で2人にまで残りますが敢え無く落選となります。しかしこの経験は、彼に自信をつけることとなりその後本気で声優を仕事にすることを決めます。そして2008年、青二塾に入所しました。2009年、『戦場のヴァルキュリア』のヘルバート・ニールセン役で声優デビューしてから活躍を続け、2013年、第7回声優アワードにて新人男優賞を受賞しました。

島崎信長の他の出演作

他の出演作品には前述の大ファンであるTYPE-MOON作品『Fate/Grand Order』の主人公である藤丸立香をはじめとした数キャラクター、『クズの本懐』の粟屋麦、『あの夏で待ってる』の霧島海人、『暗殺教室』の二代目死神、『Free!』の七瀬遙を演じています。

ユージオに関する感想や評価は?

ユージオが好き

SAOには珍しく、W主人公の様な形で男の子が活躍するため、今までほぼキリト一択であった男の子の人気キャラがユージオ登場によって2択となりました。もちろん、クラインやエギルもかっこいいのですが出番の少なさもあり、ユージオに大きく差をあけられています。愛に飢えていたこともあり、アドミニストレータに洗脳されてしまうユージオですが、現実世界でもとても愛されているのを知ってほしいほどの人気の強さがあります。

後の展開が怖い

SAOには原作読了済みのファンが多いため、この後の展開も知っている方が多いです。ユージオ洗脳後、キリトと戦う場面や死亡してしまう場面を考えると怖い、今から鬱になる、という声も多くあります。アニメでのシーンはより辛くなりますし、その分キリトの中で生き返るシーンにも感動すると言った感想が多くありました。

ユージオ・SAOまとめ

ユージオについてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。相棒となる存在がいなくなってしまう、ということが珍しくないSAOシリーズですが、ユウキの時と同様やはり辛いものがあると言われています。生身の人間ではないため、システムとしては生き返ることもできるユージオですが、キリトが否定しています。アスナとユウキのように、キリトの心の中で生き返るユージオに期待しましょう。

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