2019年02月11日公開
2019年02月11日更新
【クレヨンしんちゃん】上尾先生はメガネを外すと美人で可愛い?性格や声優も紹介
臼井儀人が原作を務める「クレヨンしんちゃん」に登場する登場キャラクター・上尾先生について紹介していきます。しんのすけの通う幼稚園に勤務しており、常にメガネをかけている上尾先生ですが、メガネを外すと美人で可愛いという事で、事実かどうかを画像付きで解明していきます。また性格や声を担当している声優キャストについても紹介し、上尾先生について徹底的にまとめていきます。
上尾先生はどんなキャラ?
「クレヨンしんちゃん」の登場人物でメガネが印象的な上尾先生ですが、いったいどんな人物であるのかを初登場シーンやプロフィールなどを含めながら紹介していきます。また、「クレヨンしんちゃん」についての作品情報についてもあらかじめ解説していきます。
クレヨンしんちゃんの作品情報
「クレヨンしんちゃん」とは臼井儀人が1990年から連載を開始したギャグ漫画作品で、幼稚園児・野原しんのすけの破天荒ぶりに周りの人物達が振り回されるという作風となっています。1992年からはアニメ化され2019年現在25年以上続く長寿アニメとなっています。アニメ作品が爆発的な人気となったため毎年映画が制作されるほどになり、しんちゃんは物語の舞台である埼玉県春日部市のイメージキャラクターにまで選ばれました。
埼玉県以外にも多大な影響を及ぼしており、「ロッテ」や「イトーヨーカ堂」、「すき家」など多くの大手企業ともコラボレーションをしてきている事からも「クレヨンしんちゃん」の人気がうかがえます。漫画作品に関しては2009年に原作者の臼井儀人が死去したため2010年に全50巻をもって終了し、以降はアシスタントを務めていた人物達によって「新クレヨンしんちゃん」の連載が開始され、現在単行本は既刊8巻となっています。
上尾先生のプロフィール
「クレヨンしんちゃん」の上尾先生は、原作漫画では「アクション幼稚園」アニメ版では「ふたば幼稚園」に勤務している女性の先生で、おとなしい性格といつもメガネをかけている事が特徴となっています。大人子供問わず人見知りしてしまうため、他の先生や園児たちと上手く会話が出来ないでいましたが、現在は徐々に改善されつつあります。また極度の高所恐怖症で低い高さの踏み台や椅子にさえ乗る事が出来ず泣き叫んでしまいます。
さらに乗り物酔いも激しいため、園児たちを送り迎えするためにバスに乗っている時は突然歌を歌いだして気を紛らわせるという奇行に出る事もあり、園児や他の先生を驚かせるという事も少なくありません。好きなものは藁人形で、「ジョージ」と名付けた藁人形を常に持っており、携帯電話は苦手で好きではないと言っていましたが、可愛い藁人形の携帯ストラップを発見したため携帯電話を購入したというエピソードがあります。
上尾先生の年齢
上尾先生の年齢は原作漫画では21歳、アニメ版だと23歳となっており、幅があります。同僚の吉永先生やまつざか先生は2人とも24歳であるので、いずれにしても上尾先生は年下という事になります。
上尾先生の初登場回
「クレヨンしんちゃん」の上尾先生は原作漫画では21巻、アニメ版では「久しぶりの幼稚園だゾ」にて初登場を果たしました。まつざか先生が骨折をしてしまったため、代理の先生として幼稚園にやってきましたが、園児たちが「怖い」と言ってまともに仕事をする事が出来ませんでした。しかし少しずつ慣れ始め、園児たちとも笑顔で話せるようになってきた事で、まつざか先生が戻ってきてからも正式な先生となって働き続けています。
上尾先生はメガネを外すと美人?性格は?
「クレヨンしんちゃん」の上尾先生は常にメガネをかけているために素顔が分かりにくくなっており、原作漫画でもメガネを外す描写はほとんど無かったため気になるところでした。しかしアニメ版での上尾先生はしんちゃんがメガネを奪うなどして外す機会が頻繁にあるため、素顔を確認しやすくなっています。しかも上尾先生のメガネを外した姿は美人で可愛いと話題になり、さらにメガネを外した事で性格にある変化が現れるとの事です。
上尾先生はメガネを外すと美人だと話題に
こちらが上尾先生がメガネを外した素顔になります。たしかに目が大きくぱっちり二重で整った顔立ちである事が分かります。劇中でも綺麗なお姉さんが大好きで面食いのしんのすけにも認められており、園長先生にも美人だと言われていました。初めてアニメ版で上尾先生がメガネを外した時は視聴者の間で話題となり、SNSで上尾先生の話をするファンも増えていました。しかしメガネをかけた上尾先生も美人だというファンも多くいます。
上尾先生はメガネを外すと性格が変わる?
普段はおとなしい性格をしており感情を表に出す事はほとんど無い上尾先生ですが、メガネを外すと美人になるだけではなくいっきに性格が豹変し、乱暴な口調で思った事をすべて口に出して言うようになります。上尾先生本人もこの事に関しては自覚しており、メガネをつけていないとほとんど何も見えないほどの近眼である事から周りの人間が怖いという感情が無くなり、どんな事にでも強気になれるという事を語っていました。
しかしメガネを外した上尾先生の言っている事は正論である事が多く、誰も何も言えなくなるため活躍する事もあります。たとえば1999年に公開された映画「クレヨンしんちゃん 爆発! 温泉わくわく大決戦」ではしんのすけの通う幼稚園にマスコミが詰めかけてしまい、誰も対処できなくなっていた時に園長先生達の作戦で上尾先生のメガネを外し、凶暴化させて怒鳴り散らさせた事でマスコミを追っ払っていました。
上尾先生と黒磯の関係
しんのすけが通う幼稚園に酢乙女あいという大富豪の令嬢である女の子がいますが、ボディガードとして黒磯という男性が常にそばにいます。この黒磯と上尾先生は劇中でしばしばツーショットとなっており、お互いを意識しているという事なので、ここでは上尾先生と黒磯の関係性について解明していきます。
黒磯のプロフィール
黒磯は大富豪の令嬢である酢乙女あいのSP兼執事で、運転手などもこなしている男性です。酢乙女家に仕える者として常に黒服にサングラスをかけており、あいが幼稚園や習い事などどんな場所に居ても常に見張って危険にならないよう監視しています。常に仕事中であるため言葉数も少なく描かれていますが、真面目な性格である事は間違いないようです。趣味は特に無いようですが、女優のミラジョボ・ビッチビチのファンだとの事です。
また黒磯は酢乙女家に住み込みで働いていますが、ゴルフクラブで酢乙女家の盆栽を割ってしまったり、犬の高級なエサをつまみ食いしてしまった事があり、それがあいにばれた事で弱みを握られている状態となっています。さらにあいの大好物である酢こんぶを毒見の為に食べた際にはつまみ食いだと勘違いされて一度クビになった経験があります。しかしこの後、あいを心配し続けた事で気持ちが伝わり、クビを撤回されていました。
上尾先生と黒磯は両思い?
上尾先生はおとなしい性格のため、黒磯のような男らしい男性は苦手であったようで、常にあいのボディガードとして幼稚園に居座っている黒磯をよく思ってはいませんでした。しかし上尾先生はある時黒磯が常につけているサングラスを外した姿を見た事で一瞬で惚れてしまったようです。黒磯も上尾先生の事が好きであるため現在は両想いとなってはいますが、2人とも恋愛にはなれておらず、シャイであるためなかなか進展していません。
黒磯もシビレをきらして上尾先生を合コンに誘った事があり、上尾先生は吉永先生とまつざか先生を誘って向かい、会場であるカラオケでみんなで楽しみましたが、この時もお互い上手く会話する事が出来ずに終始照れていました。そして合コンの最後に黒磯は上尾先生に告白しようとしますが、あいの習い事の時間になった事でタイムオーバーとなってしまい、おしいところで結局交際には至りませんでした。
上尾先生と黒磯は結婚して夫婦に?
「クレヨンしんちゃん」のファンの間では有名な話ですがネット上で「クレヨンしんちゃん」の22年後が描かれた話が出回った事があり、泣ける話という事で話題となっていました。この時に大人になったしんのすけと黒磯が会話しているシーンがあり、黒磯が「妻と喧嘩するとよくここへ来るんですよ」と述べた後にしんのすけが「上尾先生、ああ今は黒磯先生でしたね」と言っているため、原作ではありませんが2人は結婚していました。
上尾先生の声優
上尾先生の声優は三石琴乃
アニメ版「クレヨンしんちゃん」で上尾先生の声を担当している声優キャストは三石琴乃です。美人である事もあって新人声優時代から絶大な人気を誇っており、現在は実力派の中堅声優として出演作のメインキャラクターを多くこなしています。女性声優特有の小さい少年の声などはあまり演じる事は無く、女性の声を演じる事を得意としていますが、子供から大人まで様々なタイプの女性キャラクターを演じてきており幅は非常に広いです。
三石琴乃のプロフィール
三石琴乃は東京都出身で1967年12月8日生まれの2019年現在51歳で、声優としてデビューする以前は保育士を目指していましたが就職難であったため諦め、頻繁に聞いていたラジオドラマをきっかけに声優に興味を持った事で勝田声優学院に入学して演技を学びました。その後1989年にOVA「エースを狙え!ファイナルステージ」の友代役に選ばれた事で声優としてデビューを果たし、翌年から多くの作品に出演するようになっていきます。
学生時代はおとなしい性格であったため当時の三石を知っている人間は声優という仕事についている事に驚いているという事です。シャイな性格は声優デビュー当初も引きずっており、営業やイベントで日本各地を周って大勢の人の前でトークをするという事に非常に苦労したと語っていました。しかしおとなしい性格とは裏腹に趣味はバイクでツーリングをする事で、以前乗っていたバイクは名前を付けるほどの愛車だったそうです。
セーラームーンの月野うさぎの声も担当
三石琴乃の最も有名な役と言っても過言ではないのが、1992年から始まったアニメ「美少女戦士セーラームーン」の主人公・月野うさぎです。セーラームーンに変身した月野うさぎが決め台詞として「月に代わっておしおきよ」と言いますが、世間で「可愛い!」と話題になり、当時それを見ていた少女達は喜んで真似をしていました。セーラーマーキュリーを演じた久川綾は、三石の演技を「私には出来ない」と言って感激したそうです。
三石にとって「美少女戦士セーラームーン」は出世作となり、人気と知名度を爆発的に上げましたが、売れっ子となった事で声優としての仕事が忙しくなり、体調を崩してしまった事で3か月間自宅療養となってしまい、7話に渡ってうさぎを演じる事が出来ないという出来事がありました。この事については当時の事務所の社長であった松田咲實が「仕事をとらせすぎて申し訳なかった」と述べていました。
しかし後に三石が声を再収録したバージョンも発売された事でファン達は歓喜しました。また2014年には10年以上の期間を経て新作アニメ「美少女戦士セーラームーンCrystal」が放送されましたが、この時の月野うさぎ役も三石が続投となりました。
三石琴乃の他の出演作
三石琴乃は他の代表作として、1995年から放送が始まって今でも根強い人気を誇っているアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の葛城ミサト役や、1999年から放送されたアニメ「GTO」の神崎麗美役、「ドラえもん」の野比玉子役など、非常に有名なアニメ作品でメインキャラクターを演じてきています。また近年では2018年に放送されたアニメ「ポプテピピック」のピピ美役などがあり、現在でも声優として第一線で活躍しています。
上尾先生に関する感想や評価は?
上尾先生は美人だけど怖い
上尾先生、初めてキレる。
— クレヨン@しんちゃん (@kureyonshmhs) August 23, 2015
怖いし美人だし別人だゾ!#クレヨンしんちゃん#上尾先生#めがね pic.twitter.com/SF0rvmpnGr
「クレヨンしんちゃん」の上尾先生はメガネを外すと美人なのに、顔を歪めて乱暴になるからもったいないというファンの感想があります。たしかにメガネをかけている時とは性格が真逆になるため、普段のおとなしい性格のまま素顔になれないものかというところですが、劇中で吉永先生からコンタクトを勧められた時に「目に物を入れるのは怖い」という事で断っていました。しかし怖い上尾先生もありだというファンも多くいます。
上尾先生が大好き!
大好きな、ますみちゃん♡#クレヨンしんちゃん#私のクレしん#上尾先生#おにぎり @325ns7 pic.twitter.com/213tHCxZXh
— おにぎり* (@325ns7) June 10, 2017
「クレヨンしんちゃん」の劇中ではおとなしい性格で、いつも陰に隠れている上尾先生なので存在感が薄くなっていますが、そんな上尾先生が大好きだというファンは非常に多くいます。上尾先生は陰に隠れていても、メガネを外すと凶暴化し、藁人形が好きだという変わった趣味を持っているなど、一般人とはかけ離れた部分があるため自然とみんなの注目を浴びます。しかしそんな変わったところが上尾先生の大きな魅力となっています。
上尾先生はメガネを外すと美人だった
「クレヨンしんちゃん」の登場人物である上尾先生について、メガネを外した時の素顔や性格、また声を担当した声優についても詳しくまとめてきましたが、美人で可愛い魅力あふれる女性である事が分かります。2019年現在も「クレヨンしんちゃん」の準レギュラーキャラクターとして登場し続けている上尾先生が、これからも作品を面白くしてくれることをファンは期待しています。