2018年04月27日公開
2018年04月27日更新
北斗の拳のジャギの画像・エピソードまとめ!嫌われる理由やその最後は?
ケンシロウがかつて兄と呼んだ男ジャギという北斗の拳で一二を争う嫌われキャラをしっていますか?なぜジャギはこんなにも嫌われているのでしょうか?を北斗の拳を見たことがない方にもわかりやすく解説していきます。北斗の拳に登場する様々なキャラクターの中でも、極悪非道エピソードが盛り沢山の北斗の拳のジャギですが、そんなジャギのエピソードや魅力が分かる画像を紹介していきます。
目次
北斗の拳の惡の華ジャギ!彼のエピソードや最後を紹介
皆さんは北斗の拳のジャギというキャラクターを知っていますか?彼は北斗の拳の序盤にでてくるわかりやすい敵キャラです。北斗の拳の敵キャラなので基本的には嫌われる役なのですが、彼が大好きだというコアなファンの方もいるかもしれません。今回はそんな北斗の拳で嫌われるキャラ、ジャギの作中でのエピソードや壮絶な最期について画像も交えて紹介します。画像は北斗の拳のジャギの見た目になります。
北斗の拳のジャギとは?
北斗の拳のジャギは北斗神拳門下で、ケンシロウの兄弟子に当たる人物です。血のつながりはありませんが、ラオウやトキとともにケンシロウが兄と呼んでいた人物です。北斗の拳の伝承者の候補の一人でもありました。しかしあることがキッカケで、ケンシロウに強い恨みを抱くようになり、極悪非道な敵キャラになり下がります。画像がジャギですが、いかにも悪役といった風貌です。
拳法家としてのジャギ
北斗の拳のジャギは北斗神拳門下の人物ですので、ケンシロウや兄のラオウやトキと同じく拳法家でもあります。北斗羅漢撃という北斗の拳の奥義の習得にも成功していますので、それなりに強い部類の拳法家だと言われています。しかし、北斗の拳の作中で戦ったのは主人公のケンシロウのみという不幸もあり、あまり強いというイメージを持っている方は多くはないでしょう。最後もあっけなく倒されてしまいました。
北斗の拳のジャギはなぜヘルメットをかぶっているのか?
北斗の拳のジャギは初登場の時から画像のようなヘルメットを着用していますが、北斗の拳の作中では素顔も描かれています。同じ兄という役柄のトキやラオウのような個性のある顔ではないのですが、しっかり素顔でも登場しています。北斗の拳のジャギがヘルメットをかぶっているのは、その醜い顔を隠すためだと、ジャギ本人が認めています。
北斗神拳の伝承者がケンシロウに決まった時、ジャギはケンシロウを亡き者にしようとするのですが、いとも簡単に返り討ちにされてしまいます。ケンシロウはジャギが兄ということもあり、命は助けるのですが、顔の半分をぐしゃぐしゃにしてしまいます。このような経緯から、鉄の器具だらけの改造人間のような顔を見られないようにするために、常時ヘルメットをかぶっています。
ジャギは北斗の拳においてどの程度強いのか?
ジャギは北斗の拳に登場する北斗神拳を使えます。北斗羅漢撃という奥義を持っていますが、回想シーンも含めて、北斗の拳で戦闘場面が描かれたのがケンシロウが相手の場面だけでした。しかもすべてぼろ負けしている上に、負けた後には言い訳ばかりを口にしています。これでは北斗の拳でジャギが嫌われるキャラとして定着してしまうのも無理はないようです。
トキやラオウとの関係
ジャギはラオウやトキの弟弟子でありますが、あまり深い関係はなかったようです。北斗の拳の作中でも、回想の中で少し会話があった程度で、修業時代のエピソードなども全く語られていません。兄であるはずのラオウやトキもジャギについての話はほとんどしません。「やつではケンシロウには勝てん。」というラオウのセリフがかろうじて会話をしたシーンになります。このあたりも噛ませ犬キャラのジャギらしいと言われています。
これぞ惡の華!北斗の拳の作中におけるジャギの極悪エピソードを紹介
北斗の拳にはたくさんの敵キャラ、悪者がでてきます。しかしジャギほど完全に「悪」というキャラはそうそういないでしょう。たいていの敵キャラには、悪に転ずるまでのちょっと切ないサイドストーリーなどがあるものですが、ジャギにはそんなものはいっさいありません。北斗の拳で嫌われるキャラのジャギの極悪エピソードを挙げればきりがないですが、ここでは特にひどいエピソードを紹介します。
耳の形がケンシロウに似ているだけで?
ジャギの最も憎むもの、それが北斗の拳の主人公ケンシロウです。ジャギは怨念とも呼べる感情をケンシロウに抱いています。あるエピソードでは、耳の形がケンシロウに似ているというだけで首を折られてしまう男性もいました。北斗の拳の世紀末というこのご時世、食料や物資略奪のために命を取す人は数多くいたでしょうが、耳の形が気に入らないという理不尽な理由で殺されてしまった人は北斗の拳で彼くらいだと言われています。
また、北斗の拳で、ジャギは「兄より優れた弟などいない」という謎の固定観念をもっています。そのためか、兄をかばった幼い弟に足かせをつけて荒野に放り出してしまったこともあります。北斗の拳には子供や女性には手出ししないという悪役も多いですが、彼にはそんなことは関係ないようです。しかし、この非道な行為が、最後には彼を地獄に落とすことになるのです。
すべてケンシロウのせいにする
北斗の拳のジャギのトレードマークといえばいかついデザインのメットです。このメットですが、自分の醜い顔を隠すためでもありますが、自分の残虐な行為をすべて弟のケンシロウのせいにしてしまうためのものでもあるのです。このあたりの姑息さが北斗の拳で嫌われる原因になっているようです。
ちなみに北斗の拳のジャギは、よりケンシロウの悪名を広めるため、自分の胸にケンシロウのトレードマークでもある七つの傷跡までつけています。本当にケンシロウのことが憎いようです。上の画像はお決まりの名台詞です。
北斗の拳でジャギが嫌われる原因
北斗の拳なのに武器を使用?
北斗の拳のジャギは言うまでもなく敵役で悪役でもあるので嫌われるのも当然です。しかし、他の悪役にはない嫌われる要素を、北斗の拳のジャギはたくさんもっているようです。このジャギという男、北斗の拳という最強の拳法が使えるのにも関わらず、なんと武器も使います。画像でお分かりのように、手にはショットガンを常に持っています。
口には含み針も仕込んでおり、ケンシロウとの最後の戦いでも懲りずに使っていました。北斗の拳では、武器を使うキャラ=弱いという法則があるため、北斗の拳の原作者にとっては、最後の最後まで弱いキャラという認識だったのかもしれません。ちなみにこのショットガンから実弾が発射されることは北斗の拳で描かれていません。ケンシロウとの最後の戦いでも、使おうとはするものの、手の自由が奪われ、使えず仕舞いでした。
北斗の拳の他のキャラとの濃いエピソードがない!
北斗の拳のキャラは、他のキャラクターとのサブエピソードなどが掘り下げられていることが多いです。しかし、ジャギに関してはケンシロウ以外の北斗の拳のキャラクターとの接点がほとんど描かれていません。初登場の時にはすでに虐殺を繰り返す非道な敵キャラとしての登場でした。兄のラオウやトキとの絡みも、回想シーンで少し描かれていただけです。
サブエピソードがあれば、そのキャラに対するイメージも違ったものになり、親近感もわくこともあるのかもしれませんが、ジャギにはそれもないため、単なる嫌われる悪者という役回りになってしまっています。これといったバトルのシーンも最後までないため、読者の中では、ケンシロウに嫉妬している単なる雑魚キャラというイメージが強いのかもしれません。
北斗の拳の名シーン!ジャギとケンシロウの対決
幼いこどもを手にかけたことがケンシロウの逆鱗に触れる
数々の極悪非道を為してきた兄ジャギですが、ついに弟ケンシロウがジャギを倒しにいきます。コミックのページ数では100ページも使われないほどあっけない最後をとげたジャギですが、ここでは詳しく北斗の拳におけるジャギの最後について画像付きで説明していきます。
兄思いの弟を荒野に放り出したということを書きましたが、ジャギにとっては運の悪いことに、その少年がケンシロウの目の前で死んでしまいます。正義の味方のケンシロウとしてはとても許せることではありません。少年は最後にジャギのいる場所を指さして息を引き取ります。こうして居場所を知られたジャギの運命は決まってしまったわけです。
ヘリポートで対峙する兄弟
ジャギは自分とケンシロウの最後の戦いの場所として、ビルの屋上のヘリポートをえらびます。最初はショットガンを捨てるなど余裕のジャギでしたが、北斗羅漢撃や含み針を使った攻撃も全く通用せず、いとも簡単に追い詰められてしまいます。
チラッとショットガンを見るジャギは「使えよ」とケンシロウに言われます。このあたりの描写も小物キャラとしてのジャギがよくあらわされています。ショットガンを手にすると再び強気になるジャギでしたが、いつの間にか手の動きが支配されており、画像のように銃口は自分の顔へ向けられます。
ジャギの秘策炸裂!
ここで終わりかと思われましたが、ジャギは自分の秘孔をついてショットガンを手放すことに成功しました。一度は北斗の拳の伝承者の候補にまでなった男ですのでこの程度は脱出できるようです。北斗神拳ではとうていケンシロウにかなわないことを悟ったジャギは、相手の力量を正確に測れることは強者の条件の自分で選んだ屋上のヘリポートという地理を存分に生かした秘策が炸裂します!
ジャギは設置された燃料タンクに穴をあけ、火を放ちました。そしてもちろん自分は火の届かないところに避難して形勢逆転を図りました。この世で最も憎むべき北斗の拳のケンシロウを追い詰めましたかに見えました。
勝利を確信したジャギはケンシロウを煽る
拳の勝負では絶対に勝てないことを見抜いたジャギは、ケンシロウを焼き殺す作戦に変更しました。しかしケンシロウは表情一つ変えません。勝利を確信したのか、ここでジャギはおもむろに北斗の拳での昔話をはじめます。なんと北斗の拳で、殉星のシンやケンシロウの恋人であるユリアが死んだ元凶は自分だと発言しました。
画像のように無意味な煽りで再びケンシロウが怒り、雄たけびを上げて拳を床につきたてました。すると屋上の床が抜け、ジャギもろとも下の階に落としてしまいます。これで再び形勢逆転してしまいました。
北斗の拳ジャギ編の最後
下の階で再び対峙するジャギとケンシロウですが、万策尽きたジャギはケンシロウとの最後の大勝負にでます。しかし北斗神拳での力では北斗の拳の主人公ケンシロウにはやはり到底かないません。付け焼き刃の南斗聖拳やそのへんにあった石柱をつかって果敢に応戦しますが、まったく歯が立ちません。ここからは完全に北斗の拳の主人公であり、北斗神拳正統伝承者でもあるケンシロウの時間となってしまいます。
認めた相手には苦痛を感じないようにとどめを刺すという北斗の拳の主人公らしいケンシロウですが、悪人中の悪人のジャギには作中屈指の惨い最後を与えます。途中命乞いのような発言もありましたが、当然聞き入れずに、痛感神経をむきだしにする秘孔を突いてから、胸に矢を刺し、最後は怒りの右ストレート。ジャギ相手には奥義すら使わずに倒してしまいます。
ヘルメットを割られ、素顔がむき出しになるジャギのむき出しになった素顔もすぐに崩れていきます。そして最後は「ばわ!」という北斗の拳のモブキャラとなんら変わらない断末魔とともに果ててしまいます。極悪非道のジャギの最後は、なんともあっけない終わり方で幕を閉じました。
北斗の拳の外伝ジャギ編について
あっさり決着のついてしまったジャギとケンシロウの戦いでした。北斗の拳では主人公の兄という一見重要なポジションのジャギですが、同じ立ち位置のラオウやトキと比べてかなり出番が少ないです。ジャギ編を紹介した今回の話も、文庫版のコミックでは半冊程度のボリュームしかなく、それ以降の話ではジャギは名前すらほとんど出てきません。しかし嫌われる役にも関わらず知名度は高く、ジャギ編は好きな人は多いようです。
ジャギは北斗の拳に必要不可欠なキャラだった!
人間の嫌な部分をひたすらに詰め込み、北斗の拳で最も嫌われる役をやり遂げたジャギですが、そんな彼だからこそ北斗の拳にはいなくてはならなかったのだと言われています。血はつながっていませんが、北斗の拳の主人公の兄という、トキやラオウと同じような立場ですので、このくらいキャラが立っていた方がいいのかもしれません。画像のようなパンチの効いたフィギュアもありますので是非ジャギのエピソードをご覧ください!