コードギアス皇道ネタバレ・感想まとめ!ラストの意味やルル復活について考察

コードギアス反逆のルルーシュ放送10周年を記念して制作される事になった劇場版三部作、その第三部に当たるのがコードギアス皇道です。1期とR2をベースにしながらも大胆な変更を行って話題を集めています。今回は劇場版であるコードギアス皇道とアニメとの違い、特に違いの大きいスザクやシャーリー、さらには示唆されているルルーシュの復活についてもネタバレありで紹介していきます。

コードギアス皇道ネタバレ・感想まとめ!ラストの意味やルル復活について考察のイメージ

目次

  1. コードギアス皇道とは?
  2. コードギアス皇道のネタバレ
  3. コードギアス皇道の感想や評価は?
  4. コードギアス皇道とR2の違い
  5. コードギアス皇道の伏線や謎を考察
  6. コードギアスと谷口悟朗作品について解説
  7. コードギアス皇道のルルーシュまとめ!

コードギアス皇道とは?

コードギアス皇道の作品情報

コードギアス皇道は2期に渡って放送されたアニメコードギアス反逆のルルーシュの放送10周年を記念してアニメを再編集、再構成した劇場版3部作の3作目に当たる作品です。同時に、完全新作である「復活」に繋がる物語としても新たに構成された作品として2018年5月26日に公開された映画です。

コードギアス劇場版三部作の特徴と言えるのがただ2期合わせて全50話あるアニメを3本の映画に収まるように改変しただけではなく新しいカットを加え全編に渡って再度アフレコし直す形で構成されているという点です。

コードギアス皇道の簡単なあらすじ

コードギアス皇道を含む劇場版三部作は基本的にはアニメ版に準拠したあらすじになっています。前作にあたる叛道に続いてアニメで言う所の2期17話前後から物語がスタートします。巨大帝国ブリダニアに対するべく結成された超合衆国。ついにゼロ=ルルーシュがの思惑がブリダニアに届こうとします。しかし超合衆国の中心である黒の騎士団の内部統制の乱れなど、様々な人々の思惑が交差する事で事態は激化して行く事になるのです。

そんなコードギアス皇道の物語はナナリーがブリタニアに囚われている事を知ったルルーシュが枢木神社にスザクを呼び出しナナリーの救出を頼む場面から展開されます。呼び出す時点でルルーシュはスザクに自分こそがゼロの正体である事も全て明かしているので「よく僕の前に顔が出せたな」というスザクのセリフから始まります。ルルーシュはルルーシュとして土下座してでもナナリーを救いたいと頼みこむのでした。

コードギアス劇場3部作 公式サイト

コードギアス皇道のネタバレ

第二次東京決戦

スザクがルルーシュの意図を察知し、良い方向に進むと思われたルルーシュとスザクの密会は、スザクの後をスザクにも隠密で付けていたシュナイゼルの部下達のナイトメアが現れた事で状況が一変します。ルルーシュはシュナイゼル達に囚われてしまいしまい、事情を知らないルルーシュから見てスザクは本当に裏切り者となってしまいます。しかしルルーシュにも切り札が残っていました。

以前にギルフォードにかけたギアスを発動させ、自身をコーネリア姫と認識させると剣でルルーシュが乗せられた車を一刀両断。ランスロット量産型を使って逃亡してしまいます。そして舞台は東京決戦へ。黒の騎士団もブリダニアも大規模な兵力を投入したこの戦いは世界最強のスペックとなった「紅蓮聖天八極式」によって黒の騎士団有利に戦いが進み、スザクもギアスによってフレイヤを打ってしまいます。

そして場面は進み、ルルーシュは倉庫に呼び出されます。そこにはシュナイゼルと黒の騎士団が待ち構えていました。シュナイゼルがギアスの存在を明らかにした事で黒の騎士団がルルーシュを裏切ったのです。ロロの救出によってその場を脱したルルーシュはそのままシャルル皇帝とマリアンヌがいる神峰島へ行き「身勝手な優しい世界」を否定するのでした。

ルルーシュ皇帝の誕生

時間が流れシャルル皇帝が久しぶりに公の場に現れると思われた場面でルルーシュが登場。シャルルを倒した事を宣言し、その傍にはナイトオブゼロの称号を与えられたスザクも共にいました。しかし受け入れられるはずもなくナイトオブワン率いるラウンズが叛乱。しかしスザクが搭乗するランストロットアルビオンは一機でその全てに対応してしまうのでした。

こうしてかつてルルーシュが作り上げた超合衆国とその中核を成す黒の騎士団対、ルルーシュ率いる新聖ブリダニア帝国の最終決戦へと向かっていきます。

ダモクレス最終決戦

両者の戦闘が激化する中、ナナリーがフレイヤを連発するのを止めるべく行動するルルーシュとスザク。結果としてスザクは最強スペックの紅蓮との戦いにこそ敗れるも、ルルーシュがナナリー、そしてシュナイゼルにギアスをかけた事でダモクレスを支配。ルルーシュの勝利に戦いは終わります。

物語ラストとエンディング

さらに時間が流れルルーシュによる全世界の統一がなされると、ルルーシュ皇帝の元、ナナリーと黒の騎士団の処刑兼パレードが行われます。しかしそこに現れたのはスザクが扮したゼロでした。そこでカレンやナナリーはルルーシュとスザクが描いた「自分達に憎しみを集めて世界を平和に収束させる」ゼロレクイエムの意図に気付きますがそれに気付いた時、ルルーシュはスザク扮したゼロによって刺されて倒れてしまうのでした。

映画的にはエンドロールが流れますが物語はそこでは終わりません。片田舎でC.Cが馬に乗りながら手紙を読んでいます。意味深な呟きをいくつかしたC.Cから場面が切り替わると海岸沿いにゼロの仮面らしきものが流れ着いているシーンが流れ「NEXT STAGE RE:surrection」と表示。そこでようやくコードギアス皇道のあらすじが終了します。

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コードギアス皇道の感想や評価は?

コードギアス皇道の基本的なあらすじを紹介した所で既にコードギアス皇道を視聴した人の感想をネタバレありで紹介していきます。全体的に言えるのは既にアニメでコードギアスを視聴している人が圧倒的に多く、アニメコードギアスR2までと比較している感想が多くなっているという事です。

コードギアス皇道の感想として一番多い感想としてはコードギアス自体が既に名作と言われるアニメだけに劇場版という短い時間になっても良かったとする感想です。ネタバレされているような状態でも楽しめ、特に最後の終わり方はアニメよりもさらに良くなっているとする人が多く、感動した、泣いてしまったとする感想が非常に多くなっています。

また詳しくは後述しますがやはり時間の問題もあり改変点は多く、またコードギアスの長年のファンの要望も受けての改変が目立つ事からそれらの点について触れる感想も非常に多いです。細かく見ていくとセリフにも違いがあり、ネタバレするとそれぞれのキャラクターのそのシーンでの印象を大筋では変えないまでも柔らかく、或いは鋭く表現する場面が多くなっています。

違いが分かりやすく大きな点として触れられる機会が多いのはやはりアニメでは亡くなってしまったシャーリーがいくつかの話がすっぱりカットされた事によって生存している点に触れる感想も多いです。他にも役割を変えて死ぬ者が変わっている場面などもありよりファンが楽しめるようになっています。

このようにコードギアス自体が元々ファンが多い名作アニメだけに、コードギアス皇道は、どちらかと言えば新規のユーザーを狙っているというよりも元々のファンにより楽しんでもらいながらコードギアスの世界を思い出させ、完全新作となる「復活」に繋げようという形の映画になっています。

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コードギアス皇道とR2の違い

上記の感想でもネタバレしているようにコードギアス皇道は大元になっているアニメ2期、R2からは多くの点が改良されています。ここからはコードギアス皇道とR2の違いをネタバレありで紹介していきます。

シャーリーの生存

上記でもネタバレしているようにR2からコードギアス皇道になって一番大きな違いと言えるのがシャーリーの生存しているという点です。アニメR2におけるマオ編が全編カットされた事でシャーリーは自身はもちろん父を亡くす事もなく、ルルーシュがゼロだと知る事もなくなるなどシャーリーが死ぬ要素足り得る部分が完全にそぎ落とされる形になっていました。

その為にR2ではシャーリーが死んで以降の場面においてもシャーリーが登場し、その為の新規カットなども生まれる結果となっています。ファンとしては嬉しい違いとする人が多いです。

新たなシーンが追加

重ねてネタバレしておくと上記のシャーリーやシャーリーの父のように生存そのものが違いが生まれているキャラは他にも複数おり、それぞれに出番などが異なるなどしている影響もあってアニメR2ではなかった新しいシーンというのも多数加えられています。またキャラ自体は変わっていなくてもそのシーンでの印象を変えるようにセリフなども変わっていたりと新規のシーンは多岐に渡っています。

カレンの語り

R2のエンディングの中でカレンが居なくなってしまったルルーシュに語りかけるというシーンがありました。このシーンのカレンのセリフも少し変更されていますが、それ以上の違いと言えるのが語るのがカレンだけでなく上記でも紹介したシャーリーも加わった2人だという点です。セリフ的にはR2のカレンの1人のセリフを2人に分けた形になっています。

黒の騎士団の裏切りに変化

ルルーシュにギアスをかけられているのではという疑いからルルーシュを裏切る黒の騎士団。結果的に裏切る形になる事に違いはありませんがR2では明確に裏切り、率先してゼロを襲うのに対し、コードギアス皇道では銃こそ構えど最後まで引き金を引かず、ゼロの助命を嘆願。その制止も聞かずにシュナイゼルの連れてきたブリダニア兵士が銃撃するという展開になっています。

偽りの弟のロロ

シャーリーが生存する事でロロの運命も変わっています。R2では最終的にシャーリーに手を下してしまいますがそのシーンは当然無くなり、さらにはルルの心境にも変化があるような描写が多くなっています。ただ心境の変化はあくまでも雰囲気だけでシャーリー以外の大筋の行動には変化がないです。

ヴァルキュリエ隊が登場しない

R2にてナイトオブテンの直属部隊として登場したヴァルキュリエ隊。しかし皇道ではヴァルキュリエ隊は登場せず、シャーリーのように生存していたキューエル卿をはじめとした全く違うキャラクターにその役割が割り当てられています。元々女性部隊であったヴァルキュリエ隊を何故男性だけで構成される部隊に置き換えたのかは不明ですが裏を返せばヴァルキュリエ隊に所属するはずだった女性達の生存も意味していると言えます。

スザクの暴走

ナナリーを自らの手で消してしまった事で自暴自棄になってしまったR2でのスザク。以降の行動は理性的とはとても言えず暴走状態で皇帝に立ち向かいます。しかしコードギアス皇道ではあくまでも理性的に自身でケジメを付けるべく皇帝に対峙するように変化し、それに合わせてセリフにも違いが生まれています。より思いやりの強さが垣間見えるスザクになっていると言えます。

声優の変更

コードギアス皇道を含む劇場版コードギアス三部作はスタッフや声優に関して基本的にはR2から変更せず、ほとんどの者が続投する形で構成されています。しかし声優に関しては既に死去してしまった方には代役を、さらに当時子役で現在は大人になって声が変わってしまった人なども出来る限り当時のイメージに近い形になるように変更されています。これもR2の違いと言えるのではないでしょうか。

一部の作画問題

コードギアスはR2の頃から一部のシーンで作画崩壊と言われるような状態になっていました。コードギアス皇道では多くの新規シーンが追加されている為修正されると思われましたが、結果としてはR2とほぼ変わらない形で作画崩壊した部分はそのまま作画崩壊した状態となっています。

キャラクターの台詞

これまでもネタバレしてきたキャラクターの台詞の違いですがここでその一例をネタバレありで紹介しておきます。

  • R2「これ以上、嘘をつきたくないから。ナナリーに嘘をついた。君と同じように……。最低だ」
  • 皇道「これ以上、嘘をつきたくないから、ナナリーに。ギアスの事、ゼロの事……最低だ」
  • R2「人間じゃない……。君にとってはシャーリーやユフィも野望のための駒にすぎないのか?」
  • 皇道「君にとっては全て野望のための駒にすぎないのか?」「君がやってきた事は、人間じゃない!」
  • R2「……どうしてお前が持っているんだ? これは、ナナリーにあげるつもりだったんだよ!! ナナリーに!!」
  • 皇道「どうしてお前なんかに渡したんだろうなぁ!! これは、ナナリーにあげるつもりだったんだよ!! ナナリーに!!」
  • R2「ギアスなどわしには通じぬ。他の者にしても」「いいや、もう一人いるじゃないか」
  • 皇道「ギアスなどわしには通じぬ。他の者にしても」「いいや、いっぱいいるじゃないか」

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コードギアス皇道の伏線や謎を考察

「運び込んだ」とは?

コードギアス皇道のエンディング後、C.Cはロバにまたがって農場を1人進んでいました。そこで「シャーリーとジェレミアのやつこんなところに運び込んだのか」という謎の呟きを残しています。この呟きから察するにC.Cはシャーリーとジェレミアが運び込んだ何かを追ってこの道を進んでいる事は確実です。しかしその何かとはなんなのでしょうか?

復活のルルーシュへの伏線

コードギアス皇道のエンディング後に描かれるこのシーンはコードギアス皇道の本編よりもむしろ、予定されている次作、復活に繋がる伏線だと見るのが自然です。R2からは皇道のラストの演出を変えた事を考えても先があるかないかの差が大きいのではないかと考えられます。ちなみにC.Cはゼロレクイエムの際にはルルーシュの傍を離れていた為、後からルルーシュが運ばれた事を知ったのではないかと思われます。

C.C宛の手紙の内容

C.Cがこの地を訪れる事になったのはシャーリーとジェレミアの連名で届いた手紙が理由です。そして手紙の内容から察するにジェレミアの農場はフランスにある事が分かり、つまりC.Cが歩く農場もフランスの物である事が分かります。そしてこの手紙の中で描かれる「太陽の世界」という一文がルルーシュの復活を意味しているのではないかと考えられます。

シャーリーとC.Cの接触

ネタバレしておくとこのシーンに繋がるシーンは皇道本編中にも挿入されています。中盤、ルルーシュが皇帝になった付近で、1人で歩いているシャーリーの前にC.Cが接触するというシーンが新しく挿入されたのです。本編だけをみればこのシーンは謎のシーンですが前後の流れから察するに、シャーリーはゼロレクイエムなども全てしった上でルルーシュに協力している可能性が高いです。

ルルーシュは生存している?

いずれにしても復活のルルーシュもある以上、ルルーシュは生存していると見るのが確実です。C.Cの最後のセリフ「あの日の約束が果たされるのを待ってもいいのか?」というセリフから考察するに、ルルーシュはまだ生きている=約束を果たせる可能性が残っている。ただ待つ必要があるという事はルルーシュは直に何か行動を起こせるような状態ではない事も示しているのではないでしょうか?

C.Cは未だコード所持者?

R2の展開から考察すればルルーシュがゼロレクイエムで生き残る可能性としてあり得るのはC.Cからコードを受け取っている場合がシンプルです。しかしコードギアス皇道のエンディングの中のC.Cのセリフ「それともまた時の中で漂い続けるのか?」というセリフからC.Cがまだ不老不死である事は確実なので、ルルーシュがC.Cから不老不死を受け継いで生存した可能性は低いです。

復活のルルーシュへの導線

コードギアス皇道の中で予定されている復活のルルーシュへと繋がる情報が出る事を期待するファンも多かったですが、結果から見ると出た情報は海岸にゼロのものと思われる仮面が打ち上っているワンカットのみで、どのようにして繋がるのかはコードギアス皇道の中では分からない状態です。

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コードギアスと谷口悟朗作品について解説

谷口悟朗作品のコードギアス

コードギアスの監督を務める谷口悟朗さんはこれまでに「プラネテス」「無限のリヴァイアス」「スクライド」「ガンソード」などの作品も手掛けている監督です。そしてこれらの作品を手掛けた集大成として制作されたのがコードギアスシリーズだと言う事ができます。

谷口悟朗作品の共通点

谷口悟朗さんが監督を務める作品はいずれも圧倒的な権力者に対する反逆者の物語です。コードギアスでいう所のシャルルに挑むルルーシュ。そして最後のゼロレクイエムでのルルーシュに挑む民衆という関係がそれにあたります。コードギアス以前の作品でも形は違えど現体制を良く思わない者が現状を打破しようと行動する物語であると言えるのが共通点です。

シャルルについて

コードギアスにおいての絶対的権力者であるシャルル皇帝。彼の目指す世界は端的に言ってしまえば完全に個を無くし、人類が皆同じようになる事を標榜としています。究極的にはCの世界には生と死という概念すらない為、その目的を果たす為に誰が死のうと構わないというのがシャルルのやり方です。

シュナイゼルについて

対してコードギアスのもう1人の権力者と言えるのがシュナイゼルです。シュナイゼルのやり方はいわゆる恐怖政治です。力によって抑えつけて統治をする事で全人類の大多数を幸せに導く。その為には少数を切り捨てる事は已む無しとするのがシュナイゼルです。ただシュナイゼルの場合そこに例外はない為、自分が少数になれば自分すらも切り捨てる、というやり方がシュナイゼルのやり方です。

ルルーシュについて

そしてそんな2人の権力者に立ち向かう事になるのがルルーシュです。ルルーシュが考えたのは自分に全ての悪を集結させた上で自分が死ぬ事で世界に平和をもたらすというやり方です。自分以外は誰も犠牲にせずに世界を統一しよう。それがルルーシュのやり方だと言えます。

ルルーシュが望んだこと

ルルーシュが望んだのは誰もが自分の幸せを願える「明日」を見る事です。自身がやるのは平和を作りだす所までで後はナナリーやスザク達に任せる形になっている事からも「明日を掴む」という時点までがルルーシュの望みだと言えます。

コードギアスの物語

ここまでネタバレしてきたようにコードギアスは端的に言ってしまえばイデオロギー闘争であり、権力的弱者の権力的強者に対しての反抗の物語であり、これはコードギアスに限らず谷口悟朗監督作品に共通して言える物語性でもあります。あくまでも変革を成すまでを描きたいのであって変革を成した後どうなるのか、までは考えないのも谷口悟朗監督作品の共通点です。

シャーリーの存在

上記でもネタバレしたように皇道で生存する事になり復活での活躍も濃厚であるシャーリー。それはやはりコードギアスのヒロインにおいて唯一ずっとルルーシュを見続けた存在だというのが大きいです。他のヒロインが大なり小なりゼロとルルーシュを重ねているのに対しシャーリーは最後まであくまでもルルーシュを見続けています。この事もまたシャーリーが皇道で生存し復活へと繋がる要素になりえるのではないでしょうか?

シャーリーとユフィについて

コードギアスの物語において愛を貫くヒロインというとユフィもコードギアスにおいて大きな役割を果たしています。しかし本質的に見ればルルーシュ個人を愛するシャーリーと万人を愛するユフィではその意味合いが違います。やはりシャーリーでなければいけないポイントが復活で描かれるのだと予想できます。

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コードギアス皇道のルルーシュまとめ!

コードギアス皇道は劇場版コードギアス三部作の最後を締めくくる作品にして、完全新作「復活のルルーシュ」に繋がる導入的な立ち位置にある物語です。コードギアス皇道だけを見れば明確な導線こそ限られているものの、大筋は変えないながらも大きな変化を入れた総集編を劇場版として放映する事自体が大きな伏線であるとも言えます。

復活のルルーシュの数少ない情報の1つとしてコードギアス皇道を含む劇場版コードギアス三部作からの続編である事が発表されています。R2とコードギアス皇道では違いも多い事からやはり復活のルルーシュを見る前には1度コードギアス皇道までを抑えておくのがおすすめです。

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