ゼパイルのキャラやエピソードまとめ！ゼパイルの壺とカキンの儀式用の壺が一致？

ハンターハンターの「ヨークシンシティ編」で登場するゼパイルに関する情報をまとめました。ゼパイルの性格や強さはどのくらいで、ヨークシンシティ編以降、出番がなくなったゼパイルのその後は一体どうなってしまったのでしょうか？また、暗黒大陸編に出てきたカキン家代々に伝わる壺とゼパイルが贋作で作った壺が一致しているのは何故なのでしょうか？あらゆる疑問点について考察していきます。

ゼパイルは、ハンターハンターの「ヨークシンシティ編」で登場するキャラクターです。ゼパイルが昔、贋作家として活動していた頃の作品を回収していた際にゴンとキルアに出会います。ゼパイルとゴン達が出会った経緯は、ゴンの父親を探す手がかりとなるゲームソフト「グリードアイランド」を手に入れるため多額の資金が必要になり、その資金調達のために念能力を使って価値のある骨董品を買い集めます。

価値ある骨董品の中にはゼパイルの作品も含まれておりました。ゼパイルは自分の作品が売られている骨董屋から買い戻そうとする中、それ以上の金額を提示し張り合ってくるゴン達に関心を持ち、悪質な骨董屋に騙されそうになっていたゴン達に助言し助けてくれます。ゴンの人柄に触れゼパイルはゴンを気に入ります。そして、目利きとして、「こいつらと一緒に仕事がしたい」と資金調達のために協力をしてくれます。

ゼパイルの性格は自分の直感を信じ人間味溢れるキャラクターです。声が大きくハキハキとした喋り方が特徴で、気のいい兄貴分な性格の持ち主です。気の合う人間に対しては心を許し、ゴン達と出会ってまだ日が浅いのにも関わらず、ゴン達と意気投合しゴンがゼパイルに対し信頼を寄せる姿からも、人から信頼されやすいタイプです。また、彼の目利きは骨董品のみならず、いい人間と悪い人間を見抜く洞察力も備わっています。

後ほど説明するゼパイルの漢気溢れるエピソードからも、「ゼパイルさんとてもいい人」「友達になりたいキャラクター」という声が多いほど、人望の厚いキャラクターです。

ゼパイルの強さについては、戦闘能力はありませんが、骨董品の目利きは一流です。鑑定士の資格はありませんが、知識が豊富でゴンやキルアに贋作の見抜き方を指導するほどです。また、以前に贋作師として活動されていた頃、骨董製作の作品に知らず知らずのうちに念が込められていたことから、無意識のうちに念の一部が使えるのではないかと推測されています。

ハンター試験を受験する為、多少は戦闘能力を鍛えていたかもしれませんが、一次試験でキルアに一撃でやられてしまったことからも戦闘的な強さは期待できません。しかし、自身の信念を貫き、誰かの為にやり遂げる精神的な強さや人を見抜く強さを持ち備え、頼りになるキャラクターです。

ゼパイルが以前贋作師としてお金を稼ぐ為に作っていた自分の作品を回収し、ゴンに「今見ると（当時作った作品）かなり出来損ないの恥ずかしい代物だ」と照れながら話すほど、目利きとしても贋作を作っていた時もプロ意識が高く職人気質が高いです。本業はおそらく鑑定士としての職に就いていると推測できますが、今後の活躍が気になるキャラクターと言われています。

ゼパイルはハンターのライセンスを取得するためハンター試験を受験します。その年はハンター試験の受験者数が多く、一気にふるい落すため一次試験で「相手の受験番号のバッジを奪う」という課題が与えられます。ゼパイルはキルアに一撃で気絶させられ不合格で、その年のハンター試験合格者はキルアの一人だけです。その後もハンター試験を受験し、ライセンスを取得していて欲しいという読者の声もあります。

ゼパイルがハンター試験を受けた年に限ってキルアも居合わせたことは不運としか言いようがなく、ゴンやキルア達の為に背負った借金返済の為に受けた試験にも関わらずキルアに一撃でやられてしまうとは、ゼパイルがいい人だけになんだか不憫なキャラクターに見えてしまうという感想がありました。

ゴンの為に、多額の借金をしてしまったゼパイルは自身の内臓を担保に多額の借金を背負います。（借金を背負うことになった経緯については後ほど説明します。）ゼパイルのその後については何も触れていないことから、ゼパイルの生死については読者も分からず、気になる声が多いです。最後にゼパイルが登場したのは、ハンター試験でキルアに気絶させられた場面になりますが、その時点ではまだ元気な姿が確認されています。

ハンターハンターの中には、意味深な状態でその後出てこなくなったキャラクターが数知れずおります。ゼパイルのその後が描かれていないのは、作者が意図的に次の伏線回収に繋げる為なのか、ただあまりにもキャラクターが多すぎるからなのか作者にしか分かりません。その後のゼパイルの現状が出てくるのでしょうか。今後、ゼパイルのその後の展開を期待しましょう。

カキン家には王位継承の儀式用の壺として代々伝わる壺が存在しております。儀式用の壺とは、カキンの初代国王が蠱毒に発送を得て具現化した壺です。国王が亡くなってからも、子孫繁栄を願う強い念が存在し続けています。カキン家の子孫の血液を壺に注ぎ、壺の口に手をいれると、壺の中から現れた妖精によって卵を食べさせられます。卵は子孫一人ひとりのオーラや人格、強さによって異なり、やがては守護霊獣に変貌します。

カキン家の現在の国王・ナスビ＝ホイコーローも王位継承の儀式をすでに行っており、守護霊獣が背後に備わっています。どの王子の守護霊獣の姿も言葉で表しきれないほど、衝撃的な姿をしていると話題になっています。

カキンの儀式用の壺が出てきた時、ネット上で騒然となりました。それは、ヨークシンシティ編で登場したゼパイルの作った壺として同じ作品が既に登場しているからです。壺の登場回は2000年の週刊少年ジャンプ第86話に掲載され、今日に至るまでだいぶ月日が経っています。その壺の初回シーンは、ゼパイルが作った儀式用の壺と瓜二つの作品をゴンが手にとり「壺にオーラがある」と感じ取っています。

「達人の技には念がこもる場合がある」と作中で紹介されていることから、ゴンが手に取り、”オーラがある”と感じ取った理由は、ゼパイルには贋作を作る才能があり、作品を作っている最中にゼパイルの念が込められたのではないかという説が有力です。ちなみに儀式用の壺と瓜二つの壺をゼパイルとゴンは競り合いますが、この壺だけはゼパイルも譲りませんでした。

儀式用の壺の贋作が作られているということは、ゼパイルは何らかの形でカキン王家と関わったのでしょうか？それとも複製された作品を真似て作ったのでしょうか？誰に贋作を依頼され、いつ頃作られたものなのか疑問が残ります。これまでもハンターハンターの本編の中で作者の富樫先生がいくつか付線を残しその後に回収されていることから、今回の壺の一致は意図的なのか、遊び心なのか真意が気になると言われています。

ハンターハンターの暗黒大陸編の内容と今後の展開を予想がこちらの記事で紹介されております。まだ、暗黒大陸編を読んでいない方や話についていけていない方は話の内容を整理する機会に、ぜひ、よかったら読んでみてください。

ゴンはグリードアイランドを手に入れる為、ハンターライセンスを担保にして大金を借ります。もし返せない場合はハンターライセンスがなくなってしまうリスクがある中、ゼパイルは自身の内臓を担保に借金を背負いゴンのハンターライセンスを取り戻してくれます。読者からもゼパイルの漢気溢れる行動に評価の声がとても高いです。その後ゼパイルは借金を返済したかが描かれていない為、生死状況が不明です。

読者から人気のあるキャラクターだけに、「生きていて欲しい」「内臓は取られてしまったのか」と心配する声が多いです。

昨日今日と出会ったばかりの人間のために、見栄を張りたい想いだけで身を削りお金を工面するなんて普通の人間にはできません。そんな中、ゼパイルはゴンの為に借金を背負ってまで役に立ちたい姿からも、人を惹きつけるゴンの不思議な力に期待する想いが高いこと、そしてゼパイルの作品を評価してくれたゴンの言葉が響いたのでしょう。読者からは、ゼパイルがその後無事に借金が完済するよう願う声もありました。

ハンターハンターのアニメは、1999年から2001年までフジテレビで放送された旧版と、その後2011年から2014年まで日本テレビで放送されていた新版があります。ハンターハンター新旧のゼパイルの声役の声優を紹介いたします。

まず、ハンターハンター初代のゼパイルの声優は、山野井仁さんです。山野井さんは、90年代前半より声優の活動をされており、力強さのある声が印象的な声優です。山野井さんがこれまで声優として演じてきた役は、『ルパン三世2015』ロブソン・ズッコーリ（ロッセリーニ家の執事）役や、『結界師』間時守役など、幅広い年齢層のキャラクターの声を演じております。

山野井さんの声優としての活動は、アニメだけではなく映画『L.Aコンフィデンシャル』バド役、海外ドラマ『フリンジ』フィリップ役、『THE MENTALIST』ジャレット・レンフルー役など、幅広いジャンルで活躍されている声優です。

新・ハンターハンターのゼパイルの声を演じた2代目声優は菊池正美さんです。声が高くテノール調の声が印象的な声優です。菊池さんが声優としてこれまで演じてきた役は、『ちびまる子ちゃん』花輪くん役、『ONE PIECE エピソードオブ空島』王役など、脇役から主役級まで幅広い役柄を演じられています。また、毎週CDTVで出てくる菊池君という眼鏡をかけたキャラクターがいますが、その声優を担当しているのも菊池さんです。

ゼパイルの初代と二代目の声優について紹介して参りました。ゼパイルの他にも、ハンターハンターのキャラクターを担当する声優は新旧で大幅に変更されております。下記のサイトからは、ハンターハンターの主要なキャラクターを担当する新旧の声優がさらに詳しく紹介されております。気になる方はぜひご覧になってみてください。

ゼパイルは、ハンターハンターのヨークシンシティで重要な役割を果たしたキャラクターですが、その評価の声を紹介いたします。ネットの声を見てみると、骨董屋で騙されそうになっていたゴンを助けるエピソードやゴンのハンターライセンスを取り戻したりと、漢気溢れるゼパイルの行動に好感を持つ読者は多く、ゼパイルに対する評価はとても高いです。そんなゼパイルに関するtwitterに寄せられた感想を紹介します。

読者が一番気になる部分です。ゼパイルの内臓は無事だったのか、ぜひ今後のハンターハンターの本編で安否を描いて欲しいという感想です。

ゼパイルがゴンに入れ込む理由がこのシーンで分かります。ゴンのこういった性格だからこそ、全財産をかけてまでゴンの役に立ちたいという想いが伝わってくるため、ここのシーンが好きという読者がとても多いです。

ゼパイルの強さについては本編でも触れていませんでした。ハンター試験時、不運にも強さが桁違いのキルアがいたことにより気絶させられ不合格になってしましました。もし、キルアと試験時期が被らなかったらハンターになれていたのか？気になると言った感想もありました。

ゼパイルというキャラクターの人柄や強さについて紹介し、さらには暗黒大陸編で出てきたカキン家に代々伝わる儀式用の壺についても考察して参りましたが、いかがでしたでしょうか？漢気溢れるゼパイルの性格に惚れ込む人もいることでしょう。ハンターハンターの中で「ヨークシンシティ編」でしか登場していないキャラクターですが、ゼパイルという人柄に触れるほど好きという読者も多いほど、人情味があり誰からも好かれる人格者です。

そんな人情味のあるゼパイルはハンターハンターの単行本の第10巻に登場しております。改めて読むと、ゼパイルの人柄の良さが伝わることでしょう。ぜひ、ゼパイルの漢気溢れる行動をもう一度見たいと思った方は読んでみてください。