不思議の国のアリスのキャラクター一覧まとめ!名前や特徴も解説

「不思議の国のアリス」といえば、日本でも若者から大人まで多くの人に知られているディズニーのファンタジー作品だ。そこまで多くの人の愛される理由とはなんであろうか。ストーリーはさることながら登場するキャラクターたちの個性も人気の要因と言えるだろう。この記事ではそんな「不思議の国のアリス」に登場するキャラクターたちの名前や性格、そして「不思議の国のアリス」キャラクターたちのコスプレも一覧で紹介!

不思議の国のアリスのキャラクター一覧まとめ!名前や特徴も解説のイメージ

目次

  1. 不思議の国のアリスのキャラクター一覧!画像とともに名前や意味もネタバレ解説!
  2. 不思議の国のアリスとは?
  3. 不思議の国のアリスのメインキャラクターを一覧で紹介!
  4. 不思議の国のアリスのその他のキャラクターを一覧で紹介!
  5. 不思議の国のアリスのキャラクターのコスプレ画像5選!
  6. 不思議の国のアリスのキャラクターはどれも魅力的だった!

不思議の国のアリスのキャラクター一覧!画像とともに名前や意味もネタバレ解説!

「不思議の国のアリス」といえばディズニー映画で目にする金髪で水色のワンピースに白いエプロンのようなものをつけた女の子を思い浮かべる人も多いだろう。しかし、「不思議の国のアリス」という作品において魅力的なのはアリスだけにとどまらない。多くのキャラクターがいてこその作品なのだ。ここではアリスも含め、「不思議の国のアリス」登場キャラクターの名前や性格などを一覧でご紹介!!

不思議の国のアリスとは?

『不思議の国のアリス』といえばディズニー映画作品を思い浮かべる人が多いであろう。『不思議の国のアリス』は元はイギリスのルイス・キャロルが児童小説として書き、1865年に発刊されたものがオリジナルである。原作は「不思議の国のアリス」と「鏡の国のアリス」という2作品があるがディズニー映画はこの2作品の合作に近い仕上がりになっている。

ディズニーによりアニメ映画、実写映画化されたことにより現在日本でも強い人気を誇る「不思議の国のアリス」。その人気には不思議の国のアリスのストーリーに関わる個性豊かなキャラクターたちが深く関係している。この記事ではその不思議の国のアリスのキャラクターたちを一覧で見ていくが、まず不思議の国のアリスのあらすじ(ディズニーアニメ映画版)を紹介しよう。

ある日、アリスは人の言葉を喋る白いウサギを見つけるが、そのウサギは「時間が無い!遅刻してしまう!!」とアリスの相手をしようとしない。アリスはそのウサギを追いかけていき、小さな洞窟から穴へ落ちてしまう。落ちた先には人の言葉を喋るドアノブが。ドアノブの指示に従うと体が突然大きくなった小さくなったり。困ったアリスは泣き出すがアリスの涙はまるで海のようになり、アリスはその波にさらわれてしまう。

なんとか岸にあがったアリスはその後も白いウサギを追い続け、アリスの道を塞ぐ双子、楽器と同じ音を出せたり、喋ったりできる花たち、煙を自由自在に操る青いいもむし、へんてこな模様のチェシャ猫、なんでもない日を祝い続けるマッドハッターと三月うさぎなどさまざまなキャラクターたちと出会う。

そろそろ帰ろう、でも出口がない、と困惑するアリスのもとに再びチェシャ猫が現れる。チェシャ猫に導かれるまま進んでいくとトランプの兵士、そしてハートの女王と出会う。ハートの女王はアリスをクローケーに誘うがそのクローケーは不正だらけで必ずハートの女王が勝つようになっていた。

そんな勝負に納得いかないアリス。そこへまたまたチェシャ猫が。チェシャ猫はアリスにしか見えないようで、アリスがふざけたことしているとハートの女王は怒り心頭。『首をはねろ!!!』と宣告を受けるが王様のたしなめで裁判をすることに。

理不尽な裁判に飽き飽きしたアリスは自分のサイズを変えられるキノコをもっていることを思い出す。そして巨人化し、反撃とばかりにハートの女王へ今までの不満をぶつけるが、発言するたびに体は小さく....。遂にはさっきまでと同じサイズに。再び女王は『首をはねろ!!!!』

トランプの兵士に追われるアリス。逃げ続け辿り着いたのは不思議の国に迷いこんで最初に出会ったドアノブのもと。追われているからあけて欲しいとせがむアリスに『君はもう外に出ているじゃないか』とドアノブ。ドアノブの口から覗くとそこには眠っている自分自身が。迫ってくる女王たち。必死に自分を起こそうとするアリス。そしてアリスは目覚める。不思議の国は夢の世界だったのだ。

ここまでが不思議の国のアリスのあらすじだ。75分という短めな作品だがさまざまなキャラクターが次々と登場し、アリスと関わっていく。不思議の国のアリスというだけあり、現実世界では考えられないことがたくさん起き、どんどんと不思議の国のアリスの世界観にのめりこんでいける。

不思議の国のアリスのメインキャラクターを一覧で紹介!

多彩なキャラクターが登場する不思議の国のアリス。その中でもアリスの冒険に深く関わりをもつキャラクターを一覧で紹介。不思議の国のアリス劇中で固有の名前があるキャラクターと名前がないキャラクターいるので、それもあわせてご覧いただきたい。

白ウサギを追いかけ不思議の国に迷い込んだ主人公!アリス

「不思議の国のアリス」の主人公、アリス。好奇心がかなり旺盛。置いてあるクッキーを深く考えることなく口にしたり、言われるがままキノコを口にしたり、子どもらしい不用心さも見受けられる。体が大きくなったり小さくなったりすることへも順応して対応しており、不思議の国で出会う強烈なキャラクターたち相手にもあまり物怖じしない。

不思議の国に迷いこむきっかけの白ウサギやその他、花や猫など普通であれば喋らないはずのものが人の言葉を喋ることに関して疑問を持っているような描写はない。物語最大の難敵であるハートの女王へは恐れというよりあきれや理不尽に対する怒りの方が強い。

人の言葉を喋る!!白ウサギ

不思議の国のアリスの物語のきっかけになる白ウサギ。アリスが不思議の国に迷い込む前に出会うことになる。眼鏡と大きな懐中時計が印象的で「遅刻をしてしまう!!」と言いながら不思議の国を走り回っている。物語の中では、家を焼かれたり、大事な時計を壊されたり、何かと不憫。

白ウサギが不思議の国に入っていく前と後では服装が変わっているが、いつ着替えたのかは不明。白ウサギには実在した医学部の教授をモデルにルイス・キャロルが作り上げ不思議の国のアリスに登場させたという説がある。

目的不明の双子!トゥイードルダムとトゥイードルディー

不思議の国のアリスに登場する謎な双子。自分の涙に流されてやっと岸に辿り着いたアリスを行く手を塞ぐ。単純にアリスに話を聞いて欲しかっただけかもしれないが最後まで目的は不明。アリスに遊ぼうと誘うが断られ泣き、その後「セイウチと大工」という話をアリスに聞かせる。

不思議の国のアリス劇中では確認できないがディズニーのパレードなどではダムとディーは襟に名前の刺繡があるので見分けがつく。服装などから若そうに見えるが、帽子をとるとちょんまげのように正面から頭頂部にかけて髪の毛がないのでもしかすると若くはない...?

吐いた煙は文字型に!あおいいもむし

不思議の国のアリスに登場するあおいいもむし。喋る花たちに追い払われてしまったアリスの前にあらわれる。水たばこをふかしていて、吐く煙をアルファベット型にしたりと自由に操れる。

無愛想でアリスをお説教するが、体の大きさを調整できるきのこについて教えてくれるなどアリスにとってプラスに働くことをしてくれる。

アリスを翻弄!!いたずら猫!チェシャ猫

不思議の国のアリスに登場する猫。不思議な模様、ギョロ目かと思うほどの大きな目、顔のサイズに比例しない大きな口を持つ。可愛らしいような不気味なような雰囲気を醸し出す。自由自在に透明になることも出来る。さらに首を胴体から切り離したりとただの猫ではない。アリスをマッドハッターの元へ導いたり、ハートの女王の元へ導いたりするが、ハートの女王を大激怒させる原因にもなった。

特徴的な模様からディズニーの不思議の国のアリス関連グッズとしてストアで見かけることも多い。チェシャ猫という名前は猫の種族というわけではなくこの猫のみの名前であり、当時の「チェシャ猫のように笑う」という英語表現をもとにルイス・キャロスが生み出し不思議の国のアリスに登場させたという説がある。

終わらないお茶会の主催!マッドハッター

不思議の国のアリス劇中でチェシャ猫の案内によりアリスが出会う人物。不思議の国のアリスの他の登場人物よりまともに見えるかもしれないが『マッドハッター』=『いかれた帽子屋』という名前なだけあってやはり普通ではない。

三月ウサギとともに「なんでもない日バンザイ!」などといってパーティを開いている。パーティの最中に現れた白うさぎの懐中時計を壊れているからと言って取り上げ、最終的には壊してしまう。それでもかまわず「なんでもない日のパーティ」は終わることなく続いていく。

ディズニーによる実写版の不思議の国のアリス、「アリス・イン・ワンダーランド」ではマッドハッター役をジョニー・デップが演じたことで話題に。実写版不思議の国のアリスでのマッドハッターは顔が真っ白でよりイカれた感じに仕上げられてる。こちらの映画はアニメ版不思議の国のアリスの数年後という設定になっている。

傍若無人で横暴!ハートの女王!

不思議の国のアリスに登場する傍若無人を絵に描いたような女王様。怒った時の口癖は「首をはねろ!」。なのでトランプの兵士たちは怒らせてはいけないと度が過ぎるほど女王へ忖度をする。アリスとクローケーをするがクローケーの的となるトンネルはなぜかトランプの兵士。

当然どこに打っても的が動くため女王の勝ち。チェシャ猫のいたずらで自らのハート柄の下着を晒すという自爆をしてしまうが、すべてはアリスのせいだとしてアリスを処刑しようとする。

アリスを裁く裁判ではアリスに「この国ではなにもかも女王さまの言う通り」とまで言わせるほどのわがままっぷり。いわゆるヒール的な存在、しかも物語に深く関わる人物にも関わらず固有の名前は物語の中では語られることはなく、アリスもトランプ兵も「女王様」と呼んでいる。「不思議の国のアリス」の作中で不思議の
国の住人の一覧では唯一の女性キャラ。

不思議の国のアリスのその他のキャラクターを一覧で紹介!

ここからは登場回数や登場時間が短い不思議の国のアリスキャラクターをこちらも一覧にてご紹介。物語に大きく関わっていないとも考えられる登場人物たちだがそれでも個性が強いキャラクターが多いのが不思議の国のアリスの特筆すべきところ。

ノブは回らない!ドアノブ

不思議の国のアリスに登場する鼻が取っ手、口が鍵穴になっているドアノブ。しゃべる。不思議の国のアリス劇中でアリスが一番最初に出会い、一番最後まで喋っていた存在。ドアが開くわけでなく口が大きく開いて出入りする。取っ手を掴んで回そうとすると痛がる。

双子のお話に登場!セイウチ

不思議の国のアリスに登場するセイウチ。トゥイードルダムとトゥイードルディーの「セイウチと大工」というお話に出てくる。大工とともにまだ若い牡蠣たちを騙して食べてしまおうと画策し、牡蠣だけでなく大工も騙して自分ひとりで若い牡蠣たちを平らげてしまう。

食べられちゃう!ヤングオイスターズ

不思議の国のアリスに登場する若い牡蠣たち。年を取った牡蠣の言うことを聞かず、セイウチの甘い言葉に騙されて陸にあがってしまい、セイウチにおいしく食べられてしまう。顔に大きなほうれい線のようなものがあるため、若く見えないかもしれないが子どもである。

不思議の国のアリスは元々児童向けの小説であり、原作者は不思議の国のアリスという作品の中で「年長者のいうことは聞くべき」という教訓を伝えようとしていたと言われている。

無情にも空の彼方へ!ビル

不思議の国のアリスに登場する白うさぎの家にやってきたとかげ。家より大きくなってしまったアリスを退治しようと煙突から家に侵入するがアリスのくしゃみによりその煙突から遥か彼方まで吹き飛ばされてしまう。不思議の国のアリス劇中では登場シーンはかなり少ないがなぜか個別に名前がある。

物知りな鳥!ドードー

不思議の国のアリスに登場する鳥。アリスの涙で出来た海を渡っていた。また、ビルが吹き飛ばされてしまった後にアリスを追い出す作戦として白ウサギの家を焼いた。不思議の国のアリス劇中では知識人として認識されている。

マッドハッターの相棒!三月うさぎ

不思議の国のアリスに登場するマッドハッターの相棒のうさぎ。大きい目と前歯が特徴的。マッドハッターとともに「なんでもない日」を祝い続けている。白うさぎの懐中時計のふたを開け、ジャムやらなにやらを詰め込み、時計を大破させるも気にせずパーティを続けた。

「三月うさぎ」という名前の由来はイギリスの「3月のうさぎのように狂っている」という言葉であり、ヨーロッパのウサギの繁殖期が3月でその時期のウサギは落ち着きがないという意味から原作者が不思議の国のアリスに登場させたと言われている。

ネコは嫌!眠りネズミ

不思議の国のアリスに登場するポットに入り込んでいるネズミ。常にほぼ寝ている状態だが「ネコ」というワードに過剰に反応し、パニックを起こす。鼻にジャムを塗りたくると落ち着く。

みんなでオーケストラ!喋る花

不思議の国のアリスに登場する喋ったり歌ったり楽器と同じ音を出せる花たち。基本は人間を模したような形だが動物を模したような動きや声を出すものもいる。アリスも最初は花の仲間だと認識されたが最後は雑草扱いされる。

処刑されたくない!トランプ兵

不思議の国のアリスに登場するトランプに手足と顔がついているような見た目の人たち。ハートの女王に仕えているのだがミスは命取りになるのでハートの女王のご機嫌を取る行動ばかりしている。不思議の国のアリス劇中では実際に何人か処刑のために引きずられていってしまう。個性は特に見られず全員同じように見える。

背は小さくても王様!ハートの王様

不思議の国のアリスに登場する王様。王様というものの身長も低く、ハートの女王と比べるとかなり気が弱い。王としての威厳は女王に持っていかれている。一方で不思議の国のアリス劇中ではアリスをいきなり処刑しようとする女王に裁判を提案するなど不思議の国アリスの登場人物ではかなりまともと取れる行動も見られる。

不思議の国のアリスのキャラクターのコスプレ画像5選!

魅力的なキャラクターが多い不思議の国のアリス。コスプレするにはうってつけ!不思議の国のアリスのキャラクター紹介が終わったところでどんな風に「不思議の国のアリス」のコスプレがされているのか一覧でご紹介。

ほんもの!?と思ってしまいそうなアリス

ブロンドヘアー、青い瞳、白い肌、もしかして「不思議の国のアリス」の世界からそのままでてきてしまったのでは?と疑われるほどのクオリティ。東京ディズニーランドではなく海外のディズニーランドでのコスプレ。

なんでもない日のお祝いができる!

喋る花、アリス2人、三月ウサギ、マッドハッターのコスプレ。マッドハッターの10/6という表示は日付に見えるが実は値札。このメンバーなら「不思議の国のアリス」作中に登場する「なんでもない日」のパーティができそうだ。こちらもディズニーでのコスプレ。

悪役レディ夢の共演!

「101匹わんちゃん」のヒール役、クルエラと「不思議の国のアリス」のヒール役、ハートの女王のコスプレ2ショット。こちらはディズニーシーでのコスプレ。

可愛らしいパパトゥイードルダムとパパトゥイードルディー

「不思議の国のアリス」の設定にこだわらずとも親子で素敵なコスプレが出来る。それもキャラクターたち魅力があってこそだ。

【番外編】アリス・イン・ワンダーランドverのコスプレ

ディズニーによる「不思議の国のアリス」の実写映画「アリス・イン・ワンダーランド」のアリスやマッドハッターのコスプレ。アニメ版とは雰囲気が違うので「アニメ版不思議の国のアリス」、「実写版不思議の国のアリス」、それぞれのキャラクターでのコスプレ合わせも面白い。

Thumb不思議の国のアリスの原作あらすじは?主要な登場キャラクターも紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

不思議の国のアリスのキャラクターはどれも魅力的だった!

ここまで「不思議の国のアリス」のキャラクターを一覧でご紹介してきたがいかがだっただろうか。根強い人気を裏付ける個性あふれたキャラクターが多い「不思議の国のアリス」。キャラの由来が原作が書かれた時代の風刺だったり、慣用的な言葉から来るものだったりするので、「不思議の国アリス」の原作が書かれた1860年代のイギリスを調べるとより「不思議の国のアリス」やキャラへの理解が深まるだろう。

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