不思議の国のアリスの原作あらすじは?主要な登場キャラクターも紹介

不思議の国のアリスとはイギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンがルイス・キャロルのペンネームにて書いた児童小説になります。あらすじを多くの人が知ってるほど世界的にも有名な作品であります。その不思議の国のアリスのあらすじは、幼い少女アリスが登場人物の白ウサギを追いかけて不思議の国に迷い込む所から始まるお話になります。今回は不思議の国のアリスの原作あらすじは?主要な登場キャラクターも紹介します。

不思議の国のアリスの原作あらすじは?主要な登場キャラクターも紹介のイメージ

目次

  1. 不思議の国のアリスの知られざる原作のあらすじをネタバレ!主要なキャラクターも紹介!
  2. 不思議の国のアリスのアニメや実写映画が世界中で大人気!
  3. 不思議の国のアリスには原作がある?
  4. 不思議の国のアリスの原作のあらすじをネタバレ!
  5. 不思議の国のアリスの主要なキャラクターを紹介!
  6. 不思議な国のアリスの原作あらすじまとめ

不思議の国のアリスの知られざる原作のあらすじをネタバレ!主要なキャラクターも紹介!

「不思議の国のアリス」とはあらすじを多くの人が知ってるほど世界的にも有名な作品であり、老若男女問わず誰もがアニメや実写など何かの作品で見た事がある作品と言えるほどの作品です。その不思議の国のアリスのあらすじは、幼い少女アリスが登場人物の白ウサギを追いかけて不思議の国に迷い込む所から始まるお話になります。

そこには夢のような国が広がっており、動物も話す事が出来てアリスはそこで様々な経験を積んで行きます。今回は不思議の国のアリスのあらすじやネタバレ、登場人物のキャラクター紹介をして行きたいと思います。

不思議の国のアリスのアニメや実写映画が世界中で大人気!

ディズニー作品でも有名な不思議の国のアリス!

不思議の国のアリスはディズニーアニメの「ふしぎの国のアリス」が有名ですが、実写なども人気があります。最近ですと「アリス・イン・ワンダーランド」や、その続編の「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」なども人気になります。その他は、マンガ作品やパロディや舞台など、不思議の国のアリスという作品は様々な国で、様々な形で扱われ楽しまれている世界的な作品になります。

不思議の国のアリス原作のディズニーアニメ版ふしぎの国のアリスのあらすじや登場人物は?

ディズニーアニメのふしぎの国のアリスのあらすじは、基本的に原作の通りでアリスが川辺で姉といた所に白うさぎが現れ、トンネルに入って行き動物達がいる世界に迷い込みます。全体的にミュージカルテイストでもあり、鏡の国のアリスに出てくるトゥイードル・ディーとトゥイードル・ダムなどのキャラクターも登場人物として存在します。ちなみに、ほうき犬というキャラクターは原作にはいません。

不思議の国のアリス原作のアリス・イン・ワンダーランドのあらすじや登場人物は?

原作の不思議の国のアリスと鏡の国のアリスの続編的な物語となっています。アリスが19歳になった話であり、実写とモーションキャプチャによって構成される映像作品です。あらすじとして、19歳になるアリス・キングスレーはとあるパーティに出席しています。これは、アリスの婚約パーティーでもあり、アリスの母や姉が仕込んでいたものになります。

ここでアリスは貴族から好意を受けますが、立ち去ります。そして、アリスはまた白うさぎと出会い不思議の国に迷い込むというストーリーです。しかし、不思議の国は赤の女王に支配された暗い世界となっており、まるで別世界だったのです。過去の登場人物として、白うさぎや三月うさぎの登場はあります。

不思議の国のアリス原作のアリス・イン・ワンダーランド/時間の旅のあらすじや登場人物は?

前作のキャラクターが多く登場する今作は、原作に登場しないキャラクターも登場する作品になっています。アリスはロンドンへ3年もの時間をかけてワンダー号で帰還します。そこで、母親が元婚約者に自宅の所有権を売り渡していたのです。母親は生活が苦しい状態です。

そして、その相手のヘイミッシュはアリスのワンダー号に目をつけます。ワンダー号を渡せば自宅は戻りますが、ワンダー号を渡すのは辛いアリスは困ります。そこに、蝶に変身しているアブソレムが現れ、マッドハッターの異常事態を教えてくれます。そして、アリスはまたアンダーランドに向かうというあらすじになっています。

不思議の国のアリスには原作がある?

不思議の国のアリスは世界各国でアニメや実写や舞台、マンガ作品などの原作として扱われていますが、不思議の国のアリスの原作者とはイギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンがルイス・キャロルのペンネームにて書いた児童小説になります。1865年に刊行されています。不思議の国のアリスが誕生したキッカケは、ルイスと仲の良いリデル家の三姉妹、ロリーナ、アリス、イーディスなどとピクニックに行った時です。

元々、ルイスは三姉妹に自分で考えたストーリーを話す趣味があり、そこでルイスはお気に入りのアリスの為に「アリス」が活躍する冒険譚を話しています。アリスは自分の名前の主人公の話を気に入り、ルイスはアリスの為にストーリーの続きを書く事になります。その後、ルイスはアリスの為の物語である、「地下の国のアリス」を完成させます。

ルイスは挿絵や装丁を自分で作製し、完成した本をアリスにプレゼントしています。その後、登場人物など内容も見直し、正式に出版したのが「不思議の国のアリス」になります。ちなみに、1871年には続編として「鏡の国のアリス」が発売されています。

不思議の国のアリスの原作のあらすじをネタバレ!

不思議の国のアリスは、白うさぎを追いかけて不思議の国へ!

不思議の国のアリスのあらすじネタバレをして行きます。アリスという7歳前後の少女は川辺で本を読んでいる姉の近くでつまらない思いをしています。すると、何故か「服を着たうさぎ」が通ります。しかも、その白うさぎは人の言葉すら話します。好奇心の強いアリスはその白うさぎを追いかけていると、うさぎの穴に落ちてしまいます。そして、たどり着いた場所は広間でした。

そこには金の鍵と人間では通り抜けることが無理な小さなドアを発見します。近くには怪しげな小瓶があり、アリスはそれを飲んでしまうと体が小さくなってしまいます。残念ながらアリスはテーブルの鍵が取れなくなってしまうのです。

体が小さくなる不思議

体が小さくなってしまうアリスは、謎のケーキを見つけます。好奇心が強いアリスはそのケーキを食べてしまい、今度は体が大きくなります。アリスは泣いてしまい、池が出来るほどの量の涙が溜まります。白うさぎが落とした扇子によってまた小さくなりますが、涙の池に落ちてしまいます。すると、そこに動物達がアリスの元へ駆けつけます。

コーカス・レースに参加するアリス

アリスは涙の池から脱出すると、ずぶ濡れなので体を乾かさなくてはいけません。そこで、「コーカス・レース」という、円状でぐるぐるまわるレースに参加します。そこで、アリスはこの世界の動物達に自分の家猫がネズミなどの動物を食べるという話をすると、近くの動物達は怖くなってアリスの前から消えてしまいます。

また大きくなるアリス

動物達に逃げられてしまい、アリスは1人になります。そこに、白うさぎが現れてアリスを女中と思い込み自分の家に行かせます。ここでまたアリスは怪しい小瓶を見つけますが、またアリスは中身を飲んでしまいます。今度は体が大きくなり、部屋いっぱいいっぱいに体が挟まります。困った白うさぎはトカゲのビルで何とかしようと考えますが、どうにもできません。

どうにもならない状況なので白うさぎなどは小石を投げつけたりします。すると小石がケーキに変化し、アリスの体はまた小さくなります。これで、アリスはようやく家から解放されます。

再度小さくなるアリス

アリスはその後、森の中へ迷い込みキノコの上にいるイモムシに会います。そこでイモムシはアリスにあれこれ質問し、ここにあるキノコについて話します。そのキノコの効果は片方は大きくなる力があり、逆側は小さくなる力があると教えられます。アリスはそこで両方とも少しずつ食べて自分の体のサイズを調整して元の体に戻ります。そして、ある場所で小さい家を見つけるとアリスはまた小さくなります。

公爵夫人とチェシャ猫

その小さい家は見た目が悪い公爵夫人というおばさんが住んでいます。赤ん坊とチェシャ猫もいます。料理人がいますが何故か赤ん坊に物を投げ、公爵夫人から赤ん坊を受け取ります。しかし、その赤ん坊は豚となり消えます。森を歩くアリスの前に公爵夫人のチェシャ猫が現れ、アリスに三月ウサギと帽子屋の家へ行く道を教えます。

三月うさぎと狂ったお茶会

アリスがチェシャ猫の話の通り、三月ウサギの家の前に来るとお茶会が開かれています。これは狂ったお茶会であり、終わりの無いお茶会になります。原因として、お茶会をしている三月ウサギ、帽子屋、ネムリネズミは女王から死刑宣告を受けて以来時間が止まり狂ったお茶会を開き続けているのです。

そこでアリスはなぞなぞをしたりしますが、狂った連中に耐えきれなくなりその場を後にします。そして、アリスは木にあるドアを通り抜けるとアリスが最初にやってきた広間にたどり着きます。ここで、ようやくアリスは金の鍵を使う時が来ました。キノコで体のサイズを測り直し、金の鍵で小さな扉をくぐり抜けます。

ハートの女王

そこには美しい庭が広がっています。トランプに手足がある存在が庭で働いているのを目撃するアリスの前に、ハートの王と女王が兵と共に現れます。その庭で働いているトランプに死刑宣告をする女王はアリスにクロッケー大会に参加するよう命じます。

そもそもこの世界のクロッケーはおかしなもので、槌ではなくフラミンゴ、ボールではなくハリネズミ、ゲートではなくトランプで大会をしてるのでメチャクチャになります。その混乱をチェシャ猫が空中に頭を出す技を使って女王達を混乱させ、怒る女王は公爵夫人を呼んでチェシャ猫をどうにかするよう言いますが、その時にチェシャ猫はいません。

死刑宣告ばかりするハートの女王

公爵夫人はいつもと違い、何故か気分が良いようでアリスに色々と教えたりします。怒る女王はまだクロッケー大会をしようとします。女王の癇癪が爆発して死刑宣告ばかりするのでクロッケーの参加者がいなくなり、大会は出来なくなります。アリスは女王から代用ウミガメの話を聞いてくるよう指示され、グリフォンに案内をしてもらいます。アリスは代用ウミガメが本当にウミガメだった頃の話を聞きます。

裁判の音が鳴る

代用ウミガメの話はグリフォンにより止められ、アリスは遊びの話をしようとします。ここで2人はアリスに「ロブスターのカドリール」の方法を教えています。実演が始まると、やがて裁判の音が鳴り出します。グリフォンはアリスと裁判の場所へ向かいます。

アリスの裁判

裁判の場所は王座の前であり、罪人はハートのジャックです。罪としては、女王のタルトを盗んでいるジャックに対して、白うさぎが罪状を述べています。アリスはその光景を見学してますが、やがてアリスの体が大きくなってしまうのを感じます。裁判の証人は帽子屋、公爵夫人の料理人が呼び出されています。そして、その後にアリスが呼ばれてしまうのです。

アリスの帰還

そこではもちろん、アリスは何も知りませんと言います。しかし、王たちは新しい証拠である詩をジャックの罪の証拠として言い放ちます。アリスはこの裁判のおかしさを批判し、「あんたたちなんか、ただのトランプのくせに!」と叫びます。そのトランプたちはアリスに狙いを定めるように襲いかかります。

そして、驚いたアリスは自分の姉の膝枕で寝ていた事に気づきます。物語の登場人物であったアリスは現実に帰還します。そう、これは全てアリスの夢でした。夢の話を姉に聞かせて、ストーリーは幕を閉じます。ここまでが不思議の国のアリスのネタバレあらすじになります。

不思議の国のアリスの主要なキャラクターを紹介!

不思議な世界に迷い込んだ主人公!アリス

主人公のアリスは、白ウサギを追いかけて不思議の国に迷い込み、不思議の国を冒険する7歳前後の少女です。アリスの性格として、優しく素直で好奇心が強いキャラクターになっています。少しドジな所もあり知っている事を実行してみますが、失敗してしまう事もあります。

原作者が言うには、不思議の国のアリスの主人公アリスは、完全な物語だけのキャラクターであり、登場人物としてのモデルなどは存在しないようです。

アリスを不思議な世界に導いた!白うさぎ

白うさぎはアリスが不思議の国へ行く事になったキャラクターです。元々、白うさぎは公爵夫人の所に向かっている最中で、扇子と手袋を落としています。この扇子により、アリスの体は小さくなってしまうのです。白うさぎはウッカリしている所があり、迷い込んだアリスを女中と間違えて使いに出してしまいます。

その後、アリスの体が元に戻った時は追い出そうとしているなど、登場回数が多いのが白うさぎです。原作者が言うには白うさぎは彼はアリスの対照としての存在であり、脆弱で臆病な面が強調されているキャラクターにした登場人物のようです。

少し意地の悪いおばさん!侯爵夫人

登場人物の一人である公爵夫人は見た目が悪いおばさんです。チェシャ猫の飼い主でもあり、不機嫌な事が多いです。アリスに赤ん坊のお守りをさせるなどして、女王の元へ行きますが女王に暴力を振るって死刑宣告をされてしまうキャラクターです。その後、アリスに助けられています。

ニヤニヤしてる謎の猫!チェシャ猫

公爵夫人の飼い猫で、何やらニヤニヤとしている猫です。アリスとの接触は、アリスに登場人物の三月ウサギと帽子屋の家の方向を教えています。チェシャ猫は首を空中に浮かべるような技があり、それで人を混乱させたりするキャラクターです。

狂ったお茶会の主催者!三月うさぎ

三月うさぎは狂ったお茶会の主催者であります。登場人物の帽子屋のヤマネもお茶会のメンバーで、チェシャ猫は2人を狂った存在として見ています。アリスにも嫌がらせのような行為をしたりします。名前の由来は、三月はうさぎの発情期なのでそこから三月うさぎと、お茶会の狂ったという名前が生まれたキャラクターです。

癇癪持ちで処刑宣告が多い!ハートの女王

処刑が趣味のようなトランプのハートの女王です。イライラが募ると処刑を命じますが、王が捕まった人物を逃してるので実際は処刑されていません。ストーリー上でのアリスとの関わり合いは、フラミンゴとハリネズミを使ったクロッケー大会を開催する時です。原作者は登場人物のハートの女王を、怒りの塊のような存在としているキャラクターです。

不思議な国のアリスの原作あらすじまとめ

不思議の国のアリスとは、幼い少女アリスが白ウサギを追いかけて不思議の国に迷い込み、その夢のような世界で様々な体験をする少女のストーリーです。原作はイギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンがルイス・キャロルの筆名で書いた児童小説になります。続編としては、「鏡の国のアリス」があります。

不思議の国アリスはアニメや実写映画、マンガや舞台など世界各国で楽しまれており、今でもメディアが原作として娯楽作品を生み出している古典になります。物語の解釈も、アリスの解釈もその作品によってまるで違うものもあるので、自分の好きな不思議の国のアリスを探すのもオススメします。今回は不思議の国のアリスの原作あらすじは?主要な登場人物の紹介でした。

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