ワンピースのシャーロット・モスカートとは?ビッグマムに寿命を取られても生きてた?

1997年から始まり現在も人気の高い「ワンピース」ですが、現在四皇編と呼ばれる激アツな展開へと進んでいます。その中でも重要になってくるのが「ビッグマム海賊団」の存在になります。相手の魂を指定した寿命分取り出す事ができる驚異の力を持っているビッグマムですが、実はその海賊団の幹部はワンピース世界でも珍しい全員血の繋がりのある子供になります。そんな中、作中で唯一ビッグマムの食いわずらいに巻き込まれた息子が「シャーロット・モスカート」になります。モスカートはどうなってしまったのかを考察していきましょう。

ワンピースのシャーロット・モスカートとは?ビッグマムに寿命を取られても生きてた?のイメージ

目次

  1. ワンピースのモスカートはビックマムの息子
  2. ワンピースのモスカートは食いわずらいで寿命・魂を取られた
  3. ワンピースのモスカートは生きていた!その理由を考察
  4. ワンピースのモスカートの謎を考察
  5. ワンピースのモスカートに関する感想や評価は?
  6. ワンピースのシャーロット・モスカートまとめ

ワンピースのモスカートはビックマムの息子

1997年から週刊少年ジャンプで連載されている「ワンピース」は今年で22年目という大きな節目に入りました。また、アニメワンピースも20周年という事もあり、様々なイベントなどが設けられています。そんなワンピースですが、現在連載されているワンピース四皇編では主人公・ルフィを上回る程の力を持った海賊団が多く登場します。その中でも最高峰の同盟数を持つビッグマムが率いている「ビッグマム海賊団」になります。

今までワンピースに登場してきた海賊団の中では「白ひげ海賊団」に並ぶ程の同盟数を誇るビッグマム海賊団なのですが、驚く事にその過半数がビッグマムの実の息子・娘になります。そのため、ビッグマムが収める国「ホールケーキアイランド」でも各島を支配しているのはその子供達になります。ファミリーの絆が強いと思われるビッグマム海賊団ですが、実はビッグマムの食いわずらいと呼ばれる癇癪に巻き込まれた人物がいます。

その人物の名前は「シャーロット・モスカート」です。ビッグマムの血の繋がった息子である彼を襲った食いわずらいとは一体どんなものなのか。また、その食わずらいに巻き込まれてしまったモスカートはどうなったしまったのかをここでは考察していきたいと思います。

ワンピースのビックマム編について

まずモスカートの事を考察する前に知っておきたいワンピースの情報として、ワンピース四皇編の中でも主人公・ルフィが初めての戦闘となったのが今回のワンピースビッグマム編になります。事の発端はドレスローザで麦わら海賊団が2分割してしまった事です。ドンキホーテ・ドフラミンゴと戦うルフィ組と幻の島・ゾウへ向かうサンジ組で別れ、サンジ・ナミ・チョッパー・ブルッグの4人は無事にゾウに辿り着く事ができました。

この時にビッグマム海賊団の使いとして姿を現したのがルフィと同じくワンピースで最悪の世代と呼ばれる男・カポネ・ベッジでした。この男の目的はサンジの家系・ビンスモーク家とビッグマムの娘との結婚を円滑に行うためにサンジをホールケーキアイランドへ連れて行くというものです。最初こそサンジは抵抗しましたが「ビッグマムのお茶会」を断った者の末路を聞き、仲間を守る為に単身でホールケーキアイランドへ向かったのです。

その後ゾウで合流したルフィはサンジを助けるため、ナミ・チョッパー・ブルッグとゾウに暮らす「ミンク族」と呼ばれる一族のペドロ・キャロットと共にビッグマムを王とする国・ホールケーキアイランドへと向かい、激闘の末サンジを取り戻すという流れになっています。

モスカートはビックマムの息子で16男

ワンピースでも重要な四皇とまで呼ばれる程の大海賊「ビッグマム」ことシャーロット・リンリンですが、実はこの異名「ビッグマム」は海賊団の過半数が実の子供達で成り立っている事が由来となっています。ワンピース新世界編の時点では夫が43人、息子が46人、娘が39人の合計129人家族という恐ろしい人数になっていました。

その中でも正義感が強く兄弟だけでなく自分達の住民もを大事にしていたのがシャーロット家16男のモスカートです。万国(トットランド)と呼ばれるホールケーキアイランド近海の34の島の1つを収めるジェラート大臣を務めています。特徴的な左右で色の違うリーゼントのような髪型や割れ顎が特徴的で、コーンアイス風の武器を背負っています。

Thumbワンピースのビッグマム編あらすじ・結末まとめ!今後の伏線をネタバレ考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ワンピースのモスカートは食いわずらいで寿命・魂を取られた

兄弟妹達にも慕われていたモスカートですが、このワンピースビッグマム編では多くは登場していません。その理由はサンジ達がホールケーキアイランドに到着する前に起こった事件が関係しています。ここではその事件について説明していきます。

ビックマムの食いわずらい

ビッグマムはホールケーキアイランドに自分のとある夢を掲げています。それは「どんな種族でも家族になれる世界」というものでした。そのため、ナワバリを決める際も自分にお菓子を提供するという条件でどのような種族でも受け入れている点があります。しかしそんな志すら忘れてしまうのが「食いわずらい」と呼ばれる癇癪になります。

今回のワンピースのストーリーでも2回食いわずらいを起こし、自分の国のいくつかをめちゃくちゃにしてしまっています。その1回はルフィ達がサンジを取り戻すためにビッグマムが楽しみにしていた世界にただ1つしかないと言われているケーキを破壊してしまったせいです。それでは「もう1つの食いわずらい」とはどのようにして巻き起こされてのかが気になります。

この食いわずらい、子供がお菓子やご飯を食べたい時にぐずるのと同じ事です。しかしビッグマムの食いわずらいはその規模が桁違いとされています。ワンピースコミック829話ではこの食いわずらいが始めて登場し、その中の説明で「お菓子のために一国を滅ぼしたことがある」と描かれていました。この事からホールケーキアイランドの住人はビッグマムの食いわずらいに敏感に反応し、望むものを与えようと奮闘するのです。

829話でモスカートが寿命・魂を取られる

ワンピースで始めて食いわずらいを起こした際にビッグマムが要求したのが「クロカンブッシュ」でした。シュークリームを生クリームで固めて積み上げたものになりますが、ホールケーキアイランドはお菓子の元は大量にありますが、お菓子そのものは息子・娘ら大臣の手によって作られるため、どうしても時間がかかってしまいます。

しかしビッグマムの食いわずらいは時間が立てば立つほど過激になるため、島全土の被害は計り知れないものになってしまいます。そのため、モスカートは弟であるモンドールの静止を振り切り暴れるビッグマムの前に立ちはだかり、時間を稼ごうとしました。

ですが、ビッグマムはたとえ自分の血を分けた息子であっても邪魔する相手には容赦しませんでした。この時にモスカートが問われた「ライフ(命か) オワ トリート(お菓子か)」によって魂を寿命40年分抜かれてしまいます。この能力に関しては後に「能力者(ビッグマム)に対して怯える対象に効果がある」という事が判明します。

そのため、この時もモスカートは兄弟から「臆するな!」という言葉を投げかけられていたが魂を抜かれてその場に倒れてしまうという結果になります。その後、ビッグマムの部下によってモスカートは連れて行かれ、ワンピース本編の重要シーンで登場する事はありませんでした。ワンピース作品の中でもこのような始まりは珍しくファンの注目を集めました。

Thumbビッグマムの能力を考察まとめ!ソルソルの実で魂の与奪と天候を操る力がある? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ワンピースのモスカートは生きていた!その理由を考察

829話で魂を抜かれてしまったモスカートですが、やはり四皇・ビッグマムの息子というポジションに立っているキャラだからこそこのままでは疑問点が残ります。そんな時に本編でモスカートが生きていた事が分かりました。ここではその理由について考察していきます。

901話でモスカートが生きていたと判明

モスカートが生きているという判断がされたのは、コミックの901話にてビッグマム海賊団のメンバーの中に頭に包帯を巻いたモスカートの姿が確認された事が原因です。この事からファンの間ではモスカートに関する様々な憶測が飛び交うようになりました。その大きな理由は魚人族のジンベイやミンク族のペドロがビッグマムに寿命分の魂を抜かれると死亡するという説明をしていたからです。

現にペドロの仲間はその条件下で寿命分全ての魂を抜かれた事で死亡し、ペドロ自身も見た目に反して寿命が残り少ないという説明をビッグマムの長男であるペロスペローが言っていました。その事からビッグマム編初回で魂を抜かれたモスカートは死亡したものだと考えられていましたが、作中で登場した事から生存が確定する事になりました。

また、ファンの中には「自分の息子殺しの汚名をなかった事にするため、抜き取った魂を入れて蘇生させたのではないか」という意見もありましたが、ビッグマムの能力・ソルソルの能力は「死体・他人には魂(ソウル)を入れる事ができない」という設定が組まれています。その事からモスカートを蘇生したという考えは自然と消えてしまいました。その事からファンの間では2つの考えが考察されました。

モスカートが生きていた理由①仮死状態だった

モスカートはビッグマムに寿命を抜かれたあと、死亡したのではなく仮死状態になっていたのではないかと考えられました。そうなるとモンドールがあの時に言った「いいなお前ら!!1秒残らずだ!!」と部下に伝えた不可思議な言葉も説明がつきます。仮死状態=死んでいない状態なので、集められるだけの魂を戻せばモスカートは息を吹き返すという流れになります。

モスカートが生きていた理由②プロットを途中で変えた

これはワンピースの世界というよりも、裏方の話になりますが当初設定されていたプロットが途中で変更になったのではないかと考えられています。ビッグマムの設定上息子は46人、娘は39人となっています。これは考察になりますが、尾田先生は全てのキャラを登場させようと考えていたとされています。しかし、そうなるとどの部分で出番を作るかなどかなり重要になってきます。

この章の重要キャラであるビッグマム・プリン・カタクリ・ペロスペロー・ブリュレなどは何度も作中に登場します。しかしそれ以外のキャラは要所要所でしか登場する事ができません。そのため、最初は紹介として大きく登場させようとしたプロットから確実に全員を描く集合体として描く事に変更したのではないかと言われています。そうなると901話で息子娘一同が全員集合した際にモスカートがいた事に説明がつきます。

ワンピースのモスカートの謎を考察

ここで考えなければいけないのは、なぜモスカートは暴走するビッグマムの前に立ちはだかったかという点です。ワンピースファンの間でも様々な考察がありますので、ここでは注目されている考察を詳しく説明してきます。

モスカートの謎①食いわずらいを知らなかった?

まず最初にワンピースファンの中で浮かび上がったのが「モスカートはビッグマムの食いわずらいを知らなかった」という点です。確かにビッグマムの息子であれば、癇癪を起こしている状態で立ちはだかれば寿命を抜かれると気付くはずです。そのため、一部ファンの間では「モスカートは実の息子ではないのでは」という声もあがりました。

しかしこの点について別の視点から考察する事ができます。それは「ビッグマムの癇癪は程度によって違う」という事です。その理由として挙げられるのが、ウエディングケーキを求めてルフィを探し回っている時です。この時「カカオ島」に向かうはずのビッグマムは、お菓子の匂いにつられて「ナッツ島」に向かいます。この時、長男・ペロスペロー、3女・アマンドがビッグマムに静止を試みる場面があります。

それ以外にもルフィがウエディングケーキを持って逃げたと嘘をついたペロスペローに対して、「嘘ついたらお前の寿命で償えよ」と話を聞いているなどの点が見られます。この事から癇癪の度合いによっては子供の声が届いている可能性があるのです。その事からモスカートも待ってくれという交渉に出たのではないかと考えられます。

モスカートの謎②食いわずらいは珍しいことではない

確かにビッグマムの癇癪は度合いによって違いがあるのかも知れません。しかし、そうなると不可思議なのが仲間たちの反応になります。ビッグマムの癇癪は常日頃からあるといった対応を見せています。それならばなぜモスカートは何の対策もせずにビッグマムを止めに入る事になったのかです。これは考察されている中の1つですが、モスカートはこれまでの癇癪を「傍観する」側だったのではないでしょうか。

他の兄弟が癇癪を起したビッグマムの対応をしていたとなれば、モスカートが何の対策も持たずに止めに入ろうとしたという行動にも納得する事ができます。また、モンドールが魂を回収していた理由も抜かれた寿命の戻し方を知っていた=対処方法を知っていたと考えるのが妥当です。

ワンピースのモスカートに関する感想や評価は?

様々な考察がされているモスカートですが、SNSではワンピースファンのどういった声があるのかをここではまとめています。

やはりモスカートが「食いわずらい」を知らなかったという声もありますが、これまでの食いわずらいで息子・娘が被害にあっていなかったからこそ、実の子供であれば命は取られないと考えていたという声も見受けられます。多くのワンピースファンの謎になっている部分のようですが、901話にてモスカートが姿を見せた事からその謎はさらに深まりました。

ワンピース作品はファンの多くが様々な未来を考察しながら作品を楽しんでいます。そのため、ワンピースのその後を考えて様々な呟きがされます。また、新作を読みながらもワンピースに隠されている伏線などを考察します。今回のモスカートの生死についても多くの声を見つける事ができました。それだけワンピースと呼ばれる作品を楽しんでいるファンが多いのだと分かります。

ワンピースのシャーロット・モスカートまとめ

これまでビッグマムの息子シャーロット・モスカートについてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。ワンピースでは珍しく登場初期で死亡説が出ていたモスカートですが、章のクライマックスではその姿を確認する事ができました。この事からビッグマムの能力にはまだまだ秘密がある事がわかりました。また、1人1人が能力者のビッグマムの子供達だからこそ、今後のモスカートの活躍も期待できます。

また、ワンピース最新作ではビッグマムの意外な展開が進んでいるため、今後の流れからは目が離せなくなっています。もしかするとビッグマム海賊団が麦わら海賊団の大きな力になる可能性も秘めています。これまでのワンピースという作品の中に隠されていた伏線を今後回収すると思われますが、その中にモスカートの件も含まれていると思います。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ