十二大戦のうさぎ(卯の戦士・憂城)の強さと能力は?最後についても考察

小説・西尾維新×イラストレーション・中村光がタッグを組み、2017年秋アニメとして放送された十二大戦。戦士たちの中でも、人気の高かったのがうさぎです。十二大戦内におけるうさぎの強さや能力、うさぎは最後どうなったのか、本当に死んだのかなどについて考察しています。十二大戦とはどういったアニメなのか、うさぎの声優を務めた岡本信彦さんはどういった人物なのかについても解説しています。

十二大戦のうさぎ(卯の戦士・憂城)の強さと能力は?最後についても考察のイメージ

目次

  1. 十二大戦のうさぎの強さと能力とは?うさぎの最後も考察!
  2. 十二大戦とは?
  3. 十二大戦のうさぎはどんなキャラクター?強さと能力とは?
  4. 十二大戦のうさぎの最後をネタバレ考察!
  5. 十二大戦のうさぎを演じる声優とは?
  6. 十二大戦のうさぎの強さや能力についてネタバレまとめ!

十二大戦のうさぎの強さと能力とは?うさぎの最後も考察!

アニメ「十二大戦」でもっとも異質で謎の多かった人物とも言えるうさぎ。「卯の戦士・異常に殺すうさぎ」と自分自身を語るセリフからも垣間見えるように、うさぎはかなり異常な人物でした。いったいうさぎとはどういう人物だったのか、うさぎは最後どうなるのか、今回は謎多きうさぎの実態や、強さや隠された能力について紐解いていこうと思います。

TVアニメ「十二大戦」公式サイト

十二大戦とは?

2017年10月3日より放送されていましたアニメ「十二大戦」。「十二大戦」は十二年に一度開催される第十二回目闘いが舞台となっています。その戦いに勝利した者は、どんな願いでもたったひとつだけ叶えることができる…そのたったひとつの願いを叶えるために干支の名前を宿す十二人の特殊な能力を持つ戦士たちは最後のひとりになるまで、命と魂を賭けて戦います。

十二支たちには知らされてはいませんが、十二大戦はごく少数の有力者たちが国そのものをチップとして賭けた代理戦争でもあります。有力者たちは最後に誰が生き残るのかという賭けを楽しんでいるようです。大戦会場の準備には膨大な費用がかかっており、第九回では宇宙ステーション、今回の第十二回大会では大都市をゴーストタウン化させて会場としています。

十二大戦の大会ルール

毎回ルールは変更されるものの、今回は十二支たち全員が飲み込んだ毒の入りの獣石を12個全て集めた者が優勝というルールになってます。優勝者はひとつだけ好きな願いを何でも叶えてもらうことができます。それは、死者の蘇生といった無茶な願いであっても可能。獣石の集め方は各自の手腕に任されているが、支配人は相手の腹を掻っ捌いて取り出すのが一番早い方法だと公言しています。

毒入りの獣石とは

十二支たちがの飲み込まされた猛毒入りの獣石。これは人間の胃酸と化学反応を起こし、12時間で人間を死に至らしめる劇薬です。優勝者には副賞として解毒剤が提供されます。しかし、獣石は制限時間が近づくにつれ、融解していくため、解毒剤を飲まずに放っておくと毒で死んでしまいます。そのため、ゲームから勝手に離脱することはできません。

十二大戦の登場人物

十二大戦の登場キャラクターは十二支の干支に例えられています。うさぎを除いたそれぞれのキャラクターには、大戦に参加した経緯や過去がアニメで描かれています。優勝候補とされているのは、ずば抜けた戦闘能力を持つ矢井(うし)と頭脳戦・体術を得意とする砂粒(さる)。憂城(うさぎ)は12人の中をかき乱す、ある意味キーパーソン的存在です。

謎の男「ドゥデキャプル」

十二大戦審判員。ゲームに参加しない唯一の人間として登場します。アニメ第1話に登場し、集まった十二支たちに獣石を飲み込ませ、獣石を全て集めた者が優勝という、十二大戦におけるルールを説明してます。また、賭けに参加する有力者たちに会場の状況を実況する役目も果たしていました。シルクハットをかぶった、中年紳士のような風貌ですが、審判員という以外の詳細は不明。

十二大戦の原作

「化物語」などで有名な西尾維新先生によるファンタジー小説が原作となっています。イラスト担当は「聖☆お兄さん」「荒川アンダーザブリッジ」などで有名な中村光先生。JUMP j-BOOKS(集英社)より2015年5月19日に刊行されています。アニメ化が決定したことで続編の執筆が決まり、十二大戦の続編にあたる「十二大戦対十二大戦」が2017年12月12日より刊行されています。

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十二大戦のうさぎはどんなキャラクター?強さと能力とは?

うさぎ耳のカチューシャ、黒の蝶ネクタイ、上半身は裸で黒いビキニパンツにサスペンダー一丁。さらに、背中には大きな白いしっぽ飾りを背負うという異質な格好をしたうさぎ。見た目だけでいえば変態です。しかし、見た目に反して異常な能力と強さを持っています。うさぎはどれほど強いのか、またその能力とはなんなのでしょうか。謎多きうさぎの秘密を考察していきましょう。

うさぎの強さと能力とは?

うさぎの能力はネクロマンチスト。ゾンビ化させた相手の死体を、自分の意のままに動かして戦います。その強さと異常さはアニメ第1話冒頭で撥ねた「巳(たつみ)」の首を手に持っているシーンからも垣間見ることができます。自分が動かす死体のことを「お友達」と呼び、次々と他の戦士を殺してはお友達へと変えていくその能力は、隠れた優勝候補でした。

うさぎの素性

他の戦士にはみな過去を明らかにする回想シーンがありますが、うさぎに関する回想シーンはありませんでした。アニメ公式HP・原作小説・Wikipedia等の情報を見ても、うさぎの情報は詳細不明としか書かれていません。本名・身長でさえも不明です。わかっているのは「三月兎」と「白卯」と呼ばれている大蛇のような武器を使っていることだけ。全てが謎に包まれている男です。

うさぎの願い事

「僕はね、世界中のみんなとお友達になりたいんだ」と、優勝した際のうさぎの願いはお友達を作ること。殺して使役している十二支たちのことも「お友達」と呼んでいます。ただ、うさぎの願う「お友達」と言うのは、文字通り生きている人間と仲良くなりたいの「お友達」なのか、それとも、自分の能力で殺した後に使役したゾンビの「お友達」なのかは不明です。

うさぎは狡猾?

アニメ5話、6話あたりでうさぎは優勝候補である砂粒(さる)と戦うことになります。武術の達人でもあり、頭も優れているさるの方が有利かと思われます。さる自身もうさぎを制圧しすることはさほど難しいことではないと考えていました。うさぎを無力化しようと背後を取ったさる。しかし、そこで形勢は一気に逆転します。うさぎは後ろにいるさるの胸を刀でグサリ。

なぜ、うさぎがさるの行動を捕らえることが出来たのかというと、そこにはうさぎの能力であるネクロマンチストの力がなせる技がありました。木の上にはアニメ1話で殺した巳(たつみ)の首が。死体をバラバラにした状態でも操ることのできるうさぎはさるの動きを巳の首に見張らせていたです。

あまり戦闘が得意でないように戦うことで、さるを油断させておき、自分の背後をわざと取らせたその隙をついてさるを仕留めてしまいます。それらは完全にうさぎの計算でした。このことからもうさぎの勝利への執念と狡猾さが伺えると思います。そして、殺されたさるはうさぎの手駒として使役されてしまいます。

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十二大戦のうさぎの最後をネタバレ考察!

優勝候補であるさるを意図も簡単に殺してしまったうさぎ。しかし、優勝するのはうさぎでも、もう一人の優勝候補であるうしでもありません。最終的に優勝するのは、寝住(ねずみ)となります。では、うさぎは最後はどうやって死んだのか、また本当に死だのかの考察を紹介します。

残りの参加者を一掃しようとするうさぎ

さるを殺したあと、生残っているのは断罪・兄(辰)と矢井(うし)と妬良(とら)と寝住(ねずみ)とうさぎを入れた5人。さるを殺したあと、うさぎは次に、宙に浮かんで高みの見物を決め込んでいる辰を殺します。うさぎと言うだけあって、もともと跳躍能力の高いと推測されるうさぎ。嘘か本当かはわかりませんが、月まで飛べるとも言われています。

使役したさるのすさまじいパワーを利用することにより、ものすごい跳躍力を見せるうさぎ。宙に浮かんでいる辰の元まで飛び上がると、辰の胴体を真っ二つにして殺し、辰をも使役してしまいます。

うさぎの最後とは?

矢井(うし)と妬良(とら)が戦っているところに、うさぎによって切断された辰の胴体が降ってきます。思わぬ敵が現れたうしととらは共闘し、危機を脱しようとします。しかし、そこへ現れたうさぎ。うさぎはうしととらを一掃しようとしますが、逆にうしからバラバラに殺されるという、意外にもあっけない最後を迎えてしまいます。

自身もゾンビ化して戦ううさぎ

うしにバラバラにされ、死んだと思われたうさぎ。しかし、うさぎはゾンビ化してうしととらの前に立ちはだかります。実は、うさぎVSうし・とらが始まったときにうさぎは自分の舌を噛み切っている描写がありました。そのことから推察するに、うさぎはうしにバラバラにされる前に自分で舌を噛み切って死んでおり、自分自身にネクロマンチストの能力を使ったのではないかと考えられます。

ゾンビ化したうさぎが先に殺そうとしたのは妬良(とら)でした。バラバラになったうさぎの腕がとらの腹部に刀を突きさし、ゾンビ化させようとします。しかし、うしに阻止され、とらをゾンビ化させることは叶いません。とらはうさぎに殺されてゾンビ化する前に、自分の最後はうしに殺してもらうことを選びます。

最終的にうさぎを殺したのはねずみ

もはや人とも言えぬ、怪物のような体になったうさぎ。しつこく追ってくるうさぎの怪物を、うしはまたバラバラに切り裂きます。しかし、切り裂かれたうさぎの体の中から出てきたのは、使役されたさるでした。さるの圧倒的なパワーの前にうしは成すすべなく押し倒されてしまいます。

このままでは自分も殺され使役されてしまうと思ったうしは舌を噛んで自殺を図りますが、さるに頭突きされ歯をあらかた折られてしまいます。うしが絶対絶命を迎えかけたその時、現れたのは寝住(ねずみ)でした。寝住(ねずみ)は必爺(ひつじ)が作った手榴弾を持って現れます。

うさぎの優勝だけは阻止したいと考えるうし。うしはゾンビ化したうさぎとさるをまとめて始末するには今しかないと自分ごと爆破させる道を選びます。うしの覚悟を見届けたねずみは、うしもろとも、再生途中のうさぎと使役されたさるを爆破し、うさぎの能力ごと跡形もなく消し去るのでした。結果、美味しいとこ取りで優勝したのはねずみとなります。

うさぎは本当に死んだのか?

うしに何度切り刻まれても、体の部位をつなぎ合わせて襲い掛かってきたうさぎ。うさぎはまだ生きているのではないか、実は最初から参加しているのはうさぎは本人ではなかったのではないかとの、色々な噂があります。しかし、ゲームの優勝者が決まり、ねずみの願いが叶えられたことから考えると、うさぎは本当に死んだのだと言われています。

うさぎが自身で舌を噛んで死んだ理由は、先に自分でゾンビ化してしまえば、何度切り刻まれても再生できるからでしょう。そして、うさぎ本人が死んでも、能力で動く誰かが優勝すれば、うさぎが優勝したことになると考えたのではないかと推測されます。うしに真っ向から挑むより、不意打ちでうしを殺すほうが、優勝できる確率が上がると考えたのだと言われています。

十二大戦のうさぎを演じる声優とは?

アニメ「十二大戦」でうさぎの声優を担当したのは、今を時めく人気男性声優の岡本信彦さんでした。

憂城を演じるにあたり、特に気をつけた点を教えてください

意外と台詞数が少ないのもあり、シーンごとに少しでもキャラクターの主張をできたらいいなと思いました。
じゃあ何を主張するかというところですが彼の向上にもある異常な部分が出せればと臨みました。

ご本人もインタビューで答えていらっしゃるように、アニメでのうさぎは、キャラの個性の強さと反して、意外としゃべりません。しゃべる言葉は「ん?」「あ…」と言った相槌のような単語ばかり。岡本さん演じるうさぎは短いセリフの中に異常さが滲み出ていて、素晴らしかったと評判です。

岡本信彦さんとは?

岡本信彦さんは1986年10月24日生まれ、東京都出身、プロ・フィット所属。2009年に声優アワードにて新人男優賞を首相。将棋が趣味で、その腕前はアマチュア三段の所有段位を持つほど。小学生時代にはプロ棋士になるのが夢だったのだそうです。自他ともに認める甘い物好き声優で、過去にやっていたブログにはたびたびお菓子の写真が掲載されていたのだそう。

出演アニメ作品は?

十二大戦のうさぎを始め、数々の作品に登場し、活躍している岡本信彦さん。
十二大戦以外にも「僕のヒーローアカデミア」の爆豪勝己、「暗殺教室」の赤羽業、「ハイキュー‼」の西谷夕、「青の祓魔師」の奥村燐などを有名なアニメのキャラクターを数多く担当していらっしゃいます。現在はkiramuneレーベルで歌手としても活躍しています。

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十二大戦のうさぎの強さや能力についてネタバレまとめ!

今回は十二大戦での主要キャラクター「うさぎ」についてまとめてみました。うさぎの能力はネクロマンサー。その強さは優勝候補を意図も簡単に倒してしまうほどで、自分にも使えるというすごい能力でした。さらに、自分自身に使った際の再生力は並々ならぬもので、うしに何度細切れにされても再生しようとしていました。よほどうしを殺してお友達にしたてたかったのでしょう。

いくら小さく切り刻んだとしても、燃やして消し炭にしなければ、うさぎはいつまでも再生し続けるのかもしれません。しかし、うさぎの本当の強さは能力でなく、その狡猾さと勝利への執念なのかもしれません。自分自身を殺し、あえてバラバラにさせ、その死体のなかにさるを仕込むという大胆な作戦。常識では思いつかない作戦です。

もしも最後にねずみが手榴弾を持って現れていなければ、うしもねずみも倒してうさぎのゾンビが優勝していたかもしれません。うさぎが優勝した場合、うさぎの願いが叶った世界はどんな世界になっていたのでしょうか。今回は十二大戦に登場するうさぎの強さや能力、最後について紹介しましたがいかがだったでしょうか?十二大戦が気になった方は是非アニメなどをご覧ください。

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