十二大戦のアニメ感想まとめ!最終回の評価や優勝者・子の願いとは?

十二大戦とは、「物語シリーズ」で有名な西尾維新によって書かれたファンタジー小説で、2015年に刊行されたバトルアクション小説です。また、その小説を元にアニメ化、漫画化がなされ、人気となっています。キャラクターデザイン先行で小説を作るという企画の元執筆され、そのキャラクターデザインについては、「荒川アンダーザブリッジ」や「聖☆お兄さん」を書いた中村光氏が担当しています。今回は、そんな、小説・漫画・アニメにおいて人気を誇る「十二大戦」のアニメの好評な感想から不評な感想まで紹介していきます。

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目次

  1. 十二大戦のアニメ感想まとめ!最終回の評価とは?
  2. 十二大戦とは?
  3. 十二大戦のあらすじを紹介!
  4. 十二大戦の最終回を紹介!ねずみの願いとは?
  5. 十二大戦のアニメを観た人の感想とは?最終回の評価も紹介!
  6. 十二大戦のアニメ感想まとめ!

十二大戦のアニメ感想まとめ!最終回の評価とは?

アニメ「十二大戦」は、西尾維新原作の小説「十二大戦」を元にしたテレビアニメで、2017年10月から12月まで放送されました。原作者である西尾維新といえば刀語や偽物語などといった「物語シリーズ」で有名な小説家で、かなり良い評価がなされています。今回の十二大戦についても面白さが期待されていました。

また、十二大戦のキャラクターデザインについては、「荒川アンダーザブリッジ」や「聖☆お兄さん」でお馴染みの中村光が担当しており、そのキャラクターデザインを参考にする形で、西尾維新が物語を執筆しました。こちらは、jbookの企画となっており、「どうしても叶えたいたったひとつの願いと割とそうでもない99の願い」のキャラクターデザインを西尾維新が気に入ったことがきっかけとなっています。

そんな多方面で人気のアニメ十二大戦のあらすじや感想、特に最終回については詳しく紹介していきます。また、アニメの感想やアニメの最終回の評価はどんなものがあるのでしょうか。好評なものから、不評なものまで様々な評価をTwitterを参考に紹介して行きます。

十二大戦とは?

そもそも十二大戦とは、当時jbookで行われていた、キャラクターデザイン先行で小説を作るという企画を参考にして執筆された、西尾維新原作の小説です。そのキャラクターデザインは「荒川アンダーザブリッジ」でお馴染みの中村光が担当しています。

小説「十二大戦」が元になっているアニメですが、漫画や舞台など様々な形で作られています。アニメは全12回のワンシーズンで完結しています。しかし、原作では、「十二大戦対十二大戦」という続編も作られています。「十二大戦対十二大戦」では、十二星座を元にキャラクターがデザインされており、こちらもキャラクターデザインを元にして物語が執筆されています。

十二大戦という名前が示す通り、十二人の戦士が出てきて争うという話ですが、その十二人の戦士たちは十二支を元にデザインされています。キャラクターの見た目だけではなく、その性格や攻撃の仕方なども十二支の動物を元にしているため、照らし合わせて楽しむことができます。

また、シーズンをまたいで放送されるアニメが多い中、このアニメ十二対戦は1シーズンでしっかり完結するため、観やすいのも特徴です。ストーリーや展開が簡潔にまとまっていて、スピーディな展開が繰り広げられて行きます。そのため、アニメが終了し一年たった今でも感想が絶えず、また、アニメを見返している人も多くいます。

十二戦士は干支に基づいており、本名とは別に、十二支の戦士としての名前が付けられています。子は寝住、丑は失井、寅は妬良、卯は憂城、辰は断罪兄弟の兄、巳は断罪兄弟の弟、午は迂々真、未は必爺、申は砂粒、酉は庭取、戌は怒突、亥は異能肉となっています。どれも干支の動物と関連づけられていて面白いネーミングになっています。

また、それぞれの戦士が個々に能力を持っていて、それを駆使して争いを行なっていくことになります。これも干支の動物やそれぞれの肩書きなどに関連づけられています。大戦中には、どの戦士が勝者となるかの賭けが行われており、前回大会での戦い方や、個々の能力などを参考にベットして行きます。

小説が原作のため、アニメ以外の「十二大戦」も評価が高く、漫画では、「めだかボックス」以来となる暁月あきらとタッグを組んでいます。こちらは少年ジャンプ+で連載され、29話全4巻の作品となっています。また、舞台は2018年の5月に上演され、北村諒などのキャストが戦士役を務めました。こちらも絶賛の声が多くあげられています。

十二大戦のあらすじを紹介!

そんな十二大戦のあらすじを紹介していきます。十二大戦は、十二支を元にした12人の戦士たちが、12年に1度争いを繰り広げるというもので、その12回大会の様子を描いた作品となっています。この大戦に勝利した戦士には、どうしても叶えたい願いを一つ叶えられることが約束されています。

十二人の戦士たちにはそれぞれ肩書きがあり、その肩書きも個性を表したものとなっています。戦士同士が遭遇し、争いを始める時には、自分の肩書きと名前を名乗って戦うということになっています。ねずみは「うじゃうじゃ殺す」とらは「よった勢いで殺す」など、それぞれの戦闘スタイルや性格を元にした肩書きとなっています。

その他の戦士の肩書きは、丑が「ただ殺す」、卯が「異常に殺す」、辰と巳が「遊ぶ金欲しさに殺す」、午が「無言で殺す」、未が「騙して殺す」、申が「平和裏に殺す」、酉が「啄んで殺す」、戌が「噛んで含めるように殺す」、亥が「豊かに殺す」となっています。

十二大戦は12年に一度開催されますが、その時12人以外の人物は一斉に消えてしまい、広い都市の中を戦士たちが縦横無尽に駆け巡り戦って行きます。そのため、建物を利用した戦い方なども面白く魅力的となっています。線路内での戦いやビルを爆破した戦い方、また、建物内に隠れるといった戦士も現れるなど、ただの争いにとどまらないところも魅力の一つです。

また、実際の都市をモデルにしているため、アニメで出てきた場所を実際の場所と照らし合わせたり、写真を見て場所を推理したりなど、アニメを見るだけではなく他の楽しみ方ができるのも魅力的です。大戦期間中、12人の戦士以外は消されているため、ゴーストタウンとなった都市を楽しむことができます。

アニメの十二大戦は、第12回大会の様子であり、ルールは毎回変わります。今回のルールは、それぞれの戦士が飲み込んだ毒の塊「獣石」を取り合うというもので、それを12個集めたものが勝者というものでした。この獣石は、飲み込んでから12時間後に飲み込んだものが死亡することになっており、遠方まで逃げることを防止するためでした。

また、それぞれの戦士たちがこの十二大戦にかける想いや、過去、背景などもアニメの中で紹介されており、その想いを秘めた戦士たちの戦いを楽しむことができます。

十二大戦の最終回を紹介!ねずみの願いとは?

ここで十二大戦の最終回のあらすじなどを紹介して行きます。最終回のメインキャラは、十二大戦を勝ち残り優勝したネズミ。そんなネズミが自分を祝福するところから始まります。十二大戦が終わり、日常生活に戻ったネズミは「どうしても叶えたいただ一つの願い」について考えます。

彼の持つ能力は、確率世界に干渉して百通りの分岐を同時に実行し、その中から一つを選択して確定する「ねずみさん(ハンドレッド・クリック)」というものです。そのため、ネズミは考えつく願いを想像しては放棄するということを繰り返し、叶える願いを考えて行きます。

不老不死だったり、全人類の幸福など、様々な願いを考え試行して行きますが、そのどれもがどうしても叶えたい願いとはいえず、次々に却下して行きます。ハンドレッドクリックによって、試行した未来が見えるため、視聴者にはその映像が見えることになります。そのように様々な願いやそれに伴う未来を考えて行くことがネズミにとって負担だったため、彼は一つの願いを思いつきます。

十二大戦を優勝したネズミですが、彼が彼の能力「ハンドレッドクリック」を利用して考えついた願いは、「願いを叶える権利を持ったことを忘れる」というものでした。その願いを叶えたネズミは普通の日常に戻り、学校で満ち足りた寝顔を見せて終わります。

十二大戦のアニメを観た人の感想とは?最終回の評価も紹介!

そんな十二大戦ですが、十二大戦のアニメを観た人の評価にはどのようなものがあるのでしょうか。十二大戦のアニメを観た人の感想をTwitterを元に紹介して行きます。また、最終回の感想も紹介して行きます。好評な感想だけではなく、不評な感想など様々な評価を見て行きます。

好評な感想を紹介!

十二大戦はワンシーズンで完結することもあり、部屋に引きこもって集中して見ることができるのも魅力の一つです。戦士の肩書きとともを書いたり、どハマりしたと宣言するほど面白く見ていることが伺えます。

キャラの個性も強い十二大戦ですが、見ている人それぞれに推しのキャラクターがいて、負けたことを惜しむ声などが多くあります。毎話に一人が死ぬため、自分の推しのキャラクターが死ぬのではないかという不安の声もありました。また、自分の推しのキャラクターはいい死に方をしたのではないかと考える声もありました。

特に辰と巳の断罪兄弟は人気があり、イラストやコスプレなどが多く挙げられています。
このように、十二大戦全体としての評価にはいいものが多く、また、キャラクターに対しても、見ている人それぞれにお気に入りがいることが伺えます。

原作が西尾維新ということで、以前から西尾維新を知っていたり作品のファンだった人も、今回のアニメ十二大戦を期待していたようです。同作者のこれまでの作品も面白く楽しめるため、流石の声も多くありました。

十二大戦では音楽に注目する人も多く、opやed、挿入歌などがかっこいいといった声も多くありました。opはデビューしたばかりのパノラマパナマタウン、edにはDo as infinity、挿入歌には映画音楽やゲーム音楽で有名な澤野弘之が担当しています。このことから、注目する声が多くありました。

不評な感想を紹介!

好評なものだけではなく、不評な感想についても紹介して行きます。不評な感想には、最後のネズミの願いに対するものが多く、本編は面白かったけど願いがイマイチといった声が多数上がっています。

また、バトルロイヤルアニメということで、戦士同士が戦い、どちらか一方が死ぬという展開がほとんどのため、その展開に飽きる人もいたようです。しかしそれが西尾維新らしさであることで楽しんでいる声もありました。

また、十二大戦を最終回まで見てみると、殺される順番が逆干支順であることがわかります。一番最初に殺されたのが亥の戦士でそのまま干支を逆に進んでいき、最終的に子が優勝することになります。このことに気づき展開が読めてしまったひともいたようです。また、各話のタイトルからも殺される戦士が推測できてしまうことも不評の原因となっています。

十二大戦のアニメ最終回の評価とは?

それでは、十二大戦のアニメ最終回の評価にはどのようなものがあるのでしょうか。最終回の感想だけに焦点を当てて見て行きます。

十二大戦中のネズミの行動や十二大戦に参戦した理由、ネズミの日常生活など、最終回ではネズミに焦点が当てられていて、様々な謎が解明されて行くため、その点に関して良い評価が見受けられます。また、最終回のタイトルである、「どうしても叶えたいたった一つの願いと割とそうでもない99の願い」と本編との繋がりを考える楽しみもあるようです。

しかし、大規模な戦争の最後、ネズミが叶えたたったひとつの願いに納得がいかない人も多く、最終回の感想には不評なものも見受けられました。しかし、総合的に見ると楽しく視聴したという声が多く、アニメ十二大戦の面白さが伺えます。

また、十二大戦のコスプレをしている人も多く、アニメ自体の人気の高さや、キャラクター一人一人の人気の高さが伺えます。最終回終了時には舞台「十二大戦」の情報が解禁されたこともあり、アニメに続いて舞台の観覧を心待ちにする声も多くありました。ワンシーズンという短いアニメですが、小説や漫画、舞台など、様々な場所で作られていることからも人気があることがわかります。

十二大戦のアニメ感想まとめ!

ここまで、アニメ「十二大戦」のあらすじや感想、評価などを見てきましたがいかがだったでしょうか?十二大戦のアニメ感想には、好評なものから不評なものまで様々なものがありました。本編に関しても、一辺倒な展開に飽きる声がありました。特に最終回の最後の願いについても、がっかりの声が多くありました。

しかし、それ以上に好評な声も多く、西尾維新ファンやそうではない人たちも面白いなどの声をあげていました。また、キャラクターそれぞれを推していたり、コスプレをするなど、アニメを見るだけにとどまっていないことがわかります。好評、不評、様々な評価がありますが、二次創作や舞台化などいろんな創作がなされているところを見ると、全体の評価は高いことが伺えます。

今回の十二大戦は、ワンシーズン全十二回で終了しましたが、「十二大戦対十二大戦」が連載されていたことから、そのアニメを期待する声も多くありました。ワンシーズンという短いクールだったため、完結を残念がる声もありましたが、多くの人に愛されている作品であることがわかります。

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