十二大戦の憂城の過去・行動など疑問点を考察!最凶戦士の能力や魅力は?

十二大戦とは、西尾維新が手掛ける小説となっています。集英社の企画でキャラクターデザインを気に入った西尾維新。そして珍しいキャラクターデザイン先行で描かれた小説です。この小説は干支である十二支が戦士として戦う物語です。その十二大戦でももっとも異色な戦士、奇妙で不気味と称されている憂城にスポットライトを当ててまとめていきます。憂城にはどんな能力が備わっているのか、過去に何がありああなってしまったのかを考察、まとめていきます。

十二大戦の憂城の過去・行動など疑問点を考察!最凶戦士の能力や魅力は?のイメージ

目次

  1. 十二大戦の憂城とは?過去や能力を考察!
  2. 十二大戦とは?
  3. 十二大戦の憂城はどんなキャラクター?能力や魅力とは?
  4. 十二大戦の憂城の過去や行動など疑問点を考察!
  5. 十二大戦の憂城を演じる声優を紹介!
  6. 十二大戦の憂城の過去や能力についてまとめ!

十二大戦の憂城とは?過去や能力を考察!

十二大戦で最も謎な存在である憂城。「卯」の戦士であることは確かですが、憂城に関するすべての情報やパーソナリティが謎となっている不気味であり不可思議な存在です。しかし、欲しいものは「友達」なのです。十二大戦には友達探しのために参加している節がある憂城ですが、一体憂城の過去に何があったのでしょうか?また、どうして十二大戦に参加しているのでしょうか。また、彼の能力についても考察しまとめていきます。

十二大戦とは?

十二大戦十二年に一度開かれているバトルロイヤルです。十二支に名を持つ戦士たちが自身の異能を使って命のやり取り、つまり能力を使って殺しあうのが十二大戦となっています。書かれているのは今回で12回目の十二大戦として描かれています。十二大戦の本当の姿は、ほんの一握りの有力者たちが極秘で開いている所謂代理戦争であり、十二大戦に参加している戦士たちはそのことを知らされずに戦うのです。

有力者たちは戦士たちが殺しあうのを見物し6人にの死亡者、脱落者が出た段階で賭けがスタートします。この戦争の意図は国を賭けるということだったのです。そのために代行者である戦士を立てて戦うのが十二大戦なのです。その戦士たちが6人いなくなった段階で賭けが始まり、戦績によってチップの価値が変動するという仕組みになっています。舞台は毎回違っており、今作の十二大戦の舞台はゴーストタウンが舞台となっています。

十二大戦の勝者

この過去な十二大戦の勝者、全ての戦士を倒し勝ち残ったものは何でも1つだけ願いを叶えてくれるのです。たとえそれがどんな無茶な願いだったとしても叶えられてしまうのです。それほどまでに十二大戦を開く有力者たちの力は強大なのでしょう。しかし、そう簡単に勝ちをとれるほど甘くありません。ルールもステージと同様に毎回変わっており、今回十二大戦では戦士達が飲み込んだ「獣石」を取り合うルールでした。

獣石というのは十二大戦でのキーアイテムとして登場します。その石の正体は猛毒が込められいる結晶体であり、人間の胃酸で化学反応を起こし、個人差はあるらしいですが大体12時間後に毒が廻り死に至るというアイテムでした。主催者は戦士達にそのことを説明せず、戦士たちが飲み込んだ後に説明をするという食えない方法をとったのです。その獣石を戦士達から奪い、12個すべて集めた人が優勝となり願いが叶えられるのです。

十二大戦の憂城はどんなキャラクター?能力や魅力とは?

卯の戦士として十二大戦に参加していますが、目的や行動原理が謎に包まれています。肩書は「異常に殺す」そして何より憂城が怖いところは、殺意むき出しで参加しているという点です。そんな不気味な雰囲気に包まれ十二大戦の中で1番危険視されている憂城。彼には一体どんな能力を持ち十二大戦に参加しているのでしょうか?何より、憂城をあそこまで狂わせていた原因、過去があるのでしょうか?まとめていきます。

特徴的な憂城

筋骨隆々な身体をしており、バニーガールを連想させる姿をしている何とも不気味な格好をしています。さらには特徴ともいえる巨大なウサギの耳のついたカチューシャと尻尾までつけています。そして常に両手には鉈「三月兎」と「白兎」を操り戦闘に臨みます。そして注目すべきは憂城の能力でしょう。アニメ十二大戦では戦士達が一同に集まった瞬間に断罪兄弟の兄を先制攻撃で殺害します。そこから十二大戦での憂城の能力は発動です。

憂城の能力が明かされたのが、説明の場が破壊され異能肉と対峙した時でした。余裕を見せていた異能肉は後ろにいた者に気づかず憂城に突き殺されてしまったのです。そして明かされたのが憂城曰く、お友達を作る能力と言われる「死体作り(ネクロマンチスト)を使い手なのです。この能力で仲間になった死体(友達)は例え肉体が損傷、例えば身体がバラバラになっても、その体の部位が自立行動をし動く続けるのです。

この憂城の能力の利点が倒した戦士の能力も使えてしまうところなのです。肉体がばらばらになっても使えてしまうので戦力の幅は広いとも考察されています。使役する死体が戦士を殺した場合でも能力は使えますが、知能がない死体が戦士達を殺した場合はコントロールが効かなくなり、使役ができない状態になってしまう場合もあると気づく憂城。そのことを知ってから戦士たちのとどめを刺すのは憂城自身で刺すようにしています。

しかし、そんな憂城の能力にも弱点は存在します。ネクロマンチストの弱点は火なのです。使役している死体が火に焼かれますと能力が解除されてしまいます。火に弱いのは死体を焼くことで成仏する現実と同じと考察されています。ですが、弱点が火だけというのが憂城の恐ろしいポイントなのです。普通に倒しただけではまた動き出しますし、細切れに切り刻んだとしても肉片でも襲ってくるという能力なのです。

この能力は牛井にとっては非常に相性が悪いと言われています。その奇怪な能力を得意とする戦士はあまりいませんが突破できる戦士もいました。さらにもう1つ弱点ともいえる点があり、それは使役した死体は回復能力などは備わっていませんので、粉々になるほどのダメージを死体が受けると復帰するまで時間がかかるのです。しかしこれは再生ができないというわけではないので十二大戦での厄介なのは変わりありません。

そんな狂気を孕んでいる憂城ですが、人との関りができない戦士ではないのです。外見や言動、行動から人を遠ざけていますが、憂城が使役した死体はあくまで「友達」という認識であり無下に扱った戦法は取りません。一見死体を使ったトリッキーな戦法だとも思われがちですが、そういった信念のようなこだわりが憂城にもあるのです。生きている人間ともコミュニケーションがとれたりと人間らしい部分も垣間見えます。

あり得ない光景

十二大戦の終盤、憂城を倒すために牛井と妬良が共闘します。憂城にとって「生きている人間同士が信頼しあっている姿」はあり得ないことだと考えており、目の前で起きている出来事に憂城は、二人に殺される前に自ら死ぬという選択をとったのです。しかし、ただ死んだわけではなく憂城の能力は自身にも適応されると知っていたからこそなのです。そして自分も死体になりましたが十二大戦は継続できるわけです。

牛井たちの策、憂城の策

しかし、そう簡単にはいかせない牛井は憂城が自殺という選択を取ることを予期しており自殺しようとした直後に憂城を細切れに切り刻みましたが、憂城もその行動を見越しており操っていた砂粒を操り筋繊維や歯などの人間のパーツを集め無理やり作った人間を生み出したのです。そして、奇襲をするために砂粒をその体に忍ばせており時を待っていたのです。そして、牛井のわずかな隙をつき見事奇襲は成功したのです。

見事奇襲は成功し、牛井の動きを封じることに成功しますが無理やり修復した体が持たないため回復に専念しようとする憂城の隙をついた寝住が必爺から回収しておいた「醜怪送り」を使い憂城は完全に消滅しました。何が行動原理になっているか分からない憂城でしたが、十二大戦が進むにつれて目的や勝利に対する執念がおぼろげながらに見えてきました。視聴者は友達、信頼がほしかったのではと考察する方も多く見受けられました。

十二大戦の憂城の過去や行動など疑問点を考察!

十二大戦で奇抜ながらも人気を博している憂城。彼には秘密になっていることがたくさんありますがその秘密の数々について考察していきます。まず十二大戦の憂城を見て最初に思うのが彼の服装についてでしょう。十二大戦の戦士たちは十二支の名前を冠しています。そのため戦士たちはみな、干支にちなんだ服装を着ており個性が感じられますが、なぜ憂城だけあのような攻めた格好をしているのでしょうか。

憂城の服装について

十二大戦での公式などで発表などはされていませんのでここからは考察になりますが、男なのにバニーガールのような格好をしておりさらに上半身は何も着てない上にホットパンツにサスペンダーという奇抜な格好をしています。さらに、ヒールが高い靴を履いているのです。それなのに素早い身のこなしなどすごいと驚嘆せざるを得ません。考察してきましたがさらに謎が深まる一方です。

様々な考察、憶測が飛び交っていますが一番多い意見として憂城の性格を際立たせるためにあのような格好になったと言われています。憂城の少々飛んだ考え方や行動、一般人とはかけ離れた考え方をしているのをさらに目立たせるのを目的だと言われています。干支にちなんだ格好をするのが目的だとしても作者である西尾維新らしい考え方とも言われています。

しかし、十二大戦の7話断罪兄弟の回想シーンでの憂城はきっちりとしたカジノのディーラーのような服装をしていました。これは十二大戦がはじまる前の出来事であり、そして十二大戦の説明会ではもう服を着ておらず現在の露出の多い服装になっていました。このことから考察するに、服が血で汚れてしまったために脱いだのか、何らかのジンクスめいたことを信じておりそのような格好で戦うことにしたのではないかと言われています。

憂城の過去や正体など

十二大戦の公式サイトで各キャラクターのプロフィールが見られますが、憂城に関しては詳細不明とだけ明記されています。公式ですら明かしていない憂城の正体だけ謎のまま、これは何かしらの意図があると考えられます。一番多い意見として憂城の過去や正体を明かさないほうがキャラクターとして目立たせることができるから、という考えが多かったです。これは作品としても十二大戦のグッズにしても言えることでしょう。

ミステリー要素で視聴者と読者を引き込みその先の結末、行く末を考察させる余地を残したのではないか?とも言われています。気になる点があれば調べたくもなりますし、その先が知りたくなるのが人間です。そうすれば、今回は十二大戦ですが作品のことをもっと知りたくなりますし作者にとってもメリットになるからです。現にたくさんの予想などが飛び交っていますから、もしこの狙いでしたら大当たりと言えるでしょう。

憂城の過去は明かされていない?

十二大戦のアニメで憂城の過去だけ明かされることはありませんでした。他の十二大戦に出てくるキャラクターはそれぞれ過去の話が散りばめられていましたが憂城は語られませんでした。これはアニメでの尺や上記のような謎のままにしておくという意見もありますが、やはりすべてを謎のままにしておくのは視聴者にとっては嬉しさ半分、もどかしさ半分といったところでしょう。攻めて過去の話は明かしてほしいと言われています。

様々な憶測や考えが飛び交っていますが、結局全てが謎のままという憂城。それ故に見ている人を惹きつける魅力があると言えるでしょう。十二大戦で一番不気味なキャラクターといわれていますが、大人気キャラクターとも言われています。やはり狂気を孕んでいながら、どこか人間味が垣間見える憂城。謎が人を惹きつけているのでしょうか?主人公より人気があるのも驚きです。

十二大戦の憂城を演じる声優を紹介!

全てが謎に包まれている十二大戦の曲者の憂城。なぜ十二大戦に参加しているのかも定かになっていませんし過去や素性なども分からない憂城。しかし、願いだけは朧気ながらにも分かっている部分もあります。そんな人間と怪物の半身を持っている憂城の声優を務めましたのが人気声優である岡本信彦です。狂気がにじみ出ている憂城を演じる岡本信彦はぴったりだとも言われています。

岡本信彦は小さい頃からアニメを見ており、母親が朗読のボランティアをしている姿を見て声優の仕事夢見ていました。アルバイトをしながら声優になるための養成所に通うほど頑張っていました。そしてテレビアニメ「N・H・Kにようこそ」で念願の声優デビューを果たします。その声質から好青年の役や冷酷非道なキャラクター、クールな役など、多岐に渡って演じられるほどの声優になりました。

中でも人気キャラクター「とある魔術の禁書目録」で登場したアクセラレータで、声優としての知名度を広めました。声があっているじゃなく、キャラクターが声にあっていると評価する人がいるほど実力がある声優にまで成長しました。今回十二大戦での憂城役にもぴったりはまっているという評価が多かったです。

十二大戦の憂城の過去や能力についてまとめ!

ここまで十二大戦の憂城について色々な観点から様々な考察、推測をしてきましたが真相は謎のままとなっています。アニメでは完結してしまい語られることはないのでしょうが、人気を維持できればOVAなどの形で明かされるかもしれません。狂気と人間味が同居するキャラクター、その危ない雰囲気が人を惹きつけるのもまた事実です。どんな過去、正体を考えながら見るのも新しい事実が見つけられるかもしれません。

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