アニメボールルームへようこその感想まとめ！アニメ最終話（全24話）までの評価は？

2017年7月にMBS、TOKYOMX、BS11等で放送が始まったアニメボールルームへようこそですが、主人公が初めてダンスと出会う第1話～第24話（最終話）まであります。第1話～第11話までが1クールです。第12話～第24話（最終話）が2クールです。今回はアニメを見たファンの率直な感想や評価をまとめていきます。特に最終話はファンから賛否両論がありましたので、より詳しく書いていきます。

アニメボールルームへようこそは、ファン以外にダンスの関係者やTV関係者からも非常に期待されていた作品です。そのため、2017年7月の放送される前週に「ボールルームの熱気-ダンス表現への挑戦-」という特番が組まれています。他には2017年6月25日から7月1日まで間、渋谷のスクランブル交差点にある街頭ビジョンで、日本ダンススポーツ連盟とアニメ「ボールルームへようこそ」のコラボCMが放送されていました。

「電脳コイル」、「風立ちぬ」など多くの作品に参加している板津匡覧が、地上波アニメとして初の監督を務めました。シリーズ構成・脚本は舞台「K」、「刀剣乱舞」などを手がけた末満健一です。キャラクターデザインは「魔法少女まどか☆マギカ」で有名な岸田隆宏です。音楽は「僕のヒーローアカデミア」など多くのアニメを作曲してきた林ゆうきが担当してます。アニメ制作はProduction I.Gが手掛けています。

ボールルームへようこそに登場する人物ですが、主人公は富士田多々良です。アニメの声優は土屋神葉さん、幼少期は櫻井優輝さんです。ヒロインは花岡雫で、声優は佐倉綾音さんです。主人公の目標であり、ライバルの兵藤清春は、声優を岡本信彦さんが担当しています。他には赤城賀寿と赤城真子の兄妹を、声優の富田健太郎さん、諸星すみれさんが担当しています。2クール目に登場する緋山千夏は、赤崎千夏さんが担当しています。

ボールルームへようこそに登場する関係者たちも紹介していきます。やはり一番重要な人物は、主人公の富士田多々良にダンスの世界を教えた、仙谷要ではないでしょうか。アニメの声優は森川智之さんです。その仙谷のパートナーである本郷千鶴は、寿美菜子さんが声優で担当しています。また、兵藤清春の母親であり、のちに主人公たちのコーチとなる兵藤マリサも重要な人物です。声優は甲斐田裕子です。

アニメボールルームへようこそは、基本的に原作マンガとストーリーに違いはありません。将来の夢や趣味がない主人公の富士田多々良が偶然にも仙谷要に出会い、ダンスの世界を知ります。自分を変えたくて、競技ダンスの世界に飛び込みます。この根本的な部分は変わりません。ただ、本格的なダンスアニメを強調したかったのか、原作にあった細かな場面がカットされているようです。また、マンガは現在も連載中で完結していません。

アニメボールルームへようこその1クール目ですが、原作マンガの1巻～4巻までの内容となっております。2017年7月8日（土）にＭＢＳ、翌日の7月9日（日）にTOKYO MXやBS11で、第1話の「小笠原ダンススタジオへようこそ」が放送されました。そして、2017年9月16日（土）にMBS、翌日の9月17日（日）にTOKYO MXやBS11で、第11話の「評価」が放送されました。この第11話が1クール目の最終話となっております。

中学生の富士田多々良は、偶然にも現役プロダンサーの仙谷要に出会います。そして、初めて行ったダンススタジオで社交会ダンスの世界に魅せられてしまいます。高校生になると、同級生の花岡雫がダンスを習っており、彼女に認められたくて必死に練習を開始します。周囲からどんどん吸収して、すごい速さで成長する多々良。天秤杯で赤城真子をパートナーに花岡雫と赤城賀寿ペアと戦う展開は、印象に残っている人が多くいるでしょう。

2017年の夏、多くのアニメが放送を開始しました。その中でもアニメボールルームへようこそを高評価としている人は多いようです。ファンの期待を裏切らなかったアニメではないでしょうか。特に原作マンガのファンから、主人公の多々良やヒロインの雫以外に、ライバルである兵藤清春や赤城賀寿など登場する全ての人物がしっかりとした個性を持ち、設定が上手く表現されているといった声が多くみられました。

原作のマンガであるボールルームへようこそは、月刊少年マガジンで現在も連載されています。しかし、月刊誌を購入して見る人は限られています。そのため、知らなかった人が多くいました。そんな人たちがアニメを初めて目にし、魅力あふれるキャラクターと独特な世界観、ダンスの表現力に引き込まれてしまいます。アニメを見たあと、原作マンガを購入してしまったとTwitterで報告している人は多いようです。

アニメボールルームへようこそですが、1クールと2クールでオープニング曲やエンディング曲、映像演出が違います。どの曲もアニメを見た人からの評価は高く、映像演出もかなり手が込んだ物だったので、印象に残っている人は多くいると思われます。また、映像の中にちょっとした特別な演出を入れてくれるアニメの制作陣に、作品への愛を感じた人も多かったでしょう。

アニメボールルームへようこその1クール目は、見た人の期待に応えられたようです。中には厳しい意見もありますが、やはり期待が大きかったためでしょう。マンガを知らずにアニメで初めて見た人が楽しかった、2クール目も見たいと思ってくれることが非常に重要だといわれています。ダンスというテーマを、若い世代が多く見るアニメで受け入れさせることが出来たのが、現在でも良いアニメだったと思われている理由ではないでしょうか。

アニメボールルームへようこその2クール目がです、原作マンガの5巻～最新9巻までの内容となっております。2017年9月23日（土）にＭＢＳ、翌日の9月24日（日）にTOKYO MXやBS11で、第12話の「出会い」が放送されました。そして、2017年12月17日（日）にMBS、翌日の12月18日（月）にTOKYO MXやBS11で、第24話（最終話）の「ボールルームへようこそ」が放送されました。

2クール目は、主人公の富士田多々良が新たにパートナーを組むことになる、緋山千夏を中心にストーリーは進んでいきます。2人の目標は大きな大会に出場する事です。そのため、2人で競技ダンスのランクを上げていこうします。しかし、千夏は幼馴染と確執があり、ダンスに対して少し偏屈になっています。ペアを組む多々良とお互いに苦悩や葛藤を経験しながら、2人で競技ダンスを頑張る姿が丁寧に描写されています。

アニメボールルームへようこそを見た原作マンガのファンで、1クール目は物足りなかったという意見があります。やはり、期待が大きかっただけにマンガからカットされたシーンやダンスの表現方法などに不満を持つ人がいたようです。しかし、1クールから引き続き2クールでも、オープニング曲やエンディング曲と演出を高評価する人は多かったようです。特に2クールは良くなったという感想をTwitterで見ることが出来ると思われます。

アニメボールルームへようこその1クール目は、世界観や登場人物の描写などを表現するため、見ていた人はキャラの動きがイメージとして残っている人が多いようです。しかし、2クール目は登場人物の中で緋山千夏をメインにしており、回想や内面的な描写、ダンスの立ち姿など、静のイメージが印象に残っている人が多かったようです。そのため、1クールと2クールで全く違う印象を感じた人は多かったのではないでしょうか。

アニメボールルームへようこその2クール目で初登場する緋山千夏が、マンガを読んでいたファンとアニメで初めて見た人の両方から、評価が高いようです。ダンスのパートナーとしてはじゃじゃ馬で、主人公の多々良に何かと反発するのですが、ストーリーが進むと少しずつお互いが歩み寄り、最後は実力や人間性まで認め合い一緒にダンスをします。そこまでの過程が非常に丁寧に描かれており、印象に残ったという人が多かったようです。

アニメボールルームへようこその2クール目は、1クール目に比べて焦点が絞られており、登場人物の内面描写や回想シーンが多くみられます。そのため、動きがないとか躍動感に欠けるなどの意見もありました。しかし、1クールの主人公が過ごす日常よりも、パートナーとの葛藤や競技ダンスの大会に連続で出場するなど展開が速く、ダンスバトルなどの熱いシーンも多かったため、2クール目の方を高評価にしている人も多いようです。

原作のマンガはまだ連載中で、都民大会を戦っています。しかし、アニメでは第24話（最終話）の「ボールルームへようこそ」でフィナーレを迎えました。都民大会決勝でライバルの釘宮ペアに勝ち、多々良ペアが優勝します。エンディングで多々良、兵藤、赤城の各ペアが同じフロアに立つ場面があり、今後どこかで3組が激突するのかもしれません。このラストで、来年あたりに続きがあるんではないかと期待した人も多いようです。

アニメの第24話（最終話）「ボールルームへようこそ」と原作マンガの違いですが、マンガの作者である竹内友が体調不良で休載を繰り返していたことが関係して、アニメが原作マンガの結果を追い越している状態です。そのため、マンガではまだ都民大会を戦っている最中です。今後発売されるであろう10巻で、アニメと同じ結果になるのか、それとも釘宮ペアにはまだ届かない展開なのかは、2018年の現在でもわかっていません。

アニメボールルームへようこそですが、本当に全体を通してオープニング曲とエンディング曲、そして演出に高評価をしている人が多い作品のようです。特に最終話は集大成として、ストーリーにしっかりとリンクするように作られた歌詞と演出で、見た人が感動したやここまで計算されていて流石という意見が多くあったようです。また、制作陣からも本当に愛されたアニメなのだと、感じるファンも多かったようです。

アニメボールルームへようこそを見る人は、どちらかというと若い人が多かったようです。しかし、扱っているテーマが社交ダンスや競技ダンスであり、実際にダンスを習っている人や競技に参加している人の多くは年配の方々です。幅広い世代が参加できるダンスだからこそ、気軽に両親や家族と見ることが出来ます。家族でコミュニケーションをとることが出来る、大変貴重なアニメだったのではないでしょうか。

アニメボールルームへようこその最終話ですが、やはり見ている人の関心は原作マンガで未完結の部分をアニメ制作陣がどうやって保管するのか。そして、納得が出来る結末を用意してあるのかという所だったと思われます。多々良ペアとライバル釘宮ペアの結果はもちろん気になっていたでしょう。しかし、それよりもここまでアニメでダンスを表現してきた、制作陣の答えに期待した人が多かったと思われます。

アニメのラストで富士田多々良と緋山千夏、兵藤清春と花岡雫、赤城賀寿と赤城真子の3組が同じフロアに立つシーンがあります。これを見て、続編を期待している人は非常に多いでしょう。特に主人公である多々良が、ヒロインである花岡雫と今後ペアを組む事はあるのか、気にしているファンもいるようです。原作マンガの進行を待ちながら、第2期を制作してもらいたいとの声をTwitterでも多く見るとこが出来ます。

アニメボールルームへようこその最終話ですが、多くの人が原作マンガをアニメが追い越してしまったことを心配していたようです。マンガで完結していない話を、アニメでどうやって完結させるのか。また、原作より先に都民大会決勝の結果発表がされたので、ドキドキしながら見ていた人が多かったようです。最終的にキレイで納得のいくフィナーレで満足した人という感想が多く、期待に応えられた最終話だったと思われます。

アニメボールルームへようこそですが、原作マンガの面白さを忠実に再現しており、視聴者からの評価も非常に高く、大成功したアニメではないでしょうか。2017年に公開されたアニメの中で、1番面白かったといっている人も多く見かけます。また、ダンスというマイナースポーツで王道の展開ですが、キャラクターたちが非常に魅力的で、ダンスの表現や躍動感が素晴らしく、今でも印象に強く残っている人が多いアニメだと思われます。