ボールルームへようこそをネタバレ紹介!アニメが原作漫画を追い抜いた?

「ボールルームへようこそ」は漫画原作で、ダンスを舞台にしたお話です。アニメ化にもなった人気作品です。ネタバレが気になる人必見!原作漫画が好きな人やアニメだけ見ていた人、また両方好きな人など、どの人にも見てもらいたい気になるポイントをまとめてみました!ボールルームへようこそのあらすじをはじめ、漫画とアニメの比較など、ネタバレありで様々な視点から詳しくご紹介していきます。

ボールルームへようこそをネタバレ紹介!アニメが原作漫画を追い抜いた?のイメージ

目次

  1. ボールルームへようこそのアニメあらすじをネタバレ紹介!
  2. ボールルームへようこその原作漫画について
  3. ボールルームへようこそのアニメが原作を追い抜いた?
  4. ボールルームへようこそのアニメあらすじネタバレ!
  5. ボールルームへようこそを観た感想は?
  6. ボールルームへようこそのアニメあらすじネタバレまとめ

ボールルームへようこそのアニメあらすじをネタバレ紹介!

ダンスを舞台にした青春物語である「ボールルームへようこそ」の漫画がアニメ化され、元々人気ではありましたがさらに話題になりました。原作漫画のおもしろさ、良さをそのままに、より進歩した「ボールルームへようこそ」のアニメについて、ネタバレを含めた内容でご紹介していきます。

ボールルームへようこその原作漫画について

原作漫画は『月刊少年マガジン』で竹内友さんにより2011年12月号から連載されています。社交ダンス(競技ダンス)をテーマに熱く悩みながら進んでいく少年少女たちを描いたダンス漫画作品です。単行本は現在1〜9巻まで出ています。

ダンスに興味のない人も高校生の青春物語として、また自分の好きなことや夢中になっていることに置き換えて読んでみるとスッとストーリーが入ってきます。元々ダンスに縁のなかった人は、この漫画を読んで競技ダンスというものに触れたという人もいるのではないでしょうか。カッコよくて魅力的なキャラクターと共に、この漫画を読んで胸を熱くしてみませんか?

竹内友さんによる漫画は、ストーリーの面白さやキャラクターの魅力はもちろんなのですが、とにかく圧倒的な画力で魅せてくれます!漫画ですが絵画のように美しいイラストに、1ページをじっくり凝視することも。惹き込まれるイラストだからこそ、空気感や想いがこれでもかと読み手に届くのだろう。

漫画の題材として、スポーツや恋愛、ファンタジーなど様々ありますが「ダンス」というジャンルはあまり見かけないですよね。ダンスの中でも「競技ダンス」をしている人はさらにマイナーなのではないでしょうか。社交ダンスという言葉を聞いたことがある人もいるかもしれませんが、それでもそう多くの人が身近ではないでしょう。また、若い世代がしている印象自体もあまりないような気がします。

接する機会がないからこそどのような制度になっているのか。どんな練習をするのかなど、知らないことが多ければより遠い世界だと感じてしまうでしょう。そんな世界だからこそ、漫画を通して知ることで、自分の知らない世界を知れることが、何よりも有り難く世界を広げてくれます。1巻では、主人公が中学3年生の男の子。若い人から大人まで、彼を主人公にしたことにより入り込みやすいのかもしれません。

TVアニメ「ボールルームへようこそ」公式サイト

ボールルームへようこそのアニメが原作を追い抜いた?

そんな人気漫画をアニメ化した「ボールルームへようこそ」ですが、途中でアニメが原作を追い抜いてしまい進行するという展開に。なぜそんなことになったのか?当初の予定はどうだったのか、今から簡単ではありますが説明していきます。

作者の体調不良に関係?

作者の竹内友さんは武蔵野美術大学卒業。女性作者さんで2009年にデビューしています。そして武蔵美競技ダンス部の卒業生でありOGという情報もあるので、ダンスの良さを知っていたからこそこの作品が生まれたのかもしれません。そんな作者である竹内友さんが途中、体調不良により休載していた時期がありました。

病気についての詳細は分からないのですが、アニメ放送時の2017年に度々休載をしていた事実。そして作者本人のツイッターでこんな発言をしていたことから、生死に関わるような状況だったのではないかと思われます。生きて連載を再開して下さったことが、本当に嬉しくありがたいことです。

Thumbボールルームへようこその休載理由は作者・竹内友の病気?連載終了の可能性も考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ボールルームへようこそのアニメあらすじネタバレ!

「ボールルームへようこそ」のアニメのあらすじについてネタバレ全開で解説していきます!その前に、ボールルームって?と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。「ボールルーム」とは、ラテン語で「舞踏室」という意味です。もっと噛み砕いて一番わかりやすく説明するなら、男女で踊ることを指すので、社交ダンスという意味になります。

原作の美しい作画がそのままアニメでも受け継がれているので、動く「ボールルームへようこそ」を存分に楽しんでいただけます。作画はアニメを見る上で欠かせない要素なので、この作品に関しては自信を持ってオススメできます。それではいよいよ、本題の「ボールルームへようこそ」のアニメあらすじをネタバレ紹介していきます。ネタバレしたくない人は気をつけて!では、見ていきましょう。

ボールルームへようこそHeat.1あらすじ

進路を考えなければいけない中学3年生の富士田多々良。目標ややりたいことがない多々良でしたが、現役のプロダンサー仙石要と出会い、多々良の運命が変わります。なにもない自分に対して何かしたい、変わりたいという想いを持っていた多々良。

仙石に連れられた先は、小笠原ダンススタジオ。そこで初めて社交ダンスの世界に触れ、同級生の花岡雫の踊る姿に心を奪われます。自分とは別世界だと感じながらも、ずっと頭から離れません。そして、再び小笠原ダンススタジオへ向かいます。

ボールルームへようこそHeat.2.3.4あらすじ

ダンススタジオに通い出したものの、うまく覚えることができず上達どころではない状態の多々良。気分転換に連れて行かれた試合の会場で、雫とリーダーの兵藤清春のダンスを見ることに。二人の迫力あるダンスに言葉が出ない多々良。翌日、スタジオで兵藤清春に会います。ですが、試合中の前日とはまるでイメージが違って、なんだかゆるい雰囲気なのでした。

三笠宮杯での兵藤・雫ペアの踊りに心を掴まれ奮い立つ多々良。スタンダード2次予選目前、兵藤がいなくなってしまい多々良が代役で踊ることになります。初めてのフロアで一曲を踊りきり、それを見ていた兵動は次の種目でいつもより情熱的なタンゴを見せます。

ボールルームへようこそHeat.5.6あらすじ

赤城兄弟の兄が雫とペアを組みたがっており、小笠原ダンススタジオ訪れます。雫がokしたことで妹の真子が余ってしまい、その場で多々良とペアを組むことに。というのも、賀寿に真子を認めさせるために多々良は兄賀寿に勝負を申し出ます。

ボールルームへようこそHeat.7.8.9あらすじ

天平杯は多々良にとって初めてちゃんとエントリーした試合です。そして天平杯準決勝。多々良は続けて4種目も踊ることに慣れていないため、また試合ということも相まって体力は限界です。

他の選手達との実力の差を痛感します。決勝戦では、真子の「額縁」になると決めた多々良のダンスが観客、そして審査員の目を奪います。真子をしっかりと「花」として魅せることに喜びを感じ、ダンスを楽しむ多々良。

ボールルームへようこそHeat.10.11あらすじ

そんな二人を見た賀寿は、幼い頃の自分たちを思い出すのでした。賀寿がダンスを始めたのは、真子がきっかけだったのです。そんなことを考えている賀寿はダンスへの集中ができなくなり、雫をうまくリードすることができなくなってしまいます。

決勝最終種目では、特別バリエーションで踊ることになった多々良と真子。ラストダンスともなると、足が鉛のように重く、体力も限界の多々良、技術不足も否めませんでした。

それなのにも関わらず、なぜか周りは目を離せない不思議な力が多々良のダンスにはありました。単純で純粋な「見てもらいたい」という多々良の気持ちが、審査員や観客の心を奪ったのです。

ここからが最初のネタバレ!決勝の順位の結果は、2位でも3位でもない「ビリ」という結果でした。が、フロアの中で一番輝いていたパートナーに贈られる「ボールルームクイーン賞」に真子が選ばれたのです!二人の笑顔が眩しいです。ここまでが中学生編です。

ボールルームへようこそHeat.12.13.14あらすじ

いよいよ高校生編です!高校生になった多々良ですが、1日目から不良に絡まれるという不運ぶり。ですが先輩の賀寿が助けに来てくれるという再会から始まります。現時点での多々良の目標は、1年以内に雫とまたフロアに立つということなのです。

仙石の試合を見に​​​来ていた多々良が後楽園ホールで出会ったのは、なんと前の席に座っている「社交ダンスはダサい」と言い放った、感じの悪いクラスメイトの緋山千夏でした。

次の日、仙石組のルックスが好きなだけと千夏は言います。さらに、サインを求めて小笠原ダンススタジオにまでついてきました。

千夏と踊らされた多々良は、リードとしての自信を失くしていました。そんな時に千夏がジュニア時代、女子同士でペアを組んでいたことを知ります。色々あり千夏とペアだった明をきっかけに、千夏は多々良とカップルを組むことになりました。

ボールルームへようこそHeat.15.16あらすじ

マリサに指導を仰ぎ地道な筋トレやストレッチ、基礎練をこなす多々良。言われたことをしっかりとこなしていた多々良が、マリサに言わず静岡で行われるグランプリにエントリーしてしまいます。もちろん、千夏とのペアです。目標でありライバルの兵藤組、そして赤城組どちらもいないことを知り落ち込みます。ですが、逆に二組がいないことでダンスに集中できた多々良。

踊っている最中、とてつもない違和感に多々良は戸惑ってしまいます。初めて味わった気持ちいいような悪いような、変な感覚。千夏も少し何かに気付きながらも、よくわからない様子です。二人とも、戸惑いながらもなんとかダンスを踊りきりました。

ボールルームへようこそHeat.17あらすじ

マルサに、東京都民ダンススポーツ大会A級戦で優勝しろと言われる二人。なのにふたりは全くうまくいかず、空気は最悪。周りもフォローやサポートをしてくれますが、なかなかうまくいきません。兵藤いわく「踊り以前の問題」とのこと。さあ、多々良はわかるのでしょうか。この回はお風呂シーンなどあり、険悪なシーンがあるものの、合宿のような空気感が青春そのものとも言える素敵な回に仕上がっています。

ボールルームへようこそHeat.18.19.20.21.22.23あらすじ

都民大会本番。多々良と千夏は「負ければカップル解消」という制約付きで、優勝を目指します。喧嘩をしながらも周りの注目を集めます。一方、昔千夏とペアを組んでいた明は、千夏と組んでいた時を思い出しながらダンスを踊っていました。千夏につっかかっていた明はつまるところ、千夏が大好きだったのです。

多々良はというと、インターバル中に清春から「肩甲骨を剥がしてやろうか?」と言われ、されるがままストレッチを受けることに。体の可動域を増やしたらしいのだが、なんだか思ったように体が動かない多々良。雫や明もその変化に気づき、心配そうに見つめます。

多々良の様子に戸惑いながら、必死についていこうとする千夏。その甲斐あって、準決勝も4位通過し決勝の舞台へ進むことが決定しました!そしていよいよ決勝の舞台。フロアでワルツを踊っていたふたりは覚醒したように、二人で踊っているはずなのに自分が自分でないような感覚を味わいます。

ボールルームへようこそHeat.24

ボールルームへようこそ最終話!どちらが優勝するかわからないほどに、会場を沸かす二組。10年選手の釘宮組とは違ったベクトルで魅了するダンスを披露し、張り合っている富士田組がそこにはいました。どのペアも今までの全てを出しきり、全力で踊っています。

ここからが最大のネタバレ。今までの集大成であり大切な結果ですが、なんと多々良と千夏は「優勝」することができました!喜び余って千夏が多々良のほっぺにキスするカットは、顔がにやけてしまいます。多々良のマヌケ顔がまたなんとも笑えます。

ボールルームへようこそを観た感想は?

ここまで駆け足でネタバレ有りのあらすじをざっと紹介してきましたが、ここからは感想を紹介していきます。ダンスシーンでは寄りや引き、そして幼少期に至るまで淀みなく映像が素晴らしいのが特徴のアニメになっています。圧巻の肉体美が描かれているのも、目が離せないポイントになっています!

しっかり見せる場面で見せてくれ、それでいて心情や見た目では伝えることのできない感情、状況をアニメーションならではの表現や演出で表現することにより、よりわかりやすく迫力のあるシーンとして消化してくれているのが本当に素晴らしいアニメです。

ダンスシーンだけでも、いろんな手法で表される映像美と迫力がすごい!社交ダンスという馴染みのない世界ですが、ダンスというテーマや「ボールルームへようこそ」の世界観そのものがとてもアニメとうまくマッチしていて、本作をより一層楽しい世界へと導いてくれています。

全編通して作画も安定しているので、安心して見れるのもおすすめポイントな点。かいつまみながら言葉やシーンのネタバレ込みで今まで伝えてきましたが、この感動は半分も伝わっていないはずです。まとめると、とにかく美しく面白いから見て!と言いたい。

Thumbボールルームへようこそのまこ(赤城真子)が可愛い!たたら(多々良)との関係は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ボールルームへようこそのアニメあらすじネタバレまとめ

「ボールルームへようこそ」についてネタバレありで見てきましたが、いかがでしたでしょうか?あらすじネタバレ紹介を含んだ今回のまとめが、ボールルームへようこその魅力が少しでも伝わっていたら嬉しいです。ぜひチェックしてみてください。

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