銀魂の阿伏兎の魅力・画像まとめ！かっこいい夜兎族の最強戦士とは？

銀魂の阿伏兎は宇宙最強最悪の傭兵三大部族と言われる夜兎族の男です。宇宙海賊春雨第七師団の副団長として世界を飛び回っています。団長の神威に手を焼いているイメージですが、冷静で情に熱い性格の持ち主です。自身の種族に対しては高い誇りと愛着を持っていて、共食い(同族間の争い)を好まない一面があります。阿伏兎が登場するのは神威と共に吉原炎上編からです。

画像のように長髪に無精髭という見た目が手伝って渋いオジサマキャラに見えてしまいますが、阿伏兎の年齢は32歳です。銀魂に登場するキャラクターで同じ32歳だと真選組の山崎退がいます。阿伏兎が老け顔で山崎退が童顔だと考えても同い年にはなかなか見えないです。ですが、渋い見た目がかっこいいと言う読者の声は多いようです。

銀魂に登場する宇宙海賊春雨というのは天人(あまんと)と呼ばれる宇宙人によって構成される犯罪シンジケートです。現在はメインヒロインの神楽の兄である「神威（かむい）」が団長を担っていますが、過去に団長を鳳仙という人物が担っていました。ほかにも元団員に「云業（うんぎょう）」と言う人物もこの第七師団に所属していました。

銀魂の阿伏兎が所属しているのは宇宙海賊春雨の「第七師団」に所属しています。第七師団の団長は銀魂のヒロインである神楽の兄、「神威」が勤めています。その補佐役として阿伏兎は副団長の座に就いて行動しています。第七師団は夜兎族で構成されているので春雨の中でも「最強の戦闘力を誇る師団」と言われている程高い戦闘能力を持った師団になっています。

銀魂には魅力的で個性溢れる様々なキャラクターが登場しますが、阿伏兎の種族である夜兎族を紹介します。夜兎族は宇宙三大傭兵部族の一角で戦いを好み、数々に星を潰してきた種族です。見た目は地球人と変わらないですが、透き通った白い肌や常人離れした怪力、弱点の日光を防ぐための傘を持ち歩いているなどの特徴があります。

神楽は銀魂のメインヒロインで夜兎族の少女です。元々は地球に出稼ぎに来ていましたが、銀時に助けられたことで半ば強引に『万屋銀ちゃん』に就職しました。銀魂の大食いキャラと言えば神楽というくらいに食べることが大好きで、暇さえあれば大好物の酢昆布を口にしています。夜兎族としての戦闘能力の高さが目立ちますが、女の子らしい一面も備えている可愛いキャラです。

神威は夜兎族の青年で宇宙海賊春雨第七師団の団長です。また銀魂のヒロインである神楽に実の兄でもあります。笑顔の耐えない飄々とした青年ですが、本性は凶暴かつ冷酷で非常に高い戦闘能力を持っています。幼少期に宇宙最強と言われた父を越えるために古い風習である「親殺し」を実践しましたが、返り討ちに遭いそのまま家を出ました。その後、春雨の一員になり、春雨最強師団のトップに登り詰めています。

星海坊主は元夜兎族最強の男と呼ばれる神楽・神威の実の父親です。星海坊主の現職は宇宙ハンターで「えいりあんばすたー」と呼ばれています。画像ではわからないですが、被っている帽子の下にはバーコード頭が隠れています。現在の容姿はバーコード頭にチョビ髭というなんとも冴えない見た目ですが、若い頃は髪もフサフサで顔も男前でかっこいい部類ではあったようです。

江華は神楽と神威の母親で涼やかな目が魅力的な夜兎族の女性です。夜兎族最強の男である星海坊主が一目見て生命の危険を感じているので、江華は女性キャラ最強と言えるでしょう。作中では故人ということもあり登場シーンは少ないですが、とても魅力的でかっこいい女性キャラです。

銀魂で星海坊主と並んで最強と言われる男が夜兎族の鳳仙です。吉原桃源郷の楼主であり、「夜王」の異名で恐れられています。また、神威が現在率いている第七師団の全師団長であり創設者でもあります。そのため、神威とは師弟関係にありました。死後は「せめてあの世では日の光を浴びせてあげたい」という遊女の思いから日の当たる場所に埋葬されました。

鳳仙の査定のために神威と共に吉原を訪れたのが銀魂での阿伏兎の初登場です。登場時の阿伏兎にはまだ左腕がありました。しかし、直後に鳳仙が神威に襲いかかり、止めに入った阿伏兎は鳳仙の一撃によって左腕を失うことになりました。その後は星海坊主に義手を付けてもらっています。夜兎の性質上、四肢の一部を欠損することが多いので義手や義足の技術はかなり高い物のようです。

銀魂の阿伏兎の声は大塚芳忠さんが担当しています。画像右側のベテラン声優さんです。テレビ番組のナレーターやハリウッド映画の吹き替えでお馴染みで、クールな役からコミカルな役までなんでもこなされています。

2018年にはポプテピピックで14歳の少女の役を演じて話題になっています。ですが、阿伏兎の見た目にぴったりな魅力的でかっこいい声の持ち主です。銀魂の阿伏兎以外の声の出演としては、NARUTOの自来也や機動戦士Ζガンダムのヤザン・ゲーブル、ONE PIECEのゼファーなどがあります。

銀魂の阿伏兎は32歳である現在も大人の魅力があってかっこいいのですが、若い頃もやっぱりかっこいいのです。若い頃の阿伏兎は画像のように短髪で今ほどの渋さは無いですがイケメンキャラと言えるでしょう。若い頃の阿伏兎には今とは違う爽やかな魅力があります。

この画像は銀魂の作中で阿伏兎と神威が出会う10年前のシーンです。10年前なので22歳のかなり若い頃の阿伏兎を見ることができます。ちなみに、「子兎」と呼ばれているのは8歳の頃の神威です。また、この若い頃の阿伏兎は銀魂の65巻で見ることができます。

神威と阿伏兎は銀魂に登場する宇宙海賊春雨第七師団の団長と副団長を勤めています。神威が18歳で阿伏兎が32歳と年齢差はありますが、阿伏兎は神威の部下という立場です。神威銀魂ではお決まりの奔放なキャラなので阿伏兎は常に手を焼いています。団長の補佐役と言うより、団長の保護者と言ったほうが正しいかもしれません。

阿伏兎の魅力は大人のかっこよさを持っているところです。銀魂では何かと騒々しいキャラクターが目立つ中、阿伏兎は冷静沈着な性格をしています。鳳仙と神威の闘いを止めるために左腕を失った際にも、何一つ取り乱す様子を見せないほどです。阿伏兎自身が夜兎族ということもあり、銀魂に登場するキャラクターの中でもかなり高い戦闘能力を持っています。男女ともに人気のあるキャラクターです。

阿伏兎は大人の余裕を持って、第三者の目線から相手を分析することもできます。これは数々の死線をくぐり抜けてきたからこそ身につけたのでしょう。また、阿伏兎は自分のことを「オジサン」と称するので、銀魂読者の間では阿伏兎＝オジサンキャラというイメージが定着しつつあります。好みの女性のタイプに関しても「女は手に余すぐらいが丁度いい。」と大人の渋いコメントをしています。

銀魂にはよくしゃべるキャラクターが多いのですが、阿伏兎も例外なくしゃべります。特に目立つのは戦闘中で、もはや実況中継なのではないかというレベルでしゃべり倒します。ですが、そこから「さて問題だ倒す拳と殺す拳一体どちらが重いかな・・・・正解は殺す蹴りだ」などの名言が生まれています。よくしゃべって神威に振り回されるオジサンですが、渋いかっこよさが魅力です。

銀魂の阿伏兎を紹介してきました。銀魂のオジサンキャラではダメなオジサンが目立つ中、阿伏兎は渋くて大人の魅力満載のオジサンキャラです。自由奔放な神威に振り回さている姿を微笑ましく感じる読者もいるのではないでしょうか？銀魂のストーリー上でのポジションは敵役ですが、憎めないと言うか嫌いにはなれない男です。

銀魂には阿伏兎の他にもたくさんの魅力的なキャラクターが登場します。作者の空知英秋先生によると銀魂は「SF人情なんちゃって時代劇コメディー」らしいですが、笑いや涙があってとても楽しめる作品です。アニメ化や実写映画化もされていてとても人気のある作品でもあります。銀魂の物語は終わりへと向かっていて、これからどんなラストを迎えるのかが期待されています。