進撃の巨人のペトラとリヴァイ兵長は恋愛関係？かわいい画像も紹介

『進撃の巨人』は諌山創先生が手掛ける漫画で、2009年から別冊少年マガジンで連載がスタートしました。斬新な設定・綿密に練られたストーリー展開・登場人物の丁寧な心理描写・巨人とのバトル、など数多くの魅力があります。2013年以降はテレビアニメ・劇場版アニメ・実写映画・ゲーム・小説・イベントなどにも展開をみせ、さらには海外でも『進撃の巨人』は人気を博し、国内外で『進撃の巨人』ブームを起こした作品です。

ペトラ・ラル、誕生日は12月6日で年齢は不明です(初陣を共にしたオルオが19歳なので、20歳前後と推測されています)。身長158cm・体重55kgと小柄で、かわいいルックスの女性です。調査兵団でリヴァイ班に所属していました。非常に仲間想いで優しいお姉さんタイプの性格です。リヴァイ兵長をはじめ、リヴァイ班や調査兵団の仲間のを信頼し、自らも信頼に足る人間であろうとしていました。(画像『進撃の巨人』アニメ第15話)

調査兵団には実力のある兵士が多く所属しています。その中でも少数精鋭の部隊であるリヴァイ班で紅一点のペトラは、女性ながら一般の男性兵士よりも優秀な戦積の持ち主でした。それは同じリヴァイ班に所属する男性兵士にも並ぶものです。【進撃の巨人・公式の戦積】討伐10体／討伐補佐48体。討伐補佐の実績が非常に高く、仲間の能力を活かすことに長けていたことが分かります。(画像『進撃の巨人』アニメ第9話)

巨人は人の命を奪う存在で、巨人化するエレンは人類にとって敵か味方か判断がつかない状態でした。そのため、人類最強であるリヴァイ兵長の監視下に入る形でエレンはリヴァイ班の一員になりました。危険な存在のエレンに対しても、ペトラは同じリヴァイ班の一員として優しく言葉をかけ、先輩として色々なことをエレンに教えていました。そんなペトラをエレンも先輩として慕っている様子でした。(画像『進撃の巨人』アニメ第20話)

【進撃の巨人・公式のデータ】格闘術：6／行動力：7／優しさ：10／協調性：9／頭脳戦：7。仲間への信頼と組織力を重視したペトラの戦い方と、人当たりの良いペトラの性格が現れたデータです。ちなみに、リヴァイ兵長の協調性は「2」で、「協調性の高いペトラと協調性の低いリヴァイ兵長は、やはりお似合いのカップルだ」と、2人の間に恋愛関係を感じたファンもいるようです。(画像『進撃の巨人』アニメ第20話)

基本的には誰にでも優しいペトラですが、『進撃の巨人』の登場人物の中で唯一、オルオにだけは辛く当たることがあります。特にオルオがリヴァイ兵長の真似をした時は、大変辛辣なツッコミを入れています。この2人は初陣を共にしていて、付き合いが長くお互い気心が知れた間柄だからこその辛辣さだとされています。その証拠に、女型の巨人との戦いでは息の合った立体起動での展開を見せていました。(動画『進撃の巨人』第14話)

命令以外での巨人化を禁じられていたエレンが命令なしに突然巨人化した際、ペトラをはじめリヴァイ班の班員はエレンの行動を反逆と判断し、瞬時にエレンの駆逐体制に入りました。エレンが同じ班員であっても、状況の変化に合った行動を即座にする、『迅速な行動と最悪を想定した非常な決断ができること』が、リヴァイが班員を選んだ基準で、ペトラもリヴァイに認められた優れた兵士でした。(画像『進撃の巨人』アニメ第19話)

突然の巨人化が意図的でなかったと知ったペトラたちは、エレンを攻撃しようとしたことを詫び、ささやかな代償として、エレンが巨人化の際にするように自らの手を傷付けます。エレンを仲間と認め、同じ痛みを味わうことで互いに信頼し合うことが出来ました。(画像『進撃の巨人』アニメ第19話)

その際ペトラは、「自分たちの行動にエレンは失望したかもしれないが、それでも、(仲間だからこそ)自分たちはエレンを頼るし、エレンにも自分たちを頼って欲しい」と伝えていました。そこには「一人の力では巨人を倒すことは出来ない、だから自分たちは頼れる仲間と一緒に戦う」というペトラの考えや「仲間を信じるからこそ強くいられる」というペトラの想いが表れています。(画像『進撃の巨人』アニメ第19話)

いつもは、しっかり者のお姉さんといった印象のペトラですが、初陣でお漏らしをして泣いていたという黒歴史をエルドに暴露された時は、「キャァァァッ！言うなよ！威厳とか無くなったらどうするんだよエルド！」と性格が激変していました。(画像『進撃の巨人』アニメ第20話)

巨大樹の森で謎の兵士がグンタを殺した際、ペトラは「誰だ！クッソ…よくも！かかって来い！最低でも刺し違えてやるから！」と怒りをあらわにします。死んでも仲間の仇を取るという兵士としての強い覚悟と、瞬時に自らの命を懸けることを決断できるほど、ペトラにとって仲間は大切な存在だということが分かります。(画像『進撃の巨人』アニメ第21話)

突然の攻撃でグンダを失っても取り乱すことなく、ペトラたちは即座に最善の方法を選択し攻撃を開始します。リヴァイ班が精鋭の部隊だということが分かるシーンでした。相手が普通の巨人ならば確実に討伐することができたでしょう。ペトラは残念ながらこの戦いで命を落としました。しかし、ペトラが有能で勇敢な兵士であったことは間違いありません。(動画『進撃の巨人』アニメ第21話)

女型の巨人が次々と仲間を殺害していく中、上手く能力制御が出来ないけど巨人化して女型の巨人と戦おうとしたエレンを思いとどまらせた一言です。ペトラとエレンの間に信頼関係があったからこそ、エレンはこの言葉で巨人化しないことを決断しました。その結果、エルヴィンの作戦通りに女型の巨人を捕獲できました。しかし、この経験がリヴァイ班に悲劇を起こす一つの要因になってしまします。(動画『進撃の巨人』アニメ第19話)

リヴァイ班は再び女型の巨人に襲われ、エレンは今度こそ巨人化して戦おうとしますが、ペトラの一言で再度思いとどまります。その決断にはリヴァイ班への信頼と先程の経験が影響していました。残念ながらペトラたちは命を落としてしまいましたが、その結果、エレンは巨人化し女型の巨人と戦うことでその正体に気付きました。まさしく、ペトラの言葉が物語を左右したと言えるでしょう。(画像『進撃の巨人』漫画7巻）

リヴァイ・アッカーマン、誕生日は12月25日で年齢は不明です(エレンとの比較で30代前半と推測されています)。身長160cm・体重65kgと大変小柄でありながら重量があるのは、驚異的な動きを支える骨が超高密度だからだそうです。「人類最強の兵士」と称され、その戦力は一人で一個旅団(役4000人)並と言われています。(画像『進撃の巨人』アニメ第9話)

国民的英雄として人気を博するリヴァイ兵長ですが、実際は小柄で神経質、無愛想で言動も粗暴、その上極度の潔癖症で、理想と現実の差に失望する人も多いようです。しかし、その実力と凄く仲間想いな面があることを知るリヴァイ班の班員からは、絶大な信頼をもって慕われています。(画像『進撃の巨人』アニメ第15話)

ネット上では、ペトラとリヴァイ兵長の間には恋愛感情は無く、『ペトラはリヴァイ兵長に憧れ、心から尊敬している』『リヴァイ兵長は他の部下と同様に仲間としてペトラを大事に思っている』という様な意見が一番多く、6割程を占めていました。「2人の恋愛描写はない」「普通、恋愛感情のある相手を命がけの任務に就かせない」「ペトラはオルオとの方がお似合い」といったことが主な理由です。(画像『進撃の巨人』アニメ第16話)

また、「リヴァイ兵長への気持ち(尊敬)ならオルオもペトラに負けてない」「リヴァイ班はみんなリヴァイ兵長のことを尊敬してる。だから潔癖症の兵長に付き合って掃除する」といった意見もありました。リヴァイ兵長がいかに部下に慕われているかが分かります。以上のことから考えると、ペトラとリヴァイ兵長の間にある愛は≪敬愛≫だったと言えそうです。(画像『進撃の巨人』ゲーム)

≪敬愛≫派の意見を含んだ上で、『ペトラとリヴァイ兵長の間に恋愛感情は無いが、ただの上司と部下ではなく、同士や家族に似た関係なのではないか』という意見が全体の3割ほどありました。主な理由は、「いつも一緒にに過ごしていれば家族同様の関係になる」「多くの仲間が命を落とす様な過酷な状況を共に生き抜いてきたからこそ、強い絆や真に仲間を想う気持ちが生まれる」といったものでした。(画像『進撃の巨人』アニメ第9話)

また、「巨人討伐は組織力を活かして行うもの。つまり、班員同士はお互いに自分の命を預け合って戦っている。強い信頼がなければ命を預けるなんて出来ない」といった意見もありました。これらを鑑みると、ペトラとリヴァイ兵長に限らずリヴァイ班全員が、強い信頼と絆を持ち、仲間をとても大事に想っていることが分かります。つまり、2人は強い≪親愛≫で結ばれた仲間ということになりそうです。(画像『進撃の巨人』アニメED)

『ペトラの片思いも含め、ペトラとリヴァイ兵長の間には恋愛感情があった』という意見は、数こそ全体の1割程でしたが、その熱量は大変高く、ネット上には2人の恋愛関係を語るサイトや恋人同士に描くイラストなどが沢山ありました。ちなみに、リヴァイ兵長とペトラのことは2人の名前を合わせて「リヴァペト」と呼ぶそうです。(画像『進撃の巨人』アニメ第15話)

ペトラに関しては「全てのセリフに兵長への愛を感じる」「セリフではなく、その雰囲気に感情が表れていた」と様々な意見がありました。「手紙が全てを語ってる」「すべてを捧げる＝完全に好き」といった意見が多く、そこから派生した意見として「2人は恋人だった」「婚約してた」というものもありました。しかし、大半のファンは「恋愛感情はあるけど、恋愛関係ではなかった」と考えているようです。(画像『進撃の巨人』漫画7巻）

リヴァペトファンの間でもリヴァイ兵長に関しては、『ペトラを好きだった』『恋愛感情でなくても、好意や他の部下とは違う特別な感情があった』『他の部下同様、仲間として大事に思っていた』という様に意見が分かれていました。恋愛感情有り派の意見では「普段の言葉や態度には表れなかったが、ペトラの死体を見る表情に気持ちが表れていた」といった意見が多かったです。(画像『進撃の巨人』アニメ第22話)

確かに、森の中でペトラの死体を見つけたシーンや馬車から落ちる死体を見送るシーンではリヴァイ兵長は、これまでにないような表情をしていて、仲間を奪われた悲しみ・悔しさ・怒りなど様々な感情が表れていました。ここで、ペトラを仲間と位置付けるか恋愛感情の相手と位置付けるかで意見が大きく分かれていました。(画像『進撃の巨人』アニメ第21話)

アニメ『進撃の巨人』では、ペトラを見つけたシーンは他の班員を見つけたシーンより少し長く、リヴァイ兵長の表情もはっきり分かるように描かれていました。漫画『進撃の巨人』でも、他の班員がひとコマで描かれているのに対して、ペトラは見開きで、さらにリヴァイ兵長と並んで描かれていました。(画像『進撃の巨人』漫画7巻）

そこから、「やはりリヴァイ兵長もペトラに特別な感情があり、これはその感情を表わすための演出だ」という考察もありました。このように、ペトラとリヴァイ兵長の間に≪恋愛≫感情があったと感じさせる理由はいくつかありました。(画像『進撃の巨人』漫画7巻）

『進撃の巨人』ペトラのかわいい画像その1は、―笑顔―です。「ペトラの笑顔好き」「かわいい子は笑顔だけで人を癒す」というように、ペトラの笑顔で元気になるファンは多いようです。(画像『進撃の巨人』アニメ第20話)

『進撃の巨人』ペトラのかわいい画像その2は、ーうわめづかいーです。もちろん、かわいい表情なのですが、かわいいだけでなく、ペトラの女性らしさや愁いを感じさせる一枚です。(画像『進撃の巨人』アニメ第15話)

『進撃の巨人』ペトラのかわいい画像その3は、ー恥じらいーです。いつものにこやかで柔らかな表情とは違う、照れて恥らう表情が可愛らしくうつります。(画像『進撃の巨人』アニメ第15話)

『進撃の巨人』ペトラのかわいい画像その4は、ー仲間との楽しい会話ーです。リヴァイ班のみんなが柔らかい表情をしていて、ペトラも楽しそうです。このように並ぶと、男性陣の中で小柄なペトラの可愛らしさが引き立ちます。(画像『進撃の巨人』アニメ第21話)

『進撃の巨人』ペトラのかわいい画像その5は、ー進撃！巨人中学校ーです。普段の姿でも十分かわいいですが、デフォルメされることでかわいさが倍増しています。(画像：アニメ『進撃！巨人中学』)

『進撃の巨人』ペトラのかわいい画像その6は、ーかわいい仕草ーです。少しマニアックかもしれませんが、「きちんと閉じた膝に片手を置いて、落ちてくる髪をかきあげながら前かがみになるペトラが、女の子らしくてかわいい」といった意見がありました。確かに、男性陣の中でこの仕草のペトラは女性らしさが際立ち、可愛らしく見えます。(画像：アニメ『進撃の巨人』)

『進撃の巨人』ペトラのかわいい画像その7は、ーペトラのかわいいイラストーです。「描かれている花が青い紫陽花だとしたら、その花言葉は『忍耐強い愛』で、リヴァイを慕っていたペトラにふさわしい花です」という意見と共に紹介されていたイラストです。可愛らしく綺麗な女性としてペトラが描かれています。(画像『進撃の巨人』投稿イラスト)

2018年7月からNHKでアニメ3期の放送が控えている『進撃の巨人』。残念ながらペトラは既に死亡しているため登場することは難しいですが、新リヴァイ班との比較や回想シーンでの登場の可能性もあります。多くの謎と伏線が存在する『進撃の巨人』ですが、アニメ3期ではどこまでその謎が明かされ伏線が回収されるのか、『進撃の巨人』ファンの人もそうでない人も必見です！(画像『進撃の巨人』アニメ3期のキービジュアル)

諌山先生は「リヴァイからペトラに対する気持ちはコマの間に書いてある」と言われていました。つまり、セリフのように明確に答えが分かる方法ではなく、言動や表情からペトラの気持ちを察する・コマの間に書かれたリヴァイの気持ちを読み解くという方法をとったことで、先生は読者に答えを委ねたと考えられます。なので、それぞれの感じたことがすべて正解ということでしょう。みなさんは、2人の関係をどのように感じましたか？