【ゆびさきと恋々】手話の意味は？アニメオープニングや告白シーンを解説

この記事ではゆびさきと恋々のアニメのOPの手話の意味や、告白シーンの手話の意味を解説していきます。そして、その前にまずはゆびさきと恋々の概要とあらすじを紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。

ゆびさきと恋々は森下suu先生が手掛ける大人気少女漫画で、2019年より「デザート」誌上での連載がスタートしました。作者の森下suu先生は原作担当のマキロと作画担当のなちやんの漫画家ユニットであり、宮崎県出身だと明かされています。そのような森下suu先生が手掛けるゆびさきと恋々はアニメ化もされ、2024年の1月から3月にかけて放送され、さらに話題になりました。

ゆびさきと恋々は、聴覚障害を持つ女子大生・糸瀬雪と、大学の先輩・波岐逸臣のピュアな恋愛物語です。雪はある日、逸臣に電車の中で助けられ彼の自然な接し方に徐々に惹かれていきます。逸臣はバックパッカーとして世界を旅する人物で、雪に新しい世界の扉を開いてくれる存在となります。二人の交流は手話を通じて深まり、雪は逸臣に対する自分の感情を自覚し始めます。

一方で、雪の幼なじみである桜志や、逸臣の高校時代の同級生であるエマなど、周囲の人々も彼らの関係に影響を与える重要な役割を果たします。この物語は、純粋な恋愛ストーリーと手話を通じた交流、そしてそれを取り巻く人々の複雑な感情が絡み合う、心温まるストーリーです。

ここからは、ゆびさきと恋々のアニメオープニングの手話の意味を解説していきます。また、ゆびさきと恋々のアニメOP主題歌も紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。

アニメ「ゆびさきと恋々」のOP主題歌は、Novelbrightによる「雪の音」です。歌詞は、愛の伝え方を探し求める心温まるメッセージを含んでおり、雪が降る情景と共に恋人たちの甘く切ない感情を描いています。「雪の音」の歌詞には、「愛の伝え方探してきたよ」「君の見る世界に僕を見つけてよ」といったフレーズがあり、雪と逸臣の関係を描いていると話題になりました。

ゆびさきと恋々のアニメのオープニング(OP)の前半のシーン。雪とりんが学校へ歩いていると、逸臣と出会います。逸臣は雪に向かって何かを伝えるために手話を使っています。逸臣は手を挙げてから、拳を下ろすジェスチャーをしていました。このシーンでの手話は「おはよう」という意味です。

ゆびさきと恋々のアニメのオープニング(OP)では、駅のホームで雪と逸臣が会っているシーンもあります。ここでの逸臣の手話は、「世界はもっと広い」という意味だったようです。アニメの1話にも似たようなやり取りが見られました。

逸臣は世界を巡るバックパッカーであり、雪が「世界は広いですか？」と尋ねた際には、「すげぇ広い。俺を雪の世界に入れて」と答えていました。オープニングの駅のホームのシーンでは、このやり取りが再現されています。

ある時、雪は逸臣への思いが溢れて手話で「好きです」と伝えようとしますが、逸臣は雪の手話を見ておらず雪の気持ちは伝わっていませんでした。一方、逸臣も雪との別れ際に「好きになっていい？」と思わずつぶやいてしまったことがありましたが、雪は口元を見ておらず伝わりません。明らかに両想いなのにお互いの気持ちが伝わらないもどかしいシーンが続きます。

その後海外に行く前に思いがけずもう一度雪に会うことができた逸臣は、雪に自分の気持ちを伝えようと行動に出ます。店を出て雪と二人きりになった逸臣は、新しく覚えた手話で心を込めて伝えます。驚く雪に向かって、逸臣は顔を近づけ、「つきあおっか」と口の動きで伝えるのでした。この時から二人は正式にカップルとなります。逸臣の心からの告白は、物語の中でも際立って印象的なシーンだと言われています。

雪の告白の手話の意味は、「好きです」です。親指と人差し指を使って顎の下で指を開き、閉じながら下ろします。これは「好き」や「～したい」という感情を表す手話です。

逸臣の告白の手話の意味は、「付き合い・交際」です。手のひらを上にして水平に並べ、交互に回す手話はそういった意味合いで使用されます。ただこの手話は恋愛関係だけでなく、ビジネスや友情などの関係にも利用されるため、雪は逸臣の意図を確かめようとしました。逸臣はその後、口で「付き合おっか」と率直に表現し、雪にはその意味が「男女交際」の意味だとはっきりと伝わったのです。

逸臣は自分の右手の中指にタトゥーを入れています。指は常に露出している部位であり、自分や他人にも容易に見えるため、指にタトゥーを入れる意味は一般的に「いつもそれを見せたい」という強い願望を示していると言われています。特に中指は、古くから心臓と直接繋がっているとされ、「大切な意味を持つタトゥーを彫る」適切な場所とされています。

逸臣のタトゥーは物語の中で重要な役割を果たす可能性があり、作者の森下suu先生がその位置やデザインに深い意味を込めていることが推測されます。このことから逸臣のタトゥーは、「忘れてはならない大切な記憶」を常に身に付けていたいという意味なのかもしれません。

逸臣のタトゥーには「太陽」が描かれていると言われています。太陽はタトゥーのデザインとしても広く愛されており、「真実」「光」「再生」といった前向きな意味を持つことが多いです。古代文明では太陽が「生命の源」「豊作」などとされ、ネイティブ・アメリカンにおいては太陽の光が「病などを治す癒しの力」を持つとされていました。このように、太陽には明るいイメージがついたモチーフです。

逸臣が雪の父親に過去のことを打ち明けるシーンでは、黒い肌の少年が少しだけ登場していました。黒い肌の少年はまるで太陽のように笑っており、逸臣はこの少年との関係を永遠に記憶に留めるために、タトゥーを入れたのかもしれません。そのタトゥーを入れた背景には、どのような物語があるのか今後に期待しましょう。

それでは、最後にゆびさきと恋々の手話に関する感想や評価について紹介していきます。ゆびさきと恋々の告白シーンでは、最初は手話で気持ちを伝えその後に声にも出して告白していたところが良かったという感想がありました。ゆびさきと恋々らしい手話を交えた告白シーンに感動した方も多かったようです。

また、ゆびさきと恋々の漫画を読んでいると、手話が違和感なく入ってくるという感想もありました。手話を絵で表現するのはとても難しいことですが、ゆびさきと恋々の漫画ではそれを上手く表現しておりそこが凄いという感想もありました。このように、ゆびさきと恋々の手話の表現は多くの読者から絶賛されているようです。

また、ゆびさきと恋々のアニメに関しても絶賛されています。特に、ゆびさきと恋々のアニメのOPの中で、逸臣が駅のホームでしている手話の意味が「世界はもっと広い」であることがようやくわかったという感想がありました。ゆびさきと恋々のアニメのOPでも手話のシーンがあり、その意味を知るとさらにゆびさきと恋々のアニメが好きになったという方も多かったようです。

また、ゆびさきと恋々の漫画を読んでいると、手話を覚えてみようという気持ちになるという感想もありました。ゆびさきと恋々の漫画をきっかけに手話に興味をもつ方も増えているようです。

この記事ではゆびさきと恋々のアニメのオープニングの手話の意味や、告白シーンの手話の意味を解説してきました。ゆびさきと恋々の手話にはちゃんとした意味があり、その意味を知るとさらにゆびさきと恋々の物語を深く知ることができます。もしこの記事を読んで気になった方がいましたら、ぜひこの機会にゆびさきと恋々をチェックしてみてください。