ゆびさきと恋々（れんれん）のネタバレあらすじと感想・評価！漫画の登場人物は？

『ゆびさきと恋々』は、2019年9月号から「デザート」で連載中の漫画作品で、ピュアであたたかいラブストーリーです。『ゆびさきと恋々』がこれまでに受賞した漫画賞は、2020年「次にくるマンガ大賞」コミックス部門17位、第5回「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」19位、第11回「ananマンガ大賞」などがあります。『ゆびさきと恋々』は2021年6月に漫画を原作としてミュージカル化もされている注目の作品です。

漫画『ゆびさきと恋々』の作者は森下suuさんです。森下suuさんは2人で漫画を描いている日本の漫画家ユニットです。2009年にユニットを結成し、原作ストーリーをマキロさん、作画をなちやんさんがそれぞれ担当し漫画を制作しています。マキロさん、なちやんさんの2人が長年描きたいと思っていたのが「手話」であり、『ゆびさきと恋々』の題材となっています。

『ゆびさきと恋々』の漫画あらすじネタバレを紹介します。1巻あらすじネタバレは、生まれつき聴覚障がいのある雪が電車の中で外国人に道を聞かれ困っていたところ、同じ大学の逸臣に助けてもらいます。その夜、逸臣のことが気になっている雪は、りんと逸臣がバイトをしているカフェバーへ行きます。その帰り道、雪は逸臣と連絡先を交換し、メッセージアプリで会話します。雪は世界中を旅する逸臣に「世界は広いか」と質問します。

1巻のあらすじネタバレの続きは、逸臣は「広い」と答え「俺を雪の世界に入れて」と返します。雪は少し戸惑うものの笑顔で大きな丸を手で作りました。その後、ラオスへ数日行っていた逸臣が帰国し、偶然会った雪に「おはよう」と手話で挨拶します。その姿を見て「これが恋であってほしい」と思うのです。ある夜、コインランドリーにいる逸臣の元へ向かう途中、幼なじみの桜志に会い、行くのを止められます。しかし雪は向かいます。

『ゆびさきと恋々』の漫画あらすじネタバレを紹介します。2巻あらすじネタバレは、2人はコインランドリーで過ごし、次に会う約束をします。逸臣と会う約束をした日に雪の友達のりんと逸臣のいとこでカフェバーの店長・京弥も一緒に買い物に行くことになります。逸臣と雪のことを心配していた京弥ですが、逸臣の雪に対する優しい声や態度に驚きます。その後、りんと京弥と別行動となり、雪は逸臣の家へ行くことになります。

2巻のあらすじネタバレの続きは、2人が家でまったり過ごしていると、エマが訪ねて来ます。逸臣に鍵を返すエマを見て、雪は2人の関係が気になり1人で帰ってしまいます。翌日りんの家にいた雪の元に逸臣がやって来ます。雪は「どうして手話を覚えたいのか」と尋ね「雪と話したいからだ」と逸臣は答えます。そして、雪は「逸臣ならいい」がどこまでかという質問に「ぜんぶ」と手のひらに書いて答え、逸臣は雪の手にキスしました。

『ゆびさきと恋々』の漫画あらすじネタバレを紹介します。3巻あらすじネタバレは、手にキスされ驚いた雪はその場に座り込みます。手話で「好き」と伝える雪ですが、電話をしていた逸臣は見ていませんでした。その夜、バイト先に来た雪を逸臣は外に連れ出し、手話で「付き合おうか」と伝え、2人は付き合うことになります。付き合ったばかりの2人ですが、すぐに逸臣はカンボジアへ旅立ちます。

3巻のあらすじネタバレの続きは、1か月後に帰って来た逸臣と会うため雪が向かっていると、踏切の向こう側に逸臣が見えました。逸臣は唇を動かし「ぎゅーしていい?」と尋ねます。踏切から少し場所を移動し、雪が目を閉じて両手を広げると、逸臣はキスしました。雪は母音が同じ「ぎゅー」と「ちゅー」を間違えていたため、パニックになります。その後、逸臣は「親友に一番に雪を紹介したい」と言い、心と会うことになります。

『ゆびさきと恋々』の漫画あらすじネタバレを紹介します。4巻あらすじネタバレは、雪と逸臣は心の家に招き入れられます。逸臣に雪の耳が聞こえないことを聞き、心は驚くものの偏見はもっていない様子です。それよりも逸臣の雪に対する優しい表情に驚いていたのです。心は「エマには自分から話しておく」と逸臣に伝えます。心の家からの帰り道、逸臣のもう1人の親友でドイツにいるヨハネスから電話がかかってきます。

4巻のあらすじネタバレの続きは、逸臣はドイツ語で雪を紹介し、ヨハネスは優しい笑顔でした。その後「ぎゅー」と「ちゅー」を間違えていたことを逸臣から指摘され、今後は頬をつねる2人の合図を決めます。りんも手話を覚えたいと言い、手話合宿へ行くことになります。その合宿ででりんと京弥の関係も進展します。合宿から帰り、雪は逸臣の家へ行くことになり、ドキドキして一晩を過ごしました。後日、桜志が逸臣に会いに来ます。

『ゆびさきと恋々』の漫画あらすじネタバレを紹介します。5巻あらすじネタバレは、幼なじみである桜志の雪への想いや出会い、手話を覚えたきっかけが明らかになります。逸臣は色々話しかけますが、桜志から返事はありません。逸臣に「何でも言うことを聞く」と言われ、一緒に飲むことになった桜志は、雪と別れるように言いますが、別れるのは1人ではできないため「雪が俺と別れない」と逸臣は言うのです。

5巻のあらすじネタバレの続きは、心がエマに逸臣に彼女ができたことを伝え「俺にしとけば？」と告白し、エマは驚きます。雪はカフェのバイトを始めます。初バイトを終えた雪に「今度話したいことがある」と逸臣は伝えます。そして2人は初デートの日を迎えます。雪がなぜ海外に行くのか理由を聞くと、逸臣は長くなるからメッセージを送ると言います。届いたメッセージを読もうとする雪に帰ってから読んでと逸臣は言います。

『ゆびさきと恋々』の漫画あらすじネタバレを紹介します。6巻あらすじネタバレは、桜志は逸臣とエマが2人でゲームセンターにいる場面を目撃し、雪に伝えるか悩みます。そこに雨が降りだし、桜志を見かけた雪は傘を差しだします。1つの傘で一緒に帰る中、桜志は雪を抱きしめます。桜志の想いに少しずつ気づき始めた雪は、逸臣に抱きしめられたことを話すか考えます。そこに逸臣から連絡が来ます。

6巻のあらすじネタバレの続きは、逸臣にフラれ、妹に慰められているエマの前に心が現れます。心はエマをあきらめないと言います。逸臣はエマと会ったことを雪に伝えました。雪は桜志のことは会って伝えたいと思い、逸臣の家に行く約束をします。その後、逸臣に桜志から電話があります。翌日、逸臣の家へ行きますが、酔っていた逸臣は寝てしまいます。起きた逸臣に勇気を出して、雪はキスしますがズレてしまいます。

『ゆびさきと恋々』の漫画あらすじネタバレを紹介します。7巻あらすじネタバレは、雪は桜志のことを逸臣に話そうとしますが、電話で桜志から聞いていたため、すでに知っていました。そして、逸臣は引っ越すことを雪に伝え「一緒に住まない？」と提案するのです。翌日、逸臣のゼミ仲間に偶然会い、雪は紹介された後、お互いの両親にも紹介する話になります。そして桜志はチャンスがくるまで待つという友人のアドバイスに従います。

7巻のあらすじネタバレの続きは、会う約束をしていた雪と逸臣が部屋のソファに並んで座り、逸臣は夢のため、大学を卒業したら最低でも2年は日本に帰れないことを雪に伝えます。雪は一緒に暮らすことで、迷惑や負担をかけ面倒だと思われる日が来るかもしれないことが怖いと打ち明けます。でも前を向いていたいと言い、「私もあなたと一緒に住みたい」と自分の気持ちを伝えます。そして、エマと心の関係にも進展があります。

『ゆびさきと恋々』の漫画あらすじネタバレ紹介の8巻ですが、2022年10月現在、まだ発売されていません。7巻の最後のネタバレあらすじは、雪と逸臣が同棲することになるという恋人として新たなステップを踏み出しており、今後の展開が気になります。

『ゆびさきと恋々』の登場人物・キャラ1人目は、糸瀬雪(いとせゆき)です。主人公の雪は、19歳の大学1年生です。雪は表情豊かで小柄であり、小動物のような雰囲気をした女性です。髪はピンク色のロングです。雪はオシャレやかわいらしいファッションが好きで、明るく素直な性格をしています。

雪は生まれつき聴覚障がいがありますが、友達と話すのが好きです。雪は補聴器をつけていますが、ほぼ聞こえないため、会話はスマホやホワイトボードを使うことが多いです。また、相手の口の動きを見て、言っていることをある程度理解することができます。高校まではろう学校に通っていましたが、一般の大学を選び進学しました。

『ゆびさきと恋々』の登場人物・キャラ2人目は、波岐逸臣 (なぎいつおみ)です。逸臣は、雪と同じ大学の先輩であり、国際文化学部に通う2年生で年齢は22歳です。逸臣は大学の国際交流サークルに所属しています。逸臣は背が高く、イケメンです。髪型は前髪が長く銀色に染めています。

逸臣はマイペースですがフランクな性格をしているため、日本だけでなく海外にも友人が多くいます。逸臣は、自分の世界を広げようと大学入学後からよく海外を旅しています。逸臣は日本語以外に英語とドイツ語が話せ、他の語学も勉強中です。いとこの京弥が店長をしているカフェバーでバイトしています。

『ゆびさきと恋々』の登場人物・キャラ3人目は、藤白りん (ふじしろりん)です。りんは雪と同じ大学の商学部に通う2年生です。りんがパソコンを使って雪の授業をサポートしていたことから、2人は友人となりました。逸臣と同じ国際交流サークルに所属しているりんは、ショートカットの美人で大人っぽい雰囲気の女性です。りんは耳が聞こえない雪のことをいつも気遣ってくれます。カフェバーの店長である京弥に好意を寄せています。

『ゆびさきと恋々』の登場人物・キャラ4人目は、エマです。エマは逸臣の高校時代の同級生で年齢は22歳です。エマは細身で腰まであるウェーブヘアのかわいい女性ですが、気が強いです。高校の頃から逸臣に好意を寄せており、フラれてもあきらめずにアタックし続けています。

雪と逸臣が仲良くなっていることを知りつつ、逸臣と親密であることを見せつけるような態度をとります。エマは友人の心から好意を寄せられていますが、仲の良い友人の期間が長いため、心の気持ちには気づいていませんでした。

『ゆびさきと恋々』の登場人物・キャラ5人目は、心です。心は逸臣とエマの高校時代からの友人で年齢は22歳です。心はサングラスをかけ、肩につくほどのセミロングウェーブヘアで、髪の一部を刈り上げています。心は美容師で、逸臣のヘアスタイルをプロデュースしています。

心は普段はクールな性格ですが、お酒を飲むと陽気で明るい酔っ払いになります。心はエマに好意を寄せていますが、エマが逸臣を想っているため、言い出せずにいました。しかし、逸臣と雪が付き合い始めたことをきっかけに変化します。

『ゆびさきと恋々』の登場人物・キャラ6人目は、波岐京弥 (なぎきょうや)です。京弥は逸臣のいとこであり、カフェバーの店長を務めています。京弥は甘い顔立ちで、髪は刈り上げたショートです。穏やかで落ち着いた性格をしており、他人の恋愛に世話を焼くものの、自分は恋愛下手で、カフェバーの常連客であるりんとの仲もなかなか進展しませんでした。しかし、手話合宿がきっかけとなり、りんと付き合い始めます。

『ゆびさきと恋々』の登場人物・キャラ7人目は、芦沖桜志 (あしおきおうし)です。桜志は雪と家が近所の幼なじみで、同じ大学に通う1年生です。桜志は雪のために手話を勉強し続けており、いつも雪のことを見守っています。桜志は本当は優しい性格ですが、雪に対して素直な態度をとることができず、ぶっきらぼうで意地悪になってしまいます。

桜志は小さい頃からずっと、雪が他人を信じやすい性格のため、傷つけられたり騙されないかと心配しているのです。雪と逸臣が親しくなったことで、雪が遊ばれていると心配し、距離をとるよう何度も言います。

『ゆびさきと恋々』の見どころの1つ目は、美しい心情描写です。雪の繊細な心の動きが美しく描写されています。また、逸臣の雪への眼差し、それぞれの想いや心の動きが丁寧に表現されているところが見どころです。

『ゆびさきと恋々』の見どころの2つ目は、雪ちゃんのかわいさです。雪は感情を全身で表現する姿がとてもかわいく魅力的です。両手を使って大きく丸を作り、「オッケー」と伝えたり、「すごい」と表現するときは笑顔で拍手します。とても無邪気で、純真無垢な雪を逸臣は小動物的なかわいさだと感じています。

『ゆびさきと恋々』の見どころの3つ目は、逸臣の包容力です。雪と出会い、自分の知らない世界が身近にあったことに気づいた逸臣は「俺を雪の世界に入れて」と言います。また雪と話すために手話を覚え、口の動きが読みやすいようにと気遣う逸臣の優しさが見どころです。

漫画『ゆびさきと恋々』に関する感想や評価を紹介します。「キュンキュンする、なぜ今まで読まなかったのか」という感想、評価が寄せられています。その他にも『ゆびさきと恋々』を読んでキュンキュンしたという感想や評価が多く寄せられています。

漫画『ゆびさきと恋々』に関する感想や評価を紹介します。「全てにおいて綺麗な漫画で、7巻でとても泣いた」という感想、評価が寄せられています。その他にも7巻のラストで泣いたという感想、評価も多く寄せられています。

漫画『ゆびさきと恋々』に関する感想や評価を紹介します。雪がかわいくて、逸臣は包容力があり、癒しのカップルだという感想、評価が寄せられています。雪と逸臣が癒しであるという感想、評価が多く寄せられています。

いかがでしたか？漫画『ゆびさきと恋々』のあらすじネタバレを紹介しました。『ゆびさきと恋々』の最新刊である7巻のあらすじネタバレは、雪と逸臣が恋人として新たなステップを踏み出し、同棲することになるというラストです。本記事では、7巻までのあらすじをネタバレ紹介しました。ネタバレを参考にしながら、これからの雪と逸臣に注目して『ゆびさきと恋々』を一度ご覧になってはいかがでしょうか？