【陰の実力者になりたくて！】ルスラン・バーネットはシェリーの養父！目的や最後は？

本記事では、陰実に登場したルスラン・バーネットの死亡と最後をまとめていきます。ルスラン・バーネットは、穏やかな人物と思われていましたが、物語途中に意外な目的を持つことが分かりました。陰実のアニメでルスラン・バーネットを演じた声優も紹介していきます。

ルスラン・バーネットの死亡と最後を見る前に、まずは「陰の実力者になりたくて！/陰実」の基本情報を紹介していきます。陰実は2018年から「小説家になろう」で連載されている小説が原作で、2024年4月時点で書籍版6巻が刊行されています。2019年の「ラノベ好き書店員大賞」で3位にランクインしており、累計発行部数は500万部を突破しました。

陰の実力者になりたくて！の主人公は影野実です。影野実は幼い頃から「陰で活躍するヒーロー」に憧れを抱いており、厳しい修行で強さを身に付けました。また、修行疲れで幻覚を見ていた時にトラックに轢かれ、命を落として異世界に転生しています。転生後は実力を隠して生きていましたが、盗賊団を討伐した時にエルフと出会い、仲間が増えたことで陰の組織の「シャドウガーデン」を組織しました。

陰の実力者になりたくて！のルスラン・バーネットは、ミドガル魔剣士学園の副学長を務めている人物です。過去に武神祭で優勝するほどの腕を持っていましたが、病を患ったことで引退しています。また、知人のルクレイアが亡くなったことで娘のシェリーを引き取っており、シェリーは本当の父親のようにルスランを慕っています。

ここからは、陰実に登場したルスラン・バーネットの死亡と最後を解説していきます。ルスラン・バーネットは紳士的な人物として知られていますが、意外な目的と正体を持つことが分かりました。ルスラン・バーネットとシェリーの母親の過去をまとめていきます。

ルスラン・バーネットは物腰柔らかな性格をしていますが、実際には力に対して貪欲な考えを持っています。過去には、ディアボロス教団のラウンズに数えられていましたが、病を患ったことで引退を余儀なくされました。また、病を治すためにアーティファクトに手を出し、シェリーの母親に研究をさせています。

陰の実力者になりたくて！のシェリー・バーネットは、ミドガル魔剣士学園に在籍している生徒です。「王国随一」と称されるほどの頭脳を持っており、母親が亡くなった際にアーティファクトの研究を引き継ぎました。また、シドから突然チョコレートを渡され、「一目惚れされた」と勘違いして意識するようになります。優れた頭脳を持っていますが、勉強面以外ではドジな性格をしています。

陰の実力者になりたくて！のナイツ・オブ・ラウンズは、ディアボロス教団の幹部です。ルスラン・バーネットはラウンズに返り咲くためにアーティファクトの研究を始め、「強欲の瞳」で病を治せることに気付きました。ですが、シェリーの母親が「強欲の瞳は危険」と考えていたため、ルスラン・バーネットは邪魔者である母親を殺しています。

2019年から2023年には、陰実の外伝作品である「しゃどーがいでん」が刊行されていました。外伝では、ルスラン・バーネットが学園占拠事件を起こしていないため、死亡せずに養子のシェリーと一緒に暮らしています。また、娘思いの優しい性格をしており、友達ができないシェリーを心配していました。

陰の実力者になりたくて！では、ルスラン・バーネットが学園占拠事件を起こしています。ルスラン・バーネットは部下を学園に潜入させ、シャドウガーデンに罪を着せようとしていました。また、部下のレックスがアーティファクトを探していましたが、途中で遭遇したシャドウに殺害されています。

前述したように、ルスラン・バーネットは学園占拠事件の首謀者で、「痩せ騎士」と呼ばれています。事件の終盤には、騒動に乗じて強欲の瞳を奪おうとしていましたが、正体を見抜いていたシャドウに止められました。また、シャドウは魔力が制限されていましたが、ルスラン・バーネットは圧倒される形で死亡しています。

前述したように、ルスラン・バーネットはシェリーの母親を殺しています。シャドウは戦いの途中で母親の殺害方法を聞いていたため、同じ方法でルスラン・バーネットを殺害しました。また、間が悪くシェリーが部屋に入ってしまったため、シェリーは「善人の養父をシャドウが殺した」と勘違いしています。その後、シェリーは学園から去っており、精神的に病んでいることが分かりました。

死亡理由と目的を知った後は、陰の実力者になりたくて！でルスラン・バーネットを演じた声優を紹介していきます。陰実は2022年と2023年にアニメが放送されており、「ブラッククローバー」「魔入りました！入間くん」などの作品に携わっている加藤還一がシリーズ構成を担当しました。声優のプロフィールと出演作品を一覧でまとめていきます。

陰の実力者になりたくて！でルスラン・バーネットを演じたのは、声優の大塚芳忠です。大塚芳忠は岡山県出身で、1980年代から声優活動を行っています。子供の頃から漫画が好きで、小学生時代は近所の子供に読み聞かせをしていました。「アーツビジョン」「アイムエンタープライズ」を経て、2024年4月時点では「クレイジーボックス」に所属しています。

声優の大塚芳忠は、アニメ「転生したらスライムだった件」で「ハクロウ」というキャラクターを演じています。ハクロウはリムルの配下の1人で、長い白髪が特徴的なキャラクターです。名付けで初老まで若返っており、物語途中に人間と大鬼族の混血であることが分かりました。ハクロウが登場した本作は、2018年からアニメが放送されています。

声優の大塚芳忠は、「バキシリーズ」「魔法科高校の劣等生」「ゴールデンカムイ」「死神坊ちゃんと黒メイド」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。2017年の声優アワードで助演男優賞を受賞しており、思い入れの強い作品には「NARUTO」を挙げました。洋画作品では、アンディ・ガルシアやキーファー・サザーランドの吹き替えを担当しています。

死亡理由と目的を見た後は、陰の実力者になりたくて！に登場したルスラン・バーネットに関する感想をまとめていきます。陰実は小説とアニメが面白いと言われているため、ファンから様々な感想が挙がっています。本記事で紹介したルスラン・バーネットの言動に関する感想をまとめていきます。

物語途中には、学園の占拠事件が起きており、首謀者がルスラン・バーネットであることはバレバレでした。ですが、ルスラン・バーネットは正体がバレたことに驚いていたため、「ルスラン・バーネットのセリフで笑った」という感想が挙がっています。

シェリーは養父をシャドウに殺されたと勘違いしており、精神が病んで学園から去りました。また、養父が母親を殺したことを知らないため、「シェリーが可哀想」「シェリーの今後が気になる」という感想が挙がっています。

本記事で紹介したように、陰の実力者になりたくて！では大塚芳忠がルスラン・バーネットを演じています。アニメ視聴者からは、「大塚芳忠の声がかっこいい」という感想が挙がっています。また、ルスラン・バーネットはかませ犬として描かれているため、「大塚芳忠の無駄遣い」という感想も挙がっています。

本記事では、陰実に登場したルスラン・バーネットの最後と死亡を解説していきました。ルスラン・バーネットは物腰柔らかな善人と思われていましたが、正体は利己的な考えを持つクズでした。また、シェリーは2度家族を失っているため、シェリーが一番可哀想と言われています。ルスラン・バーネットの登場エピソードを見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。