【アンデッドアンラック】クリードはアンディより強い？最凶と言われた能力・強さを考察

『アンデッドアンラック』には屈強な体と抜群の戦闘扇子を持ったクリードという男性キャラが登場します。アンディに「最凶」とまで言わせた強さを持ちますが、果たして彼はどのような能力を扱うのでしょうか？ここからはアンデッドアンラックのクリードの能力や強さを紹介していきます。また、クリードのUNDER加入の過去や活躍シーン、アニメなどについても解説するため併せてチェックしてみてください。

• 漫画タイトル：アンデッドアンラック
• ジャンル：少年漫画、ヒーロー、バトルアクション、ダークファンタジー
• 作者：戸塚慶文
• 掲載誌：週刊少年ジャンプ
• 発表期間：2020年1月20日～
• 巻数：既刊20巻（2024年2月時点）
• アニメ情報：八瀬祐樹（監督）、蓜島岳斗（シリーズ構成）、守岡英行（キャラクターデザイン）、david production（アニメーション制作）

『アンデッドアンラック』は漫画家の戸塚慶文先生によるバトルアクション漫画です。「次にくるマンガ大賞2020」にてコミック部門1位を、「第5回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」7位をそれぞれ受賞するなど人気を博しており、全世界累計発行部数は2022年3月時点で150万部を突破しています。

ここではアンデッドアンラックの簡単なあらすじを紹介します。10年前、両親を能力による飛行機事故で死なせてしまった出雲風子は、長期連載していた少女漫画の完結をきっかけに自殺を決意しました。そんなある日、驚異的な再生能力を持つ不死（アンデッド）の男と出会います。能力により誰にも触れられないことに苦悩し、人生にも嫌気が差していた風子でしたが、不死の男との出会いをきっかけに人生が大きく変わることとなります。

• 名前：クリード=デッカード
• 誕生日：10月20日
• 年齢：30代
• 身長：2ｍ以上
• 体重：不明
• 趣味：銃火器の市場チェック、ハンドガン収集
• 特技：部下へのスパルタ教育

アンデッドアンラックのクリードは、UNDERのメンバーの1人です。アンダー内での序列は3席。誕生日は10月20日。初登場時は「クリード」と呼ばれており、のちに「クリード=デッカード」というフルネームが判明しています。顔にある大きな十字傷にオールバックの髪型が特徴的です。外見と同様に荒々しい言動を見せます。

クリードは荒い言動が目立つアウトローです。また、相手を射殺することを厭わない冷徹な面もあり、実際にある否定者の少年がアンダーのメンバーとして使えるか使えないかを試すため、無防備な彼に問答無用でガトリング砲を浴びせるという暴挙に出ました。一応はアンダーの仲間意識を持っていますが、戦いに使えないと判断した相手にはかなり冷たい態度を取ります。

クリードは東南アジアのブロージャ紛争にて敵勢力の縮小の任務を遂行する1部隊の隊長として登場します。敵のビリー部隊と衝突したクリードでしたが、戦況が悪化してしまいます。その最中に否定能力「不減」が発現しました。不滅とは、弾丸や手りゅう弾を最後の一発まで使い切ることで、何もないところから同じ物を再補充できるというものです。

この時、クリードは軍の上層部に「弾を打ち尽くすまで帰還してはならない」という任務の条件を突きつけられていました。そのため否定能力により「弾を撃ち尽くす」という条件が果たせなかったクリードは、上官から部下ごと見捨てられてしまいます。この出来事を受けて、否定能力や国への恨みを募らせたクリードは、自分と同じく戦争で生き残った否定者「ビリー」のもとへ赴き、世界へ反逆する集団UNDERへと加入します。

アンデッドアンラックのクリードは軍人として戦争に参加していた過去を持つためか、その肉体は非常に鍛え抜かれており、また迷彩柄のズボンを愛用していることから軍人時代の名残を見ることができます。では、クリードはどの程度の強さを持つのか？ここからはクリードの強さや能力を考察していきます。

クリードの能力は「不減（UNDECREASE/アンディクリース）」です。不滅はガトリング砲や手りゅう弾など自分が武器と認識した物の消耗を否定する能力となっています。この能力で銃火器を無限に撃つことができますが、「弾丸や手りゅう弾を最後の一発まで使い切ることが発動条件であり、不発に終わった場合は能力を発動できないという弱点があります。

クリードの武器はループ前後で異なります。ループ前はガトリング銃、小銃、閃光弾、毒ガス、対不動用装備（スコープ・マスク）、対不動用装備（多面式ミサイルランチャー）、超耐熱ガトリングアーム、超弩級組織最終兵器対神破動砲など、ループ後はガトリング銃、不滅専用スーツなどです。

クリードは不滅能力の強さとフィジカルの強さで、アンディに「最凶」「最も危険な男」とまで言わせた人物です。弾倉がないガトリング砲を製作し、節減なしの連射という豪快な戦闘をおこなうため、あらゆる死を否定する不死の否定者であるアンディですら一度クリードの銃撃を喰らえば再生が追い付かず、成す術がありません。

そして、元軍人であるクリードは相手の能力・戦況に合わせて毒ガスの搦手も厭わないため、戦闘能力だけで言えば、クリードに勝てる人間はそうそういません。しかし、彼にはその圧倒的な強さゆえに人に頼らず、すべて自己完結してしまうという弱点がありました。自身の強さを過信した結果、ピンチを招くこともあるのです。

アンディに「最凶」「最も危険な男」とまで言わせたクリードは、「国盗り」を目的にUNDERのメンバーとして活動しています。国盗りを目的としているのには、おそらく軍人として活動していた過去が関係しているのでしょう。そのようなクリードは作中にてどのような活躍を見せたのでしょうか？ここからはクリードの活躍シーンをいくつか紹介していきます。

クリードはアンデッドアンラックの漫画22話にて初登場します。否定者や古代遺物を手に入れるべく闇オークションに潜入したクリードは、不動の否定者である力を発見次第、力づくで能力を確認しようとガトリング銃で攻撃しました。するとそこへアンディたちが現れ、交戦になります。しかしその後、タチアナが乱入したことにより、クリードはファンとともに押し出される形でタチアナと対決することとなりました。

当初クリードとファンはタチアナとの戦いを有利に進めていましたが、風子が負傷したと聞いたタチアナが激昂し強力なバリアを張ったことにより、クリードの砲撃では対処できなくなってしまいます。そこで、クリードは毒ガスでタチアナに対抗しました。しかし、タチアナが押さえ込んでいた不可侵を解放したことによって、その圧撃がクリードを襲い、左腕を失う大怪我を負うこととなります。

風子がUNDERのアジトに連れてこられた時、ビリーに「核を撃て」と指示されたクリードは、東京の市民1000万人を犠牲にすることに躊躇うことなく核を撃ちます。不敵な笑みを浮かべて「アイアイサー」と答えたクリードの姿からは、冷徹な判断を下すことに迷いがないことがうかがえます。

クリードVS力&トップ戦では、クリードは信頼し合う2人の絆に敗れてしまいます。百戦錬磨のクリードは力とトップの戦法をすぐに見切り、ガトリングを撃ちまくることによって力の目を潰し、不動を完全に封じました。しかし、前述通りクリードは力とトップに敗れます。力が意地を見せ、潰された目を見開き不動を発動。その直後にトップが地球を一周回るほどのスピードを保ったままクリードに一直線に進み、クリードを蹴り抜いたのです。

ラグナログでは不滅のフィルとコンビを組んで砲撃を繰り返しています。フィルは攻撃し続けると熱が上がりすぎてしまう、クリードの武器を冷却していました。結果的にフィルが倒されてしまいますが、クリードは砲撃ができなくなる瞬間まで諦めませんでした。

アンデッドアンラックのアニメは2023年10月7日から2024年3月23日まで毎日放送・TBS系列ほかにて放送されました。監督は八瀬祐樹氏、シリーズ構成は蓜島岳斗氏、キャラクターデザインは守岡英行氏、アニメーション制作はdavid production氏がそれぞれ担当しています。では、ここからアンデッドアンラックのアニメにてクリードの声を務めた声優について詳しく見ていきましょう。

• 名前：安元洋貴（やすもとひろき）
• 愛称：あんげん、もっくん、ジャス元
• 出身地：山口県防府市
• 生年月日：1977年3月16日
• 年齢：47歳
• 職業：声優、ナレーター
• 所属事務所：シグマ・セブン
• 活動期間：2003年～

アンデッドアンラックのアニメにてクリードの声を務めたのは、声優・ナレーター事務所「シグマ・セブン」所属の安元洋貴さんです。安元洋貴さんは『弱虫ペダル（金城真護）』『ヘタリア Axis Powers（ドイツ）』『BLEACH（茶渡泰虎）』など、人気作品のキャラクターを多く演じています。声優デビュー作は『ロックマンエグゼStream（カーネル）』です。

• 2004年～：デュエル・マスターズ シリーズ（不亞ザキラ / デビル・ディアボロスZ役）
• 2009年～：FAIRY TAIL（エルフマン・ストラウス役）
• 2010年～：ぬらりひょんの孫（青田坊役）
• 2012年～：ソードアート・オンライン（エギル / アンドリュー・ギルバート・ミルズ役）
• 2013年～：東京レイヴンズ（角行鬼役）
• 2014年～：鬼灯の冷徹（鬼灯役）
• 2015年～：アルスラーン戦記（キシュワード役）
• 2015年～：ワンパンマン（キング役）
• 2016年～：ベルセルク（アザン役）

• 2016年～：ドリフターズ（土方歳三役）
• 2019年～：ヴィンランド・サガ（ビョルン役）
• 2020年～：憂国のモリアーティ（マイクロフト・ホームズ役）
• 2021年～：王様ランキング（アピス役）
• 2022年～：新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP（平等院鳳凰役）
• 2023年～：NieR:Automata Ver1.1a（ポッド042役）
• 2023年～：デキる猫は今日も憂鬱（諭吉役）
• 2023年～：葬送のフリーレン（クヴァール役）
• 2023年～：MFゴースト（石神風神役）
• 2024年～：最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。（リックベルト役）

ここまでアンデッドアンラックのクリードについて、UNDER加入の過去や強さ、活躍シーンなどを交えて紹介してきました。では、最後にクリードに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

クリードの強さに関する声があがっています。こちらではクリードに対して「強そう」との印象を持たれているようです。

クリードの過去に関する声があがっています。こちらではクリードに対して「得たいが知れなくて怖い」との印象を持たれているようです。そのためクリードのUNDER加入の過去が気になっている様子です。

クリードの過去に関する声があがっています。こちらではクリードのUNDER加入の過去が明かされるのを楽しみにされているようです。

本記事ではアンデッドアンラックのクリードについて、最凶と言われた能力・強さやUNDER加入の過去などを交えて紹介しました。クリードは自分と同じく戦争で生き残ったビリーの信念に同意し、UNDERに加入した過去を持ちます。UNDER加入後は「国盗り」を目的にさまざまな場面で活躍します。その実力はアンディが「最も危険な男」と言うほどです。これからのクリードの活躍にも注目しておきましょう。