【寄生獣】ミギーの名言・名セリフ集!寄生獣から学ぶ人間という生き物とは?

寄生獣のミギーの名言・名セリフを紹介します。主人公・泉新一の右手に寄生し、人間との奇妙な共同生活を始めたミギー。奇妙な見た目と愛嬌のあるキャラがかわいいでしょう。一方、人間という生き物について考えさせられる言葉を多く残し、寄生獣の名言にもなっています。ここでは、寄生獣からミギーのかわいい名言・名セリフ集や、寄生獣から学ぶ人間という生き物についてまとめました。

【寄生獣】ミギーの名言・名セリフ集!寄生獣から学ぶ人間という生き物とは?のイメージ

目次

  1. 寄生獣のミギーとは?
  2. 寄生獣のミギーのかわいい名言・名セリフ集
  3. 寄生獣のミギーの声優
  4. 寄生獣のミギーに関する感想や評価
  5. 寄生獣のミギーの名言まとめ

寄生獣のミギーとは?

寄生獣のミギーの名言や名セリフを紹介・イメージ画像

寄生獣という奇妙な見た目と丁寧な言葉遣いが目を引くミギー。ひょんなことから主人公の右手に寄生し、彼と共同生活を送り始めます。同時に、人間という生き物に興味を示し、人間について考えるようになります。以下では、人間とは何かを考えさせられる、寄生獣のミギーのかわいい名言や名セリフをまとめました。

寄生獣の作品情報

寄生獣の漫画は、人間の頭に寄生する謎の生物と人類の戦いを描いたSFスリラー作品です。作者は岩明均先生で、1990年~1995年に「モーニングオープン増刊」「月刊アフタヌーン」にて連載されました。

寄生獣の概要

ひょんなことから寄生生物と一体化した主人公の日常や、人間への寄生に成功した寄生獣との戦いを描いた寄生獣の漫画。グロテスクな描写が多い一方、テーマ性や哲学要素の高さが高く評価され、連載終了後も根強い支持を集めています。

寄生獣のあらすじ

宇宙から正体不明の生物・パラサイトが舞い降り、高校生の泉新一も襲撃を受けます。脳の乗っ取りを免れた代わりに、右手に寄生しました。新一の右手を変化自在に操るパラサイトは「ミギー」と命名され、2人の奇妙な共同生活が始まります。その頃、町では人間を乗っ取ったパラサイトが猛威を振るっていました。やがて、それらの脅威は新一とミギーにも降りかかり、戦いに巻き込まれていきます。

ミギーのプロフィール

主人公・泉新一に寄生したパラサイトであり、ひょんなことから右手に寄生しました。外見は、一つ目に口がついた軟体生物であり、様々な姿に変化することが可能です。人間ならざる生命体から感情に乏しく、合理的な価値観から冷淡さが目立ったミギー。しかし、新一との共同生活を通じて自分なりに人間の理解に努め、彼と信頼関係を築きます。

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寄生獣のミギーのかわいい名言・名セリフ集

ミギーのかわいい名言・名セリフの紹介・イメージ画像

ややグロテスクな見た目と、丁寧な言葉遣いとのギャップが魅力的なミギー。宇宙からやってきたパラサイトであったものの、ひょんなことから人間と共同関係になりました。泉新一を通じて人間観察を始めたミギー。寄生獣から見た人間という生き物は、他の生命とは異なる非常に興味深い存在でしょう。以下では、寄生獣のミギーのかわいい名言や名セリフをまとめました。

ミギーの名言①「怒る?わたしはそんなに…」

宇宙からやってきたパラサイトには感情というものはなく、新一と共同関係となったミギーも例外ではありません。人間ならざる生命体や論理的な思考から、感情を表に出すこと自体が無駄な行為だと考えるミギー。目の前のことに対して怒る暇があれば、次の手を考えた方が効率的だと教えます。

怒る?私はそんなにヒマではない。次の手を考えなければ

ミギーの名言②「体が睡眠を欲していた…」

ミギーにとって、新一は自分が生存し続けるために必要不可欠な存在であり、新一に万が一のことが起きればミギーにも影響が及びます。ある日、すっかり寝坊をしてしまった新一。しかし、ミギーは体を休めるために睡眠を欲していたと、言葉をかけました。

体が睡眠を欲していたからだろう………|休むことはいいことだ

ミギーの名言③「それは困る…」

自分のためにも、新一には体を大切にしてほしいミギー。一見すると利己的に捉えられるセリフですが、パートナーとして新一を気遣っているとも解釈できます。ミギーなりの新一への愛情表現にも聞こえるでしょう。

「む.....それは困る 体は大事にしてくれ」

ミギーの名言④「人間の心で特に…」

人間の「献身」について理解できないミギー・イメージ画像

非常に好奇心旺盛なミギーは、新一が寝ている間も本を読み漁っていました。人間とはどのような生き物か、本からあらゆる知識を習得します。しかし、人間の感情や心だけは、ミギーも理解することができません。特に、相手のために何かをする「献身」という概念が分からないと話します。パラサイトにとって優先すべきことは、いかに自分が生き残ることです。

そのため、彼らの考えは常に論理的かつ合理的であり、目的達成のためなら無関係の人間を殺すことも厭いません。それはミギーも例外ではなく、新一の感情より合理性を重視して次の手を打っています。人間ならざる存在ゆえに、他人のために行動する意味を見いだせなかったミギー。しかし、新一との共同関係を通じて彼なりの答えを見つけ、新一の大切な人の命を救いました。

人間の心で特に理解できないのは……『献身』というやつだな つまり自分にとって損でも 他人のために何かをする……わたしにはさっぱりわからん

ミギーの名言⑤「心に余裕…」

ミギーにとって、人間とは些細なことで感情を露わにしたり、損することが分かっていても他人を優先してしまう、非効率的な生き物のように感じていたでしょう。また、命の捉え方も人間とパラサイトでは大きく異なります。人間が命の儚さに涙する理由について、それだけ人間の心には余裕があると指摘するミギー。ここでいう「余裕」とは「ヒマ」を意味します。

人間に寄生することで生命活動を維持できるパラサイトにとって、生きること自体がサバイバル活動のような感覚でしょう。そのため、彼らに他人を優先する余裕はなく、利己的な考えに偏っています。ミギーにとって人間とは、非常に呑気な生き物のように見えていたでしょう。同時に、心の余裕(ヒマ)があることは素晴らしいことだと評しています。

そりゃ人間がそれだけヒマな動物だからさ
だがな、それこそが人間の最大の取り柄なんだ
心に余裕(ヒマ)のある生物
なんとすばらしい

ミギーの名言⑥「わたしは自分自身の味方であって…」

ミギーに寄生されたことで、あらゆるパラサイトに狙われる羽目になった新一。寄生獣では、何度も命の危機に見舞われながら、ミギーに救われています。それは、ミギー自身のためであり、協力者である新一を失いたくない気持ちが強かったでしょう。しかし、新一との交流がミギーの考えに変化をもたらし、いつしか泉新一の味方となりました。

「わたしは自分自身の味方であって『ヒト』という一つの種の味方じゃない」

ミギーの名言⑦「わたしは恥ずかしげもなく…」

近年、地球環境に配慮した製品開発が活発となり、同時に「地球のために」という言葉を耳にする機会も多くなったでしょう。一方、寄生獣のミギーは「地球のために」と口にする人間を不快に思っています。その理由は、地球という概念について人間とミギーでは大きく異なるためと考えられます。ミギーにとって、地球とはあくまで物質であり、生命ではありません。

つまり、地球とは生命体が生きていくための場所にすぎず、そのような場所のために何かすることは不思議な行為に感じるでしょう。また、人間が地球のためにやった行為は、本当の意味で地球のために役立っているのか不透明です。ミギーの名言やセリフからは、当たり前だと思っていた概念について、改めて考えさせられるでしょう。

私は恥ずかしげもなく「地球のために」と言う人間が嫌いだ…。 何故なら、地球は初めから泣きも笑いもしないからな。

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寄生獣のミギーの声優

寄生獣のミギーの声優・イメージ画像

独創的な世界観や哲学要素の強さから、幅広い世代から根強い人気を集める寄生獣の漫画。2014年には待望のテレビアニメが放送された他、実写映画も製作されました。また、寄生獣といえばミギーを浮かべるファンも多く、作品のアイコンとしても用いられています。以下では、寄生獣のミギーの声優・平野綾さんのプロフィール等をまとめました。

平野綾のプロフィール

寄生獣のミギーの声優・平野綾さんは、1987年生まれ、愛知県出身の声優・歌手・タレントで、1998年に芸能界デビューを果たしました。2001年からは声優活動を開始し、アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」のハルヒ役で注目を集めました。

平野綾の主な出演作品や演じたキャラ

声優・平野綾さんの出演作品は、アニメ「NANA」芹澤レイラ役、「アイシールド21」姉崎まもり役、「DEATH NOTE」弥海砂役等です。近年では、アニメ「FAIRY TAIL」ルーシィ・ハートフィリア役、「銀玉」今井信女役、「ワンピース」リリス役等を担当しています。

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寄生獣のミギーに関する感想や評価

寄生獣のミギーに関する感想や評価・イメージ画像

以下では、寄生獣から人間という生き物を語るセリフが面白い、寄生獣のミギーに関する感想や評価をまとめました。

感想1:哲学のようなセリフ

名言・名セリフまとめのように、人間について考えさせられる言葉の数々が魅力的なミギー。当たり前だと思っていた人間の行動が、ミギーの視点から捉えると新たな発見があるでしょう。寄生獣の序盤では、新一とのコミカルなやり取りで笑いを誘ったミギー。ストーリー後半に進むにつれて哲学的なセリフも多くなり、それらは名言として支持されています。

感想2:ミギーがかわいい

主人公の右手に寄生したパラサイトであり、一つ目に口がついた奇抜な見た目が目を引くミギー。寄生獣のイメージキャラクターでもあり、愛嬌のあるキャラデザがかわいいと人気を集めています。他のパラサイトとは異なり、新一に対して友好的な一面や好奇心旺盛な性格が好感を呼んでいます。また、初期には人目をはばからない言葉を発するなどギャグ要素も強く、どこか憎めないキャラもかわいいでしょう。

感想3:ミギーと新一の関係性の変化が良い

寄生獣といえば、人間に寄生したパラサイトとのバトルが強調されるでしょう。一方、SNSでは共同関係となった新一とミギーの関係性の変化も見どころだと評されています。謎の生命体に寄生され、戸惑いを隠せなかった新一。しかし、共に生活する中でお互いに無くてはならないパートナーへと変化しました。同時に、新一との交流は、ミギーに人間らしい感情を芽生えさせるきっかけにもなったでしょう。

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寄生獣のミギーの名言まとめ

寄生獣のミギーの名言まとめ・イメージ画像

寄生獣のミギーの名言や名セリフをまとめました。地球外生命体という設定から、作中では利己的なセリフも多く見られたミギー。しかし、言葉の裏には体を共有する新一への気遣いも感じられ、嫌味には聞こえません。新一を通じて、人間という生き物を観察し続けたミギー。彼のセリフからは、寄生獣から見た人間という生き物を知ることができ、自分自身について考えさせられるでしょう。

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