【薬屋のひとりごと】中祀とはどんな事件?壬氏が狙われた理由や犯人の正体は?

薬屋のひとりごとの中祀の事件とは、薬屋のひとりごとという作品の大きな起点ともなる事件でした。薬屋のひとりごとの中祀の事件は、巧妙なトリックが使用され、壬氏がピンチに陥ってしまうエピソードです。また、猫猫を取り巻く壬氏や翠苓といった人物との関係も、大きく動いていきます。ここでは、中祀の事件とは一体どのような事件だったのか?壬氏が狙われてしまった理由や、犯人の正体などについて詳しく紹介していきます。

【薬屋のひとりごと】中祀とはどんな事件?壬氏が狙われた理由や犯人の正体は?のイメージ

目次

  1. 薬屋のひとりごとの中祀とは?
  2. 薬屋のひとりごとの中祀での事件を考察
  3. 薬屋のひとりごとの中祀で壬氏が狙われた理由や犯人の正体
  4. 薬屋のひとりごとの中祀に関する感想や評価
  5. 薬屋のひとりごとの中祀まとめ

薬屋のひとりごとの中祀とは?

薬屋のひとりごとの概要

薬屋のひとりごとの中祀とは、作中で描かれた重要な祭事のことで、そこである事件が発生してしまいます。中祀の事件において、壬氏が狙われてしまった理由や犯人の正体など、詳しい情報に迫っていく前に、薬屋のひとりごとの作品概要をまとめます。薬屋のひとりごととは、架空の中華風の国・リーを舞台に、薬学に精通している主人公の猫猫が、怪しい事件の解明に挑むファンタジーミステリー作品です。

薬屋のひとりごとは日向夏によるライトノベル作品で、2011年の10月にインターネット上で小説を投稿できるサイト「小説家になろう」にて連載を開始しました。小説家になろうで投稿されていた薬屋のひとりごとは、多くの読者から人気を博し、「後宮編」としてまとめられたものが、主婦の友社から書籍化されています。

人気のライトノベル作品・薬屋のひとりごとは、月間ビッグガンガンと月刊サンデーGXにおいて、別々の作者によってコミカライズもされています。また、2023年10月22日 からは、日本テレビ系列でテレビアニメも放送されています。

薬屋のひとりごとのあらすじ

薬屋のひとりごとのあらすじを紹介します。薬屋のひとりごとの主人公・猫猫は、父と共に薬師をして暮らしていました。しかし、ある日人攫いに攫われ、後宮に売り飛ばされてしまいます。薬学の知識に精通した実力者の猫猫でしたが、後宮内では目立たないように無能のように振舞います。ある時、姫の病気の原因を突き止めたことで壬氏の目に留まり、以降は壬氏と共に様々な事件を究明していくこととなります。

アニメ「薬屋のひとりごと」公式サイト

薬屋のひとりごとの中祀での事件を考察

中祀とは?

薬屋のひとりごと作中では、壬氏が狙われる衝撃的な事件・中祀の事件が描かれています。中祀とは実際に存在している、祭事の名称です。中祀は国家の令で行われる祭祀を三つに分けたうちの1つで、祭事の前に三日間身を清めるというものです。薬屋のひとりごとで描かれた中祀では、大きな柱をぶら下げた下で、壬氏が祈りを捧げていました。

中祀で起こった事件とは?

薬屋のひとりごとの中祀で起こった事件では、壬氏が命を狙われていました。壬氏は表向きは宦官の身分となっていますが、実は皇帝の子供で第一皇子という人物です。身分を隠していたはずの壬氏ですが、中祀で祈祷をしている時、何者かが頭上に吊るした柱が落下するように仕掛けをし、殺害されるところでした。猫猫が危険を察知し、壬氏を救ったことで命を失うことはありませんでした。

中祀の事件は、宦官として後宮にいる壬氏の本当の身分が、実は第一皇子だと知っている人物の犯行と思われました。普段は身分を偽っていますが、第一皇子である壬氏は皇位継承権が第1位となる人物です。犯人は壬氏を殺害することで、一族を繁栄させようとしていたと考えられています。

薬屋のひとりごとでは、かつて様々な事件が起こっています。このそれぞれの事件は、中祀の事件に繋がる伏線としても機能しています。過去に起こった倉庫の火災事件では、その混乱に乗じて別の倉庫で祭具が盗み出されています。また、倉庫の管理者が中毒や塩分の過剰摂取で死亡する事件も起こっており、この中祀の事件を成功させるため、様々な手が加えられていたのだと判明しています。

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薬屋のひとりごとの中祀で壬氏が狙われた理由や犯人の正体

中祀での事件の犯人の正体は翠苓

薬屋のひとりごとの中祀での事件の犯人は、翠苓だと判明しています。翠苓はそれまでの薬屋のひとりごとのエピソードでも、度々登場している謎の多い人物です。事件の度に「背の高い女性」が関わっていると示唆されており、この犯人も翠苓ではないかと考えられています。翠苓は主人公の猫猫と同等か、それ以上に薬学に詳しい人物とされています。また、医官とも親しく、仕掛けに使う薬物を入手しやすい人物です。

中祀で起きた事件では、祈祷中の壬氏の頭上に、柱が落ちてくるように細工がされていました。柱を空中に固定していたワイヤーに細工を施し、熱した金具が溶けてしまうようにしています。過去に起きた様々な事件も、翠苓という犯人が関わったものと考えられ、不審に思った猫猫は中祀でも何かが起こると考えます。事件を察知した猫猫により、壬氏は助け出されました。

捜査の結果、中祀の事件の犯人は翠苓だと判明し、翠苓は追い詰められます。しかし、犯行が暴かれた時には、翠苓は自殺してしまっていました。犯人が死亡して幕を閉じたと思われた中祀の事件でしたが、実は翠苓は仮死状態になれる薬を作り出しており、この薬を使って死を偽装したのでした。中祀の事件では犯行が失敗に終わった翠苓ですが、自殺したと偽装して逃げ延び、後に後宮へ戻っています。

中祀で壬氏が狙われた理由や動機

薬屋のひとりごとの中祀では、宦官として過ごしていたはずの壬氏が命を狙われています。犯人は薬学に精通している切れ者・翠苓だったと判明しました。この事件で翠苓は、壬氏が第一皇子だと知っている子一族の指示によって、犯行に及んでいたのでした。中祀事件の犯人・翠苓は、子一族の長である子昌の娘です。上級妃である楼蘭妃は、子昌と神美の娘なので、翠苓とは異母姉妹ということになります。

翠苓は神美からは虐げられており、子一族内でも臣下という立場になっていました。翠苓は政権へ恨みを持ち、クーデターを目論んでいる神美に命じられ犯行に及んでいたと考えれています。壬氏を殺害することで、クーデターを起こしやすくする目的があったとされています。

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薬屋のひとりごとの中祀に関する感想や評価

薬屋のひとりごとの中祀に関しての感想や評価を紹介します。薬屋のひとりごとの中祀は、作中でも好きなエピソードだと高評価している感想が多くなっています。薬屋のひとりごとでは、主人公の猫猫が様々な事件を解決していきます。中祀もそのようなエピソードの1つですが、過去に起こった事件が伏線となっており、前半の非常に重要なエピソードとなりました。

薬屋のひとりごとの大きな山場である中祀の事件は、薬屋のひとりごとという作品を好きになるきっかけになったとの声も挙がっていました。薬屋のひとりごとのファンの中では、中祀は人気が高く思い入れのあるエピソードとして愛されています。

薬屋のひとりごとの中祀のエピソードでは、普段は宦官として職務にあたる壬氏の、本来の身分である「月の民」らしいシーンが描かれています。そのため、中祀の事件で月の民としての壬氏が見られて良かったという感想が挙がっています。

薬屋のひとりごとはアニメ化もされ、小説版、コミカライズ版と様々な媒体で楽しむことができます。メディアミックスが盛んで幅広いファンを獲得する薬屋のひとりごとは、アニメで描かれた壬氏の「月の民」らしいシーンが話題となり、高い評価を獲得しています。

薬屋のひとりごとの中祀の事件は、作品前半の山場となるエピソードになっており、様々な伏線が繋がっていく話でもあります。中祀の事件の概要を理解した後、過去に起きた事件を見返してみると、様々な部分が伏線になっていたと気づくことができます。薬屋のひとりごとの中祀の事件は、このように過去に起こっていた色々な事件のエピソードが収束しており、そこが面白いと高評価されていました。

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薬屋のひとりごとの中祀まとめ

ここでは、薬屋のひとりごとの中祀についてまとめました。中祀とは、実際にある祭事の1つで、薬屋のひとりごとの中祀では、壬氏が命を狙われています。主人公・猫猫によって壬氏は助けられますが、身分を隠しているはずの壬氏が狙われるという、重要なエピソードとなっています。中祀の事件の犯人は、薬学に精通している謎の女性・翠苓で、翠苓は自分の死を偽装して逃げてしまいました。

中祀の事件では、子一族がクーデターを起こしやすくするため、第一皇子の壬氏を殺害しようとしたと考えられています。是非、薬屋のひとりごとをチェックして、大きな山場となった中祀の事件に注目してみて下さい。

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