【アンデッドアンラック】ムーブはユニオンと契約するUMA！目的や強さをネタバレ

「アンデッドアンラック」に登場するムーブとは、UMAです。同作品におけるUMAは、本来否定者たちと戦う存在なのですが、ムーブはユニオンと契約しており、味方キャラクターとして認知されていました。この記事では、アンデッドアンラックのムーブにスポットを当てます。ムーブのプロフィールと目的、移動に特化しているとされるムーブの能力や強さ、そしてその目的などを紹介するため、同作品を楽しむ際の参考にしてください。

アンデッドアンラックは、「アンデラ」の略称で有名な漫画です。同作品を少しネタバレしますと、当初はイデオロギーの違う否定者同士や、否定者とUMAとの戦いを描いたバトル作品だと思われました。しかし、ストーリーが進むと、その背後に人間やUMAを使って遊びに興じる神の存在が明らかになり、タイムループの要素が前面に出てきて多くのファンを驚かせたのです。この章では、アンデッドアンラックの作品情報を紹介します。

アンデッドアンラックの原作者は、同作品が本格的な連載デビュー作となった戸塚慶文です。同作品は、2024年3月現在、週刊少年ジャンプ誌上にて連載されています。コミックスは20巻まで刊行されており、累計発行部数が150万部を突破しました。また、アンデッドアンラックは、原作漫画の高評価を受けてテレビアニメ化されています。アニメ版は、2023年10月より放映開始され、2クールの放送がアナウンスされました。

アンデッドアンラックの主人公は、出雲風子と彼女が出会って「アンディ」と名付けた謎の男性です。風子は、「不幸（アンラック）」の能力を持つ否定者で、両親が飛行機で移動中に能力を発動させてしまい、両親と乗客全員を死なせました。そのことを苦にした彼女は、好きだった少女漫画の完結を見届けると、自死を試みようとしたのです。そこに、「不死（アンデッド）」の否定者の男性が現れ、二人は行動をともにしました。

アンデッドアンラックに登場するムーブとは、同作品におけるモンスターUMAの一体です。ムーブは、否定者が結成した対未確認現象統制組織「ユニオン」に管理されていることが明かされました。ムーブの見た目の特徴は、顔がサイコロの形をしている点です。身体は、いわゆるモンスター然としたものに描かれていました。ムーブはアンデッドアンラックのストーリー開始時点で既にユニオンに管理されており、その経緯は不明なのです。

週刊少年ジャンプ誌上にて連載中の大ヒットバトルアクション漫画のアンデッドアンラックは、ストーリーの序盤で否定者とUMAが対立している様子が描かれていました。この構図は、やがてサンとルナという二人の神が仕組んだものであることが明かされます。それでは、UMAのムーブは、否定者や人類の敵なのでしょうか？この章では、アンデッドアンラックのムーブの立ち位置と、目的についてネタバレを含めながら考察紹介します。

アンデッドアンラックに登場するUMAとは、神によって作り出された存在であり、人間側から見るとモンスターそのものでした。UMAは、各々独自の強さや能力を有しており、自身の能力の効果範囲に入った者に対して無差別にルールを課し、人々に危害を及ぼすのです。UMAは、自身の生みの親を知らないという不幸な環境下にあることが判明しており、神から受けた「人間を苦しめる」という命令を行動原理にして生きてきました。

アンデッドアンラックのムーブは、ストーリーが始まった時点でユニオンの管理下に置かれており、円卓メンバーをはじめとする否定者たちにその能力と強さを利用されてきました。その面から見ると、ムーブは否定者や人間の味方だと捉えることができます。しかしながら、原作漫画の第181話で、アンディに倒されそうになったUMAのシックを逃がしたことがあるなど、無条件に人間の味方ではないことが示唆されました。

ムーブは、否定者やUMAの戦いを純粋にその目で楽しみたいという思考の持ち主のようで、どちらか一方の肩を持つような存在ではないことが窺えます。その行動原理に則った結果、シックを助けたというのが真相だといわれました。このように、掴みどころのないUMAであるムーブは、アンデッドアンラックのストーリーにおける重要なアクセントのようなキャラクターだち位置付けられているのです。

アンデッドアンラックのストーリーが進んでいくにつれ、UMAのムーブの目的も明らかにされました。ムーブは、「面白いものやイベントを見せてくれること」を条件にユニオンと契約したのです。そして、その見返りとしてムーブは、ユニオンのメンバーに長距離移動能力（ワープ）を提供してきました。つまり、ムーブは無条件でユニオンに協力しているわけではなく、離れようと思えばいつでもそうできることが示唆されているのです。

戸塚慶文原作の大人気バトル漫画のアンデッドアンラックは、出雲風子やアンディなど、不幸な身の上を背負った否定者たちの人間ドラマが見どころの一つだといわれています。また、敵方とされるモンスターのUMAも、決して根っからの悪役というわけではないことから、ストーリーに深みが増していると評されました。この章では、アンデッドアンラックに登場するUMAのムーブの強さと能力、ムーブの性格を浮き彫りにしていきます。

ムーブは、移動を司る世界の理を有したUMAです。そのため、ムーブの能力はいわゆる長距離移動出ることが判明しました。出入口となる空間にヒビを入れ、それを利用して自分のみならず一堂に複数の人間や物体を移動させることができるのです。このことから、ムーブは防御面、あるいは諜報活動などに特化したUMAということができ、攻撃者を移動させるというアタック面においてもその能力が高評価されていました。

2024年3月現在、ムーブが直接戦闘に絡んだことはありません。そのため、ムーブの純粋な攻撃力などの強さは不明です。熱心なファンの間では、「単独攻撃が苦手でもアタッカーと一緒に長距離移動することで足として役に立つ」と考察されていました。

ムーブの性格は、決して悪くありません。むしろユニオンに協力しているシーンが多いことから、良い性格の持ち主だといわれていました。しかしながら、先述したように「自分が楽しいか」が行動原理であることから、たまに協力を拒むこともあるなど、気まぐれなUMAだと窺えるのです。

この章では、アンデッドアンラックの登場するムーブに関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。ムーブは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、アンデッドアンラックの原作漫画の大ファンだと思われる方のツイートです。当時の最新話を読んで、ユニオンに協力しているUMAの名前がムーブだと知ったことをつぶやいていました。

こちらは、アンデッドアンラックの熱心なファンだと思われる方のツイートです。同作品に登場するムーブと、重野力（チカラ）との関係性について考察していました。

こちらは、アンデッドアンラックの原作漫画をリアルタイムで読んでいる方のツイートです。当時のジャンプ最新号を読んで、ムーブがいた円卓について驚きを見せていました。

この記事では、アンデッドアンラックに登場するUMAのムーブについて特集してきました。ムーブには、UMAでありながら隠れた人気のあるキャラクターだといわれています。ムーブに注目しながら、アンデッドアンラックを見てください。