【アンデッドアンラック】スポイルは腐敗を司るUMA！強さやユニオンに捕獲されたその後は？

『アンデッドアンラック（アンデラ）』のスポイルは、UMAの中でも特に人気があるキャラクターです。スポイルのプロフィールなどを紹介する前に、『アンデッドアンラック（アンデラ）』の作品情報とあらすじを紹介していきます。

• 作品タイトル：アンデッドアンラック
• 作者：戸塚 慶文（とづか よしふみ）
• レーベル：ジャンプ コミックス
• 出版社：集英社
• 掲載誌：週刊少年ジャンプ
• ジャンル：ダークファンタジー、アクション、バトル
• 連載期間：2020年1月20日～連載中
• 発売巻数：20巻（2024年2月現在）
• テレビアニメ放送期間：2023年10月7日～放送中

主人公の出雲風子は、本人の意志とは関係なく、幼い頃に200人以上の人間を死亡させてしまいます。多くの人を死亡させてしまった理由は、出雲風子の不運（アンラック）という能力が原因です。人に触るだけで、不運を振りまく出雲風子は、誰にも関わらずに生活していただけでなく、自殺をしようと試みていました。ある日、出雲風子の前に不死（アンデッド）の異能を持つ人物に出会い、一緒に行動するようになります。

• 名前：SPOIL（スポイル）
• 年齢：知るか
• 身長：内包するエネルギーによって変わる
• 体重：変わるって言ってんだろ
• 趣味：どの物質がより美しく腐るか試す
• 好物：腐ったもん全部
• 怖いモノ：ジュイス（怖すぎて偉ぶるのをやめた）
• 嫌いなモノ：ポジティブな奴、シェン、不死

『アンデッドアンラック（アンデラ）』のスポイルは、腐敗のUMAとしてストーリーの中で登場していました。自分の領域内に入った人間に対して、スポイルが勝手にカウントダウンを開始します。スポイルが刻んだタイマーの数字が0になると、人間はゾンビになってしまうのです。フェーズ2の状態になることで、レーザーを放てるようになるだけでなく、自分の腐敗範囲にターゲットを入れることで、腐らせることができます。

『アンデッドアンラック（アンデラ）』のスポイルの世界の理を紹介していきます。UMAは、本来神によって生み出された存在だとされていますが、人間を苦しめるということだけを目的にしている存在です。スポイルがUMAとして司っている世界の理は、腐敗と腐るというモノになっています。

『アンデッドアンラック（アンデラ）』のUMAスポイルの能力は、主に腐敗ですが、効果や腐敗させる領域などがフェーズによって違っていました。基本的にスポイルは、人間だけでなく、色々な物体などにも自分の能力を使うことができます。物体だけでなく、地面など、自然にも影響する能力を持っていました。スポイルの能力は、フェーズ1とフェーズ2で違っていました。

フェーズ1のスポイルの能力は、腐敗させるエリアを生み出して、一定時間経過することによって、人間をゾンビへと変えてしまいます。ゾンビになるまでのカウントダウンが身体に表示され、その時間を過ぎるまでにエリアから脱出できないと、身体が腐ってしまうのです。ゾンビになってしまった人間は、その後も元の姿に戻ることはできません。フェーズ2では、領域に関係なく、スポイルが近づくだけで、腐敗するようになります。

腐敗領域はそのままですが、能力の強さがアップしているので、フェーズ2ではカウントダウンなどが一切なく、一瞬でターゲットが腐ってしまいます。スポイルの腐敗能力から逃れるためには、接近戦を避けるだけでなく、宇宙空間で戦うしか対策がありませんでした。スポイルの腐敗の能力は、水に関係していると解明されていて、そのため宇宙空間で戦うことになります。

『アンデッドアンラック（アンデラ）』のUMAスポイルのコアフォームは、頭だけの姿になっています。スポイルのコアフォームは、両サイドに突起物があり、ターゲットを腐敗させるガスを放出していました。体のないスポイルですが、目が1つあるだけでなく、ギザギザの歯が特徴になっています。コアフォームの状態のスポイルは、腐敗させられる範囲がとても狭くなっていて、ゾンビ化させるにも時間がかかってしまうのです。

『アンデッドアンラック（アンデラ）』のUMAスポイルのフェーズ1は、コアフォームと違って人型になっていました。初登場した時のスポイルのフェーズ1の姿は、自分の腐敗能力に影響を受けないモノを集め、人型の巨体になっています。スポイルのフェーズ1の大きさは、2階建ての建物くらいでした。筋肉がむき出しのスポイルは、顔の両サイドだけでなく、背中にある突起物からも腐敗させるガスを放出しています。

能力は、コアフォームの状態と、特に変化がありませんでした。しかし、スポイルのフェーズ1では、腐敗させる空間を生み出すことができるので、街1つをその空間で包み込んでいます。スポイルの能力は、人間をゾンビに変えてしまうだけでなく、自分の意志でモノを腐らせることができます。

『アンデッドアンラック（アンデラ）』のスポイルのフェーズ2の形状変化は、自分の能力で生み出したゾンビ（人間）を吸収して、魔人のような姿になっていました。フェーズ1の時よりも、フェーズ2の方が、細身の外見になっていて、悪魔のようなボロボロの羽根がスポイルの背中に生えています。筋肉がむき出しのような見た目になった、スポイルの髪の毛は長髪で、ドロドロしたような髪質が特徴的です。

100回目の世界で登場した時のスポイルは、ロンギングのゾンビたちを吸収していただけでなく、その前に腐らない物質を取り込んでいたので、頭に自由の女神の冠のようなモノを付けていました。しかし、シェンとの戦いの中で、ボコボコにされてしまったため、101回目の世界では冠を失っています。その後、組織のニコが開発した技術で、フェーズ1の状態を飛ばして、フェーズ2の状態になることができます。

スポイルのフェーズ2の状態では、羽が生えているため、空を自由に飛べることが判明していました。

『アンデッドアンラック（アンデラ）』のスポイルが使っている技は、彼の形状変化などによって違っています。フェーズ2の状態になると、スポイルは腐化の光線というモノを出せるようになるのです。腐化の光線は、圧倒的な強さを持っていて、光線の直線上にある人物や物体を、瞬時に腐らせることが出来ます。100回目の世界は、30kmも先にある銃の女神象のレプリカを、腐敗の能力によって分解していました。

水分に強さが関係しているスポイルですが、宇宙空間でも同じように腐化の光線を放つことが出来ます。不死の異能をもってしても、スポイルの腐敗能力には対抗できません。フェーズ1とフェーズ2では、腐敗の他にも力の強さなどが特徴になっています。

『アンデッドアンラック（アンデラ）』の99回目以前の世界でのスポイルの活躍は、出雲風子の中に長し込まれた記憶の中で描かれていました。出雲風子は、黙示録（アポカリプス）という古代遺物から記憶が流しこまれ、そこで何人かのUMAの姿を見ています。クエストに参加している様子が描かれたのは、ボイド、ジーナ、ヴィクトル、ジュイスの4名でした。彼らとは別に、出雲風子の記憶の中には、スポイルの姿があったのです。

『アンデッドアンラック（アンデラ）』の100回目の世界で、UMAスポイルは初登場していました。No.009から名前が登場していたスポイルでしたが、初めて彼の姿などが明らかになったのは、この時になっています。スポイルは、クエスト対象のUMAとして登場していて、不治の否定者の所在が報酬になっていました。コアフォームの状態のままで、スポイルはロンギングという場所に流れ着いてしまいます。

ロンギングで、自分の能力である腐敗を発動させたことで、スポイルは街にいた人たちをゾンビに変えてしまいました。

『アンデッドアンラック（アンデラ）』の100回目の世界で、UMAスポイルはユニオンによって捕獲されていました。スポイルは、フェーズ1からフェーズ2に進化させるために、自分の能力で変化させたゾンビたちを吸収します。フェーズ2に進化したことで、スポイルは腐化の光線を指先から出せる状態になりました。100回目の世界では、腐敗領域という技を使っていて、ターゲットがその範囲に侵入することで、分解するのです。

不死の能力を持っているアンディでも、スポイルの腐敗領域には侵入出来ませんでした。スポイルの方が有利な戦況でしたが、ユニオンがある策を思いつき、アンディに頭部のカードを抜くように指示します。現れたのは、戦勝の神ヴィクトルだったのです。ユニオンは、自分のクエストに従って、スポイルを捕獲し、コアフォームのままムイに回収されました。

『アンデッドアンラック（アンデラ）』の100回目の世界で、UMAスポイルはアンダーと戦うことになります。スポイルが捕まった後、ビリーの裏切りが発覚しました。スポイルは、ジェイスに脅されて、彼女のことを姐さんと呼ぶようになり、指示に従います。ジェイスがビリーに会いに行くことになり、スポイルも同行しました。スポイルは、キューブの力によってフェーズ2の状態に進化し、UMAバーンの相手をすることになります。

バーンとの戦いの中で、スポイルはジェイスから聞いていた計画通りに、腐化の光線を使いました。腐化の光線を使った理由は、雪崩を起こすのが目的だったからです。雪崩が起きたことによって、ビリーは空中にしか逃げることができず、腐化の光線を使うスポイルに追い詰められてしまいました。

『アンデッドアンラック（アンデラ）』の101回目の世界で、UMAのスポイルはクエストとして登場していました。クエストのオープンシーンで登場したスポイルの報酬は、如意金箍（にょいきんこ）という古代遺物の所在です。出雲風子たちは、このクエストに参加していませんでした。しかし、101回目の世界では、実際にスポイルが登場して、活躍しているシーンがなく、不憫なキャラクターとして話題になっています。

『アンデッドアンラック（アンデラ）』のスポイルの性格は、卑屈でUMAとしての自分に対してコンプレックスを抱いていました。UMAの中でも、スポイルのようなフェノメノン（現象）系よりも、コンセプト（概念）系のUMAの方が、優れているとされています。そのため、UMAたちの生みの親である神も、スポイルのようなフェノメノン系よりも、コンセプト系のUMAの方を優遇しているのです。

そのことを知っているスポイルは、コンセプト系のUMAに対してコンプレックスを抱いていて、彼らに嫌味のようなセリフを吐いています。

『アンデッドアンラック（アンデラ）』のスポイルとジュイスの関係は、主従関係に近いようなモノになっています。ジュイスは、ユニオンという組織のボスで、スポイルを捕らえていました。ジュイスに対して偉そうな態度だったスポイルですが、ジュイスに脅されてからは、彼女のことを恐れています。そのため、ユニオンに協力するUMAの1人として、スポイルはジュイスの指示に従っていました。

『アンデッドアンラック（アンデラ）』のスポイルに関する感想や評価には、声優が豪華で強すぎると話題になっていました。テレビアニメでは、スポイルの他にも豪華な声優がたくさん登場しています。

『アンデッドアンラック（アンデラ）』のスポイルに関する感想や評価には、強さなどが話題になっていました。スポイルのクエストは、ストーリーの中でも過酷だったと評価されています。

『アンデッドアンラック（アンデラ）』のスポイルに関する感想や評価には、セリフなどが話題になっていました。スポイルは、強さだけでなく、活躍しているシーンなどが人気です。

この記事では、『アンデッドアンラック（アンデラ）』のスポイルの活躍や強さだけでなく、形態変化などを紹介していきました。『アンデッドアンラック（アンデラ）』には、スポイルの他にもたくさんのUMAが登場しているので、是非チェックしてみてください。