【ニーア オートマタ】9Sの正体は何者？素顔・声優や2Bとの関係を紹介

こちらの記事では、『ニーア オートマタ』の登場キャラクター、9Sの正体や素顔、2Bとの関係や声優についての情報を紹介していきます。ニーア オートマタのメインキャラクターの一人でもある、9Sが闇落ちした理由などについても紹介しています。9Sの正体、素顔、闇落ちの理由、2Bとの関係は『ニーア オートマタの9Sの正体は何者？素顔は？』の項目に目を通してみてください。

ニーア オートマタのゲームとアニメで9Sの声を演じた声優、花江夏樹さんについては、『ニーア オートマタの9Sのアニメ声優』の項目で紹介しています。まずは、下記の項目で9Sが登場する作品・ニーア オートマタの作品概要と物語のあらすじを紹介しています。ニーア オートマタの作品情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

9Sの正体や素顔を紹介する前に、まずは9Sが活躍する作品・ニーア オートマタについて紹介します。ニーア オートマタは、2017年に発売されたゲームソフト『NieR:Automata（ニーア オートマタ）』を原作とする作品シリーズです。ニーア オートマタの漫画は、2020年12月から漫画雑誌アプリ・マンガUP！にて連載されており、2023年1月から7月には、アニメも放送されました。

2024年にアニメ第2クールが放送予定となっており、ファンから期待の声が寄せられています。ニーア オートマタは、スクウェア・エニックスが発売したゲームソフト『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』の後続作品です。前作同様、ダークな雰囲気や登場人物たちの関係性が魅力的なゲームとして、ゲームファンから人気の作品です。主要キャラの闇落ちルートなど、マルチエンディングを採用しており、何度も遊べる作品です。

アンドロイドの2Bと9Sは、地上に襲来した機械生命体と戦う毎日を送っています。しかし、心を持たないはずの機械生命体と戦ったり、交流を深めていくうちに、アンドロイドと機械生命体の戦いに疑問を持つようになります。そして、自分たちが守るべき存在であるはずの人類の秘密や、2Bと9Sの関係の真実も明かされていきます。

9Sは、ニーア オートマタの主人公の1人です。戦闘タイプアンドロイドである2Bのサポート役として同行する、スキャナータイプの男性型アンドロイドです。身長は160センチで体重129.9キロ、特技は調査やハッキングです。2Bとは任務で一緒になってから距離を縮めるようになり、ニーア オートマタの原作ゲームでは、9Sが2Bに想いを寄せていると思われるシーンも登場しました。

しかし、そのような2Bとの関係性が災いし、あるルートでは9Sが闇落ちをする結末になります。9Sがどのような経緯で闇落ちするのか気になる人は、『9Sには闇落ちルートがある？』の項目にも目を通してみてください。

ニーア オートマタの作中では、アンドロイドは人間とは違い、心ではなくプログラムされた情報によって好みや性格が決定されていると説明されています。9Sは、他のアンドロイドに比べて好奇心が強く、子供っぽい特徴を持っています。仲の良いアンドロイドからは、機体名の「9S（ナインエス）」をもじり「ナインズ」と呼ばれています。

任務のために同行するようになった2Bにも、「ナインズと呼んでほしい」と度々提案しています。親しい者には明るく接する9Sですが、敵には容赦がなく、機械生命体に対しては見下すような言葉を口にすることもあります。また、サポート役ということもあり、考えることが得意で、用意周到な一面も持っています。

ニーア オートマタに登場するヨルハ機体は、黒い布のようなものを付けています。これは様々な機能が搭載されたゴーグルで、脱着が可能となっています。ニーア オートマタの作中では、2Bや9Sがゴーグルを外し、素顔を見せるシーンも描かれています。ゴーグルを外した9Sは、グレーがかった青い瞳をしています。

この素顔は、9Sが闇落ちするルートで見ることができます。また、9Sや2Bなどのヨルハ機体の正体は、地球を機械生命体から守るために作られたアンドロイドです。人間と同じような姿をしていますが、経験したデータなどのバックアップは月にあり、体が壊れた時などは、月にある新しい体にデータを移し替えることができます。しかし、バックアップをしていなかったデータはそのまま消滅してしまうデメリットもあります。

ヨルハ機体にはいくつかのタイプがあり、9Sはスキャナータイプの機体の1つです。名前の数字の後ろについている「S」の部分がどの戦闘モデルなのかを表しており、9Sはスキャナータイプのため「S」の名称となっています。また、数字は人格モデルを表すもので、9Sの正体は9番として登録された人物の人格を元に作られたアンドロイドです。

9Sはスキャナータイプのため、バトラータイプの2Bより物理攻撃力は劣りますが、ハッキングを駆使して、内側から機械生命体を破壊することができます。ハッキングでは、機械生命体を爆破させたり、遠くの場所から機械生命体の意識に侵入し、体を操ったりすることができます。敵に見つからないように正体を隠して攻撃できるのは、アンドロイドならではの強みでしょう。

ニーアシリーズは鬱展開が人気の作品ですが、ニーア オートマタでは、9Sがその役割の1つを担っています。9Sは、2Bと行動するようになってから、彼女に歪んだ気持ちを持つようになっていきます。そして、あるルートでは、2Bがウイルスに感染したことでA2に殺され、それを目撃した9Sが闇落ちしてしまいます。

最も鮮明に描かれている9Sの闇落ちシーンはそのルートですが、本編中には、他にも9Sの精神が不安定になる場面が多々登場しています。自分たちの中に埋め込まれているブラックボックスが、機械生命体のコアでできていることを知ったり、自分たちが戦う理由となっている人類が既に絶滅していることを知った時にも、大きな動揺を見せていました。

ニーア オートマタの序盤では、2Bのサポート役としてあてがわれたのが9Sという設定でした。しかし、物語が進んでいくうちに、2人の本当の関係が明らかとなっていきます。その関係を説明するには、2Bの正体が重要となってきます。2Bは、バトラータイプのヨルハ機体とされていましたが、その正体はEタイプのヨルハ機体です。

Eタイプの正式名称は、「Executioner」タイプで、日本語に訳すと「死刑執行人」という意味です。つまり、2Bの正体は、ヨルハ機体を壊すためのアンドロイドです。9Sは高いハッキング能力を持つ優秀なアンドロイドですが、それ故に、上層部が隠そうとしている真実に辿り着く可能性があります。そのため、秘密に辿り着いてしまった時に9Sを壊す目的で、2Bもとい2Eは9Sと同行させられていたのでした。

ニーア オートマタの原作ゲームとアニメで9Sの声を演じたのは、声優の花江夏樹さんです。花江夏樹さんは、声優事務所のアクロスエンタテインメントに所属している声優で、これまでに人気のアニメキャラをいくつも担当しています。2020年には声優アワードにて主演男優賞を受賞したり、YouTubeチャンネル「花江夏樹チャンネル」で実況動画を投稿したりと、話題性の高いアニメ声優として人気の人物です。

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ニーア オートマタは「面白い」と話題の作品です。9Sなどの登場キャラクターの魅力や、2Bと9Sの関係性など、一筋縄ではいかない展開がファンを惹きつけています。特に、9Sの闇落ちルートは、ニーアシリーズならではの鬱展開となっており、「大人も楽しめるストーリー」と話題です。

ニーア オートマタの原作ゲームは、2周目3周目と進めていくことで、世界の真相や、キャラクターの正体が明らかとなっていきます。1周目は2Bが主人公として活躍していますが、2周目は2Bの相棒だった9Sが操作キャラになります。そのような演出が、ゲームを何周もプレイしたくなる魅力となっています。

9Sは、一見明るい無邪気なキャラクターですが、ルートによっては闇落ちします。こちらのかたは、そのような9Sの性質を感じ取ったのか「9Sから陰の雰囲気を感じる」とコメントされています。9Sの闇落ちルートは、悲しいストーリーとなっていますが、「感動する」という声も多い人気のシナリオです。

以上、ニーア オートマタのメインキャラクター・9Sの正体や素顔などを紹介してきました。9Sの正体は、スキャナータイプのアンドロイドです。ルートによって闇落ちするシーンがあり、ゲームプレイヤーを驚かせました。9Sは高いハッキング能力を持っているため、アンドロイドや人類の真実に辿り付いてしまう可能性がある機体です。

そのため、上層部はヨルハ機体を処分するために作られたEタイプである2Eを、2Bと偽らせ9Sと同行させていました。9Sが活躍するニーア オートマタのアニメは、2024年に第2クールが放送予定となっています。最新情報が気になる人は、アニメ公式サイトやXの公式アカウントをチェックしてみてはいかがでしょうか？