【うる星やつら】チェリー（錯乱坊）の名言まとめ！定番の決めセリフを紹介

顔アップのインパクトある登場シーンや、「喝」の合言葉と共に繰り出される法力が印象的なチェリー。錯乱坊のごとくトラブルメーカーであるものの、どこか憎めない愛嬌あるキャラクターでしょう。以下では、うる星やつらのチェリー（錯乱坊）の名言を紹介します。その他、チェリーの定番のセリフ「さだめじゃ」「不吉じゃ」等もまとめました。

高橋留美子先生の代表作であり、アニメ化もされたうる星やつら。原作漫画は、1978年～1987年にかけて「週刊少年サンデー」にて連載されました。また、1981年・2022年にテレビアニメが放送されています。

連載初期はSF要素強めのドタバタ劇であったものの、ストーリーを追うごとにラブコメにシフトしたうる星やつら。主人公・諸星あたるやラムをはじめとする個性豊かなキャラの登場や、バラエティに富んだ世界観で人気を博しました。

宇宙人である鬼族の地球侵略を受けて、地球・鬼族の代表による一騎打ち・鬼ごっこが開始されます。地球代表には、高校生・諸星あたるが選ばれ、幼馴染である三宅しのぶに焚きつかれる形で意欲を見せます。鬼族代表の少女・ラムを追いかけるあたる。ひょんなことからラムにプロポーズしたと勘違いされ、ラムはあたるにぞっこんとなります。その後、あたるの家にラムが居候し、ドタバタな日常が始まります。

うる星やつらの第1話から登場し、とある高僧を自称しています。作中ではチェリー（錯乱坊）と呼ばせるも、本名は不明です。見た目は子供のように小柄であるものの、大食いかつ酒好きという高僧らしからぬ一面があります。また、どこからともなく出現しては何かしらのトラブルを引き起こすため、あたる達からよく思われていません。

以下では、うる星やつらのチェリーから、「さだめじゃ」「喝」などの定番のセリフを含めた名言や名シーンを紹介します。

うる星やつらの原作漫画・アニメの第1話にて登場したチェリーの名言であり、次に紹介する「不吉じゃ」と共に、チェリーの代表的な名セリフです。地球の命運をかけてラムとの鬼ごっこに挑んだあたる。しかし、ある一言をラムへのプロポーズだと勘違いされ、事態は思わぬ展開を迎えました。一方のチェリーは2人の関係から何かを察したのか、「さだめじゃ」と発しています。

チェリーの名言の1つであり、うる星らつらでも使用頻度の多い「不吉じゃ」のセリフ。作中では、どことなく現れるチェリーですが、漫画12巻では友引高校の机の上に出現しました。思わぬ形で登場し、さらに「不吉じゃ」と言い放ったチェリー。非常にインパクトある登場となったチェリーの名シーンでしょう。

高僧を自称するチェリーといえば、胡散臭い法力を使う場面も有名です。呪文の最後に「喝！」が入るといかにも効力があるように聞こえるでしょう。しかし、チェリーの法力は私欲のために使うことも多く、当てになりません。また、悪魔や妖怪を召喚したことで事態を悪化させるなど、トラブルの元凶にもなっています。

「さだめじゃ」「不吉じゃ」などのセリフから、胡散臭いイメージが定着しつつあるチェリー。しかし、うる星やつらでは、珍しく高僧らしい考えを示しています。僧侶として修業を積んできたチェリーだからこそ言える、説得力のある名言でしょう。

以下では、うる星やつらのトラブルメーカーであり、愛嬌のあるキャラクターで人気を集めるチェリーの魅力をネタバレ紹介します。

うる星やつらでは、登場するたびに何かしらのトラブルを起こしているチェリー。彼の周囲では必ずと言っていいほどトラブルが発生し、あたるも散々な目に遭っています。また、トラブルを予見することもでき、チェリー自体がトラブルともいえるでしょう。

錯乱坊のごとくチェリーは自爆体質であり、主にギャグシーンとして盛り込まれています。また、チェリーの自爆は、本人よりも巻き込まれた周囲のダメージの方が大きいという特徴があります。見る側にはコミカルシーンに映るも、巻き込まれた側はいい迷惑でしょう。

登場のたびに何かしらのトラブルを起こしているチェリーですが、意外にもラムからの電撃を受けたことがありません。一方で、ラム以外のキャラから攻撃される頻度が多く、電撃とは異なる方法でお仕置きを受けています。

諸星家のトラブルを解決しようと奔走するチェリーと妹でしたが、間違えて自身の背後霊・守護霊を呼び出しました。霊的な存在にもかかわらずどちらも口が悪く、相手の主人をののしり合う2人。ついには、兄妹仲が良いチェリーと妹の喧嘩に発展しました。

その名の通り、コタツに執着する巨大な化け猫であるコタツネコ。チェリーとは対照的に温厚な性格で、彼の拠点である空き地で一緒に過ごしています。

高僧を自称し、独特なキャラデザが目を引くチェリー。高橋留美子先生の他作品にも登場し、隠しキャラとして注目を集めています。

以下では、うる星やつらから、高僧を自称するチェリー（錯乱坊）の正体や、チェリーに瓜二つの家族について紹介します。

うる星やつらでは、「さだめじゃ」「喝」など僧侶らしいセリフが目立つチェリー。その正体は高僧であり、薬師としても活動しています。調合した薬は実際に効果があるものの、やはりトラブルの一因になっています。

「喝」の叫び声と同時に、法力を発揮するチェリー。悪いものを祓うつもりがトラブルを引き寄せてしまい、散々な結果となっています。一方で、大量の悪霊を一掃したり、ラムの能力を封じ込めるリボンを作るなど、法力自体は本物です。

時には、思い立ったように旅に出ることのあるチェリーですが、普段は友引町に住んでいます。しかし、妹が暮らす家には入らず、空き地にテントを張って生活しています。

うる星やつらのチェリーの名前の元ネタは「錯乱坊」であり、周囲を錯乱させるトラブルメーカーという意味があるでしょう。また、チェリーという呼び名は、錯乱坊（さくらんぼう）のダジャレとなっています。ちなみに錯乱坊は自称であり、チェリーの本名は不明です。

チェリーの妹は、兄にそっくりな見た目にパーマ頭が特徴の女性です。また、娘が1人おり、友引町の神社にてお祓いを請け負っています。兄とは良好な関係である一方、自身の守護霊と兄の背後霊は仲が悪いです。

うる星やつらでは、チェリーの姪・妹の娘であるサクラも登場しています。かなりの美人で、神社の巫女として母と共にお祓いを請け負っています。また、チェリーと共に諸星家に現れることも多く、おじさんと同様、トラブルメーカーです。

以下では、1981年と2022年にアニメ化されたうる星やつらから、チェリー（錯乱坊）のアニメ声優を紹介します。

チェリーの初代声優・永井一郎さんは、大阪府出身の声優・ナレーターです。アニメ「サザエさん」の磯野波平役で広く知られるも、2014年に逝去されました。声優・永井一郎さんの主な出演作品は、アニメ「ハンターハンター（第2作）アイザック・ネテロ役、「スター・ウォーズ」ヨーダ役、「ハリー・ポッター」アルバス・ダンブルドア役等です。

うる星やつら（2022年版）のチェリーの声優・高木渉さんは、千葉県出身の声優・俳優で、アニメから洋画の吹き替え、特撮作品まで幅広いジャンルにて活躍しています。声優・高木渉さんの出演作品は、アニメ「名探偵コナン」小嶋元太/高木渉役、「ゲゲゲの鬼太郎」（第5作）ねずみ男役等です。

以下では、高橋留美子先生の作品の隠れキャラとして親しまれる、うる星やつらのチェリーに関する感想や評価を紹介します。

「さだめじゃ」や「喝」など、高僧らしいセリフ回しが目を引くチェリーこと錯乱坊。突然、現れては周囲を混乱に陥れる、あたる達にとっては厄介なトラブルメーカーです。うる星やつらの世界では、トラブルの元凶となっているチェリーですが、視聴者目線ではギャグ担当のキャラと言えるでしょう。SNSでは、チェリー（錯乱坊）が好きとの感想も寄せられ、コアなファンの人気を集めています。

「不吉じゃ」など高僧らしいセリフを発しつつ、周囲にはチェリーと呼ばせるなどコミカルな一面も描かれたチェリー。本来は錯乱坊であるものの、なぜチェリーと呼ばせているのか、気になった方も多いでしょう。その理由は錯乱坊の読み方にあり、大人になって気が付いたとの声も見られます。

現れるたびに何かしらのトラブルを引き起こしつつ、どこか憎めないキャラが好感を呼んでいるチェリー。うる星やつらには欠かすことのできないキャラであり、アニメ2作目でも多くの注目を集めました。SNSではチェリーがかわいいとの声も見られ、コタツネコとセットで人気を集めています。

うる星やつらのチェリー（錯乱坊）の名言や定番のセリフなどをまとめました。高僧らしい振る舞いを見せつつ、そのほとんどがトラブルの元凶となってしまったチェリー。登場のたびにあたる達を混乱に陥れるも、どこか憎めない愛嬌があります。作中では、威厳に満ちたセリフを発しつつ、毎回、散々な結果を招いているチェリー。彼の存在が周囲を賑やかにしているでしょう。