【推しの子】恋愛要素がいらないと言われる理由は？カップリング・シーンを一覧で紹介

「推しの子」の恋愛要素や、カップリング、恋愛要素のあるシーンなどを一覧にまとめてネタバレする前に、「推しの子」の作品情報を紹介します。【推しの子】は、週刊ヤングジャンプで2020年4月から連載されている赤坂アカ（原作・原案）と横槍メンゴ（作画）の青年漫画です。また、漫画「推しの子」は、週刊ヤングジャンプの一週間遅れで、少年ジャンプ＋でも連載されています。

漫画「推しの子」は、2021年に「次にくるマンガ大賞2021」のコミックス部門で1位を獲得するなど多くの話題を獲得しました。「リアルで面白い」・「先の読めない展開が好き」と人気を獲得し、2023年11月にはシリーズ累計発行部数が1500万部を突破しました。漫画「推しの子」は、2023年4月にアニメ第1期が放送されており、2024年にはアニメ第2期が放送される予定です。

「推しの子」の恋愛要素について深堀りする前に、あらすじをネタバレします。推しの子は、産婦人科医のゴローが転生した少年のアクアが主人公の物語です。何者かに殺害されたゴローは、推しのアイドルだったアイの息子に転生。しかし、アイは何者かに殺害されてしまいます。母を殺害した本当の黒幕を探し出し、復讐をするために、ゴローはアクアとして芸能界に足を踏み入れていくのでした。

「推しの子」は、主人公のアクアが、アイドルだった母親を殺害した黒幕を探すといった芸能界を舞台にしたサスペンス漫画です。ただ、サスペンス要素だけでなく、恋愛要素もストーリーには含まれています。「推しの子の恋愛要素が魅力的」といった感想が上がる一方で、「推しの子の恋愛要素はいらない」といった声も多いです。そこで、恋愛要素がいる・いらないの理由を深堀りしていきましょう。

まずは、「恋愛要素がいらない」と言われる理由です。「推しの子は、恋愛要素がなくても楽しめるので、恋愛要素はいらない」といった声や、「推しの子は、恋愛要素がないストーリーの方が面白いので、恋愛要素はいらない」といった感想があがっています。「推しの子」は、サスペンス要素がメインの作品なので、「恋愛要素は、いらない」と考えるファンが多いようです。

「推しの子」に恋愛要素がいらないといった理由を挙げたところで、恋愛要素が面白いと言われる理由についても紹介します。「推しの子は、サスペンスと恋愛要素がいい感じにミックスしていて好き」といった声や、「恋愛要素があるからこそ、キャラがより魅力的に見える」といった声も。「恋愛漫画は苦手だけど、推しの子は好き」といった声も多く、推しの子の恋愛要素を受け入れているファンも多いです。

推しの子に恋愛要素がいるのか、いらないのかの理由をネタバレしたところで、話題を集めている恋愛要素についても、深堀りしていきましょう。まずは、「推しの子」のカップリングについて、ネタバレします。

「推しの子」のカップリングの1つ目が、「アクアとあかね」です。アクアとあかねは、恋愛リアリティーショー番組「今ガチ」の中でカップルになったビジネスカップルです。アクアは、あかねの役作りを見て、あかねがプロファイリング能力に長けていることに気付きました。

アクアは、あかねのプロファイリング能力を真犯人探しに利用するために、交際をスタートさせました。そのため、アクアはあかねに対する恋愛感情は持ち合わせていません。一方で、あかねはアクアの魅力に気付き、好意を抱いているような素振りをみせていました。2人は番組が終了した後も交際を続けていましたが、アクアはあかねに危険が及ぶことを避けるために、別れを告げています。

「推しの子」のカップリングの2つ目が、「アクアと有馬かな」です。アクアと有馬かなは、まだ交際には発展していません。しかし、有馬かなは、子役として活躍している時に、アクアと出会っており、ずっとアクアのことを意識していました。高校生になってもこの気持ちは変わらなかったようで、アクアに好意を抱いています。

ただ、有馬かなはツンデレな性格が邪魔をして、なかなか素直になれず、思いを告げていません。その上、アクアがかなに好意を抱いているかも不明です。しかし、有馬かなのことを心配するような描写が多いため、好意を抱いている可能性は捨てきれません。そのため、「有馬かなとアクアが付き合ってほしい」と考えるファンは多く、かなとアクアのカップリングを支持するファンは多いです。

「推しの子」のカップリングの3つ目が、「ゴローとさりな」です。ゴローは、アクアの前世である産婦人科医の男性で、さりなはアクアの双子の妹であるルビーの前世の少女です。さりなは、ゴローが研修医だった時の入院患者でした。さりなは、ゴローのことが大好きで、「結婚して！」と告白して、ゴローに抱き着いていました。

さりなは、ルビーに生まれ変わっても、ゴローへの気持ちは変わっていないような描写があります。2人とも亡くなっているため、今後ゴローとさりなが付き合うことはありませんが、「可愛らしいカップル」といった声が多く、人気のあるカップリングです。

「推しの子」のカップリングの4つ目が、「アクアとルビー」です。アクアとルビーは、双子の兄と妹ですが、前世はゴローとさりなです。長い間、2人はお互いの前世について明かしていませんでしたが、推しの子の第122話で前世がゴローとさりなだったことが判明します。

前世が判明すると、ルビーは今までに思っていたことを全てを本音でアクアに打ち明けました。その後、今までの悩みなどが吹っ切れたように、アクアにアピールをしています。ルビーは、アクアの前世であるゴローが好きだったので、今後、アクアとルビーがカップルになる可能性は充分にあると考えられています。

「推しの子」のカップリングの5つ目が、「ノブユキとゆき」です。ノブユキとゆきは、恋愛リアリティーショー番組「今ガチ」に出演していたメンバーです。ノブユキはダンサーであり、ゆきはファッションモデルをしています。番組の中で、ノブユキはゆきに告白していますが、ゆきに振られています。そのまま番組は終了しましたが、2人は視聴者には気づかれないようにひっそりと、交際しています。

推しの子のカップリングを紹介したところで、恋愛要素のあるシーンをネタバレしていきましょう。漫画「推しの子」の恋愛要素のある1シーン目が、「1巻1話」です。1話では、さりながゴローに「好き！結婚して」と言いながら抱きついている様子が描かれています。

ゴローは、さりなの告白を「社会的に死んじゃうから勘弁して」と受け流していました。お互いに本心ではなく、冗談のようにじゃれ合っているようにも見えますが、「さりなが真剣で可愛い」といった感想もあがっている恋愛要素シーンです。

漫画「推しの子」の恋愛要素のある2シーン目が、「2巻20話」です。20話では、かながアクアに恋をしているような表情を見ることができます。かなとアクアは、ドラマ「今日は甘口で」に出演することになり、共演しました。

かなは、アクアの演技に魅了されており、撮影後にアクアに呼び出された際には、頬を赤らめて、動揺するような素振りを見せています。このシーンを見たファンからは、「かなはアクアのことが絶対好き」・「かなの恋している表情が可愛い」といった感想が上がっている人気シーンです。

漫画「推しの子」の恋愛要素のある３シーン目が、「3巻29話」です。29話では、アクアがあかねに照れている表情を見ることができます。あかねは、自殺未遂後に、恋愛リアリティーショーに復帰します。復帰後は、あかねとして出演するのではなく、アクアの母でアイドルをしていた星野アイを演じることに。あかねのアイに対する分析力は素晴らしく、あかねはアイそのものでした。

アクアも「あかねが星野アイだ」と勘違いしてしまうほどの演技力で、いつもクールなアクアがあかねに声をかけられただけで赤面しています。このシーンを見たファンからは、「照れている可愛いアクアが見られるシーン」といった感想があがっています。

漫画「推しの子」の恋愛要素のある4シーン目が、「3巻30話」です。30話では、あかねとアクアのキスシーンを見ることが出来ます。あかねのアイの再現度が高く、アクアはあかねのことを好きになりかけていました。

しかし、アクアは、「あかねとアイを重ねているだけ」と気付きます。そして、あかねのプロファイリング能力に目をつけ、犯人探しに使えると判断します。そして、番組内であかねにキスをし、ビジネスカップルになるのでした。

漫画「推しの子」の恋愛要素のある5シーン目が、「3巻36話」です。36話では、傷心したかなが、ぴえヨンに好意を寄せています。かなは「アイドルに向いていないのではないか」と思い悩む中、アクアがあかねと付き合ったことを知り、大きなショックを受けていました。

ぴえヨンは、落ち込むかなを褒めて、優しく寄り添っていきます。かなは、ぴえヨンとの居心地の良さに、「ぴえヨンと、付き合ってもいいかな」と考えてしまいます。実は、このぴえヨンは本物ではなく、アクアだったのですが、かな本人は気付いていないのでした。

漫画「推しの子」の恋愛要素のある6シーン目が、「4巻40話」です。40話では、アクアがあかねとデートしています。アクアとあかねは、番組終了後もビジネスカップルを続けており、SNSに投稿するための写真を撮影するデートに出かけました。

アクアを好きなあかねは、とても楽しそうにしていましたが、アクアは終始冷めています。このシーンを見たファンからは、「恋をしているあかねが可愛い」・「アクアも楽しそうにしてあげて」といった声が上がっています。

漫画「推しの子」の恋愛要素のある7シーン目が、「5巻46話」です。46話では、あかねとアクアが舞台鑑賞デートをしています。ある日、アクアの舞台稽古が中止になったため、あかねはアクアを2.5次元舞台に誘いました。アクアは、新しい発見があったようで、いつもとは違う姿を見せています。このシーンは、「アクアの新しい一面が見れたシーン」といった声が多くあがっています。

漫画「推しの子」の恋愛要素のある8シーン目が、「8巻72話」です。72話では、あかねとアクアカップルに亀裂が入ります。アクアは、ビジネスカップルとして関係を続けていましたが、あかねはアクアに本気で好意を抱いていました。だからこそ、アクアの本気ではなく冷めた態度に納得がいかず、本心をぶつけています。別れることはなかったものの、あかねの本音がよく分かる恋愛要素シーンです。

漫画「推しの子」の恋愛要素のある9シーン目が、「8巻73話」です。73話では、かなとアクアが買い物デートをしています。スーツケースが必要になり、アクアとかなは、買い物にいくことに。2人は付き合ってはいませんが、アクアはデートのように、行き先や食事などのプランをしっかり考えていました。

かなも、当日のファッションを悩むなど、カップルではないものの、初デートのような恋愛要素が溢れるストーリーでした。「かながドキドキしている姿が可愛い」・「アクアはかなが好きなの？」といった感想が上がっている恋愛要素のあるシーンです。

漫画「推しの子」の恋愛要素のある10シーン目が、「8巻78話」です。78話では、あかねとアクアのキスシーンを見ることが出来ます。アクアは、父親に復讐をするために、あかねのプロファイリング能力を利用しようと考えていました。しかし、父親が亡くなっていることを知り、普通の人生を歩むことにします。

今までアクアは、「復讐をしたい」といった思いが強く、今まであかねと向き合うことはありませんでした。しかし、復讐相手がいなくなったことで、あかねとちゃんと向き合い、カップルとして付き合っていこうと決意します。このシーンを見たファンからは、「キスをされたときのあかねの表情が、可愛い」・「あかねに幸せになってほしい」といった感想があがっています。

漫画「推しの子」の恋愛要素のある11シーン目が、「9巻82話」です。82話では、傷心し、泣いているかなを見ることができます。かなは、大好きなアクアに避けられたことにショックを受け、泣いてしまいます。アクアは、「スキャンダルで、かなたちに迷惑をかけないように」と考え、かなを避けていました。2人の思いがしっかり伝わっておらず、空回りをしている恋愛要素シーンです。

漫画「推しの子」の恋愛要素のある12シーン目が、「10巻98話」です。98話では、あかねとアクアが別れるシーンが描かれています。あかねは、アクアの本当の父親・カミキヒカルの存在に気付いてしまい、カミキヒカルに近づきすぎてしまいました。

アクアは、「あかねの身に危険が及ぶ」と判断し、あかねのために別れを告げます。このシーンを見たファンからは、「切なくなるシーン」・「あかねには幸せになってほしい」といった感想が上がっています。

漫画「推しの子」の恋愛要素のある11シーン目が、「11巻101話」です。101話では、島監督にかなが押し倒されるシーンが描かれています。島監督は勢いのある監督で、かなは「島監督と仲良くなり、仕事を獲得しよう」と考えていました。

かなは、島監督の家に行くことになり、家で仲良く過ごした後に、押し倒されてしまいます。この直後、かなは「ごめんなさい、好きな人がいます」と涙を流しながら、拒否をしました。かなの素直な姿がわかるシーンであり、「素直なかなが可愛い」といった声があがっています。

漫画「推しの子」の恋愛要素のある14シーン目が、「13巻123話」です。123話では、ルビーがアクアに告白するシーンが描かれています。アクアとルビーは、お互いの前世に気付きます。さりなは、ゴローに「結婚して」と前世で告白をしており、「16歳になったら考えてやる」という返事を貰っていました。

ルビーは、アクアの前世がゴローだとわかったため、「16歳になったよ」とアクアに告げます。一途なルビー（さりな）の気持ちがよく分かるシーンであり、「ずっと一途に想い続けているルビーには、幸せになってほしい」・「恋している表情のルビーが可愛い」と人気を獲得しています。

「推しの子」の恋愛リアリティーショー編のあらすじを、ネタバレします。アクアは、恋愛リアリティーショー番組「今からガチ恋始めます」に出演することになりました。出演者は、女優のあかね、インフルエンサーのMEMちょ、モデルのゆき、俳優のアクア、ダンサーのノブユキ、バンドマンのケンゴの6人です。

番組は、モデルのゆきとノブユキがいい感じになり、ケンゴがノブユキに嫉妬するような展開になっていきます。あかねはこの状況に乗れていないことに焦り、「どうすれば爪痕を残せるのか」とプロデューサーに相談。「ゆきとノブユキの邪魔をすれば、話題になる」とアドバイスされたあかねは、2人の邪魔をすることにします。

アドバイス通りあかねは目立っていきますが、2人の邪魔をしている最中にゆきの顔に怪我をさせてしまいました。わざとではなく、すぐにゆきに謝罪したために2人は和解していましたが、番組は2人の仲を煽るような放送をしてしまいます。その結果、あかねは悪役になってしまい、大炎上してしまうのでした。

恋愛リアリティーショー編の結末についてもネタバレしていきましょう。あかねは、大炎上によって精神的に追い詰められてしまい、「自殺をしよう」と決意します。あかねは飛び降り自殺をしようとしていましたが、飛び降りる直前にアクアが助けたことで自殺未遂に終わりました。この後、アクアのフォローによって、あかねは番組に復帰することを決意します。

アクアは、あかねの炎上を収束させる計画を立てていました。アクアは、出演メンバーと協力して、無事炎上を収束させることに成功。あかねは、メンバーのアドバイスを素直に聞き入れ、自分ではないキャラクターを演じて、番組に参加しました。

あかねは、MEMちょのアドバイスで、星野アイというキャラクターを演じ、アクアを落とすように行動していきます。あかねの演技力を見たアクアは、あかねのプロファイリング力に驚き、「犯人探しに利用しよう」と考えました。そして、アクアは番組内であかねにキスをして、ビジネスカップルになるのでした。

「推しの子」は、恋愛要素はもちろん様々な要素が織り込まれているサスペンス漫画として人気を獲得しています。「推しの子は、色々な要素が多いのに、全ての要素がまとまっていて面白い漫画」・「構成が上手なので、色々な要素が含まれていても理解できる面白い漫画」・「恋愛要素がキャラを魅力的にしている」といった感想が多くあがっています。

「推しの子」の恋愛要素を評価する声が多い中、「推しの子に、恋愛要素はいらない」といった声も。「推しの子の恋愛要素は、なくてもいいのでは」・「サスペンス漫画に恋愛要素はいらない」といった声が多く、「推しの子は、恋愛要素が無ければ、より面白いはず」といった感想もあがっています。

「推しの子」は、「サスペンス漫画に、恋愛要素やギャグ要素、今の社会問題などをしっかり盛り込んでいるのに、物語がしっかりしている」・「読めば読むほどハマってしまう」といった声も上がっています。「ただの恋愛要素なだけではなく、伏線も盛り込んでいるところが好き」といった声も多いです。

「推しの子」は、「面白くて好き」といった声が多く人気を獲得していますが、恋愛要素がいる・いらないと意見が分かれている話題作品でもあります。推しの子に恋愛要素はいるのか？いらないのか？や、カップリング、恋愛要素のあるシーンのネタバレなどを見て気になった方は、一度「推しの子」を見てみてはいかがでしょうか？