【北斗の拳】バランはラオウの弟子!強さ・過去やケンシロウ戦の結末は?

『北斗の拳』の光皇ことバランのすべてを明かします!1980年代の漫画界を席巻した、武論尊と原哲夫コンビによる大作漫画『北斗の拳』では、主人公のケンシロウ以外にも「北斗神拳」の使い手が登場します。この記事で特集する、聖国ブランカで国民から絶大な信頼を集める君主、バランもその一人です。これから、彼の強さやラオウに弟子入りした過去、そしてケンシロウ戦での結末・最後について詳しく解説していきます。

【北斗の拳】バランはラオウの弟子!強さ・過去やケンシロウ戦の結末は?のイメージ

目次

  1. 北斗の拳のバランはラオウの弟子
  2. 北斗の拳のバランの強さやケンシロウ戦の結末
  3. 北斗の拳のバランの性格や過去
  4. 北斗の拳のバランに関する感想や評価
  5. 北斗の拳のバランまとめ

北斗の拳のバランはラオウの弟子

北斗の拳の作品情報

この記事では、『北斗の拳』のキャラクターで、ケンシロウの兄ラオウの弟子で、一国を支配できるほどの実力者といわれるバランを特集します。これから、バランの強さや過去、そしてケンシロウ戦の結末・最後について解説してきますが、まずはその前に『北斗の拳』の作品情報をお届けしましょう。最初に『北斗の拳』の作品概要、そして簡単なあらすじ解説へと続きます。

北斗の拳の概要

概要のイメージ

『北斗の拳』は、1983年から1988年にかけて「週刊少年ジャンプ」で掲載された漫画です。原作者は武論尊、作画は原哲夫が担当し、全体で245話が発表されました。2019年11月の時点で、『北斗の拳』の関連書籍(単行本や文庫本など)の累計発行部数は1億部を超えています。また、『北斗の拳』は2023年に連載開始から40周年を迎え、その記念として史上初で最大規模の原画展が開かれました。

北斗の拳のあらすじ

あらすじのイメージ

199X年、核戦争によって文明と秩序が失われた世紀末が『北斗の拳』の物語の舞台となります。北斗神拳の伝承者であるケンシロウは、かつての親友で南斗聖拳の伝承者であるシンによって恋人ユリアを奪われます。恋人の復讐を胸に彼の冒険の旅が始まります。暴力が支配する世界において、様々な敵と戦いながら、自身の宿命と向き合い、ケンシロウは成長していくのでした。

バランのプロフィール

ここからは、この記事のメインテーマである『北斗の拳』のバランの話題に移ります。バランは、神を凌駕する存在としてブランカ国を支配し、光帝と自称した人物です。国民から神を超える信奉を得た君主でもあります。偶然、聖国の王女ルセリを野蛮な部族から救ったことで男を上げます。その後、ブランカの国王を監禁し、政権を掌握するに至りました。

バランは過去にラオウの弟子だったことがあります。子供の頃、ラオウに北斗神拳を教えてほしいと頼んだときのことです。「神への復讐のため」と述べたことで、彼の技術を盗む許可が下りました。拳王軍に参加すると、北斗神拳を奥義のレベルまで習得しました。ラオウと別れた後の行動は不明ですが、ブランカに入国すると、秘孔の知識を使って病気を治すなどの奇跡を起こし、国民からの信頼を集めました。

また、自分をにせものと呼ぶ者を、秘孔を突いて殺し、これを罰や災厄と称していました。北斗神拳の奥義の中では、北斗剛掌波を得意にしていました。また、前述のように、子供の頃、妹ユウカを神が救ってくれなかった神に復讐するために、ラオウの下で修行を始めます。北斗剛掌波をはじめとする北斗神拳の技を盗みましたが、情を捨てられないという理由でラオウに見捨てられ、勝つためには情は不要だと考えるようになりました。

数年後、妹ユウカと瓜二つのルセリと出会います。彼女がユウカと同じ運命を辿らないよう、自分自身が彼女が信じる神になることを決意します。北斗神拳の力と、秘孔術による「奇跡」の演出でブランカの人々を騙し、国を支配していきます。その後、ブランカの旧王族を処刑し、さらに野蛮な部族を使ってサトラが住むサヴァ国を攻撃します。しかし、その行動がケンシロウの関心を引き寄せ、自分の城で対決することになりました。

北斗の拳 LEGENDS ReVIVE 公式サイト|sega.com

北斗の拳のバランの強さやケンシロウ戦の結末

バランの強さや能力

バランの強さや能力ですが、中国から伝えられた暗殺拳、北斗神拳を使うことができます。この北斗神拳は、自分の子供の中から一人だけに伝え、他の人間には秘密にする、いわゆる一子相伝の技となります。人間の持つ全潜在能力を引き出し、そのエネルギーで人間の体にある「経絡秘孔」を突くことで、人体を内側から破壊してしまう一撃必殺の拳法です。

また、倉尾宏の『北斗の拳』のメディアミックス作品『北斗の拳 拳王軍ザコたちの挽歌』では、拳王軍時代の若きバランの姿が描かれています。拳王軍で最年少ながらも、すでに北斗剛掌波などの秘孔を習得した、堂々たる拳士でした。第一回拳王軍武術大会では、拳王先遣隊の隊長に対して秘孔膝限で勝利を収めます。しかし、二回戦のハート戦では拳も剛掌波も効果がなく、たった一発のデコピンで敗れてしまいました。

バランのケンシロウ戦の結末

ケンシロウは、サトラとルセリのためにバランとの戦いに臨みます。バランとの対決が始まると、「北斗剛掌波」を使うバランの力にケンシロウは驚嘆してしまいます。しかし、ケンシロウはバランの全ての技を何とか避けると、「北斗剛掌波」を見舞い、勝負を決めました。まるで本家本元の力を誇示するかのようでした。

戦いが終わった後、ケンシロウはラオウがバランのように冷酷にはなれず、情の深い男だったと語ります。これを聞いたバランは、救われたような気持ちになりました。そして、自分自身で戦いを決着させることを決意するのでした。

バランの最後は処刑された?

最後のイメージ

北斗神拳の奥義でケンシロウを驚かせたものの、最後には力の差が明らかになり、バランは敗れ去りました。リュウが自分に向けて見せた悲しみの目を見て、バランはラオウが自分を見捨てた真の理由を理解します。そして、最後に敗北を受け入れたのです。その後、自分自身をバランの偽物として処刑するよう、部下に命じます。ラオウに代わって、彼の息子・リュウに男としての死に様を示すためでした。

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北斗の拳のバランの性格や過去

バランの性格

性格のイメージ

次に、『北斗の拳』のバランの性格や過去について考察していきます。まずバランの性格ですが、一見すると冷たいように見えますが、実は心優しい一面を持っています。バランは力があるので、人間を簡単に殺すことができます。しかし、彼が人を殺すのは自分の欲望のためではありません。彼の行動の根底には、愛する人を守りたいという思いがあります。そのため、無意味な殺戮は極力避けているのです。

バランは、感情に大きく左右される傾向があります。それは、妹やルセリのために行動する場面で顕著でした。また、力を使って相手を制圧したり、深く考えずに行動することもあります。しかし、そうした行動を目の当たりにした人が、それでも彼に付いていこうと思うので、必ずしも誤りとは言い切れません。

バランとラオウの関係

『北斗の拳』のバランは、妹のユウカが病気で亡くなった後、ラオウと出会うことになります。そして、敵を圧倒的な力で一掃するラオウを見て、彼についていきたいと強く望みました。ラオウもバランの強い決意を感じ取り、自分の側にいることを許可しました。

ラオウは、北斗神拳を見て盗むように指示し、バランは師匠をまねることで北斗神拳を習得することになります。バランの成長を見守る中で、ラオウは彼が完全には無情になれないことを見抜き、自分のもとを去るよう命じました。バランの優しさに気付いたラオウは、今なら別の道を歩むことができると思ったのかもしれません。

バランの過去

『北斗の拳』のバランは、幼い頃に妹のユウカと兄妹ふたりで生活していました。ユウカが病気で倒れたとき、バランは手段を選ばずユウかに薬を届けようとします。結局人から奪って薬を手に入れたのですが、その様子を見ていたユウカは、薬を飲むことを拒否しました。

そして、神に逆らう行為はできないと言って、最後まで薬を飲まずに亡くなりました。それを目の当たりにしたバランは、神への復讐を誓ったのです。そんな過去がブランカ国を支配する光帝、バランにはあったのです。

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北斗の拳のバランに関する感想や評価

ここまで『北斗の拳』のバラン特集をお届けしてきましたが、最後にバランに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

こちらの投稿者の方は、『北斗の拳』のバランを見て、「IDOLY PRIDE」に登場するアイドル武田美帆子(miho)を思い出したそうです。妹の死で闇落ちしたバランと親友を失ったことで人が変わってしまった美帆子が重なったのでしょう。バランに、人間の強さと脆さや深い愛情がを見て取れたからかもしれません。

バランが拳王、つまりラオウから北斗神拳を「盗む」ように指示され、それを見事に達成したことは、彼の驚異的な学習能力を示しています。また、ラオウに弟子入りを直談判したことは、彼の強い意志と目標達成への情熱を物語っていると言えるでしょう。

こちらの投稿者の方が言うように、バランとファルコは強力なキャラクターで、その存在感は主人公であるケンシロウさえも凌ぐことがあるようです。そのため、物語のバランスを保つために、作者は二人が一時的に退場することを考えたのかもしれません。

Thumb【北斗の拳】雲のジュウザがかっこいい!強さやラオウとの闘い・最期もネタバレ | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

北斗の拳のバランまとめ

まとめのイメージ

この記事では、「北斗の拳のバランはラオウの弟子!」と題して、彼の強さ・過去やケンシロウ戦の結末と最後について解説してきました。

ブランカ国の光帝ことバランは、中国伝来の暗殺拳、北斗神拳の使い手です。人間の持つ全エネルギーで経絡秘孔を突き、一撃必殺で人体を内側から破壊するのです。ケンシロウ戦では「北斗剛掌波」でケンシロウを驚嘆させますが、本家本元の技には敵わず完敗を喫します。敗北を受け入れたバランは、部下に命じて自らを偽のバランとして処刑させました。かつての師・ラオウの息子・リュウに男の死に様を示すためでした。

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