私のアリカのネタバレあらすじと感想！行方不明アイドルの真相を追うサスペンス漫画

「私のアリカ」は、ヤングマガジンにて連載されている漫画です。原作者の藤沢もやし先生と、作画の隈屑先生によるアイドル界の闇と光を描いた作品となっています。2024年2月時点で、漫画単行本の既刊は4巻です。

私のアリカは、芸能界サスペンスの漫画です。人気急上昇中のアイドルグループメンバー真宮アリカが、失踪したことから私のアリカの物語は始まります。事件の真相を追うサスペンス的なパートと、努力をしながら人気を得ていくアイドルパートが並行して描かれているのが特徴です。私のアリカは、さまざまなジャンルでそれぞれの物語が進行していくため、一つの作品でスリルと感動を楽しめるおすすめの漫画となっています。

真宮アリカは、人気アイドルグループ「りりかるトリック」のセンターを担う人気アイドルです。ある日、突然アリカが失踪をします。それから1年が経っても、未だに彼女は見つからず、犯人も捕まっていません。りりかるトリックに第3期の新メンバーを加入させるため、オーデションが開催されました。

最終的に残った6人の中で、明らかに異質な光を放つ少女がいます。彼女の名前は宮嶋ナナです。ナナはアリカを連れて行った犯人を見つけて、助け出そうという目的を持っていました。そのため、アイドル業界に入って来たのです。

アリカと同郷で親友だったナナは、彼女がオーディションに合格して上京することを聞いて、非常に心配します。アリカはナナのことを心から信頼しており、ファンへ向けた自身のブログにも、ナナへ宛てて書くほどでした。失踪前の最後のブログの文章を縦読みすると、「ウラギリタスケテ」と記されていることに、ナナと仲間たちが気づきます。

ナナはアリカからのメッセージだと確信して、真実を探ろうと考えました。まず、そのためには彼女と同じアイドルの道に、進まなければなりません。ナナは人並みにダンスを踊れますが、歌のほうは音痴でかなり苦戦します。彼女が悪戦苦闘している動画を見ながら、怪しげに微笑む人物がいました。

候補生の6人は、3ケ月後の審査ライブに向けて、厳しいダンスレッスンを受けることになりました。正規メンバーの選出方法は、観客投票とオンライン投票による上位3人です。また、本番までの期間中も、人気投票が実施されます。

候補生たちは、なんとかして人気を上げようと、SNSを使ってアピールしました。しかし、ナナはSNSが苦手ということもあり、ひたすらライブの練習だけに専念します。ある日、彼女の仲間である盛田から衝撃のメールが届きました。

ナナ以外の候補生たちはSNSへ投稿することに夢中で、スマホのほうに気を取られていました。ダンスコーチの矢島先生は、そのような姿に呆れます。ナナは本番で最高のダンスを披露して、観客を感動させるほうが面白いと考え、全力で練習に励みました。ナナの頑張りを見ていた人気ナンバーワンの候補生である小笠原ゆめが、SNSを使って彼女を陥れようと企みます。

私のアリカのナナは、ひたすらダンスの練習に励みます。その努力が認められて、おひろめライブで歌う「おねがいシューティングスター」のセンターを獲得したのです。ナナに嫉妬して陰口を叩く人もいました。

かつて、真宮アリカが悪口をSNS上で言われていたことを、ナナは思い出します。執拗にアンチに叩かれていたアンナは、優しい性格だったため、悪口を真に受けて辛かっただろうと同情しました。このような中傷を受けてまで、アイドルをやる価値があるのかと、ナナは心の中でつぶやきます。

おひろめライブが開催されて、メンバーの挨拶から始まりました。候補生5人には歓声が上がったのですが、ナナの挨拶のときだけ客席が静まります。思わぬ出来事に、ナナはすっかり心が折れてしまいました。「真宮アリカが人生をかけてまで、やりたかったことなのか」と、彼女は辛い気持ちでステージに立ちます。すると、「ガンバレー！」と、観客席のほうから応援の声が聞こえました。

ナナは観客席からの声援を聞いて、「自分のことを見てくれる人が一人でもいることが、こんなにも心強いんだな」と思い、気を持ち直します。歌は相変わらず音痴でしたが、彼女は全力でセンターを務めました。残念ながら、人気投票は最下位の結果となります。しかし、印象的なライブになったことは間違いないです。

人気投票5位の三輪まゆは、ナナの活躍の裏で一人悩んでいました。SNSでもダンスでも実力を出せず、結果を残せなかったため、今後は辞退しようと決心します。荷物を整理して事務所に行くと、小笠原みゆのファンを見かけました。誰かと会話をしている様子で、耳を傾けると「指示通りの順位に収めました」と聞こえてきたのです。

私のアリカの物語は、真宮アリカの失踪から始まります。ナナはアリカを見つけ出すために、アイドルになることを決心しました。音痴な彼女が厳しいレッスンを受けてアイドルを目指す様子からも、アリカが大切な存在であることが考察できます。

私のアリカの物語の序盤では、アリカが誰かに攫われたと思われていましたが、実際はどうだったのか不明です。失踪3日前の武道館ライブ終了直後から、アリカの様子が変だったという証言が上がっています。また、彼女はずっと思いつめたような顔をしていたと、矢島が言いました。失踪当日には、自宅付近の防犯カメラに、アリカと思われる映像が残っています。

これらのことから、アリカはすでに殺されて死亡しているのではないかという考察の声が上がっていました。熱狂的なファンがアリカを連れ去ったという方向で、警察は捜査を進めている段階です。犯人は誰なのか、彼女はまだ生きているのかなど、私のアリカの今後の展開から目が離せません。

真宮アリカの失踪について、何の手がかりも見つからず捜査の進展がありません。彼女をを連れ去った真犯人を見つけるために、ナナはアイドル業界に入りました。ナナは彼女のためなら、何でもする覚悟です。

最悪の場合、アリカは殺されて死亡している可能性もあります。したがって、ナナがアリカと再会できるのかは、まったく予想できない状況です。私のアリカの物語は、さまざまな謎が盛り込まれています。また、メンバーのみんなが怪しく容疑者ではないかと考察できるような描写があり、早く先が読みたくなる作品です。

私のアリカのナナは、もともとアイドルになりたかったわけではありません。すべては親友のアリカのためでした。そのため、「アイドルなんて何か良いのだろう？」と思うことが多かったのです。しかし、音痴な彼女が努力をしながらアイドル活動をしていくうちに、人気が出てきます。このままの勢いであれば、ナナ本人がスーパーアイドルになる可能性が高いと考察できます。

私のアリカの漫画は非常に面白いため、みんなにも見て欲しいというおすすめの声があがっています。人の魅せ方や展開もスムーズに進むから、私のアリカは読みやすいという感想もありました。主人公の味方になりそうな人物や、距離が縮まりそうな人物がことごとく退場していき、誰も信用できないところが面白いという読者もいます。

私のアリカ1話を読んでみて、犯人はグループの女の子ではないかと考察する声がありました。自分の手を汚さないで、ファンに実行させたという王道の手口だと思うという考察もあります。また、ナナが犯人捜しのために、仕掛ける次の手が楽しみという感想も上がっていました。怪しそうな人はいるけれど、今後犯人が二転三転くらいしそうという声もあります。私のアリカは面白いので、長く読み続けたい作品だという評価もありました。

私のアリカのナナちゃんが、どのように成長していくのか楽しみという感想があります。ナナの一生懸命さとアリカへの想いが伝わってきたという声も上がっていました。ライブパフォーマンスのときのナナが大変いい笑顔で輝いていて、一気に引き込まれたという感想もあります。

私のアリカはアイドルサスペンスの漫画で、アイドルの真宮アリカの失踪から物語は始まります。彼女の親友であるナナが、真相を探るためにアイドル業界に入りました。果たして、ナナは真犯人を見つけ出すことができるのか、アリカと再会できるのか、私のアリカの今後の展開に注目しておきましょう。