【推しの子】星野あゆみは星野アイの母親！娘との関係やDVをしていた理由は？

推しの子でも人気のキャラクターの星野アイは序盤で亡くなっていますが、実は母親が作中では登場しています。星野アイの母親は星野あゆみという名前になりますが、アイとの関係性が複雑でした。この記事では、星野アイの母親である、星野あゆみについて関係性やDVをしていた理由、アイを迎えに行かなかった理由などを考察していきましょう。

星野アイの母親である、星野あゆみについて紹介していく前に、まずは推しの子の作品情報について見ていきましょう。推しの子の概要とあらすじを紹介していきます。

推しの子は原作にイラストレーターなどで活躍を見せる赤坂アカ、作画は漫画家の横槍メンゴが担当した作品です。週刊ヤングジャンプにて2020年より連載を開始した漫画で、少年ジャンプ＋でも連載がされています。赤坂アカは『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』を連載しながら、推しの子でも連載をしたことで、異例といわれました。2023年にはアニメ化もされ、プロローグからファーストステージ編まで放送されました。

産婦人科医のゴローは、推していたアイドルの星野アイが妊娠しているとして、極秘で出産までさせるようサポートに入ります。ゴローは患者の影響で星野アイのファンになりました。しかし、星野アイが出産をする前に、ゴローは何者かに殺されてしまうのです。

そして、目を覚ましたときには、星野アイの子供に転生していました。双子で生まれたアクアとルビーでしたが、幼い頃に母の星野アイを殺害されてしまいます。ここから、2人の物語がスタートするのでした。

星野あゆみのプロフィールは、作中で詳しく解説されている節はありませんでした。星野アイが亡くなったのが20歳のときで、そのときに幼い子供だったアクアとルビーは高校生にまで成長しています。そのため、年月を計算すると、年齢は幾分かいっていることが分かるでしょう。20歳でアイを出産していたとしても、作中で出てきたときには50代後半くらいです。

適齢期ともいえる25～30歳くらいで出産していたら、60代の可能性も高いといえます。アイとは雰囲気は似ているように感じるものの、アイの可愛さに嫉妬していたと発言していることから、容姿はあまり似ていないと本人は思っているのかもしれません。また、作中でも触れられていますが、アイは片親で育ったため母親はシングルマザーということになります。

推しの子に登場する星野あゆみと、娘の星野アイはどのような関係性にあったのでしょうか。ここからは、星野アイと母親との壮絶な関係性に迫っていきましょう。

星野あゆみはシングルマザーでアイを育てていました。そのため、母娘の関係性は濃厚であると思われますが、実は母親はアイが8～9歳の頃に嫉妬心しか持っていなかったと語ります。星野あゆみはアイを語る上で、「愛してる」「たった一人の娘」といった内容を話しており、アイのことを心から愛しているような発言が目立ちました。

しかし、アイの可愛さは8～9歳頃に目立ちはじめ、シングルマザーだった母親の彼氏も目を見張るほどでした。当時のあゆみの彼氏がアイに色目を使い始めたことに気付いたあゆみは、嫉妬心を抱えるようになります。そして、あゆみの心は彼氏に対する怒りと、アイに対する嫉妬で壊れはじめるのでした。これがきっかけとなり、家庭はどんどんと崩壊していきます。

星野あゆみは娘のアイに対して、DVしていたともありました。その理由は明確で、アイに対して色目を使った彼氏に対する怒りやアイへの嫉妬心から、DVという結末を迎えてしまったのでしょう。アイは誰もが目を見張るほど大人っぽくキレイで、美しく育ちました。そのため、自分とはかけ離れた容姿のアイに対して、DVという行為で母親としての威厳を伝えようとしたのではないでしょうか。

そして、あゆみの行動はアイをDVするだけに留まらず、その後は窃盗をしてしまいます。窃盗をしたことで、あゆみは逮捕されてしまうのでした。まだ小学生だったアイは、あゆみが逮捕されたことにより保護者が居ない状態となります。そのため、施設へと預けられることになったのです。

星野あゆみが窃盗で逮捕され、施設に預けられたアイでしたが、釈放された母親が迎えに来なかったと生前に語っていました。母親を語るアイは笑いながら明るく話していましたが、心は泣いていたのでしょう。また、アイは白米を食べるのが苦手とも語っていました。その理由として、過去に自分の白米に星野あゆみが投げたグラスが割れた欠片が入っていたためです。

このように、星野あゆみが与えたアイへのDVなどの数々は、凄まじいものがあったのでしょう。そして、星野あゆみ自身もなぜアイを迎えに行かなかったのか問われると、自分がアイに会ってしまうことでアイを傷つけてしまうと話します。同じことをしてしまうのであれば、自分から遠ざけたかったと星野あゆみは涙ながらに話すのでした。

アイは20歳の誕生日に刺されて亡くなっています。そのため、星野あゆみは一生アイに対して謝罪することもできない、大きな後悔に襲われているのでしょう。可愛すぎてしまうアイに嫉妬した星野あゆみという母親であり女である嫉妬で、1つの家庭が壊れてしまいました。

推しの子の映画編で登場したアイの母親である星野あゆみですが、孫にあたるのがアイの子供であるアクアとルビーです。星野あゆみと対面したのはアクアのみですが、孫にあたるアクアとルビーについて紹介していきましょう。

アクアの本名は星野愛久愛海(アクアマリン)になり、母親のアイから受け継いだイケメンな顔立ちをしています。アクアの中身は転生したアイの出産に関わった産婦人科医であるゴローになり、冷めた性格をしています。前世が医者であったため、学力は高く高成績を残しています。

俳優業をしている傍ら、前世と同じく医者になりたいという気持ちも持っています。しかし、芸能活動が忙しいこともあり、両立が難しく悩んでいる様子も見せました。双子の妹であるルビーのことを心配している様子が度を過ぎているため、周りからはシスコンといわれています。

双子の妹であるルビーもアクアと同様に転生者になります。転生前は、ゴローの患者で難病疾患にかかっていた天童寺さりなになり、アイの大ファンと公言していました。アイに似て可愛らしい容姿を持つルビーは、アイと同じようにアイドルを目指します。

アイがセンターを務めていたB小町を復活させるべく、再結成させたのもルビーでした。ルビーの本名は星野瑠美衣(ルビイ)になり、天真爛漫でかわいらしい性格で人気があります。前世では生涯のほとんどを病室で過ごしたため、さまざまなことに積極的かつ前向きに取り組む姿が魅力的でしょう。

星野あゆみが登場した回では、まさかアイの母親が登場すると思わなかったという人が多くいました。そして、アイと母親の関係性に涙する人も少なくありませんでした。

こちらでは、星野あゆみに対して、「良くも悪くも弱い女性だった」と語っています。母親でありながら女だった星野あゆみは、メンタルが脆くなっていた可能性もあるでしょう。「毒親だ」という人もいますが、弱さをバネにできなかったのかもしれません。

星野あゆみはアイを出産して、アイを育てた事実は変わりません。アイ自身もどこかで母親の愛情を感じていたのではないか、と考察する人もいました。

推しの子に登場する星野あゆみは、アイの母親です。アイが語る母親の姿は、DVをして窃盗で逮捕され、アイのことを迎えに来なかったとされていました。しかし、星野あゆみにも多くの抱えているものがあったため、結果的にアイが言う最低な母親になってしまったのです。星野あゆみは映画編に登場するため、ぜひ見てみてください。