【メアリと魔女の花】猫の名前はティブとギブ！性別・正体や声を演じた声優は？

メアリと魔女の花には魅力的かつ個性に溢れたキャラが多く登場します。その中でも「かわいい」と言われて高い評価を得ているのが、魔女には欠かせない猫の存在です。この記事では、メアリと魔女の花に登場する猫のティブとギブについて詳しく紹介していきましょう。まずは、メアリと魔女の花の作品情報として、概要とあらすじを簡単に解説していきます。

スタジオポノック第1作品目となるメアリと魔女の花は、2017年7月に公開された映画です。メアリと魔女の花がジブリ作品に似ていると当初話題になりましたが、スタジオポノックは元々スタジオジブリに在籍していた米林宏昌が監督を務めました。

スタジオジブリの制作部が解体されてスタジオポノックが設立されたため、メアリと魔女の花はジブリ作品に似ている印象を受けるでしょう。メアリと魔女の花のキャッチコピーは「魔女ふたたび」となり、原作はイギリスで制作のされた『The Little Broomstick』になり、『小さな魔法のほうき』という名前で日本では翻訳されています。

ある日の夜、魔女が夜間飛行という花の種を盗み逃走をはかりますが、その最中に力尽きてしまいます。そして、森の中に夜間飛行の種と箒を落としてしまいました。数年が経ったある日、主人公のメアリはピーターの飼い猫であるティブとギブを追いかけて森の中に入ります。

そこで見つけたのが、夜間飛行という花でした。翌日も、ティブを追いかけて夜間飛行に出会ったメアリは、そばにあった箒に花の汁を付けてしまいます。この過ちがきっかけとなり、メアリは魔女の世界に足を踏み入れるのでした。

メアリと魔女の花に登場する猫の名前はティブとギブといいます。ティブは黒猫でギブは灰色の猫になり、メアリが2匹を追いかけて森に入ったことで、夜間飛行という花を見つけることになりました。猫のティブとギブは物語の鍵を握っているともいわれ、注目されるキャラクターになりました。ここからは、猫のティブとギブに関する情報を紹介していきます。

改めて、メアリと魔女の花に登場する黒猫の名前がティブ、灰色の猫の名前がギブといいます。その正体はピーターの飼い猫でした。見た目がそっくりで色だけ違うティブとギブは、猫ではない他の正体があるのではないかとも考察されました。しかし、最初から最後まで2匹の正体は猫になり、鍵を握るキャラとして登場しています。

ティブとギブはメアリとともに森に入り、正体の分からない魔法の花である夜行飛行に出会います。メアリは夜行飛行を摘んで戻りますが、その夜ギブだけが姿を消してしまったのです。ギブが居なくなったことに気付いたティブは、次の日にティブはメアリに助けを求めました。そして、メアリとともに再度正体不明の植物である夜行飛行の元に向かいます。

2匹の再会はエンドア大学になり、ギブは姿を変えられていました。ティブとの再会に涙した人も多く、無事にティブとギブが再会できたことに多くの人が安堵したことでしょう。その様子を見ると、メアリと魔女の花に登場する猫のティブとギブの性別は、ティブがオスでギブがメスではないかといわれています。

ティブの性別がオスで、ギブの性別がメスという考察や物語の2匹の猫の関係性から、ティブとギブは恋人同士ではないかともいわれています。ギブの行方が分からなくなってしまった際、メアリに助けを求めるティブを見ていると愛しいものを助け出したいという気持ちが伝わってくるでしょう。そして、カエルのような姿に返られてしまったギブに寄り添い、頬を擦り合う仕草を見ても恋人同士さながらといえます。

ティブとギブの性別は不明ですが、恋人同士であれば考察されている性別で間違いなさそうです。しかし、原作でのティブとギブは双子の兄弟でした。ティブが兄でギブが弟という設定になり、2匹とも性別はオスでした。そのため、映画で恋人同士に見える2匹は、見た目がそっくりに描かれているのです。

メアリと魔女の花に登場する猫のティブは、スタジオジブリでも人気作品となる『魔女の宅急便』に出てくる黒猫のジジに似ているといわれています。両作品とも魔女が登場する作品になり、スタジオポノックであってもジブリの魔女作品には黒猫が必須なのではないかともいわれていました。ティブとジジは同じ黒猫で性別はオスになりますが、その他の部分で2匹の猫について比較していきましょう。まず、2匹の目について比較していきます。

ジジは絵に描いたような黒猫になり、目は大きく青みのかかった白色をしています。反対にティブは、瞳の色がエメラルドグリーンでジジとは異なりました。また、その他にも異なる部分があり、ジジはスラっとした身体でしっぽが細いのに比べて、ティブは少しポチャッとした身体にしっぽが太くなっています。一番大きい違いは、ジジはキキと会話ができますが、ティブはメアリと会話することができません。

これは、キキは元々魔女でありジジは使い魔ですが、メアリは普通の少女でティブも普通の猫である点が関係しているでしょう。黒猫が魔女の使い魔であるのは、はるか昔から西洋のおとぎ話で言い伝えられています。そのため、魔女の宅急便やメアリと魔女の魔法を知らない人でも、魔女といえば黒猫という認識も強いため、両作品に黒猫が登場しているのでしょう。

メアリと魔女の花に登場する2匹の猫である、ティブとギブについて詳しく紹介してきました。ここからは、映画の中でティブとギブの声優にキャスティングされた人物について解説していきましょう。

メアリと魔女の花に登場するティブの声優にキャスティングされたのは、『ポケットモンスター』でピカチュウの声優をしている大谷育江です。東京都出身で生年月日は1965年8月18日、血液型はB型です。所属事務所はマウスプロモーションになり、1986年から声優活動を開始しており、『コボちゃん』で主役となるコボ役に起用されたことで注目を集めました。

その後もさまざまな作品に声優として登場しており、代表作には『名探偵コナン』の円谷光彦役や『ONE PIECE』のチョッパー役、『金色のガッシュベル!!』のガッシュ・ベル役があげられます。その他にも、『姫ちゃんのリボン』の野々原姫子役や『おジャ魔女どれみ』のハナちゃん役に起用されました。

メアリと魔女の花に登場するギブの声優にキャスティングされたのは、『ぼくたちは勉強ができない』の桐須真冬役で有名なLynnです。名前は「りん」と読み、6月1日生まれの新潟県出身の女性です。血液型はA型で、所属事務所はアーツビジョンです。

2010年代から声優として活動をしており、代表作には『君の膵臓をたべたい』の山内桜良役や『炎炎ノ消防隊』のプリンセス火華役、『はたらく細胞BLACK』の白血球役があります。その他にも、『青のオーケストラ』の立花静役や『ウマ娘 プリティーダービー』のマルゼンスキー役で注目されました。

メアリと魔女の花に登場するティブとギブは、似た容姿をしているためセットでかわいいと評価されています。猫の人気が高いこともあり、どこか愛らしい見た目の2匹はとても人気があることが分かるでしょう。

ティブとギブの関係性が気になる人は意外にも多く、恋仲なのか兄弟なのか分からないという声がありました。原作では双子だった2匹ですが、メアリと魔女の花の映画では恋人ではないかと噂されています。

魔女と黒猫という組み合わせのせいか、やはりティブを見るとジジを思い浮かべる人も多いようです。ジジとティブは同じ黒猫ですが、見た目に少し違いがあります。そのため、ジジとは違った可愛さがあると評価されました。

メアリと魔女の花に登場する猫の名前はティブとギブになり、物語の雰囲気では恋人同士のように見えました。可愛らしいティブとギブを、メアリと魔女の花でぜひ見てみてください。