【トモダチゲーム】ボスとはどんな人物？四部・母親説など正体が誰なのか予想考察

「トモダチゲーム」とは、仲良しグループを形成している5人の高校生が、謎のゲームに挑むというストーリーです。トモダチゲームを運営している黒幕たるボスの正体が、同作品における最大の謎だといわれてきました。この記事では、トモダチゲームの黒幕ボスの正体が誰なのかについて、四部誠や片切友華説など有力人物を挙げて予想考察します。また、トモダチゲームの結末予想や面白い魅力も紹介するため、参考にしてください。

トモダチゲームの漫画は、原作を山口ミコト、作画を佐藤友生が担当しています。同作品は、別冊少年マガジン誌上にて、2014年1月号より連載スタートしました。2024年2月現在連載中で、ストーリーは最終章に突入しています。トモダチゲームのコミックスは既刊24巻で、累計発行部数が530万部を突破しました。また、トモダチゲームは、多彩なメディアミックスが展開されており、その人気と知名度は一般層にまで届いているのです。

トモダチゲームのメディアミックスとは、実写化とアニメ化に分けられます。最初のメディアミックスは、実写版で、吉沢亮を主演に2017年にテレビドラマと映画版が発表されました。また、2022年には誰も予想しなかったとされる、アイドルグループ美 少年のメンバーを主演にしたテレビドラマが放映されています。他に、2022年は、テレビアニメ版が放映されており、これらの影響で同作品は新規ファン層の開拓に成功しました。

トモダチゲームの主人公が誰かといいますと、片切友一という高校2年生の少年です。友一は、貧しい家庭で暮らしていますが、美笠天智、沢良宜志法、四部誠、心木ゆとりの4人と親友関係にあり、楽しい学校生活を送っていました。ところが、ある日クラスで集めていた修学旅行費が盗難に遭い、クラス委員の志法と四部に疑いがかかってしまったのです。友一は、仲間のことを心配し、志法から伝えられたとある場所へと向かいました。

別冊少年マガジンの看板作品と称されているサスペンス漫画トモダチゲームは、2024年2月現在最終章が展開されていて、ファンを中心に盛り上がりを見せています。トモダチゲームを友一たちに課した黒幕は、「ボス」と呼ばれており、その正体が誰なのかが同作品の最大の謎といわれてきました。ボスの正体を予想するファンも、多いとのことです。この章では、トモダチゲームの黒幕たるボスの正体について、人物像を予想考察します。

トモダチゲームの原作漫画では、第87話において「トモダチゲームとは友断ちゲームの意味がある」と明かされています。つまり、ゲームの内容はどうであれ、親友関係にある複数の人物たちの友情といった人間関係を破壊して友達を失わせることが、トモダチゲームのコンセプトだとわかりました。しかも、友断ちゲームの原型を考えたのが、誰あろう主人公の片切友一だと描かれているため、多くのファンが衝撃を受けたとのことです。

ここで、トモダチゲームの黒幕ボスの人物像を予想考察しますと、「友一がトモダチゲームの創始者だと知っている人物」であることが示唆されるのです。そして、ボスは友一のことを、彼の過去から知っている人物であることも浮かんできました。つまり、現在の友情を重んじる優しい性格の友一という人物像が、真っ赤な嘘だということも熟知しているキャラクターであることも窺え、黒幕ボスの正体の大きな手掛かりともいえました。

トモダチゲームの原作漫画は、現在最終章が描かれています。最終章では、友一の過去を知っている、それも彼の悪行を知るキャラクターが多数登場しており、友一が追い詰められていく様子とともに、四部や志法たちが彼のことを疑うシーンも描かれていました。このことから、トモダチゲームの黒幕たるボスの正体は、「友一の過去を知り、彼に激しい恨みを抱く誰か」であると予想考察でき、今後のストーリー展開が注目されるのです。

黒幕であるボスの正体を予想考察する上で、重要な要素だとされているのが、「ボスはみんなが知っている人物」という点でした。「みんな」という言葉について、その範囲がどこからどこまでに及ぶのかは、明らかにされていません。しかし、少なくとも友一たち5人のグループ全員が知っているキャラクターである可能性は、高いといわれています。また、友一の義母の片切友華の友人関係が、「みんな」という予想考察もあるのです。

友華の友達とは、志法の父親沢良宜渉、天智の父親美笠優高、ゆとりの母親心木つぐみ、そして四部の父親四部正一の4人でした。このように友一の交友関係は、実は彼らの親にも繋がっていることが判明しています。つまり、5人の親の誰かが黒幕ボスであると仮定するならば、「みんな知っている」の範囲は、友一たちと彼らの親の友人関係までであると予想考察することができ、トモダチゲームの人間ドラマの面白さが際立っていました。

トモダチゲームという作品を考察する上で、美笠天智の存在は欠かせません。天智は友一たちの仲間の中では、ずば抜けて頭脳明晰であり、学年トップの成績を誇っています。また、コミュニケーション能力にも長けており、グループでは調停役のような役割を担っていました。実は、天智は他の4人よりも一つ年上で、トモダチゲームにも二度目の参加であることが判明しています。また、天智は友一とキスをして、ファンを驚かせました。

最終章における友断ちゲームの4日目に、天智は黒幕であるボスに呼ばれました。実際に声をかけたのは、東條レンです。彼は元々2017年実写版のオリジナルキャラクターでしたが、後に本編に登場した珍しいパターンの人物でした。東條は、天智に向かって「ボスは君とも近しい人間だ」と語っています。このシーンから、黒幕であるボス候補から天智と東條が外れた可能性が、極めて高いのです。

また、その後のトモダチゲーム本編にて、2024年2月現在まだ天智は他の4人と合流していません。このように、天智の動向がストーリー展開のカギを握るとされており、進展が大いに注目されているのです。

トモダチゲームの登場人物の中で、片切友一の仲間Cグループにおける裏切り者は、二人いました。一人目は、心木ゆとりです。ゆとりは、トモダチゲームが行われる最初の時点で、既に他の4人を裏切っていました。そして、彼女は友断ちゲームにおいて、ボスの正体が誰なのかを知っていることを明かしたのです。その証拠に、トモダチゲームの開催前に、彼女はボスと会っていたことを告白しましたが、誰なのかまでは言っていません。

同作品におけるCグループのもう一人の裏切り者とは、四部誠と判明しました。彼はずっと友一の側に立っていましたが、ゆとりの側近で友一とは腹違いの兄弟である斯波真次に言葉巧みに唆されたことで、友断ちゲームで友一を裏切るまでに至っています。斯波が何を語ったのかについては、明かされていません。それでも、話を聞いた四部が、一瞬にして友一に深い憎悪を抱いたことは事実です。

斯波の話の内容については、様々な考察が行われているとのことです。熱心なファンの中には、「斯波が黒幕であるボスの正体と友断ちゲームの理由を四部に話したのではないか？」と予想する人も多く、友断ちゲームのクライマックスが期待されています。

多種多様なメディアミックスが展開された大人気サスペンス漫画のトモダチゲームでは、最終章でボスの正体が明かされることが期待されています。ボスの正体については、熱心なファンによって、SNS上などで予想考察されてきました。果たして、黒幕であるボスとは、誰なのでしょうか？この章では、トモダチゲームの黒幕ボスの正体について、4人の候補者を上げて、それぞれのプロフィールやボスになる理由などを予想考察します。

トモダチゲームのボスの正体とは誰なのかについて、予想考察していますと、最初のボス候補者に上げるのは四部正一です。彼は四部誠の父親であり、現職の市議会議員だと明らかにされました。表向きは、市民のために働いている風を装っているものの、秘書に対してセクハラやパワハラを行い、収賄をしているなど政治家の悪いところが詰まっているような人物であり、家政婦からは忌み嫌われている様子が描かれているのです。

また、四部正一は、学生時代に片切友華たちと5人の仲良しグループを組んでいました。ここでの彼の役割は、明るい性格を活かしたムードメーカー的な存在だったのです。しかしながら、喧嘩も多かったことが窺えます。それでも、憎めないところがあり、仲間たちは彼のことを許していました。こうした役割は、そのまま息子の誠が現在のCグループの中で受け継いでいる様子があります。

四部正一は、第3ゲーム終了後に、トモダチゲームの運営によって悪事が暴かれて逮捕され、その後何者かに殺害されています。それにも拘らず、彼がボス候補に上げられるのは、「友一が死んだはずだと思っている人間がボス」というヒントが仄めかされたからでした。また、「政治家だった四部正一ならば、トモダチゲームの組織を管理運営することも可能だ」と予想考察するファンも多く、ボス候補の筆頭に上がることが多いのです。

友断ちゲームの中で、続々と犯した罪が暴かれている片切友一ですが、彼はあろうことか過去に3人の仲間を殺害したことが明らかにされました。その内の二人は、彼の義母の友華で、もう一人は斯波大善であることがわかっています。最後の一人については、2024年2月時点で不明なのです。ちなみに、友一が友華と大善を殺害したのは、ほぼ同じタイミングであり、そこにはあまりにもショッキングな事情が絡んでいました。

友一は、斯波大善が友華に性的な暴力をふるっている現場を目の当たりにしました。母親を犯している男を許せなかった彼は、激高して大善を殺害したのです。その後、友華は息子に対して、これまで隠していた秘密を打ち明けました。それを聞いた友一は、良心のタガが完全に切れてしまったようで、笑いながら母親のことを殺します。友華が義理の息子に向かって何を言ったのか、その内容とは未だに明らかにされていません。

しかし、トモダチゲームのボスが、友一が死んだと思っている人物だと仮定するならば、友華もボス候補に上がってくるのです。友華が、なぜ血が繋がっていないとはいえ息子のことを友断ちゲームで追い込んでいるのか、理由は明らかではありません。また、義母を殺害したにも拘らず、友一は片切姓を名乗り、義母の教えを大切にして生きてきました。このような、愛憎が入り混じった母と子のドラマの結末が、注目されています。

斯波大善とは、片切友一の育ての親で、彼から「先生」と呼ばれていた人物でした。友一のゲームにおける類稀なスキルや、人心掌握術を教え込んだのも大善であり、友一の幼少期には二人で何かしらの悪事に手を染めていたことが示唆されています。しかし、現在の彼は「斯波」と呼ばれることを極端に嫌っているのです。その理由は、大善が友華に性的暴力を働いたことにあると考察されていました。

仮に斯波大善が生きているとすると、自分を殺害しようとした友一に恨みを抱いていることは容易に推察されます。このため、斯波大善がトモダチゲームのボス説も浮かび上がってきました。

沢良宜志法の父親が誰かといいますと、沢良宜渉という中年男性です。渉は現職の刑事で、友華の仲間の中では、唯一生存している人物とされていました。また、彼は刑事という職業柄、仲間たちが友一によって家庭崩壊の憂き目に遭ったことを知り得ることもできます。このことから、渉が仲間たちの復讐を果たすために、トモダチゲームを計画、実行したのでないかと考察するファンもいて、彼の今後の動きが注目されているのです。

山口ミコト原作、佐藤友生作画の大ヒットサスペンスゲーム漫画のトモダチゲームは、ボスが誰なのかが関心事の一つとされています。また、ストーリーが最終回に突入していることから、どのような結末を迎えるのかが、注目の的となってきました。果たして、トモダチゲームは、どのようなラストになるのでしょうか？この章では、トモダチゲームのボスが誰なのかを踏まえつつ、結末を予想考察していきます。

トモダチゲームは、最終回において、片切友一の悪事が続々と暴かれています。また、そのことでCグループの関係性に亀裂が入っており、予断を許さない状況が続いてきました。ファンの関心は、友一がボスを倒せるか、そして運営を完全に解体できるのかに注目が集まっているとのことです。どのような結末になるのかは不明ですが、友一に完全勝利してほしいというファンの声が多く見受けられます。

トモダチゲームのストーリーは、親友だと思っていたキャラクターたちが裏切り裏切られたりを繰り返すという、ヘヴィながらリアルなドラマが描かれてきました。しかし、最終回では、カタルシスを得たいというファンも多いとのことで、Cグループの人間関係が成長した形で続いてほしいという意見も多く見受けられます。

二度のテレビドラマ版とテレビアニメ版が、大ヒットを収めたことでも知られる人気サスペンスゲーム漫画のトモダチゲームは、「これまでの少年漫画には見られない面白さがある」と高評価されているとのことです。また、「救いようのないダークな世界観やドラマが逆に楽しい」という意見も多数寄せられました。この章では、トモダチゲームの面白い魅力について、4項目に分けながらネタバレを含めて取り上げていきます。

トモダチゲームの面白い魅力として多くのファンが真っ先に上げているのは、タイトルにもなっているゲームの内容にあるとのことです。案内人である人形のマナブくんによって導かれた参加者たちが挑むゲームには、「陰口スゴロク」や「友情かくれんぼ」など、既存のゲームを用いて人間の暗部を浮き彫りするルールを加えたものが多く、ファンや読者に鮮烈な印象を与え、同作品の大ヒットの原動力になったと高い評価を受けました。

トモダチゲームは、先述したように人間のダークな部分を描いた漫画です。そのため、読み手にとってはカタルシスが欲しいところなのですが、その役割を果たしているのがゲームのクリアシーンです。ダークヒーローの極みともいえる片切友一が、頭脳や人心掌握術を駆使してゲームをクリアする姿には、謎の爽快感があるといわれており、面白い魅力に繋がっていました。

トモダチゲームの面白い魅力の一つに、人間の醜い姿がリアルに描かれている点があるとのことです。同作品の登場キャラクターには、例外なく醜い部分やゲスな部分があり、そのことが克明に表現されることで作品に深みが生まれていると評されています。

トモダチゲームの主人公である片切友一は、いわゆるダークヒーローに位置付けることのできるキャラクターです。当初は、友情を大切にする心優しい人物だと思われていましたが、ストーリーの進捗とともにヤバイ人間であることが明らかにされました。ゲームをクリアするためには手段を選ばないという一面が、彼のかっこ良さになっているとのことです。

また、片切友一は、狂気を前面に押し出してくる人物であることも表現されています。そのことを如実に表しているのが、顔芸ともいえる彼のゲスな表情でした。整った容姿の友一の顔が、狂気で歪んだ笑顔に変貌する点が、多くのファンを魅了しているのです。

この章では、トモダチゲームのボスに関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。同作品の黒幕といえるボスは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、トモダチゲームの大ファンだと思われる方のツイートです。同作品の原作漫画を最新話まで読んで、ボスの正体は消去法で片切友華ではないかと予想していました。

こちらは、トモダチゲームを熱心に考察していると思われる方のツイートです。同作品のボスの正体について、斯波大善説はありきたちでりあり、片切友華がボスではないかと予想しています。

こちらは、トモダチゲームの原作漫画を読んでいる方のツイートです。同作品のボスについて、最初は斯波大善だと思っていたけれども、四部正一の可能性もあるとつぶやいていました。

この記事では、トモダチゲームのボスについて正体をメインに予想考察してきました。最終章が連載中の同作品では、ボスの正体が明かされることが注目されています。ボスに注目して、トモダチゲームの原作漫画を読んでください。