トモダチゲームの死亡キャラ一覧！死因や登場人物との関係もネタバレ解説

幼い頃に「金より友達」という母からの教え通りに、金よりも友人を大事にしている主人公の活躍を描いた漫画『トモダチゲーム』。本作はデスゲーム系統の漫画ではあるものの、ゲームに負けてもお金を失ったり、借金が増えたりするため頭脳戦・心理戦がメインとなっています。しかし少なからず死亡キャラは存在しているため、ここからは死因や登場人物との関係性をネタバレしつつ、死亡キャラを一覧化していきます。

『トモダチゲーム』は別冊少年マガジンにて、2014年1月号から連載されているサスペンス漫画です。原作・原案は山口ミコトが、作画は佐藤友生がそれぞれ担当しています。2022年4月時点で20巻が刊行され、累計発行部数は440万部を突破しています。2017年4月6日から27日にかけてテレビドラマが放送され、その後2022年7月23日から『トモダチゲームR4』というタイトルでテレビドラマが放送されました。

ここでは『トモダチゲーム』のあらすじを簡単にまとめていきます。主人公は幼い頃に「金より友達」という母からの教え通りに金よりも友人を大事にしている片切友一です。訳あって男子高校生でありながら新聞配達や内職をして生活費を稼いでいた友一は、ある日クラスで修学旅行費が盗まれてしまうという事件が起きた結果、仲の良いクラスメイトとともに拉致されて謎のゲームの会場に連れてこられてしまいます。

『トモダチゲーム』はデスゲーム系統の漫画ではありますが、ゲームに負けてもお金を失ったり、借金が増えたりする頭脳戦・心理戦がメインとなっているため、作中で登場人物が死亡することは他のデスゲーム系統の作品と比べて少ない方です。ただ、少なからず死亡するキャラは存在しています。では、作中で誰が死亡したのか？ここからは『トモダチゲーム』の死亡キャラと死因・登場人物との関係を一覧形式で紹介します。

1人目に紹介する『トモダチゲーム』の死亡キャラは、美笠天智の父親である美笠優高です。天智は優高にトモダチゲームに参加させられて2000万円の借金を背負わされたことを話します。そこで、優高はトモダチゲームの詳細を知るべく、沢良宜家に向かいました。しかしその途中でヒットマンの須原岳に殺害されてしまいます。死因は自殺として扱われています。

2人目に紹介する『トモダチゲーム』の死亡キャラは、四部誠の父親である四部正一です。政治家・市議会議員として活躍する正一でしたが、「第二ゲーム・陰ロスゴロク」にて女性スキャンダルや多額の借金、反社会勢力への賄賂の受け渡しなど数々の悪事を働いたことをトモダチゲームの運営に暴露されてしまいます。それによって正一は逮捕されます。しかし保釈中に何者かに殺害されてしまいました。

3人目に紹介する『トモダチゲーム』の死亡キャラは、片切友一こと斯波真次の父親である斯波大善です。斯波大善は稀代の詐欺師と呼ばれるほどのテクニックを持つ詐欺師。そして友一の師匠でもあり、金の大切さや怖さという金に対する心構えや実践的な詐欺のテクニック、ギャンブルでの必勝法などの術を友一に教えています。しかし、過去の話によると友一によって殺害されているようです。

4人目に紹介する『トモダチゲーム』の死亡キャラは、トモダチゲームの運営側の人間である西澤アキラです。ブレイブサンシャイン号の責任者。「友断ゲーム」の序盤に首を吊った遺体で発見されています。ゲームの参加者からは死亡キャラと認知されていますが、運営側の人間であることを考慮すれば、ゲームを錯乱させるためにやった演出だと考えられます。つまり死亡していない可能性が高いということです。

5人目に紹介する『トモダチゲーム』の死亡キャラは、片切友一こと斯波真次の母親代わりをしていた片切友華です。冒頭で「お金よりも大切なモノがある」と友一に伝えていた人物。斯波大善によって悪人の面を持つようになった友一ですが、友華のおかげで優しい人間性を兼ね備えるようになっています。友一はそんな友華のことをとても優しい人物だと言っていますが、友一の過去の話によると何らかの形で友一が殺害しています。

ここまで『トモダチゲーム』の死亡キャラと死因・登場人物との関係を一覧形式で紹介しました。そしてトモダチゲームに参加した5人、片切友一・美笠天智・沢良宜志法・四部誠・心木ゆとりのメンバーの中には裏切り者がいると示唆されています。では、トモダチゲームの裏切り者は誰なのか？ここからはその裏切り者やトモダチゲームの最終回をネタバレありで予想していきます。

『トモダチゲーム』の物語序盤で美笠天智が自らトモダチゲームに参加を申し込んだことが分かり、その行動理由が沢良宜であると明かされました。しかし、天智と宜が裏切り者というわけではありません。真の裏切り者は心木ゆとりです。

またトモダチ殺し合いゲームでは何かを吹き込まれた四部が裏切っています。ただ、その上で最初にゆとりが裏切ったわけではないことに加え、四部の言動から裏切り者が他にいることが分かっています。そもそも裏切り者であるラスボスが最終ゲームに参加していなければストーリーが進まないため、友一と沢良宜のモノローグが明確に描かれていることを考慮すれば、裏切り者は四部であると考察されます。

では次に『トモダチゲーム』の最終回をネタバレありで予想します。まず友一の目的は、第2ゲーム終了時に運営を潰すというものであることが明かされました。そこで友一は運営を潰すべく、可能な限り運営に入る金が少なくなるように戦っています。

そして最終回では片切友一・美笠天智・沢良宜志法・四部誠・心木ゆとりの5人の中から真の裏切り者が判明し対決、それによって友一が勝利してトモダチゲームが閉鎖されるといった流れが予想できます。最後は『トモダチゲーム』のテーマである「真の友情」を取り戻し、裏切り者を抜いた5人の中の誰かとハッピーエンドを迎えるのではないでしょうか？

ここまで死亡キャラと死因・登場人物との関係をネタバレありで解説しながら死亡キャラを一覧形式で紹介し、裏切り者や最終回を予想してきましたが、ネット上では『トモダチゲーム』についてどのような声があがっているのでしょうか？ここからはネット上に寄せられた『トモダチゲーム』に関する感想や評価を紹介していくのでぜひ最後までご覧ください。

『トモダチゲーム』の作品系統に関する感想や評価があがっています。やはり『トモダチゲーム』には死亡キャラが少ないということで、デスゲーム系統の作品ではないのではないかと疑問視されています。

『トモダチゲーム』の運営に関する感想や評価があがっています。感想では「これで死亡者が出ても運営の負けにはならないのか」と言われているのですが、このように言われるのは死亡者が出ると運営の負けが決まると認知されていたからでしょうか？死亡者と運営との関係性にも注目してみると良いかもしれません。

『トモダチゲーム』の片切友華に関する感想や評価があがっています。どうやら、片切友華は救われなさすぎるキャラクターだと考えられているようです。死亡が確定しているという点もその理由のひとつ。死亡キャラの中では一番印象深い人物だったりするのかもしれません。

『トモダチゲーム』の死亡キャラ一覧化し、死因や登場人物との関係もネタバレ解説してきましたがいかがでしたか？今回は死因や登場人物との関係をネタバレありで解説しつつ、美笠優高・四部正一・斯波大善・西澤アキラ・片切友華といった5人の死亡キャラを一覧化しました。

一覧を見ると、トモダチゲームの参加者からは一人も死亡キャラが出ていないのが分かります。やはり参加者の5人から一人だけ存在する裏切り者と片切が対決する流れになるのでしょうか？今後も『トモダチゲーム』の登場人物たちの動向に注目しておきましょう。