竜とそばかすの姫の登場キャラ・相関図まとめ！声優キャストやあらすじもネタバレ

こちらの記事では、『竜とそばかすの姫』の登場人物の相関図を、ネタバレを交えて紹介していきます。登場人物の相関図ネタバレを詳しく知りたい人は、『竜とそばかすの姫の相関図と登場キャラ』の項目の中で紹介しているので、そちらをチェックしてみてください。竜とそばかすの姫の登場人物の相関図ネタバレの他にも、物語のあらすじや、登場人物の声を演じた声優キャストについても紹介しています。

まずは、下記の項目で竜とそばかすの姫の作品概要や物語のあらすじ、竜とそばかすの姫の作者が伝えたかったメッセージについて紹介しています。竜とそばかすの姫の相関図を知りたい人も、まずはそちらの項目から目を通してみてください。

竜とそばかすの姫の登場人物のネタバレ相関図を紹介する前に、まずはどのような作品なのかを紹介します。竜とそばかすの姫は、2021年7月16日に公開された、細田守監督のアニメ映画作品です。竜とそばかすの姫が公開された翌年の2022年には、第45回日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞と、最優秀音楽賞を受賞しました。「仮想空間が舞台というあらすじが、現代的で面白い」と評価されています。

竜とそばかすの姫のあらすじを紹介します。竜とそばかすの姫は、高知県の田舎町と、インターネットの仮想空間が舞台となっています。友人に誘われて仮想空間・Ｕを利用するようになったすずは、ベルというアバターを作り遊んでいました。すずの美しい歌声の噂は瞬く間に広がり、コンサートが開かれるほどになります。しかし、コンサート当日に竜の姿をしたアバターが乱入したことで、すずのコンサートは台無しになってしまいます。

竜とそばかすの姫の主人公・すずは、物語の冒頭では、周囲の意見に流されてしまう性格をしています。しかし、仮想空間・Ｕで歌を人々に聴いてもらい、自分の居場所を手に入れてからは、自分の心に従って行動するようになっていきます。そのようなすずの行動に、批判や中傷をする者もいますが、多くの人は賞賛の声をかけてくれます。

そのように、人の目を気にせず自分の心に従って生きて行くことが大事だという思いが、竜とそばかすの姫のあらすじには込められているのではないでしょうか？また、すずの友人・ヒロちゃんは、物語のあらすじで「アンチがいるのは本物の証拠」と口にしています。

人気有名人であろうと、著名な作家であろうと、批判の声はあがるものです。そのように、「反対意見を持たれることは、人々の琴線に触れるものを持っているから」というメッセージも、竜とそばかすの姫には込められているのかもしれません。

竜とそばかすの姫の相関図をネタバレを交えて紹介します。竜とそばかすの姫の相関図は、主人公である女子高生のすずが中心となっています。相関図のなかで、最もすずと近い位置にいるのは、すずの親友・ヒロちゃんと、幼なじみのしのぶくん、そして竜の正体である恵でしょう。前述の相関図には当てはまらないものの、ほかにも、竜とそばかすの姫には多くの登場人物が登場しています。

現実世界では、他にも合唱隊の女性たちや、すずの父親、恵の弟などが登場します。仮想空間・Ｕの相関図では、すずが扮するアバターのベルのコンサートを台無しにした竜（恵）や、竜を排除しようとしているスティンなども、重要キャラクターとなっています。

すずは、竜とそばかすの姫の主人公で、本名を内藤鈴といいます。高知県の田舎町に住む17歳のじょしこうせいで、幼い頃に母親を川で亡くしています。内向的な性格で、学校では目立たない存在だったすずですが、親友のヒロちゃんに誘われ始めた仮想空間・Ｕで歌を披露したことで、Ｕの歌姫として一躍脚光を浴びることになります。

竜は、仮想空間・Ｕですずのコンサートに乱入してきた、竜の姿をしたアバターです。現実世界での姿は、恵という名前の14歳少年で、父親に監禁されるなどの虐待を受けています。Ｕで知り合ったすずが、竜の異変に気づき、現実世界の恵を助けようと動き出します。

すずの幼なじみで、幼い頃母親を亡くし悲しんでいたすずに優しく声をかけた同級生の男の子です。一度疎遠になってしまいましたが、高校生になって再会したことで、すずのことを気に掛けるようになります。しかし、バスケ部のエースで人気者なしのぶくんに引け目を感じたすずから、距離を置かれています。

すずと仲の良いカヌー部のエースで、しのぶくんとも仲の良い人物です。明るく親しみやすい性格で、子供を虐待する親を見て怒りを露わにする正義感も持ちあわせています。仮想空間・Ｕでは、犬のダックスフンドの姿をしています。学校の人気者であるルカちゃんに片思いされており、それを知ってカミシンもルカちゃんのことを気に掛け始めます。

明るく優しい学校の人気者で、すずにも声をかけてくれる人物です。所属している吹奏楽部でも、周りの指揮をとり、部員たちから親しまれています。すずと一緒にいるときは、ゆるいマイペースな姿などを見せており、すずからも憧れの人として尊敬されています。カミシンに好意を抱いているものの、なかなか話しかけることができずにいます。

ヒロちゃんは、すずの同級生で親友の女の子です。インターネットに詳しく、すずに仮想空間・Ｕを紹介した人物です。すずの歌声が注目を浴びたことで、すずを仮想空間・Ｕの歌姫としてプロデュースしました。頭脳明晰で情報収集能力も高く、すずの頼れるプロデューサーとして活躍します。

仮想空間・Ｕの自警組織を名乗る「ジャスティス」のリーダーで、Ｕで迷惑行為を行うものを取り締まり、排除する活動をしています。しかし、いきすぎた正義感によって、Ｕの利用者たちに非難されることもあります。特に竜に対して執着を見せており、彼を排除しようと躍起になっています。

竜とそばかすの姫の主人公・すずの声を演じた声優キャストは、シンガーソングライターの中村佳穂さんです。映画の主題歌「U」の歌唱も担当しています。2021年の第72回NHK紅白歌合戦に、竜とそばかすの姫の主題歌「Ｕ」の歌手として参加しています。

竜とそばかすの姫のメインキャラクター・竜の声を担当した声優キャストは、人気俳優の佐藤健さんです。佐藤健さんは普段、実写版映画『るろうに剣心シリーズ』の緋村剣心や、『仮面ライダーシリーズ』の野上良太郎など、俳優キャストとして活躍しています。アニメでは、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』のリュカの声優キャストとしても出演しています。

しのぶくん役として、竜とそばかすの姫の声優キャストを担当したのは、成田凌さんです。声優キャスト以外では、雑誌モデルや俳優として活躍されています。竜とそばかすの姫以外のアニメでは、『君の名は。』と『天気の子』の勅使河原克彦役や、『ONE PIECE FILM GOLD』のカーブ役などを演じています。

カミシンの声を演じたのは、テレビドラマや映画で俳優キャストとして活躍されている染谷将太さんです。これまでにも、細田守監督の映画作品に声優として何度も出演されており、『おおかみこどもの雨と雪』の田辺先生、『バケモノの子』の九太、『すずめの戸締まり』の岡部稔などの役を演じています。

学校の人気者であるルカちゃんの声を演じたのは、モデルや女優として活躍されている玉城ティナさんです。アニメ声優として活動するのは、竜とそばかすの姫が初めてで、アニメ以外では洋画『THE IDOL/ジ・アイドル』の主役・ジョスリンの声を演じられています。

すずの親友・ヒロちゃんの声を担当したのは、人気音楽ユニット・YOASOBIのボーカルとしても活躍している幾田りらさんです。YOASOBIでは「ikura」名義で活動されています。アニメでは、『パリピ孔明』で幾田りらの本人役を務めたほか、『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』の小山門出役なども演じられています。

すずと竜の敵として立ち塞がったジャスティンは、声優の森川智之さんが声を演じています。これまでに、『鬼滅の刃』の産屋敷耀哉、『クレヨンしんちゃん』の野原ひろしなど、多くの人気キャラクターを演じられています。

竜とそばかすの姫は、ストーリーあらすじも面白いと話題ですが、作中ですずが歌う曲も素晴らしいと評判です。すずの声を担当している中村佳穂さんは、普段シンガーソングライターとして活躍しており、その歌唱力は折り紙付きです。

こちらのかたは、仮想世界で話題になるという展開が面白かったとコメントされています。近年では、Vtuberなどインターネット上で活動する人も増えてきているため、ストーリーを身近に感じた人も多かったのではないでしょうか？

こちらのかたは、竜とそばかすの姫を見て「序盤で既に世界観に引き込まれた」と感じたようです。竜とそばかすの姫は、登場人物の成長や映像のインパクト、曲の美しさなど、見どころがたくさんあります。まだ見たことがない人は、この機会に観賞してみてはいかがでしょうか？

以上、竜とそばかすの姫の登場人物たちの相関図や、声優キャストをネタバレを交えて紹介してきました。竜とそばかすの姫は、17歳の内向的な少女・すずが、仮想空間での出会いや出来事を通して成長していく物語です。

すずの声を担当している中村佳穂さんは、普段シンガーソングライターとして活躍しており、劇中の歌唱力が絶賛されています。竜とそばかすの姫は、現在多くの動画配信サイトで公開されているので、気になった人は、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか？